鈴鹿・養老の山U
(静ヶ岳・竜ヶ岳・入道ガ岳・野登山・仙ガ岳・笙ガ岳)

静ヶ岳 シズガタケ 標 高 1089m 日本の山1000

山 域

鈴鹿

竜ヶ岳 リュウガタケ 標 高 1100m 日本の山1000

山 域

鈴鹿

登 山 記 録
登山月日 2013年10月18日
登山経路

石榑峠6:00〜竜ヶ岳7:00〜静ヶ岳8:00/8:15〜竜ヶ岳9:05〜石榑峠9:50

行動時間 竜ヶ岳まで登り 2時間 下り 1時間45分 合計 3時間50分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 石榑峠迄舗装道路の旧国道
トレイル 竜ヶ岳から静ヶ岳までもよく踏まれた縦走路
水場・トイレ 石榑峠の登山口のもトイレ水場はない
その他 静ヶ岳は山ビル棲息地らしい

山行記


静ヶ岳山頂・竜ヶ岳山頂


竜ヶ岳の笹原を下って静ヶ岳へ

一昨年同時期に石榑峠から竜ヶ岳に登ったが、静ヶ岳に縦走路が延びていることは知らなかった。今年の春も静ヶ岳の登山口を探したが林道が通行止めで静ヶ岳登山は延び延びになっていた。
前夜石榑峠に車を付け車中泊し夜明けを待って登山道に入った。一昨年歩いた道であるからまだ記憶に残っていて安心して歩ける。途中の・・岩を超えると竜ヶ岳山頂稜線の急坂となるが、それほど長い時間ではない。山頂稜線に登りつき笹原の中に切られた明るいトレイルを進んで竜ヶ岳山頂に着いた。山頂で一息入れた後は竜ヶ岳をくだり縦走路を行く。・・分岐で静ヶ岳への道に入ると登山道は少し狭く踏み跡も薄くなるが、迷うことはない。一旦大きく鞍部に下り、自然池を見ながら登り返すと静ヶ岳山頂であった。山名の通り鈴鹿の主稜線縦走路をはずした峰は静かに佇んでいた。山頂で朝食を取って往路を戻った。


竜ヶ岳 リュウガタケ 標 高 1100m 日本の山1000

山 域

鈴鹿
登 山 記 録
登山月日 2011年10月28日
登山経路 石榑峠12:45〜竜ヶ岳13:55/14:00〜石榑峠14:50
行動時間 登り 1時間10分 下り 50分 合計 2時間05分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 石榑峠は滋賀県側からしか入れないが舗装道路の旧道
トレイル 良く整備されていて歩きやすい
水場・トイレ 登山口にも無い
その他 山頂は明るいカヤトの山

山行記


登山口の石榑峠と山麓から眺める竜ヶ岳

三重県側から石榑トンネルを抜けて滋賀県側から旧道に入り、石榑峠に車をつけた。旧道の三重県側は大規模土砂崩れで通行不能であって峠で通行止めになっていた。石榑峠は竜ヶ岳と釈迦ガ岳の登山口であり、また来ることもあるかもしれない。竜ヶ岳へは少し洗掘された登山道を登ると小潅木の中の明るい登山道が延びていて、所々に石灰岩が露出する明るい山である。結構急坂もあり汗を搾り取られながら稜線に登りつく。

稜線に登りつくとカヤトの山頂稜線に登山道が続いていた。付近の山々を眺めながら明るい登山道を20分ほど歩いて、広い山頂に着いた。藤原岳・御池岳が眼前で、鈴鹿の山々の全貌が開けていた。


竜ヶ岳山頂稜線とその山頂

 


入道ガ岳 ニュウドウガタケ 標 高 906m 日本の山1000

山 域

鈴鹿山系
登 山 記 録
登山月日 2010年2月11日
登山経路 椿大神社裏井戸谷登山口7:30〜入道ガ岳山頂8:55/9:10〜登山口10:05
行動時間 登り 1時間25分 下り 55分 合計 2時間35分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 椿大神社裏にあるキャンプ場まで舗装道路
トレイル 造林地〜沢筋を登り最後は雪の道となる
水場・トイレ 水は登山道脇で取れる トイレは椿大神社で
その他 三重県北勢部が一望できる

山行記


入道ガ岳山頂

深夜・椿大神社駐車場についた。駐車場で寝袋に包まって仮眠を取る。
夜明けと同時に神社奥に延びる道に進むとキャンプ場になっていた。途中には北尾根登山コースも有るが更に奥に進むと井戸谷コース登山口になっていた。キャンプ場に駐車し登山道に入ると杉林になり、やがて沢筋を行くようになる。沢筋を登り上げると疎林となり草地が見えてきて、雪が現れる。丈の短いゴム長靴で来たので時々雪が靴の中に入ってくる。傾斜もましてきたが長い距離と時間ではなかった。
稜線に飛び出すと草原となり緩やかに山頂に続いていて、10分も行くと鳥居の立つ山頂であった。
鈴鹿や四日市市街が手に取るように見える。その後には伊勢湾も光っている。三重県の絶好の展望台である。
さらに後方には鈴鹿山系の山々が良く見え眼前には鎌ヶ岳の鋭鋒と御在所岳が見える。朝食をとりながら短い山頂ステイを楽しんで往路を下った。


野登山 ノノボリヤマ 標 高 852m 日本の山1000

山 域

鈴鹿
仙ガ岳 センガタケ 標 高 961m 日本の山1000

山 域

鈴鹿
登 山 記 録
登山月日 2010年2月14日
登山経路 小岐須峡山の家〜車〜仙ノ谷林道閉鎖地点6:50〜仙鶏尾根分岐8:10〜野登山9:00/9:05〜仙鶏尾根分岐9:50〜仙ガ岳10:35/10:45〜小社峠11:00〜林道閉鎖地点12:10
行動時間 合計 5時間20分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 小岐須峡山の家〜車〜仙ノ谷林道閉鎖地点まで舗装道路
トレイル 余り踏まれてはいないが迷う事は無い
水場・トイレ 水は沢水取れる トイレは小岐須峡山の家付近で
その他 ヤセ尾根 沢登りも楽しめる

山行記


野登山と仙ガ岳山頂

 
仙ノ谷等の沢登りも楽しめる

入道ガ岳を登った後、小岐須渓谷に車を走らせたが、時間切れのため登山は諦めた。
伊勢参りを済ませ、三重県の山々を一巡りして3日後、再び小岐須渓谷に舞い戻り、小岐須渓谷山の家の駐車場で車中泊をした。
山の家前には付近の登山案内板があり、コース紹介されていた。入道ガ岳も此処から登山道が延びているようで、登山基地という趣である。翌朝、小岐須渓谷山の家キャンプ場から仙ノ谷林道を2キロほど進入し、林道が進入規制された場所に大きな駐車場があり、ここに車をつける。登山の支度をしてロープをくぐり、更に林道を2キロほど進むと杉林の中に登山道は延びていた。10分ほど進むと小社峠と仙鶏尾根コースの分岐となっている。仙ノ谷を徒渉して仙鶏尾根コースに入る。余り踏まれていない登山道だが迷う事はない。小さな支沢沿いに高度を上げてゆくが所々登山道が崩壊していて怪しいところもある。やがて杉林の急坂となりそれを凌ぐと仙鶏尾根に登りついた。
一息入れた後、稜線の縦走路を左に野登山に向かう。縦走路はやせた所もあるがそれほど危険を感じる事も無い。やがて野登山に向かう管理道路に出て、10分ほど舗装道路を進むと巨大電波塔の立つ野登山山頂に到着した。
電波塔を囲むフェンスを一回りしたが、三角点は発見できなかった。周囲をカメラに収めた後、再び仙鶏尾根コースに戻り稜線を引き返す。
稜線分岐に戻り今度は仙ガ岳を目指す。こちらはヤセオネの急坂となるが長い時間は掛からなかった。山頂かと思しきピークに立つが仙ガ岳南峰までは更に仙鶏尾根コースを10分ほど進んだ。山頂は滋賀県との県境になっていて、滋賀県が立てた案内看板もあった。山頂で休憩の後、少し雪の残る小社峠方面に下る。小社峠からは杉林の中を仙ノ谷登山口に下った。いくつかの支沢を徒渉するが、癒される沢の瀬音を聞きながらの鈴鹿の道である。
変則グルリップ縦走であったが、小岐須渓谷山の家から2時間かけて野登山に登り、仙鶏尾根コースを縦走し仙ガ岳に回る方が時間も掛からないようだ。

 


笙ガ岳 ショウガタケ 標 高 908m 日本の山1000

山 域

養老山地
登 山 記 録
登山月日 2011年10月28日
登山経路 養老公園6:00〜養老の滝6:20〜笙ガ岳8:50/9:10〜養老公園11:00
行動時間 登り 2時間50分 下り 1時間50分 合計 5時間 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 養老公園まで県道
トレイル 半分以上は林道を歩き、その先の登山道も良く整備されている
水場・トイレ 水場は沢水取れる トイレは登山口
その他 養老山地では笙ガ岳よりは三方山が登られているようだ

山行記


登山口の養老の滝と笙ガ岳山頂

養老公園の夜明けを待って周遊道路に出る。15分ほどで養老の滝で更にその右上の駐車場に出て、案内看板で笙ヶ岳への登山道を確認する。駐車場の直ぐ先の林道が養老山の登山道入口で有ったが林道はチェンで進入規制されていた。案内看板には養老山とは出ているが笙ヶ岳とはどこにも出ていなくて躊躇する。養老山とは三方山のことらしい。養老山地を代表するのは最高峰の笙ヶ岳ではないようだ。林道を1時間近く歩くと笙ヶ岳への案内看板を見ることが出来た。もみじ峠に登り緩く下って大洞谷分岐を右に回って大洞谷を徒渉して小潅木の薄い踏み跡を追うと笙ヶ岳山頂であった。あまり登る人も無いのだろうかと思うほどの寂しい山頂で、朝食をとりながら休憩する。養老山地の最高峰は里からは見えないのかもしれないと思うほど奥深くに感じた。

 

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