広島市付近の山
(東郷山・大峰山・白木山・三倉岳)

東郷山 トウゴウサン 標 高 977m 日本の山1000

山 域

広島市北西部

登 山 記 録
登山月日 2013年10月25日
登山経路

広島市湯来温泉・白井の滝登山口8:50〜東郷山三角点9:40〜登山口10:15

行動時間 登り 50分 下り 35分 合計 1時間25分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 湯来温泉から狭いながらも舗装道路の林道を行く
トレイル 掘割上の中もそれほど荒れていなかった
水場・トイレ トイレは湯来温泉の公園がある
その他 雨中登山で記憶が薄い

山行記


雨の中の東郷山の三角点と四本杉への分岐

前日は大雨の中、湯来温泉から広島市郊外をぐるぐる回って東郷山の登山口を探しに奔走した。日も暮れたので東郷山山麓に有るゲートボール場の駐車場で雨宿りをしながら休んで、翌朝スマホで登山口を検索し湯来温泉に近い「東郷山白井の滝登山口」に入る小公園に車を着けることが出来た。トイレも完備した公園で雨の止むのを待ったが一向に止みそうも無いので、雨中登山を決意し、細い山道から林道に入り、白井の滝登山口に強引に進入した。平行して流れる小沢は昨日からの大雨で溢れかえっていたが、何とか登山口まで進むと駐車スペースも有って一安心である。ゴム長靴に雨合羽着て雨傘さしての完全装備であるが濡れるのは覚悟である。登山口に入ると沢状となった掘割状態を進み、やがて樹林帯の尾根を進むようになる。樹林帯に入れば風もなく雨も気にならない。「1時間の辛抱」と思いながら雨中を歩き続けると、山頂というより縦走路の突起という感じの東郷山三角点に到着した。東郷山はこの先にある「四本杉」の大木見物とセットで登られるようであるが、三角点をカメラに収めた後は一目散に往路を下った。登山口に着く頃は雨も小康状態になっていた。


大峰山 オオミネサン 標 高 1040m 日本の山1000

山 域

広島市西方

登 山 記 録
登山月日 2013年10月25日
登山経路

廿日市市川上・大峰ランド登山口11:25〜別荘地〜大峰山12:25/12:30〜登山口13:15

行動時間 登り 1時間 下り 45分 合計 1時間40分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 登山口まで舗装道路
トレイル 別荘地の奥から樹林帯の中にハイキングコースが整備されている
水場・トイレ 登山口にトイレある 水は沢水取れるが飲用は?
その他 三角点の先にある山頂は大きな岩場になっている

山行記


霧の中の大峰山三角点と岩場の山頂

東郷山から大峰山登山口に回り、登山口に入る頃には雨は完全に止んでいた。キャンプ場などのある大峰ランドから別荘地の中の道路を進むと道路終点から山中に入る登山道になっていた。植林帯を進み尾根道に出てここも1時間ほど歩いて大峰山三角点に登りついた。三角点から少し先に足を延ばすと巨石が重なる大峰山山頂であった。天気がよければ岩の上から付近の展望が開けているのであろうが、残念ながら山頂付近はまだ雲が晴れていなかった。


白木山 シラキヤマ 標 高 889m 日本の山1000

山 域

広島市北部

登 山 記 録
登山月日 2013年10月30日
登山経路

JR白木山駅付近7:05〜白木山登山口7:15〜白木山8:50/9:20〜駅付近駐車場所10:30

行動時間 登り 1時間45分 下り 1時間10分 合計 3時間25分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 白木山駅付近の白木山ファームに車を止めた
トレイル 急坂もあり、よく整備されているが800mの高低差がある
水場・トイレ 水場は八合目付近にある トイレはJR白木山駅近くの白木山ファームと山頂にある
その他 広島岳人のトレーニングの山

山行記


電波反射塔と祠が立つ白木山山頂


山頂から見えた雲海・登山口に近い白木山ファーム

前夜は白木山駅を目指して車を付け、農業体験施設の白木山ファームの駐車場で休もうと思ったが暗くて周囲の状況が分からず結局近くを流れる河川の堤防上の空地に車を止めて休んだ。

翌朝早くJR白木山駅に近い白木山ファームに車を付けると、地元の登山者が支度をしているところで、白木山の情報や車を道端に止めてよいことなどを教えてくれた。白木山ファームは夜間は施錠されて駐車場の利用は出来ないので昨夜の判断が間違いないことも分かった。登山口に続く道路わきには数台の車が止まっていて既に先行したようである。昨夜車で付近を徘徊したときに、大きな角を持った鹿に遭遇した場所を通り、10分ほど歩いて白木山登山口に着いた。
登山道は木製階段を上がると緩く登って行く。そして緩急をつけながら高度を上げてゆく。五合目かと思う高みに着くと、三合目表示があって少しがっかりする。傾斜の増した少し荒れた登山道を登り始めると先行して山頂踏んだ登山者が走るように下ってきた。更に登ると八合目に湧水を引水した水場があり、ちょうど良い休憩ポイントである。八合目を過ぎると先行者が続々と下ってきて驚きである。休日でも早朝登山を楽しむ広島では一番人気を誇るという白木山を実感させられた。暗いうちに登山道に入ったのは間違いないので毎日登山をする者・ご来光を楽しみに登る者それぞれだろうかと思う。
やがて芝生の山頂に着くと大きな電波塔が立ち、祠と山頂標識が立っていた。しかし既に登山者は一人もいなく、独り占めの白木山であった。山頂の芝生に腰を下ろして雲海を見ながら30分も滞頂したが、その間も後続登山者は現れなかった。これで広島県の山はすべて登頂した余韻に浸りながらゆっくりと下山を始めると、ようやく後続登山者が登ってきた。登山口に下るまでは5〜6人と交差した。


三倉岳 ミクラダケ 標 高 702m 日本の山1000

山 域

広島市西方

登 山 記 録
登山月日 2013年10月29日
登山経路

三倉岳自然公園登山口7:20〜Bコース〜上・中ノ岳分岐8:10〜上ノ岳〜中ノ岳〜下ノ岳8:55〜三角点9:05/9:15〜Aコース〜三倉岳自然公園10:05

行動時間 合計 2時間45分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 三倉岳自然公園まで快適観光道路
トレイル B・Aコースともに急坂を上り岩場に達する 岩場は鎖場が連続して厳しい
水場・トイレ 登山口にはトイレ自販機ある観光地
その他 なかなか見応えと登り甲斐のある岩峰

山行記


山麓から見る三倉岳と朝日岳から見る中ノ岳の岩場


中ノ岳から見る三角点峰と下ノ岳の岩場

三倉岳公園入り口のトイレがある駐車場で車中泊した。翌朝夜明けを待ってキャンプ場近くの大きな駐車場に移動し、キャンプ場脇から延びる三倉岳登山道Bコースに入る。しばらくは山麓の緩い勾配の登山道であったが、三倉岳山体に近づくに従い傾斜がまして、最後はきつい石段になって一気に高度を上げてゆく。何度か息をつなぎながら汗びっしょりかいて上ノ岳・中ノ岳分岐には50分ほどかかり登りついた。まずは上ノ岳(朝日岳)に登り、中ノ岳の岩場をカメラに収めたあと分岐に戻り、中ノ岳に登り返す。中ノ岳の後方には中国山地の十方山など登ってきた山々が特定できる絶好の展望台である。
中ノ岳からは鎖場・ロープなどが垂れ下がる三倉岳一番の難所をよじ登って三倉岳最高点の下ノ岳(夕陽岳)に登りついた。下ノ岳を下ると鞍部に三倉岳登山道Aコースが合わさっていた。鞍部から更に登り返してわずか先に三倉岳三角点を踏むことが出来た。三角点は展望に恵まれないので、少し戻って岩場に腰を下ろして遅い朝食をとった。下山は下ノ岳との鞍部に戻り、Aコースをゆっくりと下った。
登山口に戻ると自然公園管理棟が立つログハウスまでの道が開けられていて、三倉岳撮影ポイントになっていた。5分ほど下ったキャンプ場の駐車場に戻り汗をぬぐって三倉岳を後にした。


三倉岳最高点下ノ岳山頂と三倉岳三角点

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