富山県の山
(僧ガ岳・小佐波御前山・牛岳・大辻山・尖山)

僧ガ岳 ソウガタケ 標 高 1855m 日本の山1000

山 域

北アルプス前衛
登 山 記 録
登山月日 2011年7月9日
登山経路 僧ガ岳林道途中8:55〜宇奈月尾根第3登山口9:30〜烏帽子尾根分岐11:20〜僧ガ岳12:35/12:55〜第3登山口15:25〜林道途中15:50
行動時間 登り 3時間40分 下り 2時間55分 合計 7時間 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 富山の室谷さんと二人

情  報

アクセス 宇奈月温泉からの林道は冬の落石処理が終わっていなくて最短登山口の烏帽子尾根までは入れなかった。林道は全線舗装道路
トレイル 急坂もあるが良く整備されている
水場・トイレ 水場は前僧ガ岳分岐付近に雪渓から取れるが夏場以降は?
トイレは林道途中の平和の像にある。
その他 北アルプス北部の絶好の展望台か

山行記


前僧ガ岳と僧ガ岳の鞍部に広がる仏ガ平を過ぎれば山頂は直ぐだ


富山の山友室谷さんと立派な山頂標識

宇奈月温泉の裏から林道に入る。途中には大きな平和の像が立つ宇奈月スキー場が有った。ここが宇奈月尾根第一登山口であるが入山が遅くなったので最短登山口の烏帽子尾根登山口を目指し、車を進める。しかし林道の落石処理が終わっていなくて宇奈月尾根第三登山口手前2キロくらいまでしか車が入れなかった。路肩には先行したものの車が5〜6台停まっていた。
舗装道路の林道を落石を除けながら30分ほど進むと第三登山口である。鉄梯子を登って30mほど高度を上げると宇奈月尾根に登りつき、後は尾根上につけられた良く整備された登山道を行く。きつい傾斜のところもあり汗が滴り落ちる。登山口から2時間近く歩いて烏帽子尾根からの道をあわせる頃になると所々に残雪が現れて、シラネアオイなどの草花が目を楽しませてくれる。前僧ガ岳の巻き道分岐付近にはタップリと残雪があって冷たい水が流れ下っていた。此処で喉を潤しながら休憩する。
前僧ガ岳へは掘割状の悪路の沢筋を登ってゆく。前僧ガ岳に着くころには霧が巻いてきた。僧ガ岳との鞍部の草原が仏ガ平でお花畑が広がっているが、この時期ニッコウキスゲが花開いたばかりでまだ少々花の季節には早すぎたようだ。仏ガ平からは少々薮の被さる登山道となっていたがそれほど長い距離でなく大きな山頂標石の立つ僧ガ岳山頂には林道からは3時間40分・第三登山口からは3時間の所用時間であった。
霧に巻かれた山頂からは展望が得れれなくて残念である。晴れたら北アルプスの大展望が開けているのだろうかと思う。出来れば片道1時間の駒ケ岳前足を伸ばしたかったのであるがこの時間からでは無理であった。
反対側の片貝コースを登ってきた若い女性は駒ケ岳を踏んでくるといって13時過ぎに山頂を後に駒ケ岳に向かっていった。若さには敵わないと思いつつ山頂を後にして登山道脇の花々をカメラに収めながらゆっくりと下る。途中からぱらぱらと雷雨が落ちてきて慌てるが大きな崩れにはならなかった。


烏帽子尾根分岐付近と仏ガ平は花の宝庫だ


小佐波御前山 コサナミゴゼン 標 高 754m 日本の山1000

山 域

神通峡東岸
登 山 記 録
登山月日 2011年7月10日〜10日
登山経路 林道終点登山口19:05〜小佐波御前山19:50〜小佐波御前山小屋(泊)6:25〜登山口7:10
行動時間 登り 45分 下り 45分 合計 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 山友室谷さんと二人

情  報

アクセス 猿倉スキー場から舗装道路の林道が延びる
トレイル 北陸自然歩道
水場・トイレ 水場は山麓で トイレは小屋にある
その他 小さな山に立派な小屋がある

山行記


草叢の中の二等三角点と山頂広場

僧ガ岳を下りて小佐波御前小屋に泊まることにする。富山市内在住の室谷さんは一旦自宅に戻って宿泊準備をして、私はナビに導かれながら待ち合わせ場所の猿倉スキー場に向う。
猿倉スキー場からは猿倉山御前山などの山麓を4キロほど林道を走って登山口に着いた。既に日が暮れた19時過ぎであったが、1.2キロの北陸自然歩道を40分ほど歩いて小佐波御前山を越えて別荘かと思わせられるほど立派な小佐波御前小屋に着いた。
二人で夜が更けるまで酒を酌み交わしながら楽しい時間を過ごす。

梅雨が明けた朝、小佐波御前山山頂広場と二等三角点の山頂を踏みなおして昨夜歩いた自然歩道を下った。優しい山ではあるが神通川に面した山肌には獅子が鼻岩などの岩場も見られた。


山頂広場の先に別荘かと思わせられる立派な小屋が立つ


牛岳 ウシダケ 標 高 987m 日本の山1000

山 域

庄川東岸
登 山 記 録
登山月日 2011年7月10日
登山経路 牛岳スキー場〜二本杉登山口8:50〜牛岳権現9:40〜牛岳山頂9:50〜牛岳権現10:00/10:20〜二本杉10:50
行動時間 牛岳権現まで 登り 50分 下り 30分 合計 2時間 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 山友室谷さんと二人

情  報

アクセス 二本杉登山口まで舗装道路
トレイル 良く踏まれている
水場・トイレ 山麓で
その他 山麓は温泉・スキーなどの富山のリゾート

山行記


牛岳権現の後方10分のところに二等三角点ある

牛岳スキー場のゲレンデトップの展望広場を過ぎ、舗装道路の林道を進んで二本杉登山口に車をつけ、軽い支度で登山道に入る。掘割状の登山道を進むとやがてベンチも設けられたブナの純林帯につく。絶好の森林浴コースである。ゆっくり歩いても50分ほどで牛岳権現に登りつく。更に後方に延びる登山道を10分ほど進み、二等三角点の牛岳山頂を踏む。
山頂は展望もないので牛岳権現に戻り休憩舎で一息入れる。
休憩舎手前まで道路が延びていてお手軽登山を楽しむものも居るようだ。下山に掛かると梅雨明けの猛暑を避けて地元の登山者が10人ほど登ってきた。

山麓の温泉とあわせ富山平野を望む絶好のリゾート地である。


大辻山 オオツジヤマ 標 高 1361m 日本の山1000

山 域

北アルプス前衛
登 山 記 録
登山月日 2009年11月13日
登山経路 本道登山口10:00〜大辻山山頂11:30/12:00〜登山口13:00
行動時間 登り 1時間30分 下り 1時間 合計 3時間 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 雄山神社〜本道登山口まで舗装された林道
トレイル よく整備されているが木の根の絡まる急坂もある
水場・トイレ 登山口に沢水飲用は? トイレは登山口0.5キロ手前の長尾峠にある
その他 立山弥陀ヶ原大日岳が目の前だ

山行記


山頂から見る剱岳・立山・薬師岳方面


剱岳・立山・弥陀ヶ原のズーム

県道富山・立山線千垣付近から称名の滝への道に入る。雄山神社前で左折し林道に入り、「国立立山少年の家」を目指す。「国立立山少年の家」を過ぎて林道を更に進むと城前峠を越えて長尾峠に着く。長尾峠には仮設トイレが設置されていて峠から少し下って本道登山口があった。
登山口から少し進むと尾根に出て長尾山分岐になる。少し泥濘もある尾根道を行くと奥長尾山で、更に歩きやすい登山道が延びていた。このところ続く登山で少々お疲れモードで、テンションが上がらないが、休憩を挟みながらゆっくりと進む。平日にもかかわらず同年輩の登山者が2名ほど山頂を踏んで下りてきた。
北尾根分岐からは少々傾斜も増して、木の根も絡まる登山道であったが、苦もなく登りきって山頂に立った。眼前には大日連峰が聳えていて「称名の滝」や「弥陀ヶ原」も良く見える。大日岳の左奥には薄く雪を被った剱岳が、右奥には立山連峰が見える。その右側は薬師岳に続く稜線で薬師岳まで良く見える。全て自分が歩いたことのある稜線でその時々の思いが頭をよぎるのである。そして天を突きように聳えるのがピラミダルな鍬崎山である。
富山県の里山から眺める北アルプスも感動もので、1時間近い山頂ステイを楽しんだ後、往路をゆっくりと下った。

 


尖山 トガリヤマ 標 高 559m 日本の山1000

山 域

北アルプス前衛
登 山 記 録
登山月日 2009年11月13日
登山経路 地鉄横江駅付近の登山口7:22〜尖山7:58/8:08〜登山口8:36
行動時間 登り 36分 下り 28分 合計 1時間14分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 横江駅〜案内看板に従いダートの山道を行く
トレイル 樹木標示なども掲げられた遊歩道
水場・トイレ なし
その他 富山平野の最後方に位置する

山行記


尖山山頂は富山平野が一望できる

県道立山公園線のアルペン村からすぐ先の地鉄横江駅付近に尖山の登山口看板が立っていた。
案内看板に導かれ車を進めると最後は砂利道となるが問題なく登山口に着いた。
沢筋を20分進み、ジグザグを切った登山道を更に20分ほどで富山平野を眼下に見る尖山山頂に着いた。
後方には剱岳〜薬師岳まで富山自慢の峰峰が連なって見える。平野部から徐々に高度を上げて3000mに達する富山県の地勢が良くわかると言うものだ。山頂で景色を楽しみながら朝食をとった。

 

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