鈴鹿・湖南の山
(三上山・霊仙山・御池岳・藤原岳・御在所岳・国見岳・鎌ヶ岳)

三上山 ミカミヤマ 標 高 432m 日本の山1000

山 域

琵琶湖湖南
登 山 記 録
登山月日 2006年3月27日
登山経路 近江富士花緑公園〜三上山登山口14:45〜山頂15:20/15:30〜登山口15:50
行動時間 登り35分 下り20分 合計1時間05分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 近江富士花緑公園まで問題なし
トレイル 急登であるがよく整備されている
水場・トイレ 登山口は観光地
その他 俵藤太秀郷の大ムカデ退治伝説の山

山行記


三上山山頂の御上神社ご神体

近江富士花緑公園の駐車場に車を停める。三上山登山口はすぐ近くにあった。山の傾斜どおりに登る健脚コースと、一部山を巻きながらのハイキングコースとに分かれていた。私は迷わず健脚コースを登り始める。
山頂は手の届くほどの所であってもやはり直登コースは厳しいものですぐに汗が滴り落ちる。何回か息を入れながら30分強で山頂に立つ。
近江平野が望まれるが春霞で遠望は利かない。山頂の御上神社にお参りをしカメラに収めて往路を下った。

 


霊仙山 リョウゼンヤマ 標 高 1074m 花の百名山

山 域

鈴鹿


経塚山から見る霊仙山とその山頂


最高点から望む伊吹山と陽だまりに咲くフクジュソウ

登 山 記 録
登山月日 2006年3月27日
登山経路 滋賀県米原町醒ヶ井養鱒場〜登山口7:25〜榑ヶ畑廃村跡〜汗フキ峠〜経塚山9:20〜霊仙山9:40/9:45〜最高点10:00/10:05〜汗フキ峠〜登山口11:35
行動時間 登り 2時間15分 下り 1時間50分 合計4時間10分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 醒ヶ井養鱒場までは舗装道路、その先登山口まではダートの林道も整備されている
トレイル 榑ヶ畑の廃村付近は水溜りある。山頂付近も泥濘があるのでゴム長靴がよい。
水場・トイレ 榑ヶ畑に水場ある。トイレは登山口にある
その他 山頂は迷いやすい

山行記

漆滝を見ながら登るコースに車を入れる。
余り踏まれていないようなので醒ヶ井養鱒場からの登山口に移動する。登山口には10台ほどの駐車スペースがある。駐車場から登山口に入るとやがて榑ヶ畑の廃村跡を歩く。高く詰まれた石垣の上の屋敷跡には杉の大木が茂り、ここを捨ててもう何年になるのだろうかと思う。廃村跡の最上部には名残の家が1軒残っていて、ここが水場にもなっている。杉林の中を一登りすると汗フキ峠につく。
そして明るい尾根道となり緩やかに登ってゆく。雑木林の中にはセツブンソウやユキワリソウが可憐に花開いていて、スプリングエフェメラルの雰囲気が漂う。展望台の五合目を過ぎると笹の中の道となる。
少し傾斜の増した道を踏ん張ると山頂が望まれるお猿岩につく。ここからは山頂までゆっくりと霊仙山を楽しむことができる。この時期はまだ残雪がありトレイルは泥濘もあり難儀する。経塚山につくと伊吹山が白い峰を見せている。反対側が霊仙山山頂でここは雪渓の中にはっきりとしたトレースが見える。
経塚山からわずかに下って雪渓を15分ほど登ると霊仙山に到着した。昨日はたくさんの登山者があっただろうが今日は誰もいない静かな山頂であった。
さらに15分ほど先の最高点に上り、西南尾根を登ったパーティと情報交換する。西南尾根を下ろうかとも思ったが不案内な道を敬遠し往路を戻ることにする。最高点から雪渓を経塚山の鞍部まで戻る。ここから残雪に残る短縮コースのトレースを追うと、陽だまりにフクジュソウが群生していた。あとはコースに戻り往路を忠実に下るのであった。


御池岳 オイケダケ 標 高 1247m 山・渓日本の山百

山 域

鈴鹿


鈴北岳と御池岳の山頂


山頂付近の樹林と旧道鞍掛峠


鈴北岳から御池岳を望む

登 山 記 録
登山月日 2005年11月23日
登山経路 鞍掛峠東登山口12:50〜鈴北山14:00〜御池岳14:35/14:45〜鈴北岳〜登山口15:55
行動時間 登り1時間45分 下り1時間10分 合計3時間05分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 登山口は国道
トレイル よく踏まれているが一部泥濘もある
水場・トイレ 登山口・途中にはない
その他 山頂は草原状

山行記

関が原インターを降りて三重県いなべ市に向かい旧藤原町から滋賀県多賀町に抜ける国道を鞍掛トンネルに走る。鈴鹿山地を貫く鞍賭峠の東口が鈴北岳・御池岳への登山口になっている。
13時前の午後から登山になり少し焦りがある。山道の鞍賭峠には20分で登りきる。
稜線に出て下山してくる者に所要時間を確認すると、明るいうちに下山出来そうで心配もなくなる。
目の前に見える鈴北岳目指してピッチを上げる。笹薮の中にきられたトレイルはクッションも利いて歩きやすい。最後は少し傾斜を増し、泥濘となった道を登り、鈴北岳には14時丁度の到着となった。
ようやく先が見えて少し休憩を取る。山頂付近は草原となっていて目指す御池岳への道も見える。
ホラガイの音も響いている。草原の中のトレイルを10分ほど歩き潅木の中を少し歩くと巨石が詰まれた御池岳山頂に到着した。
山頂は展望がない。それでも葉っぱを落とした樹林の間から鈴鹿の山の風情を知ることが出来るのであった。
誰もいなくなった鈴鹿の山を走るように下って16時前には鞍掛トンネルに下りつくことが出来た。

 


日本三百名山 藤原岳 フジワラダケ 標 高 1120m

山 域

鈴鹿の山
登 山 記 録
登山月日 2003年11月24日
登山経路 大貝戸登山口6:15〜藤原山荘8:00〜展望の丘(山頂)8:15/8:30〜登山口9:45
行動時間 登り2時間 下り1時間15分 合計3時間30分(休憩時間含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 西藤原駅のすぐ近くに大貝戸の登山道入口
トレイル 登山道は桧や杉の造林地の中ジグザグが切ってあって、本当に歩きやすいトレイルである。八合目から先はやや道悪となる
水場・トイレ 水場は無し トイレは藤原山荘
その他  
山行記

 
藤原山荘から見る展望の丘(山頂)と登山口の休憩舎

西藤原駅のすぐ近く、大貝戸の登山道入口には立派な藤原岳登山口休憩所が建てられていた。春先の福寿草が咲く季節には一日に千人近くも見物登山者が訪れるという人気の山である。
薄明るくなった6時過ぎ、登山道入口の神社の鳥居をくぐる。登山道は桧や杉の造林地の中ジグザグが切ってあって、本当に歩きやすいトレイルである。合目標識もしっかりあって1合を10分と計算出来る。8合目で聖宝寺コースの道を合わせる。このあたりから福寿草の群生が見られるのだろうか、登山道脇に進入禁止のロープが張られていた。ここから先はやや道悪となる。然し、苦にすることもなく8合目から25分で無人の藤原山荘に到着した。
藤原岳山頂が草原の先に見えているが「展望の丘」という案内板が立っている。
僅かに下って登り返すとそこが山頂であった。
鈴鹿の山並みが見えるがはじめての山域で山座同定も出来ない。今日は天気が下り坂で上空には厚い雲が広がっていた。

 




日本二百名山 御在所岳 ゴザイショダケ 標 高 1212m

山 域

鈴鹿の山
登 山 記 録
登山月日 2003年11月24日
登山経路 武平峠展望所11:00〜武平峠11:10〜御在所岳山頂11:55/12:00〜武平峠〜展望所12:45
行動時間 登り55分 下り45分 合計1時間45分(休憩時間含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 鈴鹿スカイラインに廻り、武平峠の展望所
トレイル 関西には珍しい岩山で登山道にも時々露岩が現れ、結構な絶壁もあり少しはスリルもある
水場・トイレ 山頂休憩所にある
その他  
山行記

 
最短登山口の武平峠と一等三角点の山頂標識

藤原岳から菰野町に向う。
右側に曇り空の中、鈴鹿山脈の山並みが見え、目指す御在所岳は隣の鎌ヶ岳と共に岩峰鋭く雄姿を見せている。鈴鹿スカイラインに廻り、武平峠の展望所に着く。
法面保護の工事中で工事関係者に武平峠登山口を確認して峠に登る。峠は御在所岳と鎌ヶ岳の分岐になっている。案内看板には山頂まで65分と出ていた。
怪しい空模様で霧雨が降り始め、雨傘を持って登り始める。関西には珍しい岩山で登山道にも時々露岩が現れ、結構な絶壁もあり少しはスリルもあるという物だ。
樹間の登山道を登り切るとなんと舗装道路に出て、とまどう。どうやら山頂施設の荷揚げ用の道である。舗装道路を歩き、最後はきれいに整備された階段を上って、一等三角点標識の立つ山頂に到着した。
ガスで展望の利かない中、ロープウエィを利用して登ってきた観光客が写真を撮っていた。山頂らしき趣は一つも感じない。やはり、藤内壁などの岩場を見ながら正面の中道を登らなければこの山の良さが分からないものだろうと思いながら一息つく。
山頂標識をカメラに収めて武平峠に下った。

 


鎌ヶ岳 カマガタケ 標 高 1161m 花の百名山

山 域

鈴鹿
登 山 記 録
登山月日 2006年5月5日
登山経路 武平峠駐車場5:20〜武平峠5:30〜鎌ヶ岳6:20/6:35〜駐車場7:15
行動時間 登り1時間 下り40分 合計1時間55分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 鈴鹿スカイライン武平峠駐車場
トレイル よく踏まれているが山頂直下は岩場もある
水場・トイレ トイレは駐車場にある
その他 代表花は

山行記


武平峠からの登山道から見る鎌ヶ岳

長野から長躯、車を走らせ、近くの道の駅で仮眠の後、夜が明けるのを待って2年半前に御在所だけに登った思い出の武平峠に入る。連休のさなかではあるがこの時間にはまだ車は1台も停められていなかった。急いで支度をし軽いザックを背負い登山道に入る。武平峠で御在所岳と反対側に道をとる。夜明けの登山道はすがすがしいばかりである。雲海の上に浮かんだ鈴鹿の峰峰が美しい。山頂直下は少し岩場もあり緊張する場所もあるが心配するほどのこともない。駐車場から丁度1時間で山頂に立つ。私より先に上っていたものがいてびっくりする。しばし山談義をしながら朝食休憩する。先の予定もあれば長居はできず、早々に山頂を後にするのであった。武平峠に付くころは上昇気流に乗ってガスが周りを包んでしまった。

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