早月尾根から剱岳
剱岳 | ツルギダケ | 標 高 | 2999m | 日本百名山 |
山 域 |
北アルプス |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2009年8月22日〜23日 |
登山経路 | 第1日目 馬場島8:50〜早月小屋テント場15:05 第2日目 テント場4:45〜剱岳7:50/8:20〜テント場10:25/11:30〜馬場島14:50 |
行動時間 | 第1日目 6時間15分 第2日目 9時間 合計15時間15分 (休憩時間を含む・テント撤収除く) |
天 候 | 第1日目 晴 第2日目 晴 |
メンバー | 茅野市の加藤さんと二人 |
情 報 |
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アクセス | 登山基地・馬場島までは観光道路 |
トレイル | 松尾平から上は木の根絡まり、転石多く悪路が続く。2500mから上は岩稜帯の道となる |
水場・トイレ | 両方とも登山口と小屋にしかない 早月小屋の水は2リットルで800円 |
その他 | 急登に次ぐ急登の2200mを登る |
山行記 剱岳には過去3回登っているが何れも剣沢から別山尾根からである。今回は田中澄江さんの「新・花の百名山」に選ばれている早月尾根から目指した。同行は茅野市の加藤さんで体力・技術共に信頼の置ける山友達であるが、二人だけで登るのは初めてだ。 1920mの三角点に来ると先が見えたと思うのだが、体力の消耗激しく、更に足が進まなくなる。前後を歩く幕営支度の登山者も同じように喘いでいるので安心といえば安心だ。
翌朝は4時には起きて湯を沸かし、パンを一切れ口にした。ザックには必需品だけ入れて、テント場上の樹林帯に伸びる登山道には4:45に入ることが出来た。小屋泊まりの数人のグループが先行したが私達は早い出発の方である。 展望に酔いしれながら軽食を取り山頂ステイを楽しむ。しかし山頂の喧騒は煩わしいばかりだ。 素早くラーメンを作り腹ごしらえをする。そしてテントを撤収、パッキングを済ませると11:30早月小屋のテンバを出発することが出来た。先週の疲れが抜け切れなかったこともあり、ピッチが少しも上がらずに同行の加藤さんには迷惑をかけながらも何とか3時間20分で馬場島まで下ったのである。
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早月小屋テント場 と 樹林帯を抜けると大日岳方面
鎖場と新装成った山頂の祠
剣沢・別山方面と小窓尾根方面
馬場島までの早月尾根が一望出来る
2500m付近からの剱岳
小窓尾根の特異な岩峰群
岩稜帯の前のお花畑に咲く(ベニバナイチゴ・マツムシソウ)