東信の山
(根子岳・烏帽子岳・湯の丸山・籠の登山
・高峰山・黒斑山・大室山)

根子岳 ネコダケ 標 高 2127m 花の百名山 山 域 上信
登 山 記 録
登山月日 2020年8月31日
登山経路 菅平牧場7:40〜根子岳9:35/10:50〜菅平牧場12:15
行動時間 登り 1時間55分 下り 1時間25分 合計 4時間35分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー ほろしりさんご一行と
情   報
アクセス 菅平牧場まで舗装道路
トレイル よく踏まれているが樹林帯撃抜けると石ゴーロのトレイル
水場・トイレ 登山口に休憩施設toiletはある
その他 四阿山とセットの周回コース
山行記


菅平牧場の登山口・根子岳山頂で記念写真


マツムシソウが見ごろ


百名山四阿山に登る北海道の山友ほろしりさんと同行の河野さんを、すでに四阿山登頂済みの佐々木さんと根子岳で待ち受けである。前夜宿泊の「ロッジAlice」に佐々木さんを迎えに行き7時開店のセブンイレブンで食料調達のあと、登山口の菅平牧場には7時半の到着となった。四阿山から根子岳に周回するほろしりさんと河野さんは1時間半ほど前に出発しているが、根子岳直行の私たちは7:40の出発である。牧柵沿いの登山道を20分ほど歩くと牧場の最高点付近で休憩舎が立っていた。付近には秋の花マツムシソウが群生していてちょうど今が見ごろで咲き誇っていた。軽くおにぎりを一つ食べて白樺林の登山道に入る。緩くよく踏まれた登山道を快適に高度を上げて行く。少し傾斜が増して登山道が石ゴーロの道になると樹林帯を抜けて笹原になった。後方を振り返ると菅平高原の全容が開けている。スマホでほろしりさんの居場所確認しながら登山口からは2時間弱で根子岳山頂に着いた。15分後には四阿山から河野さんが先着しその後10分ほどでほろしりさんも到着した。祠の脇で珈琲を沸かし休憩Timeである。
1時間ほどの山頂ステイの後、ほろしりさん一行には一等三角点の小根子岳を踏んで峰ノ原コースを奥ダボスに下る道を勧めて、私は往路を下ることにした。登山口に戻った後車を移動して下ってくる3人さんを待っていたが、下山場所を勘違いして待たせてしまう失態であった。


根子岳 ネコダケ 標 高 2127m 花の百名山 山 域 上信
登 山 記 録
登山月日 2020年6月16日
登山経路 峰ノ原猫岳登山口11:00〜避難小屋12:00〜小根子岳12:55/13:05〜根子岳13:25/13:35〜避難小屋14:25〜峰ノ原15:00
行動時間 登り (小根子岳経由) 2時間25分 下り 1時間25分 合計 4時間 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 峰ノ原大笹街道登山口まで別荘地の中舗装道路
トレイル 白樺林や牧柵沿いを歩いて冬季山スキーのツアーコースの笹原の中に快適トレイルが続く
水場・トイレ 登山口付近に公衆toiletは見当たらない自販機は付近にあると思う 山中には水場toilet無い
その他 一等三角点確認登山
山行記


(左)点名・猫岳の一等三角点 (右)根子岳山頂


レンゲツツジ咲くツアーコース


山スキー入門の山根子岳には山スキーを始めてからほとんど毎冬出かけている。根子岳は一等三角点高度順29位の山で、今までは雪の下で三角点を見ることが出来なかったと思っていたが、点名・猫岳一等三角点は小根子岳にあることを知ったのはつい最近である。また「山と渓谷社」の「花の百名山」に選ばれているので、一度は花の時期に登りたいと思っていた山である。一等三角点を踏み、花の名山鑑賞と二つの目標を持っての根子岳登山である。
峰ノ原の根子岳登山口を探して休業中の菅平グリーンクロスゴルフ場のコース内を少し走ったが、登山口はなかった。大笹街道方面に戻ると「根子岳登山道」の小さな標識を見ることが出来た。付近には駐車スペースもあった。11時と云う遅い出発となったが往復4時間を覚悟して登山道に入った。白樺林の中癒しのトレイルが続いていて10分ほどでダボスからの道を合わせて放牧された牛を見ながら有刺鉄線の張られた牧柵沿いを緩く登って行く。20分ほどで山スキーのツアーコースに出た。もう5年ほどは山スキーで来ていないがシールで山頂まで登高して菅平牧場に滑降したことが思い出される。当然ながら冬季とは全然違う趣のコースであるが笹原の中に遊歩道然とした登山道が切られていて気持ちよく歩くことが出来る。レンゲツツジが満開の中峰ノ原の登山口からは1時間ほどで避難小屋に到着した。腰痛回復途上ながら何とかコースタイムで歩くことが出来て一安心である。
天気の崩れが気になって休憩もせずにトレイルを行く。避難小屋から上部の登山道もまた笹原の中快適トレイルが続き山スキーの事を頭に浮かべながら登り続けた。途中で数匹のひなを連れた山鳥に遭遇した、親鳥がひなを守ろうと私を惑わせようと必死なのが伝わって「何もしないよ」と声かけながらカメラに移そうとしたがカメラには収まらなかった。避難小屋から50分ほどで小根子岳分岐に着きまずは小根子岳の一等三角点を踏んだ。ここも山スキーで2回ほど通過しているが三角点は雪の下であって初めての発見である。標石の頭部が赤く塗られているのは何の意味があるのだろうかと思う。小根子岳でランチ休憩の後分岐に戻り根子岳本峰に向かう。20分ほどで見慣れた祠の立つ根子岳山頂に着いた。花の百名山に選ばれている根子岳であるが山麓で観たレンゲツツジ以外はこの時期見るべき花は少なかった。山頂をカメラに収め天気の崩れを心配しながら往路を急いで下った。避難小屋付近まで下ると中年の単独行氏が登って来た。すごく足の速い方なので「私が下りで40分かかったがあなたなら40分で山頂に着くよ」と声かけて交差した。雲がかかり始めた山頂付近を見上げて「雨が降らなければよいな^」と心でつぶやいた。登りには寝そべっていた放牧の牛もほとんど起き上がって草をはむ中牧柵沿いから白樺林の癒しのトレイルを歩いて山頂からは1時間20分ほどで峰の原登山口に下った。往復4時間20000歩を歩ききることが出来て大満足の一等三角点・花の百名山根子岳の再登山であった。



根子岳 ネコダケ 標 高 2127m 一等三角点高度順29位

山 域

上信
登 山 記 録
登山月日 2006年3月07日
登山経路 菅平スキー場奥ダボスリフト終点10:35〜ヘリポート12:05〜根子岳12:15/12:50〜スキーで滑降〜リフト乗り場13:05
行動時間 登り1時間45分 下り15分 合計3時間(休憩時間を含む)
天  候 快晴
メンバー 単独

情  報

アクセス 菅平高原リフト乗り場までは問題ない
トレイル ビステ?が入っていて問題なし
水場・トイレ リフト乗り場で
その他 山スキー入門の山

山行記

初めての山スキーを楽しみました。


烏帽子岳 エボシダケ 標 高 2066m 標高2000m超峰 山 域 上信
登 山 記 録
登山月日 2022年10月16日
登山経路 地蔵峠8:45〜キャンプ場9:00/9:05〜烏帽子・湯ノ丸山鞍部9:45〜烏帽子岳10:35/11:05〜キャンプ場12:20/12:30〜地蔵峠12:45
行動時間 登り 1時間50分 下り 1時間40分 合計 4時間 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 𠮷川さんと
情   報
アクセス 地蔵峠まで一般道
トレイル 行く整備された快適トレイル
水場・toilet 地蔵峠に売店 キャンプ場にtoilet・水場ある
その他 湯ノ丸山とセットで登る登山者多い
山行記


烏帽子岳山頂・小烏帽子岳山頂


湯ノ丸山登山道分岐 ・ 湯ノ丸・烏帽子鞍部


小烏帽子岳から烏帽子岳・烏帽子岳山頂から湯ノ丸山



山友𠮷川さんとの久しぶりの同行登山である。
8時半に地蔵峠に車を付けると広い駐車場は5割方埋まっていて、好天で紅葉狩りの登山者が多いものと思った。スキーでは何度も来たことのある湯ノ丸高原であるが、この時期は初めてである。キャンプ場への舗装道路を歩いてキャンプ場に着くと、toiletや炊事ブースも整備されコテージなどもあってとても良い雰囲気のキャンプ場である。各地のキャンプ場を見てきたが何れも廃墟のように荒れたキャンプ場が多い中でこれほど整備されていることに驚きであった。広い草地のキャンプ場には数張りのテントが張られていた。
キャンプ場の奥から本格的登山道になり、樹林帯の中緩く登って行き、少し傾斜の増した登山道を行くと湯ノ丸山への道が分岐していた。烏帽子岳への登山道は湯ノ丸山を巻くようにつけられていて、平坦な道が続いていた。カラマツの黄葉を見ながら巻き道を20数分歩いて、湯ノ丸山と烏帽子岳の鞍部に着いた。先行者が休憩していた。鞍部からはは烏帽子岳を目指してジグザグ切った登山道を行き、鞍部からは30分ほどで稜線に登りついた。稜線からの展望に期待したが上田盆地や佐久平方面は雲の下で展望が得られなかった。ザレ場・ガレ場の岩稜混じりの稜線上を行き、小烏帽子岳越えて烏帽子岳山頂に着いた。山頂からの展望もいまいちであった。眼下の紅葉を眺めながら岩陰で休憩し、山談義を楽しんだ。
30分ほどの山頂stayの後往路を下った。地蔵峠からは2時間ほどで登れる烏帽子岳であるが、標高は2000mを越えていて久しぶりの2000m超峰登山に同行の𠮷川さんも満足の烏帽子岳ではあった。


信州百名山 烏帽子岳 エボシダケ 標 高 2066m

山 域

上信
登 山 記 録
登山月日 2003年2月3日
登山経路 地蔵峠10:15〜中分岐10:50〜湯の丸山鞍部11:30〜烏帽子岳12:20/13:10〜中分岐〜地蔵峠15:15
行動時間 登り2時間05分 下り1時間55分 合計5時間(休憩時間含む)
天  候 快晴
メンバー 単独

情  報

アクセス 上信越道東部湯の丸インターから地蔵峠に向かう
トレイル スキー場の先に
水場・トイレ 地蔵峠の駐車場
その他 スノーシューの初級コース

山行記


稜線上から見る烏帽子岳

上信越道東部湯の丸インターから地蔵峠に向かう。群馬県嬬恋村鹿沢に通ずる地蔵峠までは30分もかからないが標高差は1000m近くあるだろうか、ここは既に1700m近い標高である。相当な寒さを覚悟してきたのであるが、そのわりに寒さも感じなくて少し拍子抜けである。初めてのスノーシューと本格的な雪山体験に緊張する。
しっかりとした雪山支度に整えてスノーシューをザックにくくりつけて烏帽子岳への登山道に入る。湯の丸スキー場のゲレンデの一部になっている登山道をキャンプ場まで来ると平らに開けて臼窪湿原となる。冬の今は雪の下で何も見えるわけがない。積雪は1m程であろうか、道案内板も身をかがめて覗くほどである。ここからは右に左にトレースが分かれている。踏み跡を外すと膝までもぐるのでスノーシューに履き替え湿原らしきを越えて一登りすると湯の丸山への分岐に到着した。道を左に取り湯の丸山を巻きながら進む。スノーシューはトラバース道を歩くには不便なもので、横滑りをしたり何回もつまずきながら夏の倍近い時間をかけて進むと烏帽子岳と湯の丸山の鞍部に到着した。前方には菅平高原が見えてきて四阿山や根子岳くっきりと見える。しばし休憩してカメラに収める。目指す烏帽子岳は眼前に聳えていて、尾根までは手の届きそうな標高差100m位であろうか。スノーシューでの歩き方もようやく分かってきて尾根道への急登に挑戦する。昨日の日曜日に登ったであろうと思うトレースを確実に踏みながら悪戦苦闘の末に尾根道に着く。スノーシューは急坂の登坂は少し難しいことが分かった。山頂までの稜線は硬く締まった雪道であるスノーシューをはずして山頂に到着した。
北アルプスの全容が開けているが、その頂きには雲がかかり写真に収めるほどの展望ではない。八ヶ岳や蓼科山もまた雲がかかっている。四阿山・根子岳方面はすっきりと晴れて雪の菅平高原が良く見える。浅間山は盛んに噴煙を上げている。眼下の上田盆地が良く見える。
ここに来たのは実に43年ぶりで、遠い記憶をよみがえらせるのであった。風もなく穏やかな山頂で昼食と写真撮影で小1時間の休憩を取った。
帰路は急坂を尻セードも楽しみ、スノーシューの威力を確かめながら湯の丸山との鞍部に下ったがそれほどの時間短縮もないのでスノーシューをはずしてつぼ足で地蔵峠に下った。

 
        根子岳・四阿山                       後方は湯の丸山と浅間山

登 山 記 録
登山月日 2006年6月27日
登山経路 地蔵峠9:10〜烏帽子岳10:50/11:20〜湯の丸山12:20/13:00〜ツツジ平〜地蔵峠14:10
池の平駐車場〜三方ヶ峰〜池の平
行動時間 登り 下り 合計(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 前橋市の高寺氏と二人

山行記


 
 

前橋市の高寺さんと地蔵峠で合流、烏帽子岳に登り、更にレンゲツツジが満開の湯の丸山に回った。丁度ツツジ祭りに期間で、湯の丸山の山頂は花を楽しむ老若男女で賑わっていた。私もはじめて花の季節にこの山に登ったのであるが、こんな身近なところに素晴らしい花の山があることを知った。
地蔵峠に下った後、池の平湿原に向かいコマクサの復元養生の三方ヶ峰に回ってみる。金網で入場規制された砂礫地に可憐な花を開いているコマクサをカメラに収めた。

 


湯ノ丸山 ユノマルヤマ 標 高 2104m 日本の山1000 山 域 上信
角間山 カクマヤマ 標 高 1981m 山 域 上信
登 山 記 録
登山月日 2019年8月6日
登山経路 地蔵峠6:50〜湯ノ丸山8:20/8:30〜角間峠9:30/9:40〜角間山10:20/10:30〜角間峠11:00〜八十九番聖観音11:50/12:00〜地蔵峠12:45
行動時間 合計 5時間55分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 地蔵峠までは国道
トレイル よく整備された快適トレイル
水場・トイレ 地蔵峠にtoilet自販機あり camp場toiletある
その他 嬬恋村山路会によりよく整備された遊歩道
山行記


湯ノ丸キャンプ場から湯ノ丸山へ


湯ノ丸山山頂から角間峠へ


笹原を歩いて角間山へ




山スキーで何度も登っている湯ノ丸山ではあるが、真夏に登るのははじめてである。夏風邪ひいてようやく快復したのでリハビリ登山である。
地蔵峠には水泳の高地トレーニング施設の完成も間近で、合宿の大学生が早朝トレーニングしていた。軽荷を背負ってキャンプ場への道に入り、15分ほどでキャンプ場を過ぎ、本格的登山道をわずかに進むと烏帽子岳と湯ノ丸山への分岐になっていた。湯ノ丸山への道を10分ほど進むとツツジ平である。ここから先は山スキーで何度も歩いている所であるが、夏道は岩ゴロもある登山道で歩きにくい。病み上がりのせいもあってペースが上がらないが、休憩を取りながら自分のペースでゆっくりと登った。地蔵峠からは1時間半ほどで見慣れた標識の立つ湯ノ丸山山頂に着いた。汗びっしょりかいて上半身裸になって汗を拭った。山頂からははじめて富士山を見る事が出来た。
山頂で一息入れた後、湯ノ丸山北峰に向かう。稜線上の登山道はロープで区切られて、高山植物が保護されていた。イワインチンやハクサンフウロマツムシソウが見ごろを迎えていた。岩ゴロの北峰からは角間峠に下って行く。途中からは樹林帯に入って日陰の中を歩いた。標高差200mほどを下って角間峠である。鹿沢温泉からの道が合わさっていて休憩舎も立っていた。休憩舎で給水タイムを取った後は角間山への登山道に入った。笹原の中ジグザグ切った快適トレイルが続き、最後はロープも下がる急坂であったが難なくクリアーしてこちらも岩ゴロの角間山山頂であった。四阿山が目の前で嬬恋村のキャベツ畑を見る事が出来た。
角間山山頂で10分ほど休憩の後、往路を角間峠に下り、角間峠からは鹿沢温泉方面に下った。途中分岐から牧場内の登山道を歩き、スキー場跡から「八十九番・聖観音」の立つ登山口に下った。登山口でランチ休憩を取って、車道を歩き途中から再び牧場内の遊歩道に入って地蔵峠に戻った。



信州百名山 湯ノ丸山 ユノマルヤマ 標 高 2,104m

山 域

上信
登 山 記 録
登山月日 2004年1月31日
登山経路 地蔵峠駐車場11:30〜つつじ平〜湯の丸南峰13:05/13:35〜北峰13:40〜つつじ平〜地蔵峠14:50
行動時間 登り 1時間35分 下り 1時間05分 合計3時間20分(休憩時間含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 浅間サンライン〜地蔵峠までは問題ない
トレイル スノーシュー、山スキーのトレースがくっきりとついている
水場・トイレ 地蔵峠駐車場には水洗トイレがある
その他 スノーシュー、山スキーの入門コース
山行記

 
つつじ平から見る湯の丸山と山頂から見る烏帽子岳


山頂〜浅間山

昨年スノーシュー初登山した烏帽子岳の兄弟峰湯の丸山に今年もスノーシューをはいて初登山した。
烏帽子岳よりも更に易しい登山であったが久しぶりの登山で汗をかいた。

 


信州百名山 籠の登山 カゴノトヤマ 標 高 2228m

山 域

上信
登 山 記 録
登山月日 2002年5月1日
登山経路 池の平駐車場11:50〜東籠の登山12;20/12:35〜池の平13:05
行動時間 登り 30分 下り 30分 合計1時間15分(休憩時間含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 小諸から車坂峠に登り、湯の丸・高峰林道を池ノ平まで行くと、大きな駐車場がある
トレイル  
水場・トイレ 駐車場にある
その他  

山行記

小諸から車坂峠に登り,途中高原の温泉で有名な高峰温泉がある、標高2000mの湯の丸・高峰林道を池ノ平まで行くと、大きな駐車場がある。連休の谷間のせいか数えるほどの車しか停まっていない。
シャクナゲが咲くにはもう半月くらい先か、コマクサは更に1ヶ月先だろうか、その頃はきっと沢山のハイカーが訪れることであろう。
東籠の登山を見上げればすぐそこに見える。カメラと水をザックに入れてジョッギングシューズで30分で山頂に到着した。昨夜の酒気を抜くほどの汗も出ない。巨石が積み上げられたような山頂には雨上がりのせいか誰もいない。
ここは一等三角点の頂上である。そう言えば最近比叡山、御正体山に続き一等三角点の山が続いている。
浅間山は霧の彼方で展望はえられなかったが、湯の丸・烏帽子方面が開けていて高校生の頃登った烏帽子岳の記憶を呼び戻そうとしたが、戻ってはこなかった。もう40年以上昔の話では無理と言うものだろうか。
池ノ平の周辺は天然落葉松林が素晴らしい。


  一等三角点百名山の東籠の登山      池ノ平周辺の天然落葉松林


水ノ塔山 ミズノト 標 高 2202m 標高2000m超峰

山 域

上信高原
東篭ノ塔山 ヒガシカゴノト 標 高 2228m 一等▲百名山

山 域

上信高原
登 山 記 録
登山月日 2011年6月27日
登山経路 高峰温泉12:50〜水ノ塔山13:40〜東篭ノ塔山14:30〜池ノ平14:55/15:10〜高峰温泉15:50
行動時間 合計3時間 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 池ノ平から先の林道はダートもよく整備されている
トレイル 七千尺の尾根と呼ばれ良く歩かれている
水場・トイレ 池の平にトイレ自動販売機ある
その他 簡単に標高2000m超の山頂に立てる

山行記


水ノ塔山付近からの東篭ノ登山

高峰温泉前に着くと水の塔山の登山口があった。午後から登山であるが天気の崩れも心配ないので躊躇なく登山道に入る。砂礫や岩場の乾燥地にはイワカガミやツマトリソウなどの花々が見られゆっくり歩いても50分で水の塔山荷到着した。水ノ塔山から北斜面の縦走路はトウヒなどの樹林帯となり、シャクナゲの群生となっていた。ここもゆっくりと歩いて巨石累々の一等三角点東篭ノ登山山頂に立った。雨の心配がなかったと思ったら霧雨が舞い出して、慌てて池ノ平の駐車場に下った。林道を歩いて東篭ノ登山〜水ノ塔山の山腹を巻いて高峰温泉に帰還した。

 


東篭ノ登山 ヒガシカゴノトヤマ 標 高 2228m 一等三角点百名山 山 域 上信
西篭ノ登山 ニシカゴノトヤマ 標 高 2212m 標高2000m超峰 山 域
登 山 記 録
登山月日 2019年6月4日
登山経路 池の平湿原登山口11:35〜東篭ノ登山12:15/12:35〜西篭ノ登山12:55/13:15〜西篭ノ登山13:35〜登山口14:10
行動時間 登り 1時間20分 下り 45分  合計 2時間35分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 湯ノ丸・高峰林道は地蔵峠側は舗装道路も高峰側は砂利道
トレイル 山頂付近は荒れた岩ゴロの登山道も樹林帯は良く歩かれた登山道
水場・トイレ 登山口にtoilet自販機ある
その他 池の平駐車場は500円 週末花の見ごろ時期は混雑する
山行記


西篭ノ登山・東篭ノ登山

一等三角点峰の東篭ノ登山には過去2回登っているが、今回は標高2000m超峰の西篭ノ登山が目標である。j地蔵峠の湯の丸・高峰林道入り口には高地トレーニング用の室内競技場が建設中であった。日本水連のナショナルトレーニング施設として公認され、「長く利用されればよいな〜」と思いながら、いままで何度も滑降を楽しんだことのある湯ノ丸ゲレンデを横切りながら池の平湿原の駐車場に着いた。有料の駐車場は平日にもかかわらず数台の大型バスと15台くらいの乗用車が停まっていた。高山植物の池の平湿原はまだ少し早いようである。500円を払って駐車場に車を停め登山道に入る。樹林帯を行くとにぎやかな歓声が響いていて、中年の30名くらいの団体さんが下ってきた。さらに進むと黄色い歓声が響いていた。「東京の関小学校」の200名くらいの団体であって「こんにちは」の声を返すのが面倒になるほどっであった。小学生との交差が終わると岩ゴロの道になり東篭ノ登山に着いた。山頂で昼食のカップ麺を食べていると上空に黒い雲が被さり、雨がパラパラと降ってきて慌てるが濡れるほどのこともなかった。昼食休憩の後、東篭ノ登山から一旦鞍部に下って登り返すと20分ほどで西篭ノ登山に着いた。山頂で展望を楽しみながら休憩し往路を下った。


池の平湿原駐車場から見る篭ノ登山・西篭ノ登山から見る池の平湿原方面


高峰山 タカミネヤマ 標 高 2091m 花の百名山

山 域

上信
登 山 記 録
登山月日 2004年8月24日
登山経路 車坂峠11:35〜高峰山12:10/12:40〜車坂峠13:20
行動時間 登り35分 下り40分 合計1時間45分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 車坂峠までは舗装道路
トレイル ハイキングコースとして整備されている
水場・トイレ 登山口にある
その他 花の名山

山行記


山頂から佐久平を望む  マツムシソウが満開


ヤマハハコとマツムシソウが群生

  
小諸から車坂峠に上る。ここは既に標高2000mの別天地である。浅間山の展望台黒斑山と反対側に30分も登ると佐久平を一望出来る高峰山山頂に到着した。トレイルの周りには秋の草花が満開に開いていた。

 


黒斑山 クロフヤマ 標 高 2404m 日本の山1000 山 域 浅間山
蛇骨岳 ジャコツダケ 標 高 2366m 2000m超峰 山 域
仙人岳 センニンダケ 標 高 2319m 山 域
登 山 記 録
登山月日 2018年4月3日〜4日
登山経路 4月3日
車坂峠13:00〜トーミの頭〜黒斑山15:00〜幕営地15:20
4月4日
幕営地5:50〜蛇骨岳6:10〜仙人岳6:35/6:40〜2254mピーク7:10/7:25〜蛇骨岳8:20〜幕営地8:40/9:40〜黒斑山10:00〜車坂峠11:50
行動時間 第1日目2時間20分  第2日目6時間 合計 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候 4月3日 晴  4月4日 晴
メンバー 単独
情   報
アクセス 車坂峠までのチェリーパークラインは快適な高原観光道路
トレイル 外輪山周遊登山道もよく整備されている
水場・トイレ 登山口にある
その他 今回も湯ノ平には下れなかった
山行記


黒斑山から浅間山・外輪山で幕営


蛇骨岳・仙人岳

2018年春山の北海道遠征を前に雪山キャンプ体験をした。車坂峠から中道を歩いたが、途中の急坂は凍結していて、思いのほか時間が掛かった。トーミの頭で一息入れていると、外輪山をJバンドまで歩いて湯ノ平に下って戻って来た単独女性と情報交換することができた。明日はそのルートを歩こうと思っている。トーミの頭から黒斑山に登り、20分ほど外輪山を進み残雪上にテントを張った。テントのポールが折れてしまい設営に時間が掛かった。持参したビールとお酒を飲むと夕食も取らずにシュラフに潜り込んだ。

翌朝は結構な冷え込みで雪面が凍り付いていて、ペグの掘り起こしに時間が掛かりそうだったので、テント撤収を諦めJバンドまで空身で往復をすることにした。外輪山の登山道は殆ど夏道が現れていたが、冷え込みで凍り付いていて快適に歩行できた。蛇骨岳・仙人岳を踏んで明け行く浅間山を楽しみJバンドの手前の岩礫の2254mピークまで進んだ。湯ノ平の雪面にトレースが見えるがここで引き返した。蛇骨岳に戻ると朝早く車坂峠を出た単独行氏が登り着くところであった。テントを撤収し昨日歩いた道をゆっくりと下ったが脚力・体力の衰えは顕著に感じた。


2254mピークから剣ヶ峰・外輪山



黒斑山 クロフヤマ 標 高 2404m 日本の山1000 山 域 浅間山外輪山
蛇骨山 ジャコツダケ 標 高 2366m 2000m超峰 山 域
槍ヶ鞘 ヤリガサヤ 標 高 2300m 2000m超峰 山 域
車坂山 クルマサカヤマ 標 高 2050m 2000m超峰 山 域
登 山 記 録
登山月日 2016年12月15日
登山経路 車坂峠10:15〜車坂山10:30〜槍ヶ鞘11:35〜トーミの頭11:55〜黒斑山12:10/12:15〜蛇骨山13:00/13:20〜黒斑山14:05/14:15〜車坂峠15:20
行動時間 蛇骨山まで 登り 2時間45分 下り 2時間 合計 5時間05分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 車坂峠までのチェリーパークラインは快適な高原観光道路
トレイル 表登山道・中登山道・外輪山縦走路ともに雪道ながら道迷いの心配なかった
水場・トイレ 車坂峠の高峰高原ビジターセンターのトイレは冬季閉鎖中 高原ホテルのレストハウスは営業中
その他 湯ノ平に下って周回コースを歩きたかったが
山行記


車坂山から見る黒斑山・登山道脇にはシェルター


槍ヶ鞘・トーミの頭


黒斑山山頂・蛇骨岳山頂

 
蛇骨岳からの浅間山

車坂峠に来るまでに道迷いをして,峠の高峰ビジターセンターには10時近い到着となってしまい少々焦った。前日に降った雪が駐車場付近も10センチほど積もっていた。黒斑山に向かったと思われる車が2台止まっていて、夫婦登山隊が出発の準備をしていた。完全冬支度とはいかず、暴風のヤッケ着て、スパッツを付けて登山道に入る。登山口は表登山道と中登山道が同じ場所で、中登山道に4人組が先行する中、表登山道を行くことにした。樹林帯の登山道には先行した者のトレースがしっかりついていたが、迷う心配のないしっかりしたトレイルが樹林帯に続いている。最初のピークが車坂山であって15分ほどで到着し、前方に樹氷の黒斑山が見えてきた。車坂山から少し下って緩く登って行くと先行していた夫婦登山隊を追い越すが、その先にも先行した登山者のトレースが残っていた。所々急坂もあるが概ね緩く登って行き、登山道脇に避難用のシェルターを見ると外輪山の一角の槍ヶ鞘であって前方にようやく浅間山が望める。槍ヶ鞘から少し下り鞍部に中登山道が合わさっていた。トーミの頭までは少し急坂が続く。中登山道を登ってきた4人組が浅間山に見とれていた。トーミの頭から少し行くと湯ノ平に下る道が分かれていて「黒斑山0.4キロ」の道標が立っていた。トーミの頭からは新雪ラッセルして車坂峠から2時間ほどで黒斑山山頂に立った。
行動開始時間が遅かったので黒斑山山頂では写真撮影だけにして外輪山を蛇骨岳に向かう。新雪がひざ下まであって、深いところでは潜りそうなところもあるが、発達した樹氷の中浅間山眺めながらの快適縦走路である。右下には湯ノ平が広がり滑落しそうなところも随所にあったが、黒斑山からは40分ほどで蛇骨岳山頂に着いた。既に午後1時を回っていてここまでにすることを決断し、眼前の浅間山を見ながら昼食休憩した。当初予定ではさらに30分ほど先の仙人岳から湯ノ平に下ってトーミの頭までの周回を予定していたのであるが、日の短いこの時期では無理であった。20分ほどの滞頂のあと、自分でつけたトレースを追って黒斑山に戻る。黒斑山山頂で一息入れた後は踏み固められて歩きやすくなった雪道をトーミの頭から中登山道に入って車坂峠に下った。中登山道は樹林の中で展望はないが緩く下っていて表登山道よりは歩きやすかった。車坂峠に下り着くころは「アサマ2000スキー場」のBGMが流れていた。


黒斑山方面・四阿山方面


黒斑山 クロフヤマ 標 高 2404m 日本の山1000

山 域

上信
登 山 記 録
登山月日 2008年12月4日
登山経路 車坂峠10:00〜トーミの頭11:30〜黒斑山11:45/12:30〜車坂峠13:30
行動時間 登り 1時間45分 下り 1時間 合計 3時間30分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 車坂峠までは舗装道路
トレイル 雪道であるがトレースあった
水場・トイレ 車坂峠には休憩施設ある
その他 日本百名山の浅間山(登山規制中)の代替

山行記


トーミの頭〜見る黒斑山と山頂から見る浅間山

黒斑山は噴火活動が活発な、日本百名山・浅間山の代替として多くの人に登られている。
私も浅間山は1998年晩秋、軽井沢側の峰の茶屋から登り、お鉢回りをしてきたことがある。百名山完登を前にして、代替の黒斑山も登っておこうと思い、01年春、登頂済みである。しかし、登山記録もなく、記憶も薄れがちなので雪の浅間山見物を兼ねて再登山を思い立ち、車坂峠まできた。

10日前に降った雪で峠付近には30センチ位のの積雪があり、峠のすぐ先にある「浅間2000スキー場」はオープン準備中である。車坂峠は既に標高2000mを越えているが、ここまでノーマルタイヤで来ることが出来た。

黒斑山への登山口は峠の右手にあり、すぐに表コースと中コースに分かれてはいたが表コースを登る。10分ほどで小高いピークを越えて30mほど鞍部に下ると樹林帯の中に緩やかな登山道が続いていた。時々は樹林帯も切れて振り返ると、上信国境の山や北アルプス・中信高原の山々がよく見える。
ゆっくりと登ったのであるが1時間少しで「槍の鞘」という外輪山の小ピークについた。ようやく浅間山が望まれる。積雪が少なく雨傘模様である。一旦鞍部に下り20分ほどで岩稜の「トーミの頭」に着く。浅間山が眼前である。
更に外輪山の樹林帯を行くと黒斑山に到着した。先着の5人パーテイが休んでいた。山頂標識と浅間山をカメラに収めた後、蛇骨岳方面に足を進める。モミ(トーヒ)の木の樹林帯の中は50センチくらいの積雪があった。10分ほど樹林帯を下ると再び展望の利く場所に出た。
師走とは思えないほど穏やかな天気の下、眼前の噴煙を上げる浅間山を眺めながら昼食休憩を取った。
休憩の後は、黒斑山に登り返し、トーミの頭に下り、中登山道を車坂峠に下った。

 

2018年10月29日

車坂峠〜黒斑山

新しい山友達、山の新人宇都宮君と入山規制が緩められた浅間山の前掛山目指したが、私は体調悪化と強風のため黒斑山で前進を止めた。単独で前掛山アタックを進めた宇都宮君も地図を読み間違えて、前掛山には行けなかったが、強風の浅間山アタックは無理だと思っていたので、結果は良かったと思う。結局宇都宮君も黒斑山で撤退した。


黒斑山・トーミの頭


浅間山←中道登山道分岐から→剣ヶ峰

 


大室山 オオムロヤマ 標 高 1147m 東信の里山 山 域 上信
登 山 記 録
登山月日 2021年1月16日
登山経路 東入地区信大農場8:55〜大室山9:40/9:50〜農場10:15
行動時間 登り 45分 下り 25分 合計 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 東入信大大室農場迄一般道
トレイル 枯草の被さる伐採地と雑木林を適当に登る
水場・トイレ 無し
その他 反対側から正規登山道あるようだ
山行記




雑木林の中の大室山山頂の三角点



「大田区休養村とうぶ」の奥、東入地区の最終民家の先まで一般道を走り、大室山に近づく地道を100mほど入った地点から入山した。枯れたカヤトの先には薄っすらと雪化粧した伐採地が見えた。作業道らしき道を歩き伐採地に入って雪を拾いながら高度を上げて行く。やがて稜線についてブル道を大室山とは反対側の高見に数分進んでしまった。GPSで位置確認して引き返し、雑木林の中適当に高見を目指した。雑木林に入って10分ほどで山頂に着いたが、三角点は少し下った場所にあった。登って来た反対側からは顕著な踏み跡が有ったので別方向から正規作業道が有るのだろうと思った。

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