白馬三山〜白馬鑓温泉へ
白馬岳 | シロウマダケ | 標 高 | 2932m | 日本百名山 |
山 域 |
北アルプス |
杓子岳 | シャクシダケ | 標 高 | 2812m | 日本百高山 |
山 域 |
〃 |
白馬鑓岳 | シロウマヤリダケ | 標 高 | 2903m | 日本百高山 |
山 域 |
〃 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2012年9月7日〜9月8日 |
登山経路 |
第一日目 |
行動時間 | 第一日目 7時間20分 第二日目 7時間55分 合計 15時間15分 (休憩時間を含む) |
天 候 | 第一日目 晴/霧 第二日目晴/曇 |
メンバー | 萱野さんと2人 |
情 報 |
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アクセス | 猿倉までは舗装道路で問題なし |
トレイル | 鑓温泉に下る道は少々荒れている 鑓温泉からの道も悪路が続く |
水場・トイレ | 大雪渓上部までと大出原を下れば沢水取れる トイレは登山口と各小屋で |
その他 | 人気の百名山コースと縦走路&秘湯の鑓温泉で賑わう |
山行記 第一日目 2012年夏、萱野さんとの同行登山である。小屋泊の軽いザックであるから気楽な登山が楽しめそうだ。 猿倉を6時に出て1時間少々で白馬尻に到着し大雪渓を見ながら朝食休憩する。旧白馬尻小屋の跡地の撤去整地工事でヘリコプターがひっきりなしに往復していて騒音には辟易であった。大雪渓までは右岸側の小潅木帯を歩き、雪渓の末端に取り付く。念のため軽アイゼンを付けて雪渓に入る。途中にはクレバスもあるが、天気が良いので正に快適な白馬大雪渓であった。9月の平日ともなれば登山者も少なく、少しは寂しい大雪渓を登りつめ、アイゼンをはずして左岸側の落石常襲地帯を一気に突破して葱平につく。夏であればここまで雪渓歩きが楽しめ、絶好の休憩ポイントである。大雪渓を振り返りながらここで大休止する。 部屋で昼寝をしたあと、4時前から自炊室で持参したジンギスカン鍋をつつきながら酒盛りであるが、萱野さんは酒を飲まないので結局いつもの通りの一人酒盛りである。しかし萱野さんと10年にも及ぶ山の付き合いは話題が尽きる事は無く山談義が楽しめたのである。 部屋に戻った後は埼玉から来たお医者さんの自慢話などを聞きながら消灯時間まで話が弾んだのである。消灯時間が過ぎた後はまさに悲惨ないびき地獄に遭うのであった。 第二日目 同宿者のいびきで乾燥室に逃げ込んだが、すのこ張りの乾燥室で眠れるわけは無く、結局一睡も出来ずに白馬山荘の夜は明けた。朝のまどろみもママならないので、4時には起きて自炊室で朝食を作り、夜明けの5時20分に白馬山荘を後にした。 分岐から少し下ると大出原で、お花畑が広がっていたが、この時期はひげのチングルマが目に付くだけであり、夏の終わりが実感された。白馬鑓岳の東斜面もまた真っ白な砂礫である。真っ白な斜面に青いハイマツが見事なコントラストを見せていて絵になる景色だ。分岐〜40分ほど大出原を下ると小潅木の中に入り、ジグザグ切りながら鑓温泉に下っていた。 鑓温泉からはいくつもの沢を超え山麓を巻きながらの長い長い道のりである。土曜日のため沢山の温泉を目指す登山者が登ってくる中、適度に休憩を挟みながら悪路を下り、中華bb点とも言うべき大日方のコルの先の草地に腰を下ろして休憩する。更にそこから1時間半かけて猿倉には鑓温泉から3時間少々かかって13時すぎに到着した。 |
白馬鑓温泉 | ハクバヤリオンセン | 標 高 | 2140m | 日本の秘湯 |
山 域 |
北アルプス |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2012年10月7日〜10月8日 |
登山経路 |
10/7 猿倉9:15〜小日向ノコル10:50/1〜杓子沢12:50/13:40〜鑓温泉14:20 |
行動時間 | 登り 5時間 下り 3時間30分 合計 (休憩時間を含む) |
天 候 | 10/7 曇・霧雨 10/8 晴 |
メンバー | 上市さん・小林さんと3人 |
情 報 |
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アクセス | 猿倉まで問題なし |
トレイル | 少々荒れてはいるが良く歩かれているトレイル |
水場・トイレ | 沢水随所で取れるが飲用は?この時期温泉小屋は水は取れない トイレも温泉小屋は閉鎖中 |
その他 | 9月末で温泉小屋は営業終了し解体されているので幕営が条件 |
山行記
白馬鑓温泉小屋の小屋締めを待ってのような時期の温泉入浴キャンプではあるが、紅葉見物をあわせるとこの時期がベストの白馬鑓温泉では有る。たかちゃん・こばさんと3人でゆっくりと歩いて5時間ほどかかって到着した温泉前のキャンプ場には既に10張り以上のテントが張られていた。その後も猿倉から登ってくるもの、白馬の稜線から下ってくるグループが詰め掛けて、10月第一週の3連休は20張り以上の賑わいであった。日が高いうちから男性は水着をつけて温泉に使っている女性の前で堂々と素裸で入浴を楽しんでいる。もちろん私も素裸である。結局入浴は夜の帳が下りてからと翌朝の朝風呂と3回も楽しむことが出来た。
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祖母谷から白馬岳へ
白馬岳 | シロウマダケ | 標 高 | 2932m | 日本百名山 |
山 域 |
北アルプス |
清水岳 | ショウズダケ | 標 高 | 2593m | - |
山 域 |
北アルプス |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2011年9月8日〜9日 |
登山経路 | 9月8日 祖母谷温泉小屋6:10〜登山口6:35〜不帰岳避難小屋12:40 9月9日 避難小屋5:00〜清水岳7:45/7:55〜旭岳〜白馬岳分岐10:15〜白馬岳10:50〜村営頂上小屋11:05〜避難所12:00/12:15〜大雪渓入口〜白馬尻13:45〜猿倉14:35 |
行動時間 | 第1日目 6時間30分 第2日目 9時間35分 合計 16時間05分 (休憩時間を含む) |
天 候 | 第1日目 晴 第2日目 曇/霧 |
メンバー | 単独 |
情 報 |
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アクセス | 祖母谷までは欅平から40分 |
トレイル | 登山口から名剣山を巻くまでは急坂の悪路が続くがその先は快適な登山道が続く |
水場・トイレ | 不帰岳避難小屋までは随所で沢水取れるがその先は白馬岳山荘まで無い トイレは避難小屋も使用中止 |
その他 | 人気の百名山白馬岳に登る静かなコースと清水平のお花畑が楽しめる |
山行記
八方から唐松岳餓鬼山越えて、南越から奥鐘山を往復して祖母谷に下って、祖母谷温泉小屋で快適な夜を過ごした後、白馬岳に登り返しで、1日目は不帰岳避難小屋までの計画である。
今日は天気の崩れが予想されたので早立ちを決意し、4時に起きて朝食をとり5時には小屋を立つ事が出来た。怪しい天気で昨日見えていた白馬岳付近の稜線は霧の中である。1時間も歩くと後方が見渡せるようになり、昨日歩いた名剣山や百貫山が下方に見てきたが、霧雨が待っているのかわかる。更に高度を上げて森林限界を抜けると草原と成り、草紅葉の始まったお花畑に出る。ここが清水尾根で、晴れていたり花が見頃の頃は素晴らしいお花畑に歓声が上がるところだ。沢筋を上がってきた霧雨が体に当たる頃には雨着を着る。幾つかの高見を越えて清水尾根の看板を登山道脇に見るとわずかで「清水岳直下」の看板が立つ稜線に到着した。丁度今朝6時、白馬岳山頂山荘を出たと言う下山者と交差するところでもあった。完全に霧の中に入り西風が強い。清水岳山頂を踏みに最高点まで登るが、山頂標識も三角点も特定できなかった。縦走路に戻り一息入れた後、広い稜線上の縦走路を道を外さないように行く。清水岳付近は池塘もある高層湿原の清水平で、お花畑が広がっていた。強風を右側に受けながらハイマツ帯と岩礫の稜線を急ぐ。小旭岳から旭岳に掛かる頃には大きくハイマツ帯の中、高度を上げる。登山道脇に「旭岳」の大きなペンキ書きを見ると完全な岩礫地帯になり白馬岳への稜線に続いていた。旭岳から鞍部に下るとライチョウが霧の中迎えてくれる。稜線分岐についてザックをデポして白馬岳山頂を目指し10:454度目の白馬だけ煮立つ事ができた。過去3回のうち2回は霧の中で、今回もまた不運な白馬岳ではあった。山頂写真を撮った後、分岐に下り、休むことなく大雪渓の道に入る。1時間ほどで葱平の緊急避難所に下ったが先客がいて中で休む事が出来なかった。小さな小屋で立っていても5人くらいしか入れない小屋では少々物足りないものと思うのであった。小屋の横で簡単な昼食を取り、後は一目散に大雪渓に下り、霧の中の雪渓を滑落に注意しながら慎重に白馬尻に下った。白馬尻の小屋前で雨着を脱ぎ、バスの自国が気になって猿倉までは急ぎ足で50分ほどで下った。 猿倉からのバスは土日・休日のみの運行で結局タクシー相乗りで八方ゴンドラ駅にまわり車を回収して、タクシー同乗者を白馬大池の駅まで送って帰路についた。
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白馬旭岳〜白馬鑓岳〜不帰剣〜唐松岳へ
白馬旭岳 | アサヒダケ | 標 高 | 2867m | 日本標高順39位 |
山 域 |
北アルプス |
白馬鑓ヶ岳 | ハクバヤリガタケ | 標 高 | 2903m | 日本標高順32位 |
山 域 |
北アルプス |
唐松岳 | カラマツダケ | 標 高 | 2696m | 日本三百名山 |
山 域 |
北アルプス |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2005年7月28日〜7月29日 |
登山経路 | 7月28日 猿倉6:00〜白馬尻7:00〜大雪渓上部8:50〜避難小屋10:00〜村営頂上小屋10:50/11:00〜稜線11:10/11:15〜旭岳12:10/12:40〜稜線13:15〜杓子岳直下14:20〜白馬鑓ヶ岳15:20〜天狗山荘16:20 7月29日 天狗山荘6:20〜天狗の頭〜天狗の大下り(上部)7:15〜天狗の大下り(下部)7:55〜不帰ノ嶮T峰の頭8:30〜不帰ノ嶮U北峰9:30〜唐松岳10:35/11:00〜唐松岳頂上小屋〜八方第一ケルン13:20〜山麓駅13:40〜第5駐車場14:15 |
行動時間 | 第1日目10時間15分 第2日目7時間(八方第一ケルンまで) 合計17時間15分(休憩時間を含む) |
天 候 | 第1日目晴 第2日目曇・霧 |
メンバー | 単独 |
情 報 |
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アクセス | 今回は第5駐車場に駐車し猿倉までタクシー利用 |
トレイル | 不帰ノ嶮に鎖場があるが、慎重に登れば問題なし |
水場・トイレ | 各小屋にある |
その他 | お花畑も含めまさに北アルプスの集大成の山 |
第1日目
白馬大雪渓
旭岳への登山道に咲くハクサンコザクラ
日本標高39位の旭岳
北方の朝日・雪倉岳と眼前の白馬岳
白馬鑓ヶ岳方面と剱岳・立山方面
もう1枚ハクサンコザクラ
杓子岳を巻いて白馬鑓ヶ岳に立つ
白馬鑓ヶ岳から歩いてきた道と行く道を見る
天狗山荘付近から見る真っ白な山肌の白馬鑓ヶ岳
山行記 相乗りタクシーで猿倉に入る。売店のテラスで朝食を取り、予定通り6時には登山道に入ることができた。
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第2日目
霧の中天狗の頭を踏み天狗の大下りに掛かる
天狗の大下りを下り、不帰ノ嶮を目指す
不帰ノ嶮の核心部・不帰ノ嶮U北峰
天狗山荘から4時間、唐松岳山頂に立ちこえてきた不帰ノ嶮を振り返る
山行記 テントを揺することもない静かな夜であったが朝方には少し風も出てきたようでまだ明け切らない前に目を覚ます。
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