山梨県南部町・身延町の山

富士川右岸の山

(篠井山・高ドッキョ・十枚山・富士見山・白鳥山・貫ヶ岳)

篠井山 シノイサン 標 高 1394m 日本の山1000

山 域

身延山地
登 山 記 録
登山月日 2008年12月18日
登山経路 南部町奥山温泉登山口7:50〜篠井山9:25/9:55〜登山口10:55
行動時間 登り 1時間35分 下り 1時間 合計 3時間05分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 奥山温泉登山口まで舗装道路
トレイル 沢伝いに登り、檜林の中ジグザグをきる
水場・トイレ 登山口手前のオートキャンプ場にある
その他 富士山撮影に好適地

山行記


篠井山山頂

南部町徳間から奥山温泉を目指し、オートキャンプ場に着くと道は二俣に分かれている。右側を行くと篠井山の登山口はすぐだった。登山口には休憩舎もあり、山頂までは3.4キロの表示があり、そこから山頂まで100mおきに道程表示があった。登山口からは400mほどは林道が通じていた。3キロ表示が本格的登山道の入口となっていて沢筋を遡る。やがてヒノキの造林地になり、ジグザグを切りながら急坂を登る。ヒノキ林が過ぎて雑木林になると山頂はすぐだった。昨夜の雨上がりの中に素晴らしい富士山が姿を見せていた。山頂で朝食をとりながら見とれていた。富士山方面以外は樹林に囲まれていて展望は利かなかった。

 


高ドッキョウ タカドッキョウ 標 高 1134m 日本の山1000

山 域

興津川流域
登 山 記 録
登山月日 2008年12月18日
登山経路 石合林道 樽峠登山口11:45〜樽峠12:25〜高ドッキョウ13:50/14:15〜樽峠〜登山口15:55
行動時間 登り 2時間05分 下り 1時間40分 合計 4時間05分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 石合林道はダートながら良く整備されている
トレイル 樽峠までは遊歩道 樽峠から先はアップダウンが連続する尾根道
水場・トイレ トイレは登山口にも無い。水場は登山口で沢水取れる
その他 稜線のアップダウンは結構厳しい

山行記


高ドッキョウ登山道から


山頂と樽峠

篠井山を下りた後、徳間に下り、徳間峠から高ドッキョウを目指そうとしたが、部落の古老に石合林道から樽峠を越えて登った方がよいというアドバイスを受ける。石合林道に入りダートの道を進むとゲートがありその手前に「樽峠登山口」の看板が立てられていた。軽いザックを背負って、登山道に入る。ここもヒノキの造林地である。40分程進むと再び林道に出てすぐに樽峠に着いた。樽部落は静岡県にある部落である。樽峠からは県境の稜線を行く。小さなアップダウンを超えて高度を上げて行く。結構厳しさを感じるトレイルである。富士山は樹林の中に見え隠れするが中々撮影ポイントが現れない。樽峠からは疲労も覚える1時間半を要して二等三角点の高ドッキョウの山頂に到着した。富士山側が刈り払いされているがカメラアングルには少々難が有った。樽峠までは2時間・徳間峠までは1時間の標識も立っていたので、徳間峠から登れば時間短縮できたかなと思わせられたのである。帰りの時間も読めたので枯葉の上に腰を下ろしザックの中の食料を平らげてから再びアップダウンの稜線を下った。

 


十枚山 ジュウマイサン 標 高 1719m 日本の山1000

山 域

安倍川流域
下十枚山 ソモジュウマイ 標 高 1732m 日本の山1000

山 域

安倍川流域
登 山 記 録
登山月日 2008年12月19日
登山経路 南部町成島〜車〜剣抜・大洞林道登山口8:00〜十枚峠10:05〜十枚山10:30/10:40〜十枚峠〜下十枚山11:20/11:35〜十枚峠11:50〜登山口12:55
行動時間 登り 2時間30分 下り 2時間15分(下十枚山経由) 合計 4時間55分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 林道は登山口手前2キロ手前まで舗装されている。その先も整備行き届くダート
トレイル 檜林を過ぎると急登が続き、十枚峠からは明るい尾根歩き
水場・トイレ 登山口にも無いので剣抜・大洞林道に入る前に
その他 南ア白峰南嶺から続く稜線上にある山

山行記


十枚山山頂から下十枚山を見る


下十枚山との分岐十枚峠

前日、南部町成島から十枚山登山口方面を確認しておいたので、迷うことなく剣抜・大洞林道に入ることが出来た。しかし林道を5キロほど入ると、二股に分かれ、右側に進んで15分ほどロスをした。分岐に戻り、左側を進むと温井山荘跡付近から登山口手前2キロくらいの地点まで立派な舗装道路が整備されていた。
登山口付近では森林組合が伐採作業をしていて、丁度作業を開始する前であった。
登山口からはすぐにヒノキの造林地となっていた。そしてここも山頂まで100mおきの道程標識が立てられていた。ヒノキ林を過ぎて雑木林になると北斜面は雪道となっていた。登山口から2時間ほどで静岡県との県境になる十枚峠に着く。明るい笹原の道を右側に行くと静岡県側から十枚山に直登した登山者が現れる。
十枚山は峠から30分もかからなかった。山頂標識はあるが三角点は見当たらない。しばし休憩の後、十枚峠に戻る。ここに反対側の下十枚山は十枚山より標高が少し高い表示がある。目の前に有る山で躊躇なく下十枚山を目指す。雪道を進んでいると先ほどであった登山者と再び遭遇する。しばし雑談を交わした後、下十枚山山頂に着く。
二等三角点の山頂は「下十枚山」と「天津山」の標識が並べて立てられていた。ここはやはり、上十枚山と下十枚山の二つで一つの山と言うことだろうか。ここからは雲のために富士山を見ることは出来なかった。
十枚峠に下り、走るように登山口まで下った。


下十枚山山頂と登山道から見る十枚山

 


富士見山 フジミヤマ 標 高 1640m 山梨百名山

山 域

富士川右岸

登 山 記 録
登山月日 2013年7月7日
登山経路

平須登山口10:20〜富士山展望台13:00〜富士見山13:20/13:40〜展望台14:00/14:15〜登山口15:45

行動時間 登り 3時間 下り 2時間5分  合計 5時間25分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 平須登山口は自然村として観光地で狭いながらも舗装道路が続く
トレイル 急坂の道もよくジグザグきってあり快適トレイルが続く
水場・トイレ 登山口付近にある
その他 結構登り甲斐のある山だ

山行記


稜線に着くと展望台があり20分ほど先に富士見山山頂があった

平須の登山口に着いたのは日も高く上がった10時過ぎであった。これではお目当ての富士山は雲の中を覚悟する。平須部落の水道施設の脇から登山道が始まり緩く登ってゆく。少し登ると朽ち果てた休憩施設か作業小屋が2箇所あった。杉やヒノキの植林地の急勾配の山の中にジグザグ切った登山道はとても歩きやすい。道程標識は山頂までの残り距離のほかに、「850m/1640m」等と50mおき標高で記されているのが特徴的であった。
登山道に腰を下ろしながらゆっくりゆっくり登り、2時間半掛かって山頂稜線に飛び出すと展望台はすぐであった。絶好の富士山が見られるであろうと思われる展望台からは、午後になっては富士山を見ることができなかった。ここが山頂かと思ったら、展望台の脇に「山頂まで30分」の看板があった。登山道にあった標識はすべてここまでの距離表示であることがわかり少し慌てるが、気を取り直して疲れた体に鞭打ちながら稜線を進む。3度ほどの小さなアップダウンを超えて展望台からは20分ほどで三角点のある富士見山山頂に着いた。山頂は樹林の中で展望は得られなかったので昼食をとった後、展望台に戻って休憩した。

往路を飛ぶようにくだり自然体験村の平須で汗をぬぐい次の目的地に車を走らせた。


旧中富村平須から見上げる富士見山


白鳥山 シラトリヤマ 標 高 568m 山梨百名山

山 域

南部町

登 山 記 録
登山月日 2013年7月8日
登山経路

白鳥山山頂付近散策13:40〜14:20

行動時間 合計 40分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 富士ロイヤルカントリーの先山頂直下まで観光道路が延びる
トレイル 遊歩道整備されている
水場・トイレ 駐車場にトイレある
その他 富士山を西側から眺める展望地

山行記


桂由美の「恋人の聖地」 白鳥山三等三角点

南部町からR52を静岡県県境近くに走らせると「富士ロイヤルカントリー」の看板が立つわき道に「白鳥山」の看板も見えた。
ゴルフ場のクラブハウスを通り過ぎ、舗装道路を山中に進むと、東屋とトイレ棟がたつ大きな駐車場があった。ここが白鳥山公園であって山頂まで遊歩道が伸びていた。木製の大きな展望櫓が立つ山頂に三角点を探し、三角点をカメラに収めた後、周囲を散策すると、富士山が展望できる方角には「恋人の聖地」なるモニュメントがあった。しかし山梨県最南部からの富士山もこの時間では雲の中であった。


貫ヶ岳 カンガタケ 標 高 893m 山梨百名山

山 域

富士川右岸

登 山 記 録
登山月日 2015年12月11日
登山経路

旧富沢村中沢登山口9:30〜稜線分岐11:05〜貫ヶ岳11:20/11:30〜登山口12:40

行動時間 登り 1時間50分 下り 1時間10分 合計 3時間10分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー  単独

情  報

アクセス  R52から中沢公民館まで舗装道路の町道
トレイル  ヒノキの美林の中よく整備されている
水場・トイレ  登山口の中沢公民館に水道・トイレある
その他  夏季は山ビル棲息で登山には不向きの山

山行記


登山口から見る貫ヶ岳


稜線分岐・貫ヶ岳山頂

前夜から師走の時ならぬ大雨であった。雨の上がるのを待って中沢登山口に着いた。登山口の公民館の前の駐車場に車を停めてしばらく様子見をした。公民館から案内看板に導かれ舗装道路の林道を進み、ヒノキ林に入ると登山道があった。登山道はヒノキ林の中緩く登って行きやがて雑木林の急登を登り切ると稜線に登り付いた。稜線分岐は貫ヶ岳方面に15分ほど進むと貫ヶ岳山頂であった。富士山の好展望台であるが、残念ながら山頂付近は霧に巻かれ富士山の展望は得られなかった。

 

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