甲府周辺の山梨百名山

(羅漢寺山・曲岳・黒富士・太刀岡山)

羅漢寺山 ラカンジサン 標 高 1025m 山梨百名山 山 域 昇仙峡
登 山 記 録
登山月日 2017年12月4日
登山経路 昇仙峡駐車場9:30〜ロープウェイ駅10:25/10:40〜R・W山頂駅10:45/10:55〜弥三郎岳11:10〜白砂山12:15/13:30〜ふるさと自然観察路〜獅子平15:10
行動時間 登り 下り 合計 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 山梨の山友他8人
情   報
アクセス 昇仙峡まで観光道路 獅子平までも県道
トレイル 自然観察路も快適トレイル
水場・トイレ ロープウェイ駅に自販機toiletある
その他 お手軽観光の山 2017年忘年登山
山行記


R・W山頂駅からの富士山・8年ぶりの弥三郎岳


白砂山山頂・弥三郎岳の岩場

2017年の山梨の山友との忘年登山は8年ぶりに昇仙峡付近の山羅漢寺山である。今回は獅子平に車をデポして昇仙峡に回り、県営駐車場からロープウェイ山麓駅まで昇仙峡を散策して、ロープウェイ利用のお手軽登山である。メンバーの平均年齢も80歳近くの高齢者登山隊ではこれも致し方ないところであり、私自身も何の抵抗もなくロープウェイに乗って山頂駅に着いた。山頂駅から15分の所にある弥三郎岳を踏んで休憩場所の白砂山に向った。白砂山から登って来たばかりの弥三郎岳の岩場を見た。2週間前の紅葉時期には素晴らしい景色が広がっていたと思った。
岩陰の休憩場所に戻って江口さんの発声で乾杯した後は雨宮さんの手作りのおでん・うどんなどを頂きながら今年一年の山談義に花が咲いた。朝方は良く晴れていた昇仙峡であるが雲が広がり少々怪しい天気になれば1時間ほどの休憩で白砂山を後にした。下山は山腹を巻く「ふるさと自然観察路」ゆっくりと獅子平に下った。いつまで続くかな〜と思いながら昇仙峡に戻って散会した。




羅漢寺山 ラカンジサン 標 高 1025m 山梨百名山

山 域

甲府周辺
登 山 記 録
登山月日 2010年12月9日
登山経路 昇仙峡県営駐車場9:00〜仙峨滝9:35〜登山口9:50〜弥三郎岳11:10/11:20〜ロープウエイ山頂駅11:30/11:40〜白砂山12:00/13:00〜羅漢寺14:15〜駐車場14:30
行動時間 合計 5時間30分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 山梨山の会他5人

情  報

アクセス 昇仙峡までは観光道路
トレイル クラシックルートの荒れたバリエーションルート
水場・トイレ 登山口の昇仙峡とロープウエイ山頂駅にある
その他 羅漢寺山は弥三郎岳を含む複数のピークの総称

山行記


昇仙峡を囲む羅漢寺山の岩峰


昇仙峡を行く→仙峨滝


←弥三郎岳山頂 羅漢寺山山頂→

2010年の忘年登山です。
今年も雨宮さんが段取りしてくれて、江口さん夫婦・武井さんと八王子の平林さんが集まってくれました。

甲府市の緑ヶ丘スポーツ公園で待ち合わせし、昇仙峡に車を走らせ、県営駐車場に停める。昇仙峡を挟んで対岸が羅漢寺山で幾つかの岩峰の総称である。駐車場から50年ぶりの昇仙峡を歩く。奇岩奇勝はまさに圧巻である。仙峨滝で一息入れて、土産物点が並ぶ一角に出る。師走の平日では観光客も疎らである。土産物店街を過ぎて駐車場でトイレタイムを取り、駐車場の端から落石防護の擁壁と岩場の間の細い山道に入る。登山口標識もないが、怪しいながらも確かな登山道が延びていた。何回かここを歩いている雨宮さんが先導して落葉が被さり更に怪しくなった登山道をグングンと高度を上げてゆく。アカマツと雑木林の急坂で岩場も現れるようになる。見通しの良い場所に来ると眼下に昇仙峡を見るようになる。途中にある祠を探して岩場に出るが祠は見当たらなかったが、昇仙峡を囲む岩峰を眺めながら休憩する。更に傾斜をました登山道を登るとやがて、裏側からロープウエイを登った登山道を合わせ、羅漢寺山の主峰・弥三郎岳についた。山頂直下にこの岩場から消えたと言う弥三郎(氏)の追善の祠があった。
丸い岩場の山頂に立つと岩場に埋め込まれた三角点標識にお賽銭が上げられていた。山頂からは昇仙峡の上流に作られたロックフィルの荒川ダムが見える。そして後方には茅ヶ岳〜曲岳・黒富士方面が良く見えた。弥三郎岳からは僅かの距離でロープウエイ山頂駅に着く。山頂駅の前に羅漢寺山の標識が立てられていた。ここで記念撮影の後、15分ほど離れた白砂山に向う。
白砂山で昼食休憩をとる。忘年登山におでんを用意してきてくれ、少々のお酒を頂く。無粋な私には不釣合いの素晴らしい山友達であって、嬉しい限りである。海外登山も豊富な皆さんの山談義に相槌を打ちながら1時間ほどの山頂ステイを楽しむのであった。お目当ての富士山は残念ながら雲の間であった。
下山はロープウエイ駅と白砂山の鞍部から一気に沢を下る。炭焼き小屋跡や作業道が薄く残っていて道迷いの心配は無かった。羅漢寺に近づく頃、眼前50mほどをクマの4頭集団が枯葉を蹴散らして猛烈な勢いで走り去るのを目撃し、驚きと共に新鮮な感動を受けた。
羅漢寺に下り、昇仙峡を渡って駐車場に戻った。又来年もお誘いをお願いして昇仙峡を後にした。


弥三郎岳からの展望



忘年登山を楽しむ

 


山梨百名山 曲岳
黒富士
太刀岡山
マガリダケ
クロフジ
タチオカヤマ
標 高 1642m
1635m
1295m

山 域

甲府市周辺
登 山 記 録
登山月日 2002年12月14日
登山経路 観音峠〜曲岳〜枡形山〜黒富士〜鬼頬山〜太刀岡山〜太刀岡山登山口
行動時間 登り 下り 合計(休憩時間含む)
天  候 快晴
メンバー 山梨山の会紳士・淑女の方々
山行記

野辺山高原がマイナス20度まで下ったという12月14日朝6時、車でそこを通過して待ち合わせ場所の韮崎市の深田記念公園には約束の7時に5分ほど遅れて到着した。
今日は「山の鉄人」と二人、山梨山の会の山梨百名山、曲山連山縦走のお招きに預ったので有る。今春、乾徳山で知り合った「Cさん」と「山の鉄人」の長野転居の歓迎登山をしなければと気にしていたのであるが、私にはその任務がつとまらず、年末になったこの時期に行動力のある「Cさん」が段取りしてくれたのである。山梨山の会は女性3人・男性1人、そして私たち2人と男女混成6人パーティである。

深田久弥終焉の山として人気の茅が岳の肩の高さまで有ろうかという観音峠で支度を整え、甲府盆地の北側に位置して、少し頭を右に傾けたように見えるという曲岳を目指す。
新雪のトレイルはまだ誰もあるいていない。結構な岩場もあってスリルもある。
歩き始めて1時間で曲岳に到着。隣に聳える茅が岳と肩を並べたであろうか、しばしの休憩と記念写真を撮ったあと、急坂を下り緩やかな樹林の中を枡形山に向かう。
新雪は15センチぐらい有って気持ちの良いラッセル?だ。ここも1時間ほど歩いて曲岳連山の一番北端の枡形山に到着。八ヶ岳、瑞垣山・金峰山が目の前に快晴の空の下に光っている。10分ほど滞頂し、次の黒富士へ向かう。みる場所によると富士山のように見えるのだという。ここも枡形山に負けない展望が開けているが、富士山はこの時期甲府盆地からは逆光となって、カメラを向ける気にはならない。
鬼頬山(オニカイヤマ)に向かう小高い林の中で、先行して昼食の準備をして待っていてくれた「Cさん」の「おほうとう」をご馳走になりながら楽しい語らいである。
今まで「親子二人連れ登山」と「単独行」ばかりで山を歩いてきてグループ登山は始めてであり、又女性と一緒の登山も始めてである。(火打山を除いて)まさに感激のランチタイムであった。山梨の里山とはいえ5山のピークを越えての縦走もまだ半分しか来ていない。途中動物の踏み跡に道を間違えながら、珍しい名前の鬼頬山に登り、200Mも有ろうかという1本道の急坂を滑り落ちるように下って、更に最後の太刀岡山への登り返しである。1日中晴れ渡った先に見える富士山には西日が当たり赤く光って見え、ようやくの縦走完了であった。ここで最後の記念写真を撮ってハサミ岩に下れば今日歩いてきた曲山連山が一望できる。

更に下って太刀岡山登山口には15時20分の帰還となった。歩いた全行程を見上げて1年で1番日の短い時期にずいぶんと歩いたものだなーと思う。

素晴らしい思いでの山行を共に歩いていただいた「Tさん」「Fさん」に感謝の御礼をし、車で観音峠まで戻り、「Cさん」・「Eさん」と再会登山を約して一路鉄人と帰途についたのである

 

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