南アルプス深南部前衛の山
(高塚山・岩岳山・京丸山・沢口山・八高山)
日本二百名山 | 高塚山 | タカツカヤマ | 標 高 | 1621m |
山 域 |
南アルプス・深南部 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2003年10月26日 |
登山経路 | 山犬段5:40〜蕎麦粒山6:10〜三ツ合山7:30〜高塚山8:05/8:10〜蕎麦粒山9:45〜山犬段10:10 |
行動時間 | 登り2時間25分 下り2時間 合計4時間30分(休憩時間含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 |
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アクセス | 中川根町から1時間ほどの林道の先に山犬段の休憩舎 |
トレイル | 雑木林のトレイル良く踏まれている |
水場・トイレ | 途中になし |
その他 |
山行記
黒法師岳を下りて水窪町に下る。R152を天竜市に廻ろうと思うが地図上ではR362を春野町に回る方が近いようだ。水窪町から春の町の道に入るが、まさに秘境の中を走る山道でびっくりする。特に明神峡の奥にある門桁と言う部落は秘境中の秘境という趣である。全国の山廻りをしながらこうしたところの存在を知るだけでも意義深い物がある。日が落ちてしまえばなお更のこと山道は神秘さが増すのである。
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岩岳山 | イワタケヤマ | 標 高 | 1369m | 日本の山1000 |
山 域 |
南ア深南部前衛 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2009年6月12日 |
登山経路 | 浜松市旧春野町川上林道(民宿シンフォニー前)6:45〜小俣駐車場7:45/7:50〜荷小屋峠9:30/9:40〜岩岳山10:30/10:50〜(周遊コースを外れて山中)〜シンフォニー前13:30 |
行動時間 | 登り 3時間45分 下り 2時間40分 合計 6時間45分(休憩時間を含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 |
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アクセス | 民宿シンフォニー前で舗装道路の林道で、その先は車の通行が規制されていた |
トレイル | 荷小屋峠までは杉林の中その先も良く歩かれている 周遊コースは途中で踏み跡消えていた |
水場・トイレ | 荷小屋峠の途中に水場ある トイレは小俣の旧駐車場にある |
その他 | シロヤシオの咲く頃がよさそうだ |
山行記
民宿シンフォニー前に無料駐車場が完備されていたが私有地のようである。舗装道路を500mほど進むと林道入口となり、ゲートで車両進入が規制されていた。林道は1キロほどは登り勾配であったが、そこから先は終点の3.5キロまで下り勾配であった。終点は小俣の駐車場でトイレもあり、以前はココまで車で入れたようだ。自然保護のためか林道補修に掛かる費用の為かは分からないが、これ位の林道歩きは気になることではない。小俣の駐車場跡から登山道に入る。杉ノ造林地の中を進み荷小屋峠に着く。稜線は一部岩稜帯もあるが緩い勾配で心配ない。やがて高塚山や京丸山に続く尾根に出て、岩岳神社への道を左に分けて尾根道を15分ほどで岩岳山山頂についた。山頂で休憩後周遊コースを小俣の駐車場に下り始めるが途中で道を失いしばらく山中徘徊するが尾根の境界杭をしっかり追って、入手山方面に進み委細かまわず杉林の中を下るとやがて林道に出た。林道を下ると車道に出て1キロほど歩くと民宿シンフォニー前に出ることが出来た。正規ルートを下っても変わらぬ時間であったものと思う。
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京丸山 | キョウマルヤマ | 標 高 | 1469m | 標高1003山 | 山 域 | 南Alps深南部 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2017年11月3日 |
登山経路 | 浜松市天竜区春野町石切ゲート7:40〜登山口8:00〜上部林道8:55〜(ロスタイム約30分)〜1005m展望地10:15/10:20〜1305mピーク11:30〜京丸山12:10/12:45〜登山口14:45〜石切ゲート15:15 |
行動時間 | 登り 4時間30分 下り 2時間30分 合計 7時間35分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 春野町石切集落まで気田川沿いに細いながらも舗装道路 最後3キロほど未舗装の林道も整備されている |
トレイル | 林道をショートカットする尾根と1305mピークへは急登もよく整備されている その他は林道を歩く |
水場・トイレ | 登山道入り口までの林道で沢水取れる toiletは山中にない |
その他 | 以前は1005m展望地まで林道開放されていたのかもしれない 高塚山や岩岳山の尾根続きの山 |
山行記
気田川沿いの細い道を走って秘境春野町石切集落終点に来た。集落から先に延びる未舗装の林道を3キロほど進むと京丸林道石切ゲートであった。ゲート脇には10キロと表示されたポストがあったから気田川沿いを走る道は京丸林道であったものと思う。
3台ほど止められる駐車スペースには浜松ナンバーのワンボックスカーが止まっていて先行者がいることが分かり心強く思った。林道は二俣に分かれているが京丸山へは右側に入り緩く下って行く。洞木沢に架かる大きな橋を渡って登りかえして行き、11.5キロポストの先に京丸山登山口があった。尾根に着けられた登山道はいきなりの急登で、前日の白倉山登山の疲労が残る体と足には厳しいものであった。歩数数えながらゆっくりと登り、標高差300mほどを50分ほどで登りきると錆びたウィンチとワイヤーロープが掛かる索道が掛かっていて、使われなくなって何年たつのだろうかと思う。索道施設から少し登ると林道に出た。登山道まで歩いた林道が藤原家のある京丸集落跡を回ってきた林道で、今は荒れていて、もうここまで車で来るのは難しいのだろうと思う。林道を20分ほど進むと杉林に導く赤布に誘われて樹林帯に入ってしまい、往復30分ほどのロスタイムである。林道に戻って先に延びる林道を進み1000m地点には眼前に高塚山や岩岳山の南ア深南部の前衛の山々を見るが山座同定は叶わなかった。展望地にはベンチもあって、以前はここまで車両が入れて展望を楽しむことができたのだろうかと思うのであった。 林道はさらに先まで延びていて京丸山前衛の1305mピークのふもとまで続いていたが終点付近は崩壊が激しかった。1305mピークへの登りも急登が続いていてなかなか足が進まなかった。前衛ピークに登りきると石切ゲートから「梵字山に登って京丸山を踏んで周回してきた」と言う、屈強な人組が下って来た。前衛ピークからは岩稜帯になり、2カ所のキレットを越えて京丸山山頂に続いていた。落葉したブナ林の山頂は広く明るい山頂あった。昼食を摂りながら30分ほど休憩し往路を下った。 (左)登山口の石切ゲート・(右)1005m展望地から見る高塚山などの稜線 |
沢口山 | サワグチヤマ | 標 高 | 1425m | 日本の山1000 |
山 域 |
南ア深南部 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2009年6月11日 |
登山経路 | 寸又峡登山口13:25〜TV中継塔14:10〜富士見平15:15〜沢口山15:45/16:05〜TV中継所17:00〜登山口17:20 |
行動時間 | 登り 2時間20分 下り 1時間15分 合計3時間55分 (休憩時間を含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 |
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アクセス | 寸又峡は良く知られて温泉 |
トレイル | あまり歩かれてはいないが迷うことは無い |
水場・トイレ | 山中には無い |
その他 | 朝日岳・前黒帽子岳とともに寸又三山と呼ばれている |
山行記
寸又峡の終点の食堂の後から登山道は延びていた。杉ノ造林地の中ジグザグを切りながら尾根道に出る。尾根は等勾配の登山道で歩きやすい。TV中継アンテナや展望地などを越えて寸又峡から延びるもう一本の登山道を合わせる富士見平に着く。ここからもふかふかなジュウタンを踏むようなクッションの利いた登山道を進み「鹿のヌタバ」と名付けられた小さな池を越え、少し急坂を凌ぐと沢口山山頂であった。山頂からは聖岳・光岳方面の展望が開けていて斜面を利用して展望ベンチが設けられていた。南アルプスの深南部の山々を眺めながら休憩する。眼前の朝日岳初めいくつかの山を登らなければと思うのであった。 |
八高山 | ハッコウサン | 標 高 | m | 標高1003山 | 山 域 | 南Alps深南部前衛 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2017年11月4日 |
登山経路 | 大井川鉄道福用駅6:10〜馬王平8:10〜八高山9:05/9:30〜福用駅11:20 |
行動時間 | 登り 2時間55分 下り 1時間50分 合計 5時間10分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 大井川鉄道福用駅には駐車スペースもある |
トレイル | 茶畑や植林地の中快適トレイルが続く登り初めと山頂直下は急登が続く |
水場・トイレ | 山中には無いが福用駅にtoilet自販機ある |
その他 | 馬王平までのアプローチの遊歩道が快適 |
山行記 大井川鉄道福用駅に車を停めて茶畑の道を歩いて白光神社からの登山道に入った。神社裏から急登を凌ぎ登りきると植林地で今は使われなくなったモノラックの古びたレールが敷設されてあった。植林される前はミカン畑で会ったのだろうかと思う。さらに掘割状の登山道を進み一段登りきると杉林で間伐が行われていた。静岡県が林業県であることも実感できる。切り開かれた伐採地から形の良い八高山が望まれた。林道をショートカットすれば早く着くと思われるが案内標識に導かれて馬王平に着いた。馬王平は広い駐車スペースもあり、林道を車で上がればここまで来れることが分かった。 八高山はここからが本格的登山道で、「山頂まで0.9キロ」の標識が立っていた。植林地とカヤトの境界を進みやがて樹林帯に入ると大きな電波反射塔が立っていた。さらにスギ林を登って白光神社奥の宮に着いた。奥の宮からわずか先に一等三角点の八高山山頂であった、展望もなく見栄えのしない山頂で軽食をとりながら暫し休憩した。晩秋の3連休であったが下山時に2人組に遭うだけの八高山であった。 |