斜里岳 | シャリダケ | 標 高 | 1548m | 日本百名山 | 山 域 | 知床山地 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2022年7月9日 |
登山経路 | 清岳荘5:20〜下二股6:30〜上二股8:10〜馬の背8:45/8:55〜斜里岳9:15〜上二股10:05/10:15〜熊見峠11:00〜下二股11:55〜清岳荘13:00 |
行動時間 | 登り 3時間55分 下り 3時間45分 合計 7時間40分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 曇/霧 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 清岳荘までは砂利道ながら路面状態の良い道路 |
トレイル | 旧どーコースは沢を遡行 下山は熊見峠経由の尾根道も熊見峠から下二股までは荒れている |
水場・toilet | 清岳荘にtoilet水道施設ある 上二股にtoiletブースある |
その他 | 22年ぶりの再登山 |
山行記 清岳荘・二股 こんな沢を遡行 上二股と馬の背 山頂前の祠と強風の斜里岳 熊見峠 前日に斜里岳に登るつもりで清岳荘前の駐車場で車中泊したが、体調いまいちで中標津町の武佐岳に転進した。翌日は体調も戻ったので早朝清岳荘に走った。土曜日の朝で駐車場はほとんど満車状態で先行した登山者が大勢いることが分かった。 素早く支度をして登山ポストに記入し登山道に入った。登山ポストの名簿を見ると私が最高齢登山者であった。しばらく林道と思える広い道を行き、20分ほどで沢沿いの登山道に入った。やがて川畔の登山道は沢の徒渉を繰り返すようになり、1時間ほどで尾根コースとの分岐の下二股に着いた。旧道コースの沢遡行に入る。高齢者登山隊が悲鳴と歓声を上げ乍ら先行していた。二組の高齢者パーティを追い越して高度を上げて行く。羽衣の滝など滑滝も随所に見られて緊張しながらも楽しい遡行である。何度か徒渉に失敗して登山靴を濡らすところもあったが、水量が少なくなって上二股に着いた。上二股からも細い水量の沢を遡上して行き、やがて涸れ沢になると樹間の掘割状の道となった。両脇の花々を観ながら高度湧上げザレ場を登り切って標識の立つ馬の背に着いた。霧の中で風が強く、山頂踏んだ登山者が「吹き飛ばされそうだった」と言いながら下って来た。岩陰でしばし休憩の後はハイマツ帯の中山頂を目指す。吹き飛ばされるほどではないが強風の中祠を見て斜里岳山頂に立った。 山頂直下で追い越して行った若者に写真を撮ってもらい、休む間もなく馬の背に下った。馬の背でも休まずに上二まで下って樹林帯の登山道脇に腰を下ろして休憩した。 下山は新道コースの熊見峠経由で下ったが熊見峠までは何度か登り返しもあり、熊見峠から二股までは急坂悪路の登山道が続いていて登山道に張り出したダケカンバの枝で三回も頭をぶつけてしまった。二股からは渓流を見ながらゆっくりと下った。途中で後ろから来る若者に負けまいと足を速めたが、登山道の木の根に足を取られて大きく前転した。後ろから来た高校生が心配して塩飴をくれた。悔しかったが「ありがとう」とお礼を言った。 清岳荘で着衣を着替え、靴を洗って清里町に下って川湯温泉から屈斜路湖に向かった。 |