親子二人で登った日本百名山

秩父・多摩・甲斐の山

(金峰山・瑞牆山・甲武信ヶ岳・雲取山・大菩薩嶺・両神山)

金峰山(2598m)

登山日   1998年10月10日
登山経路   廻目平8:40〜登山口9:40〜金峰山小屋11:30〜金峰山11:50/13:00〜登山口14:55〜廻り目平15:50
天候      晴

小川山に登るクライマーを乗せて金峰山荘の駐車場へ、西股沢沿いの林道を上ること1時間も歩くと金峰山登山口に着きます。本格的な登りを前にここで休憩。鬱蒼としたモミやシラビソの林を越えると、やがて見事なシャクナゲの林に入り展望も開けます。
瑞牆山の異様な姿,五丈岩が見えてくると金峰山小屋です。沢山の登山者が瑞牆山をバックにシャッターを押していました。山頂への道はキバナシャクナゲの中を20分です。
五丈岩を右に11時45分、山頂に立てば富士山が正面にお出向かえ。
山頂も大混雑で記念写真も順番待ちです。国師ヶ岳を見ながら13時まで休憩、天候も怪しくなってきたので往路を2時間50分かけて金峰山荘に戻りました。
この山はシャクナゲの咲く頃に是非もう一度と思いました。
小川山でフリークライミングに励むパーティを沢山見かけました。ここがフリークライミングのメッカということも初めて知りました。

再登山 2013.6.13 大弛峠からの記録

3回目  2023.6.17 大弛峠からの記録

瑞牆山(2230m)

登山日   1999年10月29日
登山経路   瑞牆山荘〜富士見平〜天鳥川〜瑞牆山〜 瑞牆山荘
天候      曇

富士見平にはこの時期でもキャンプ゚を張る夫婦登山隊があってびっくりしました。
きっと百名山病者でしょう。他人のことを言える柄では有りません「親子二人連れ登山隊」も今は完全な百名山病におかされています。富士見平から天鳥川に下り、見上げるような巨岩を縫うように這い上がり瑞牆山を目指しました。頂上からは八ヶ岳、金峰山が指呼の間に見て取れます。ここも平日というのに山頂は賑わっていました。
下山は富士見平から林道を下りましたが、瑞牆山の巨岩に緑の松と真っ赤な紅葉が映えて、彩なす錦秋の景色でした。

再登山 2018年6月15日の記録

 

甲武信ヶ岳(2475m)

登山日    1998年10月11日
登山経路  毛木平7:30〜滑滝9:00〜千曲川源流10:00〜甲武信ヶ岳10:50/12:30〜毛木平15:30
天候     快晴

梓山の旅館白木屋は深田久弥もその昔投宿した古い旅館でおばあさんが古い話をしてくれました。
毛木平に入り、駐車をして歩き出すと、まだまだ車が上には入れそうなので車に戻り、更に林道を走りました。何回か腹をこすりながらですが徒歩20分くらいは稼いだでしょうか。
林道終点から登山道に入ると「千曲川源流遊歩道」の標識が立っていて良く整備されています。西沢の瀬音を聞きながら滑滝を見て、いくつもの木橋を渡り、登山とはちょっと趣の違う登山道を2時間半歩くと、「千曲川・信濃川水源地」標につきます。水源の割には多い水場で喉を潤しました。20分ほど急登をあえぐと,国師が岳に伸びる稜線へ、更に30分で甲武信ヶ岳の山頂を踏みました。まさに雲一つない晴天に恵まれて、大展望が開けていました。
北アルプスから上信越の山々、南アルプスから八ヶ岳が指呼の間に見えました。
昼食を摂ったり写真を撮ったりして、1時間40分も休憩して下りにかかりました。

再登山 2006.12.06三宝山・甲武信ヶ岳の記録

3回目登山 2015.11.10 甲武信ヶ岳〜三宝山〜十文字山の記録

 

雲取山(2017m)

登山日   1998年11月8日
登山行程  鴨沢〜石尾根〜七ツ石山〜小雲取山〜雲取山ピストン
天候     晴

再登山    1999年12月25日
再登山    12/24 三峰神社〜霧藻ヶ峰〜白岩山〜芋ノ木ドッケ〜雲取山荘(泊
         12/25 雲鳥山荘〜雲取山往復〜三峰神社
天候      晴  

再登山記
99年の登り納めに三峰神社から雲取山荘に入り雲取山を往復してきました。
12/24
三峰神社に駐車、雲取山はいくつもの峰を越えた向こうに見えます。なだらかな檜の林の中、霧藻ヶ峰休憩舎に到着ここで一服、これから先はお清平、前白岩山、白岩山、芋の木ドッケとアップダウンを繰り返し、体力を消耗しながらの尾根歩きが続きます。途中,白岩山には人なれした鹿がいて、休んでいると餌をねだりに来ます。日陰の雪を踏むとキュキュと心地よい音が響き、5時間も歩くと今年建て替えられたばかりのきれいな雲取山荘に到着。一泊二食で6500円と値段も手ごろです。10畳の部屋にはコタツも有って、同宿者と山の自慢話に花が咲きました。ビールとウィスキーでほろ酔い加減になって、コタツに足を入れて暖かな夜を過ごしました。深夜外に出てみるとキーンという冷気の中満天の星空に東京の夜景がきれいに見えました。
12/25
きれいなのは山荘ばかりでは有りません。トイレも食事も行き届いていてさすが東京の山だと感心しました。小屋から30分も登ると雲取山頂です。冷え切った澄み渡った向こうに富士山、南アルプスの遠望が良く利いていました。昨日山荘に泊った登山者は石尾根越えて奥多摩へ縦走するものが多いようでした。昨年歩いた七つ石山への道が良く見えました。
小屋に戻り、昨日来た道を4時間半かけて三峰神社駐車場に戻りました。随分と歩きがいの有るコースです。

 3回目 2023年10月 飛龍山〜雲取山縦走記

 

大菩薩嶺(2057m)

登山日   1998年11月8日 
登山行程  日川峠〜大菩薩嶺ピストン
天候     晴


再登山    2000年12月17日 
登山行程  裂石8:10〜上日川峠9:35〜福ちゃん荘〜大菩薩峠10;40〜2000m地11:40/12:00〜大菩薩嶺12:10〜丸川峠13:10〜裂石14:05
天候      晴 

再登山記
裂石の民宿を7時50分に出発、千石茶屋のすぐ下から林道閉鎖です。雪も凍結もないのに、随分なと思いながらも、尾根道の登山路を落ち葉を踏み、1時間20分で上日川峠着。峠の反対側の林道は開放されていて、駐車場には登山者の車が7台くらい来ていました。
福ちゃん荘〜大菩薩峠〜雷岩へ。
今日は絶好の天気です。富士山はもとより、南アルプスを一望しながらゆっくり休憩を取りました。その後頂上を踏み、丸川峠経由で丁度2時間かけて裂石に下山しました。天気に誘われたのか、山中で出会った人は50人を超えていたと思います。
6時間の山行でしたが、やはり麓から登って良かったなと思いました。
大菩薩の湯で汗を流して、長野に戻りました。
今年の山行はこれにて締めくくりです。山行記にお付き合い頂き本当に有難うございました。山の話を聞いてもらえる人がいると言う事は山の楽しみを倍化すると言うことです。

  2015年11月11日 大菩薩嶺〜小金沢山の記録

 

両神山

登山日   1998年5月31日 再登山2000年12月16日
登山経路  日向大谷9:25〜清滝小屋11:05〜両神神社上社〜両神山12:15/13:00〜清滝小屋〜日向大谷15:20
天候     晴

再登山記
白井差からの登山道が閉鎖されたので、2年前と同じ日向大谷から登りました。記憶に残る登山道も、前回は6月でしたので、季節が違うので随分と趣の違うものです。葉っぱを落とした山道はさびしく感じるものですが、私はこの風情が大好きです。
1時間40分で清滝小屋に到着。清滝小屋から一位ガタワ方向は通行不能です。鎖場の鎖も撤去されたのでしょうか。
小屋の後ろから頂上を目指しますが、一位ガタワからの鎖場に負けないくらいの急登を超えて両神神社上社へ。ここから先がなんと旧道の脇に新道が作られ、一部はそのままであったりで、何の為の自然保護か分かりません。頂上直下まで右側を巻いた新道を通って1時間(清滝小屋から)で山頂を踏みました。下界は長閑な小春日和のようでしたが、山頂は風が強く、甲武信ヶ岳や雲取山の展望も今一つでした。
40分の昼食休みの後、来た道をノンストップで2時間20分で日向大谷に戻りました。
10組20人くらいの方が山に入っていました。

 

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