奥秩父の山
(金峰山・国師ヶ岳・小川山)

金峰山 キンプサン 標 高 2596m 日本百名山

山 域

奥秩父

朝日岳 アサヒダケ 標 高 2579m - 山 域 奥秩父
登 山 記 録
登山月日 2013年6月10日
登山経路

大弛峠8:25〜朝日岳9:45/9:55〜金峰山10:55/12:00〜朝日岳14:05

行動時間 登り 2時間30分 下り 2時間05分 合計 5時間40分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 江口夫妻

情  報

アクセス 川上村・川端下から大弛峠までダートだが良く整備されていた 山梨県は舗装された観光道路
トレイル シラビソ林の中良く整備された尾根道を行く
水場・トイレ 大弛峠に山小屋あり・公衆トイレある
その他 金峰山最短ルートで人気のコース

山行記


大弛峠〜1時間ほどで朝日岳へ


←金峰山  朝日岳から  →富士山

 
金峰山頂とシンボルの五丈岩

15年ほど前ムスコと百名山巡りを始めた時は廻り目平から登った金峰山、記憶も薄れて今回も同じコースを登ろうと思って廻り目平に早朝早く着いた。登山口のある金峰山荘の駐車場は有料でゲートがある。自動ゲートで入場は可能だが、登山するのに関係の無い施設が駐車料金を徴収するとは関所のような存在で面白くは無い。
来た道を1キロほど戻った川端下から大弛峠を越える「牧丘・川上林道」が通行できそうである。10年前に国師ヶ岳に登ったときに一度通行しているが、酷く荒れた林道で歩いたほうが早いと思われるほどであった記憶があり、今回も通行は無理と思われたのであるが、林道入口案内には「太弛峠まで通行可能」とあったので、大弛峠から朝日岳越えて金峰山の短縮コースの尾根道を歩く事にして林道に入る。しばらくは舗装道路が続いていたがやがて砂利道となってやはり荒れていた。しかし以前ほどでなく、今は通行車両も多そうである。落石や雨水で洗掘された場所を除けながら道を選び慎重に進み、30分以上かけて山梨県側からは舗装された観光道路が延びる標高2300mの大弛峠に到着した。20台ほど駐車可能な駐車場には公衆トイレもあり大弛小屋もすぐ近くにあり、ここまで舗装道路を延ばした山梨県には感謝しなければと思うのであった。

今日は甲府在住の江口夫妻との同行登山で、江口夫妻は大弛み峠、私は廻り目平から登り、金峰山山頂で落ち合う約束をしていたのであるが、大弛峠〜一緒に行動できる事を喜び合う。金峰山までは標高差300mほどであるが途中に朝日岳を越えて行く尾根歩きである。
登山口で写真を撮った後シラビソ林の登山道に入る。標高2400mを越える縦走路に広く緩やかな快適トレイルが続いている。30分ほどで朝日峠に着き一息入れる。そして又緩く登って行くと岩稜帯となり樹間が開けて左側に甲府盆地とその先に富士山が顔をのぞかせていて絶好の撮影ポイントである。そしてすぐ先が朝日岳山頂であった。山頂の先にはベンチも設けられていて始めて金峰山が望める休憩ポイントである。急ぐ山旅では無いのでゆっくりと休憩し、朝日岳の先の急坂を下る。下りきると鬱蒼としたシラビソ林の中の登山道で鉄山(クロガネヤマ)などを巻きながらむ。やがて森林限界に出てハイマツ帯となり登山道脇にはキバナシャクナゲが咲き乱れる癒しのプロムナードとなっていた。15分ほどハイマツと岩場を縫って進み金峰山山頂に到着した。ここまで大弛峠からゆっくりと休憩を挟みながらも2時間半の行程であった。
15年ぶりの山頂で記憶は無かったが山頂のシンボル五丈岩は健在である。山頂記念写真の後は五丈岩を眺めながらの昼食休憩である。江口さんが若かりし頃は金峰山に来るたびに登ったという五丈岩には若者がトライしていたが岩の天辺に立つものはたった一人だけであった。

1時間以上の山頂ステイを楽しんで帰路はキバナシャクナゲ等をカメラに収めながら往路を下った。日本百名山金峰山も大弛み峠からのコースでは少々物足りない思いのする短縮ルートではあった。


キバナシャクナゲが見ごろ


日本三百名山 国師ヶ岳
北奥千丈岳
コクシガタケ
キタセンジョウガタケ
標 高 2592m
2601m

山 域

奥秩父
登 山 記 録
登山月日 2003年8月13日
登山経路 大弛峠7:30〜前国師岳〜北奥千丈岳8:05/8:15〜国師ヶ岳8:30/8:40〜大弛峠9:10
行動時間 登り1時間 下り30分 合計1時間40分(休憩時間含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 長野県側からの大弛み峠までの峰越林道は荒れたダートのひどい道
トレイル 良く整備された苔むすトレイル
水場・トイレ 大弛峠にある
その他 国師ヶ岳は一等三角点
山行記

長野県川上村から山梨県塩山市に延びる峰越林道も塩山市側から県境の大弛峠までは舗装整備されているが、長野県側は荒れるに任せて、荒れたダートの道となってしまっている。川上村秋山からそんな状態の15キロを1時間近くかけて大弛峠まで走った。タイヤがバスしやしないか途中で通行不能になるのではないかと、ひやひやしながら手に汗握る1時間であった。
峠には山梨県が整備した公衆トイレや案内看板が設置されていて、この山に掛ける両県の対応の開きが感じられるのである。大弛峠は標高2300mを越えていて、車が走れる峠としてはおそらく全国最高地点ではないだろうかと思う。早朝にも関わらず既に5台ほどの車が駐車していた。峠のすぐ上にある大弛小屋に泊まった客のものであろうか。
国師ヶ岳への登山道は小屋の横から延びている。巨石の転がる中を進むと木道もきれいに整備されている。なんだか深山幽谷の奥秩父最高峰に延びるトレイルとは思えない雰囲気である。30分もすると前国師ヶ岳に着いた。ここから右に北奥千丈岳、左に国師ヶ岳が手に取るほどのところに見える。二つの名前を付けるほどの山頂ではないようだ。
まずは奥秩父の最高峰北奥千丈岳の山頂を踏む。
一休みの後、一等三角点の国師ヶ岳を踏む。何れの山頂もどっしりと巨石が積まれたように佇んでいて、ガスで展望が利かないのが残念である。下る途中にはハイカーと思しき夫婦連れ2組と出会う。

 


信州百名山 小川山 オガワヤマ 標 高 2418m

山 域

奥秩父
登 山 記 録
登山月日 2003年8月13日
登山経路 廻目平10:30〜唐沢の滝〜小川山分岐11:40〜小川山13:40/13:55〜キャンプ場16:15
行動時間 登り 3時間10分 下り 2時間20分 合計 5時間45分(休憩時間含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 川上村川端下・廻目平キャンプ場までは舗装道路
トレイル カモシカ遊歩道は余り手入れはされていないが迷うことは無い
水場・トイレ 水場は唐沢の滝で トイレは廻目平キャンプ場から先には無い
その他 フリークライミングのメッカ 全国からクライマーが集まる
山行記

国師ヶ岳をおりて大弛峠から川上村川端下に下る。荒れた林道はブレーキを踏み放しの状態でも道を選ぶのに苦労する。僅か15キロの林道を1時間近くかけて慎重に下ると手に汗をかいていた。廻目平キャンプ場はお盆休みに入って、関西・関東の都会からのキャンプ客とフリークライミングを楽しむ若者でにぎわっている。こんな辺鄙なキャンプ場の何処に人気があるのだろうと思う。標高1500mを越える高原と言うことが人気の一つであることは間違いなさそうだ。
キャンプ場の上の方からカモシカ遊歩道なる周遊道路が付いている。屋根岩・オトノ岩・オトメ岩などの奇岩を見ながら進む。クライマーの格好のトレーニング場所となっている岩場を過ぎると唐沢の滝へ着く。落差30mは有るだろうか、豪快に水しぶきをあげている。
鬱蒼とした樹林帯を抜けると周遊道路から小川山への分岐だ。ここから僅かに登ると展望台で、廻目平を取り巻く奇岩を上から眺められる。小川山の山頂も見られるが随分と遠くに見える。
これから先は、ちょうど背丈ほどの高さのシャクナゲの木を分けながらの藪こぎ状態で進む。しかし道はしっかりしているので背をかがめてシャクナゲの林をくぐるように歩けば問題はない。「花の咲く頃は見事なものだろうなー」と思う。途中2ヶ所ほど開けた場所からは五丈岩を従えた金峰山がよく見える。山頂近くになると苔むしたトレイルに変わり、独特の香りがする。私はこの匂いが好きだ。
シラビソとコメツガの樹林が低くなるとシャクナゲに囲まれた中に山頂標識が立っていた。樹林の中で展望は開けていないが静かに佇む山頂は品格があり心が落ち着く。
2400mもある山頂とは思えない豊かな樹相を持った小川山はやはり名山である。

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