奥秩父の山
(瑞牆山・金峰山・国師ヶ岳・小川山)
瑞牆山 | ミズガキヤマ | 標 高 | 2230m | 日本百名山 | 山 域 | 奥秩父 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2018年6月15日 |
登山経路 | 瑞牆山荘6:25〜富士見平7:15/7:25〜天鳥川7:40〜瑞牆山9:05/9:20〜富士見平10:55/11:05〜瑞牆山荘11:45 |
行動時間 | 登り 2時間40分 下り 2時間25分 合計 5時間20分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 曇/霧雨 |
メンバー | ほろしり氏・佐々木女史 |
情 報 | |
アクセス | 瑞牆山荘まで舗装道路 |
トレイル | よく整備されているが山頂直下は巨石を縫う急坂が続く |
水場・トイレ | 登山口駐車場にはtoiletなし、飲料水は瑞牆山荘富士見平小屋にある |
その他 | バリエーション豊かな登山が楽しめる |
山行記 富士見平小屋・涸れた天鳥川 巨石を縫って山頂へ 18年ぶりの瑞牆山であるが、登山口の瑞牆山荘に着いても記憶はほとんどなかった。前回はムスコとの日本百名山巡りであったが、今回は北海道の山友の百名山巡りの同行登山である。 樹林帯の登山道を緩く登って行き、途中林道を横切って滑りやすい急登を凌ぐと50分ほどで富士見平小屋に着いた。小屋前はテント場となっていて、今朝も一張のテントが張られていた。小屋前のベンチで一息入れた後は天鳥川に向かって少し下って行く。涸れた沢の天鳥川を過ぎると一気の急登が続いていた。当初はゴーロ沢の様相だがその内に巨石を縫うようになる。被さるような巨岩を見ると山頂は間近であった。巨岩を後方に回りこむようにして岩塔の瑞牆山山頂に登り着いた。登山口からは3時間弱の行程であった。山頂に登り着くと同時に雨が降り出して慌てて雨着を付けた。眼前に聳えているはずの八ヶ岳や後方の金峰山も見ることはできなかった。樹林帯でバナナを食べた後は滑りやすい岩場を慎重に下った。 岩塔の瑞牆山山頂 |
金峰山 | キンプサン | 標 高 | 2596m | 日本百名山 | 山 域 | 奥秩父 |
鉄山 | クロガネヤマ | 標 高 | 2531m | 2000m超峰 | 山 域 | 〃 |
朝日岳 | アサヒダケ | 標 高 | 2579m | 2000m超峰 | 山 域 | 〃 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2023年6月17日 |
登山経路 | 大弛峠13:25〜朝日岳13:55〜鉄山〜金峰山15;40/15:50〜朝日岳〜大弛峠18:15 |
行動時間 | 登り 2時間15分 下り 合計 (休憩時間・ロスタイム含む) 2時間25分 |
天 候 | 快晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 大弛峠迄舗装された快適山岳道路も長野県側は未舗装の荒れた林道 |
トレイル | 転石・岩稜もあるが概ねシラビソ林の中の快適トレイル |
水場・toilet | 水場は無い 大弛峠に簡易toiletある |
その他 | 夏山シーズン中の大弛峠は駐車場が満車状態になる |
山行記 朝日岳山頂から観る鉄山と金峰山 樹間に富士山観ながらシラビソ林を行く 鉄山分岐と鉄山山頂 金峰山山頂 大弛峠には午後車を付けたが、上手い具合に舗装道路の終点の県境に駐車スペースがあった。梅雨の晴れ間狙いで大勢の登山者が詰めかけていて、登山支度中も登山者がひっきりなしに下ってきた。ステッキを忘れてきてしまい登山道入口で枯木を拾って杖代わりにして出発した。13時半過ぎにも拘らず私の前を行く登山者も何人かいた。人気の百名山トレイルであるが転石などが多くけっこう荒れた登山道である。最初のピークを越えて緩く下るとベンチもある休憩ポイントの朝日峠である。朝日峠から登り返して朝日岳山頂に着いた。ここは樹間に富士山が望める絶好の休憩場所で、数名が歓声上げながら休憩していた。目指す鉄山や金峰山も見えるがまだまだ先である。 朝日岳からはザレた道を下りきるとシラビソ林の中に快適トレイルが続いていた。急ぎ足で歩いて先行していた単独女性を追いつくとそこが鉄山への分岐地点であった。鉄山への道に入ると5分もしないうちに山頂に到着し拍子抜けである。山頂には「こうふ開府500年記念事業制定・甲府名山」と刻した立派な山頂標識が立っていた。樹林の中で展望もなく何の感動もない鉄山山頂では長居は無用で写真を撮って再び金峰山への登山道に出た。正規登山道を歩いていた女性に再び追いつくと森林限界を抜けてハイマツ帯の山頂稜線に出た。稜線というよりは山頂台地という感じのハイマツ帯の中の岩場を10分ほど歩いて巨石累々の金峰山山頂に着いた。10年ぶりの金峰山山頂である。先着していた若者に写真を撮ってもらい、山頂からの展望を楽しんだ。霞がちではあったが富士山・南アルプス甲斐駒が岳・八ヶ岳・小川山などをカメラに収めた。後続に山頂を譲って10分ほどの滞頂で金峰山を後にした。16時近い山頂であったが陽の長いこの時期であるから焦りはなかった。 下山も適度の給水タイム摂りながら下ったが朝日岳を下る途中躓いて転倒し右膝を強打してしまった。当初は痛みも小さかったが車中泊した大弛峠の翌朝は歩行不能状態になってしまい、大弛峠から甲武信小屋往復縦走を諦めざるを得なかった。帰宅後整形クリニックで診察を受けると打撲による内出血で血を抜いてもらうと腫れも引いて傷みも収まったのは幸いであった。 |
金峰山 | キンプサン | 標 高 | 2596m | 日本百名山 |
山 域 |
奥秩父 |
朝日岳 | アサヒダケ | 標 高 | 2579m | 2000m超峰 | 山 域 | 奥秩父 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2013年6月10日 |
登山経路 |
大弛峠8:25〜朝日岳9:45/9:55〜金峰山10:55/12:00〜朝日岳14:05 |
行動時間 | 登り 2時間30分 下り 2時間05分 合計 5時間40分 (休憩時間を含む) |
天 候 | 曇 |
メンバー | 江口夫妻 |
情 報 |
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アクセス | 川上村・川端下から大弛峠までダートだが良く整備されていた 山梨県は舗装された観光道路 |
トレイル | シラビソ林の中良く整備された尾根道を行く |
水場・トイレ | 大弛峠に山小屋あり・公衆トイレある |
その他 | 金峰山最短ルートで人気のコース |
山行記
15年ほど前ムスコと百名山巡りを始めた時は廻り目平から登った金峰山、記憶も薄れて今回も同じコースを登ろうと思って廻り目平に早朝早く着いた。登山口のある金峰山荘の駐車場は有料でゲートがある。自動ゲートで入場は可能だが、登山するのに関係の無い施設が駐車料金を徴収するとは関所のような存在で面白くは無い。 今日は甲府在住の江口夫妻との同行登山で、江口夫妻は大弛み峠、私は廻り目平から登り、金峰山山頂で落ち合う約束をしていたのであるが、大弛峠〜一緒に行動できる事を喜び合う。金峰山までは標高差300mほどであるが途中に朝日岳を越えて行く尾根歩きである。 1時間以上の山頂ステイを楽しんで帰路はキバナシャクナゲ等をカメラに収めながら往路を下った。日本百名山金峰山も大弛み峠からのコースでは少々物足りない思いのする短縮ルートではあった。
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北奥千丈岳 | キタオクセンジョウダケ | 標 高 | 2601m | 標高2000m超峰 | 山 域 | 奥秩父 |
奥千丈岳 | オクセンジョウダケ | 標 高 | 2407m | 〃 | 山 域 | 〃 |
国師ヶ岳 | コクシガタケ | 標 高 | 2592m | 三百名山 | 山 域 | 〃 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2019年9月20日 |
登山経路 | 大弛峠6:40〜前国師ヶ岳〜北奥千丈岳7:40/7:50〜奥千丈岳9:00〜北奥千丈岳10:40〜国師ヶ岳11:00/11:20〜大弛峠12:15 |
行動時間 | 合計 5時間35分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 大弛峠まで快適山岳道路が続く 長野県側は砂利道でオフロード車限定 |
トレイル | 前国師までは巨石ゴーロの道も木製階段が続く 石楠花尾根はシラビソ林の中快適トレイル |
水場・トイレ | 水場はないがtoiletは大弛峠駐車場&大弛小屋にある |
その他 | 石楠花尾根の奥千丈岳が目標であったが山頂とは思えない場所に三角点があった |
山行記 北奥千丈岳山頂 石楠花尾根にある奥千丈岳 16年ぶりの国師ヶ岳 国師ヶ岳山頂と大弛峠からの登路
入口探しに少し苦労したが山梨市側からの大弛峠への山岳道路は快適であった。平日のせいか峠の駐車場には数台が停まっているだけであったが、登山の支度をしている間に次々と後続車がつめかけて来た。長野県側から登ってきた4駆の車が隣に停車したので道路状況を聞くと、とても2駆の軽車両に毛の生えたTANKでは走行は無理という事であった。
大多数の登山者が金峰山に向かう中、反対側の大弛小屋への道に入り、小屋の裏から延びる国師ヶ岳への登山道に入った。登山道は巨石の中木製階段が設置されていて快適に高度を上げて行くが膝や腰に負担がかかる階段である。峠から40分のコースタイムであるが昨日の疲労残りもあって休み休みゆっくりと登り、50分ほどかけて稜線上の前国師ヶ岳に着いた。展望が開けているが富士山などは雲海の上に浮かび、それほどすっきりとしたものではなかった。前国師から石楠花の稜線を進み、国師ヶ岳への道を分けて北奥千丈岳を先に踏んだ。巨石累々の山頂からは金峰山や後方の南Alpsや八ヶ岳の展望が開けていた。山頂で朝食を摂った後巨岩の後ろに延びる石楠花尾根に入った。取りつき付近が分かり難かったが、赤布を追うとシラビソ林の中に迷うことのない登山道が続いていた。石楠花尾根、当初は勾配も緩く小さなアップダウンを繰り返すがやがて急坂を下るようになった。樹林の中で見通しが利かないので「尾根の先にあるであろうと思う奥千丈岳」が見えてこない。北奥千丈岳から標高差180mほど下げると登山道は緩い勾配になり、「奥千丈岳は何処なのだろうか」と心配になりながら先に進むと、山頂とは思えない平坦な場所に奥千丈岳の標識と三角点があって驚きであった。山頂標識をカメラに収めた後は往路を登り返したが、「今日はどう考えても半日行程」と思うと、何度か登山道に腰を下ろしながら北奥千丈岳に登り返した。私以外に歩く者もない石楠花尾根で「森林浴を楽しんだ」と自己満足であった。 北奥千丈岳から分岐に戻って国師ヶ岳に向かったがこちらも分岐からはすぐ先であった。山頂には数名の先行者が休んでいた。一等三角点をカメラに収め、後続の若者に写真を撮ってもらい、岩陰で軽食取りながら休憩した。当初はここから甲武信ヶ岳へ縦走予定であったが、車の回収を考えると無理があるので諦めたわけだが、来年には甲武信ヶ岳へ縦走したいものである。ゆっくりと休憩の後大弛峠への道を下ったが、木製階段の途中から巨石累々の自然庭園「夢の庭園」を回った。大弛峠駐車場は満車状態であった。 |
日本三百名山 | 国師ヶ岳 北奥千丈岳 |
コクシガタケ キタセンジョウガタケ |
標 高 | 2592m 2601m |
山 域 |
奥秩父 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2003年8月13日 |
登山経路 | 大弛峠7:30〜前国師岳〜北奥千丈岳8:05/8:15〜国師ヶ岳8:30/8:40〜大弛峠9:10 |
行動時間 | 登り1時間 下り30分 合計1時間40分(休憩時間含む) |
天 候 | 曇 |
メンバー | 単独 |
情 報 |
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アクセス | 長野県側からの大弛峠までの峰越林道は荒れたダートのひどい道 |
トレイル | 良く整備された苔むすトレイル |
水場・トイレ | 大弛峠にある |
その他 | 国師ヶ岳は一等三角点 |
山行記
長野県川上村から山梨県塩山市に延びる峰越林道も塩山市側から県境の大弛峠までは舗装整備されているが、長野県側は荒れるに任せて、荒れたダートの道となってしまっている。川上村秋山からそんな状態の15キロを1時間近くかけて大弛峠まで走った。タイヤがバスしやしないか途中で通行不能になるのではないかと、ひやひやしながら手に汗握る1時間であった。
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信州百名山 | 小川山 | オガワヤマ | 標 高 | 2418m |
山 域 |
奥秩父 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2003年8月13日 |
登山経路 | 廻目平10:30〜唐沢の滝〜小川山分岐11:40〜小川山13:40/13:55〜キャンプ場16:15 |
行動時間 | 登り 3時間10分 下り 2時間20分 合計 5時間45分(休憩時間含む) |
天 候 | 曇 |
メンバー | 単独 |
情 報 |
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アクセス | 川上村川端下・廻目平キャンプ場までは舗装道路 |
トレイル | カモシカ遊歩道は余り手入れはされていないが迷うことは無い |
水場・トイレ | 水場は唐沢の滝で トイレは廻目平キャンプ場から先には無い |
その他 | フリークライミングのメッカ 全国からクライマーが集まる |
山行記
国師ヶ岳をおりて大弛峠から川上村川端下に下る。荒れた林道はブレーキを踏み放しの状態でも道を選ぶのに苦労する。僅か15キロの林道を1時間近くかけて慎重に下ると手に汗をかいていた。廻目平キャンプ場はお盆休みに入って、関西・関東の都会からのキャンプ客とフリークライミングを楽しむ若者でにぎわっている。こんな辺鄙なキャンプ場の何処に人気があるのだろうと思う。標高1500mを越える高原と言うことが人気の一つであることは間違いなさそうだ。 屋根岩 登山月日 2021年9月13日
屋根岩の最高点までは私の技術ではとても無理であって岩場の基部を登って最高点を眺めてきた。途中の岩場では女性クラ―マーが大きな声を上げ乍らクライミングを楽しんでいた。
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