中央アルプス南部の山
{富士見台・安平路山・南木曽岳・風越山(飯田)・風越山(木曽)・糸瀬山}

信州百名山 富士見台 フジミダイ 標 高 1739m

山 域

中央アルプス
登 山 記 録
登山月日 2003年9月9日
登山経路 神坂峠〜万岳荘15:10〜富士見台山頂1535/15:45〜万岳荘16:00
行動時間 登り25分 下り15分 合計50分(休憩時間含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 中津川から恵那山登山口の神坂峠に向かう、峠の三叉路を左に曲り、500mほど進むと長野県阿智村が立てた万岳莊に着く
トレイル 散策路が整備されている
水場・トイレ 万岳莊
その他  

山行記

中津川から恵那山登山口の神坂峠に向かう。
ここは古道、東山道の跡で歴史の道である。5年前ムスコと本格的に百名山廻りを始めたときに来た道でもあり懐かしさがこみ上げてくる。神坂峠に着くと恵那山からおりてきた登山者が2名、車で下っていくところであった。
峠の三叉路を左に曲り、500mほど進むと長野県阿智村が立てた万岳莊に着く。立派な山小屋であるが平日の3時過ぎでは森閑としている。
万岳莊の庭に車を止めて「山頂まで1.5K」標識のある登山口に入る。何処か美ヶ原高原を彷彿とさせる笹原の高原である。木道も適当に整備された登山道を30分も掛からずに山頂に到着した。
地元のアマチュアカメラマンが恵那山にカメラを向けているが軍艦を想像するような巨体の恵那山には雲が掛かり、なかなかシャッターチャンスが訪れないようである。その右側には今年の春、登った大川入山が霞んで見える。しかしその他の山はなかなか同定が出来ない。このあたりにはまだ何回も足を踏み入れなければと思いながら穏やかな笹原の向こうを眺めるのであった。信州百名山98座目である。

 


日本二百名山
信州百名山
安平路山
摺古木山
アンペイジヤマ
スリコギヤマ
標 高 2363m
2169m

山 域

中央アルプス
登 山 記 録
登山月日 2003年5月18日
登山経路 摺古木山自然園休憩舎登山口7:30〜摺古木山8:45/9:15〜シラビソ山10::20〜安平路山避難小屋10:50〜安平路山頂11:50/12:10〜避難小屋〜シラビソ山13:30〜摺古木山14:35〜登山口15:30
行動時間 登り4時間20分 下り3時間20分 合計8時間(休憩時間含む)
天  候 晴/曇
メンバー 単独

情  報

アクセス 大平宿から摺古木山自然園に続く荒れたダートの林道を30分近くも進むと、摺古木山自然園休憩舎に着く
トレイル 少し急登もあるが良く整備された道を1時間ちょっと歩いて摺古木山頂へ、そこから先はアップダウンがある踏み跡薄い縦走路
水場・トイレ この時期は雪解け水ある トイレは安平路山避難小屋
その他  
山行記


安平路小屋と空木岳

飯田市の大平宿に向かう。

ここは昭和45年に集団離村(移住)をしたことで有名である。今は木地師として飯田市や南木曽町に移り住んでいるものが多く、「湯の街エレジー」の近江俊郎さんもこの地で生まれたらしい。
しかしその後の車社会の発達と秘境ブームなどで帰り住む者が出たり、又別荘として利用したり、飯田市の自然体験ゾーンとしてキャンプ場に利用されて結構な人気を呼んでいるのである。
大平宿から摺古木山自然園に続く荒れたダートの林道を30分近くも進むと、摺古木山自然園休憩舎に着く。ここは既に標高1700mはある。先着の車が2台止まっていた。休憩舎は、きれいに整備されていて寝袋が有ればここで仮眠が出来そうである。
登山道は笹原の中に切られていて、左側にはアザミ岳が大きく見える。少し急登もあるが良く整備された道を1時間ちょっと歩いて摺古木山頂に着いた。ここは一等三角点の山頂で中央アルプス北部の駒ヶ岳から空木岳、そして昨年登った越百山・南駒ヶ岳等の展望が開けていた。しかし天気が今ひとつでその山並みをカメラに収めるほどには輝いていないのが残念である。私より一足先に登ってきた地元の若者が展望を楽しんでいて、暫く山談義を楽しむ。
摺古木山からは一旦鞍部に下り、シラビソ山を目指す。雪に倒された笹藪が登山道を隠すが目印もあり迷うことはない。シラビソ山の途中から完全な残雪となり樹林帯の中、薄いトレースを拾いながら進む。途中、昨夜安平路避難小屋で一人で泊まったという登山者と行き会う。今日はまだ誰も登っていないと言うことで後続があるのだろうかと思う。
シラビソ山からは緩い下りの縦走路を少し歩いて安平路避難小屋に到着。これも又きれいに整備されていて、泊まりたくなるような小屋である。安平路山を計画したときには是非ここで1泊しようと思ったのであるが、今回は先もあるので日帰りにしたことを悔やむ。
山頂までは山の正面から直登するような感じで挑む。最後は急登となるがそれも長くはない。体調不安を押して4時間以上掛かったが安平路山に登り切ることが出来て満足である。
山頂は標識もなく樹林の中ひっそりとしていた。
奥念丈岳に通ずる縦走路の案内看板も見えるが、これから先は余り踏まれていないように思う。更に越百山への道も目で追うことが出来るが私の力ではここまでが限界である。

15分ほどの滞頂で往路を下った。今日1日、私に続く者がいない静かな山であった。


越百山への縦走路

越百山〜安平路山〜摺古木山縦走記録(2009年10月)

 


信州百名山 南木曽岳 ナギソダケ 標 高 1677m

山 域

中央アルプス
登 山 記 録
登山月日 2007年11月23日
登山経路 木曽郡南木曽村蘭(アララギ)登山口7:15〜登山道分岐7::55〜喉の滝〜クサリ場〜山頂9:20〜避難小屋〜山頂展望台10:00/11:15〜下山道〜登山道分岐12:50/13:00〜蘭登山口13:20
行動時間 登り 1時間55分 下り 2時間00分 合計(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 信州こば軍団と木曽駒さんのグループ 総勢16人

情  報

アクセス 蘭(アララギ)登山口まで未舗装道路も問題なく入れる
トレイル 登り下りともに急坂が続く
水場・トイレ 水場は途中沢水取れる トイレは登山口と山頂避難小屋で
その他 御嶽山と中央アルプスの好展望台

山行記


山麓から南木曽岳を望む


続々と仲間が集まりました


山頂には雪がありました


沢山の仲間が南木曽岳に集いました


山頂で親交を深めました


御嶽山方面          中央アルプス


ネットの仲間で「南木曽岳を登ろう」とお誘いを受けた。集合場所は上松町公民館早朝6時である。前日近くまで来て車中で仮眠し、夜明け前に公民館に車をつける。本日の主催者木曽駒さんとこばちゃんが待っていてくれた。木曽駒さんの車に乗り南木曽町の蘭(アララギ)登山口に向かう。同乗者は皆信州人で、こばちゃん・たかちゃん・サトさんそして今回始めてお目にかかるカトーさんである。定刻の7時には登山口に着くと大阪からのマッチャン&みいさん夫妻そして岐阜からの永濱さんら3人が既に到着していた。
メンバー自己紹介の後登山道に入り、しばらくは林道を進む。10分ほどで樹林帯に入る登山口に着く。先導の木曽駒さんのガイドで金時の洞窟・喉の滝などを越えてゆく。後続のまゆ太さんチームを待つ間にサトさんが先頭に立ち先を行く。コウヤマキの原生林を過ぎると岩場・鎖場が連続する急坂となる。しかしベテラン揃いで何も心配することはない。山頂直下は急坂の草付となるが、たいした汗もかかず樹林の中の山頂に飛び出した。5年前の年末に登っている山頂であるが殆ど記憶は飛んでいた。
写真を撮りながらゆっくりと登ってきた後続を待って山頂で記念写真を撮る。総勢16名の団体になっていた。山頂は樹林の中で展望は開けないので、避難小屋方面に場所を移す。途中にある展望台に登ると御嶽山や乗鞍岳・穂高連峰が白い峰を輝かせていた。避難小屋で休憩と思ったが素晴らしい好天の無風状態の中では僅か先にある中央アルプスの全景が見渡せる笹原に作られた休憩ポイントで小宴会である。皆さんが持ち寄ったトン汁やゼンザイ等をいただきながら大いに盛り上がるのであった。
1時間以上もの大休止と展望と親交を深めた後、下山に掛かる。下山道は岩場が連続する急坂であるが、しっかりと鎖や梯子が整備されていて慎重に歩けばこれも問題はない。途中魔利支天の展望台に寄る。南木曽岳上部の岩場を右に見ながらぐんぐん下り登山道との分岐で小休止。後は一気に男滝・女滝の分岐の避難小屋まで下る。男滝・女滝見物の後続を待って登山口を後にした。

清内路峠方面にある「富貴の森温泉・床浪荘」により汗を流す。

そして場所を上松町の木曽駒荘に移してオフ会です。私には少し場違いのネット仲間が打ち解けて大いに盛り上がるのでありました。



翌朝は二日酔いの気だるい朝でしたが、しっかりと朝食をとり再会を約してお別れしました。

 


日本三百名山 南木曽岳 ナギソダケ 標 高 1677m

山 域

中央アルプス
登 山 記 録
登山月日 2002年12月29日
登山経路 木曽郡南木曽村蘭(アララギ)登山口7:30〜喉の滝〜クサリ場8:50〜山頂9:30〜避難小屋〜山頂10:20〜登山口11:40
行動時間 登り2時間 下り1時間20分 合計4時間10分(休憩時間含む)
天  候 曇/晴
メンバー 単独

情  報

アクセス 妻籠宿から清内路峠方面に進むと、額付川沿いに南木曾岳登山口の案内看板がある。蘭(アララギ)キャンプ場を抜けて新雪の林道を進むと自然観察歩道入口(登山口)につく
トレイル 最初は緩いが岩場ありの急登が続く厳しい登山道である
水場・トイレ 沢水ある トイレは山頂避難小屋にある
その他  
山行記

長野県塩尻市から岐阜県中津川市迄のR19号は中央自動車道のバイパス的な意味があり、高速料金を少しでも浮かそうと大型トラックがうなりをあげて走っている。特に深夜ともなればその通行スピードは上がり、生活道路としている地元住民は恐れをなして肩をすくめている。実際大きな交通事故が多発して地元の犠牲者が後を絶たない。長野県の田中知事も何とかこの窮状・惨状を打開すべく、木曽路に新しい生活道路を造ろうと知恵を絞っているところである。
そんなR19を早朝5時には塩尻から走り知り始める。凍結防止のエンカルによって路面がビカビカに光って、冷や冷や者で走らなければならない。後続に大型トラックでも着かれたら恐怖である。何回かトラックに前を譲りながら南木曽町まで来た。まだ何の物音もしない妻籠宿の駐車場で一休みして清内路峠方面に進むと、額付川沿いに南木曾岳登山口の案内看板が見えた。よく整備された蘭(アララギ)キャンプ場を抜けて新雪の林道を進む。自然観察歩道入口に到着した。広場には案内地図と山麓避難小屋がある。
車を止めて遊歩道を歩き始める。遊歩道の脇には檜、翌檜(アスナロ)、クロベ(ネズコ)、サワラ、コウヤマキ等の自生の木曽五木がみられる。昨夜降った雪が5センチくらい積もっていて気持ちの良いトレイルだ。いったん林道に出て10分ほど歩くと、「山頂まで2.2キロ」の案内看板のある登山口で、所要時間は2時間くらいと読めるが、山頂近くの積雪量が気になる。登山道は桟橋や階段も適当にあって良く整備されていて先行者のトレースも残り安心である。喉の滝、金時の洞門などを通り過ぎて鎖場に掛かるが苦にするほどのこともない。笹に積もった雪を被って着衣が真っ白になる。頂上直下の急登を直登すれば静かな樹間の山頂に到着した。

上空を望めば青空が広がり出しているが周囲の展望は開けていない。
次の山のことを考えてすぐにトレースの残る下山道に足を進める。僅かに行くと展望台があり、覗いてみるが期待した御嶽はガスの彼方である。更にトレースの跡をたどれば避難小屋に。中には昨日ここで一晩飲み明かしたであろうか、富山からの若者が酒の匂いをぷんぷんさせながら起き出すところであった。(ウラヤマシー)
トレースはここまでで、下山道はラッセル覚悟で前に進むが、何も目標はない。膝上までの新雪であるがなかなか前に進まない軟弱者を嘆きながら、5分ほど辺りを徘徊した後来た道を戻ることにする。うろうろしたお陰で雲も切れて来て再び展望台に立つと阿寺山塊の主峰小秀山らしきが遠望されるが、御嶽はいまだ雲を被ったままである。結局山頂付近で50分ほどの時間を費やし、滑りやすい雪道に何回か尻もちをつきながら往路を下った。山中で出会った者は富山の山賊と、地元の者とおぼしき夫婦パーティ一組であった。

 


信州百名山 風越山(飯田) カザコシヤマ 標 高 1535m

山 域

中央アルプス
登 山 記 録
登山月日 2002年12月29日
登山経路 円悟沢登山口12:55〜展望台〜白山神社奥宮〜山頂14:45/14:50〜登山口16:00
行動時間 登り1時間50分 下り1時間10分 合計3時間05分(休憩時間含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 大平宿への道の途中に「猿庫の泉」への道がある 更にそこから10分車で入れる
トレイル 少し細い道で心細いがしっかりしたトレイル
水場・トイレ 「今庫の泉」に水場 トイレは無い
その他 飯田市の風越山
山行記

南木曾岳を下り、清内路峠を越えて飯田市に入る。目指す風越山はどこからでも特定できる飯田市民の山である。適当に山麓に車を走らせて行き着くと、日本名水百選の「猿庫の泉」を過ぎて円悟澤登山口であった。目指す白山社からの登山マラソンのコースとは違う道に来てしまったようであるが、うろうろしたところで、そんなに時間短縮が計れるわけもないだろうと思い、空身で登り始める。どうせ登り2時間くらいであろうからと見当をつけたわけだ。

円悟沢沿いをたどる。三段の滝を越えて乙女の滝入口から杉木立の急坂となり、しばらくすると東屋の建つ「今庫の泉」の水場に着く。枯れる寸前のような水で喉を潤す。気合いが入っているせいか一気にここまで登ってきた。更に気合いを入れて表登山口からの道を合わせた展望台へ。飯田の町並みが天竜川の流れとしっくりマッチして佇んでいる。その後方には雲一つない冬空の下に白銀の南アルプスの全容が開けていた。北は鋸岳から南は池口岳、更には熊伏山まで自分が踏んだ峰峰に感激がいっぱいである。南アルプスの前衛にはまだ登ったことのない奥茶臼や双子山などの峰が登高欲を誘うのである。更に西日の傾く方向にはどっしりとした恵那山が黒々と横たわっている。景色を堪能し最後の登りを詰めて白山神社奥宮に着く。山頂は更にここからT度下って登り返す15分ほどの奥であった。ここの山頂も樹間の中で展望は開けていないが、冬のこの時期は木々が葉っぱを落とすので先ほどの展望台とは向きの違う北側の中央アルプスが木々の合間にのぞき見ることが出来た。安平路山、摺古木山等が特定でき、その向こうには南駒ヶ岳や仙涯嶺が見える。これも今年夏、一人で歩いた思い出がよみがえるのであった。5分ほど写真を撮り休憩し西日傾く中走るように滑るように「マックリケエシテ」下ったのである。

 


風越山(木曽) カザコシヤマ 標 高 1699m 信州ふるさと120山

山 域

木曽上松町
登 山 記 録
登山月日 2010年11月20日
登山経路 風越林道登山口8:10〜カヤト境8:50〜風越山9:30〜1900m地点10:10/10:35〜風越山11:05〜登山口12:00
行動時間 合計 3時間50分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 林道入り口は分かりづらいが舗装道路の林道が登山口まで続く
トレイル 急坂が続くがカヤト境からは展望も開ける
水場・トイレ 登山口にも無い
その他 上松町の里山

山行記


展望台から見る木曽駒ケ岳


カヤトの山頂付近と風越山頂

上松町の山ではあるが登山道案内がどこにも無い。山麓をうろうろしていると何とか地道に「風越山」の看板を発見したが怪しい登山道であった。車を停めて作業道らしき道をしばらく進むと舗装道路の林道に出る。車の停車場所に引き返して林道に回り、車を走らせるとグングン高度を上げて登山口に着いた。岐阜ナンバーの車が一台停まっていて、「山頂まで1.35キロ」の看板があった。
雑木林の登山道に入るといきなりの急坂となっていた。先行の岐阜の登山者を追い越すと雑木林の急坂は終り、カヤト境である。カヤト境からは枯れたカヤトの中を登り、「風越の頭」で稜線に達した。そこからは僅かな稜線歩きで風越山山頂で、先行していた20名を越える団体が展望台から下ってくるところであった。
山頂から7〜8分の後方に中央アルプス展望台があり、更に後方に踏み跡・赤布も見えて、跡を追ってみた。しかし展望台から200m位高度を上げてもピークは無かった。中央アルプスから派生した小尾根のようである。伐採地跡で木漏れ日浴びながらゆっくりと休憩し往路を下った。

 


糸瀬山 イトセヤマ 標 高 1867m 信州ふるさと120山 山 域 大桑村
登 山 記 録
登山月日 2017年9月15日
登山経路 糸瀬山林道登山口7:30〜丸居の鳥屋8:40〜山居の鳥屋9:20〜山頂10:40/11:35〜登山口13:40
行動時間 登り 3時間05分 下り 2時間05分 合計 6時間10分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 吉川さんを案内
情   報
アクセス R19須原駅付近からの林道は登山口まで舗装道路
トレイル マムシ坂など急登もあるが概ねよく整備されて緩く快適トレイルが続く
水場・トイレ 登山口にはtoiletなし 山中水場もない
その他 再登山
山行記


樹林の中の山頂三角点


眼下の伊奈川ダム ←青ナギから→ 空木岳・南駒方面

信州ふるさと120山完登を目指すY女史を案内しての再登山である。
前夜は須原の民宿「いとせ」に投宿した。高齢の女将がとても面倒良く、食事も美味しかった。
R19からの林道入り口には「糸瀬山登山道」の大きな看板が立っていて、山中細いながらも舗装された林道が登山口の標高850m付近まで延びていて、さらに奥に続いていた。伊奈川ダムから取水した発電用の鉄管路の上部に続いているのだろうかと思う。
登山道は樹林の中緩く登って松原横手の稜線分岐に着き、八丁坂の急登を凌ぐと「丸屋の鳥屋」跡であった。更にマムシ坂の急登を登りきると「山居の鳥屋」跡で、この山がツグミなどの野鳥採取の場所であった往時をしのぶことができた。「山居の鳥屋」からは少々笹藪の被さるところもあるが緩く快適なトレイルが続き、右に崩壊地の下に伊奈川ダム、前方に空木岳から南駒ケ岳の稜線が見えると青ナギである。さらに「上の青ナギ」に着くと山頂は間近であった。シラビソの巨木の中に巨石に埋められた三角点の山頂を踏んだ。山頂からわずか先にある物見岩に回ったが今回も鎖場が不安定で展望台に立つことは諦めた。
青ナギに戻って展望を楽しみながら休憩を取った後、快適トレイルをゆっくりと下った。


糸瀬山 イトセヤマ 標 高 1867m 信州ふるさと120山

山 域

木曽 大桑村
登 山 記 録
登山月日 2011年11月30日
登山経路 糸瀬山林道途中8:35〜糸瀬山登山口9:10〜丸居の鳥屋跡10:10〜糸瀬山11:50/12:45〜鳥屋跡13:40〜登山口14:05〜林道途中14:25
行動時間 登り 3時間15分 下り 1時間40分 合計 5時間50分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス R19から登山口まで舗装道路の林道
トレイル 急坂もあるがよく整備されて快適な登山道が続く
水場・トイレ 山中にはないのでJR中央線須原駅で
その他 地元と愛知・岐阜県の方が良く登られている

山行記


山頂付近から見る空木岳〜越百山稜線


巨石に埋められた三角点と山頂付近に鎮座する物見石

JR中央線須原駅から上松町方面に1キロほど走ると右側に分かれる道を進むと糸瀬山登山口に続く林道になっている。舗装された快適な林道であるが、登山口手前2キロほどの地点で森林作業の為通行止めになっていた。作業員に了解を得て近くの路肩に車を止めて林道を歩く。30分ほどで登山者用の駐車場を過ぎ、更に5分ほどで糸瀬山登山口であった。
登山届に記入して登山道に入る。ヒノキの植林地を行き雑木林の中を進むと松原横手につく。更に木漏れ日を浴びながら明るいトレイルを行く。左側が切れ落ちたイチョウ谷を見ながらの急登が「胸突き八丁」であって、ロープも下げられた急登を登りきると尾根になり、「丸居の鳥屋」(ツグミなどの小鳥狩りのために罠を仕掛けてまつ小屋)の看板がかけられていた。登山道には道迷いなどしないようにブリキ板に「イトセ」と書いた看板が随所に掲げられていて大桑村のこの山にかける思いを知るのである。
「丸居の鳥屋」跡を過ぎるとマムシ坂という急登になり、緩みなく高度を上げてゆく。やがて熊笹の中の登山道となると樹相もシラビソやダケカンバに変わり高山の雰囲気を呈する。そして右側が切れ落ちた崩壊地の縁につくと眼前に中央アルプスの空木岳〜南駒ケ岳〜越百山までの主稜線が飛び込んできて、疲れも吹き飛ぶというものだ。暫らく展望を楽しみながら進むとシラビソ林に覆われ、薄暗い巨石群の山頂に達した。先行していた登山者とは殆んど同じ時間の山頂となった。
巨石をくり抜いて埋め込まれた二等三角点をカメラに収め、少し離れた物見岩に廻る。梯子が懸けられてはいるが、上に立って休憩するわけには行かない岩であった。樹間から少し南駒ケ岳を見る場所で昼食をとりながら休憩する。1時間近く山頂ステイの後往路を走るように下った。


登山道途中の「丸居の鳥屋跡」と寝覚ノ床付近からの糸瀬山

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