日本二百名山 | 鳥甲山 | トリカブトヤマ | 標 高 | 2038m |
山 域 |
北信濃 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2001年10月6日 |
登山経路 | 狢平9:15〜白グラ山〜鳥甲山12:50/13:50〜狢平17:20 |
行動時間 | 登り3時間35分 下り3時間30分 合計8時間05分(休憩時間含む) |
天 候 | 曇 |
メンバー | 親子二人連れ登山隊 |
情 報 |
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アクセス | 奥志賀スーパー林道を秋山郷の入り口が狢平登山口 |
トレイル | 厳しい急坂を登って尾根へ、両側が切れ落ちる厳しい縦走路を山頂まで続き、カミソリ岩だけはトラバース道がありました。 |
水場・トイレ | 水場は登山口からはいったところにある トイレはなし |
その他 |
山行記
狢平から30分で尾根道に出ましたそれから上は山の形どおりの尾根を歩いて頂上へ。
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屋敷山 | ヤシキヤマ | 標 高 | 1460m | 信州の里山 | 山 域 | 秋山郷 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2022年10月21日 |
登山経路 | 鳥甲山屋敷登山口6:40〜稜線分岐8:50/9:00〜屋敷山尾根鞍部(引き返し地点)10:20/10:30〜稜線分岐11:35/11:45〜登山口13:20 |
行動時間 | 引き返し地点まで 登り 3時間40分 下り 2時間50分 合計 6時間40分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 鳥甲山屋敷登山口までは一般道 |
トレイル | 稜線分岐までは急登が続くが一般登山道 稜線からは根曲竹・小灌木・蔓草絡まる猛藪 |
水場・toilet | 登山口付近に湧き水ある toiletは無い |
その他 | 尾根上は酷い藪で帰りも考えて撤退した 藪の中でデジカメ紛失 |
山行記 屋敷登山口・防雪壁 稜線分岐・分岐から鳥甲山 稜線分岐付近・引き返し地点の藪 前夜は鳥甲山のムジナ平登山口で車中泊して早朝鳥甲山屋敷登山口に移動した。登山口付近の道を脇の駐車スペースに車を停めた。登山口の案内標識には鳥甲山から屋敷山・布岩山には歩道が記されているので一縷の期待を持って登山道に入った。登山道は最初から急登が連続していた。30分ほど歩いて一息入れ少し緩くなった登山道を行くとコンクリート製の巨大な防雪壁が現れた。急斜面の鳥甲山で雪崩が発生すると山麓の屋敷集落まで被害が及ぶのであろうかと思う。上方を見るともう一基の防雪壁も見ることが出来た。防雪壁から上部の登山道はさらに傾斜が増して一直線に延びていたが、その割によく踏まれ整備されていた。ブナや灌木類の黄葉が見事で心を和ませてくれるのが救いである。大汗かきながら登山道に腰を下ろしては休憩取りながら高度を上げて行く。以前なら1時間半もあれば登りつけたであろう標高1450mの稜線分岐までの標高差600mほどを、それでも2時間少々で登りつくことが出来た。分岐からは鳥甲山が良く見えた。鳥甲山を眺めながら休憩をとった。 稜線から屋敷山に続く歩道を探したが、尾根分岐付近には「立入禁止」の看板が有って、歩道などはなかった。元々期待はしなかったが登山口の看板には騙された気分である。稜線分岐からは薄い藪を掻き分けて尾根に登り上げるとすぐに猛烈な藪山であった。根曲竹と枝が横に張りだした灌木とそれに絡まる蔓藪である。背丈を超える藪で前方の見通しが利かない。藪切り用に草刈りガマを持参したが蔓を切るのには出来るが枝を掃うことが出来ない。藪を掻き分け、灌木を潜ったり跨いだりして前進した。灌木に登って行く先を確認して灌木が少ない笹薮の鞍部まで下った。しかし根曲竹に絡まる蔓藪は続いていて、屋敷山山頂まではまだ半分と思われる最低鞍部の標高1420m付近で登頂を断念した。ここまで藪との格闘は1時間半も掛かっていた。藪の中に腰を下ろして給水を取った後は藪山を登り返して登山道に出た。登り返しもまた行きと変わらぬ時間がかかった。登山道に戻ってほっとしてカメラケースからデジカメが落ちて紛失していることに気付いてがっくりである。 登山道に腰を下ろして休んでいると鳥甲山を登った若者が下って来た。しばし山談義を楽しんだ後若者に続いて登山道を下ったが若者はあっという間に姿を消した。急坂を自分のペースで下っているとさらに後続の2名の登山者が追い越して行った。 激藪氏はこの尾根を屋敷山越えて布岩山まで縦走しているがとても真似のできないことであることを思い知らされながら登山口に下り立った。 屋敷山登山口からは翌日予定の飯盛山入山口を確認した後、小赤沢に走り、小赤沢温泉の泥湯に浸かって疲れを落とした。 |