佐久穂町の山
(茂来山・四方原山・榊山
・霊仙峰・板石山・鍋鎗山)

四方原山 ヨモハラヤマ 標 高 1631m 一等三角点高度順84位

山 域

佐久

 
一等三角点の山頂と春霞に煙る西上州の山々

登 山 記 録
登山月日 2005年4月6日
登山経路 古谷ダム上流乙女渓谷キャンプ場11:35〜村界コース分岐12:10〜四方原山13:55/14:10〜村界コース分岐14:05〜登山口15:25
行動時間 登り2時間20分 下り1時間20分 合計3時間55分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス R299古谷ダム上に乙女渓谷キャンプ場あり、キャンプ場上部に登山口ある。
トレイル 30分ほどでつく村界尾根分岐で水場コースを選ぶがこの時期は登山道は残雪の下。
水場・トイレ 登山口以外には無い。
その他 北相木村白岩から林道を詰めれば、短縮コースある。

山行記

2005年は正月に八ヶ岳の硫黄岳を登った後、スキー三昧に明け暮れた。
4月に入り、残雪の山を眺めてもスキーよりは山登りの意欲が涌いてきたのである。
R299の十石峠への道を古谷ダムに車を進める。ダム上流には冬季閉鎖のバリケードがしてあった。しかし開通は4月7日10時とあり明日の開通予定だ。バリケードも申し訳程度のものであって難なく突破出来た。わずかに車を走らせると乙女渓谷キャンプ場につく。四方原山への案内看板を見て林道に入ると5分もしないうちに登山口につく。登山口標識には「四方原山山頂まで3.5キロ」の案内があり、少し時間がかかるかなと覚悟する。途中からは残雪歩きとなることを予想して、スパッツをつけそれなりの支度をする。
カラマツ林の中のトレイルは踏み跡も薄くあまり歩かれていないようだ。一汗かくと、村界コースと水場コースの分岐に出る。水場コースには赤布も下げられているのでそちらの道に入る。しばらくすると赤布もなくなりトレイルも残雪の下に消えてしまう。迷うことは無いとはいえ、雪も緩んで膝までもぐる。悪戦苦闘の末稜線に登り村界コースに入る。後は赤布を追って進む。
山頂までわずかとなったところで北相木村白岩からの登山道を合わせる。この登山道はすぐ下まで伸びた林道からであった。ここらは30分もなく登れる登山口である。今まで苦労して個々にたどり着いたことが嫌になるほどであった。更に残雪の中を進めば山頂とは思えない広場に一等三角点標石が埋められていた。
簡単な山と思って登った気分は2005年初登りの四方原山はそれなりの思い出の山となったのである。


茂來山 モライサン 標 高 1718m 信州百名山 山 域 佐久穂町
登 山 記 録
登山月日 2017年12月3日
登山経路 槙沢登山口9:10〜稜線9:50/10:00〜茂來山10:50/11:55〜登山口12:50
行動時間 登り 1時間40分 下り 55分 合計 3時間40分 (休憩時間1時間5分・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 水沼さん・rommyさん
情   報
アクセス R299から舗装された林道を進み最後2キロはダート
トレイル よく踏まれた快適トレイルも稜線には岩場もある
水場・トイレ 沢水取れるが飲用は? toiletは登山口にもない
その他 栃の木の巨木はこちらのコースではない
山行記



山友水沼さんとrommyさんを案内しての15年ぶりの再登山である。15年前に登った茂來山であるが、少しは記憶が残っていた。
今回も槙沢コースを登り落葉した雑木林の登山道は明るい日差しが差し込んでいた。沢沿いの林道跡を過ぎると急登が続いていて、尾根に登りあげると大きな栗の古木があった。栗の木の下で水分補給した。尾根道は岩場もあって急登が続いていたがそれほど長い距離ではなかったが、登山口からは1時間半以上もかかって山頂に登り着いた。15年前には1時間15分で登っているので、加齢と脚力の衰えを実感させられた。山頂に着くと地元の古老が後に続いていてほとんど同時の登頂となり、眼前の八ヶ岳や浅間山など360度の展望の山座同定をしてくれた。少し風が強いので山頂から下った草地に腰を下ろして昼食を摂りながら山談義に花が咲いた。


信州百名山 茂来山 モライサン 標 高 1718m

山 域

佐久町
登 山 記 録
登山月日 2002年5月26日
登山経路 槇沢登山口10:25〜茂来山頂11:40/12:25〜登山口13:20
行動時間 登り1時間15分 下り55分 合計2時間55分(休憩時間含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス R299の佐久町槇沢登山口
トレイル 問題なし
水場・トイレ なし
その他  
山行記


茂来山頂・左浅間山

R299の佐久町槇沢登山口に車を止める。「昨年9月熊に遭遇して怪我をする事故があったので登山を自粛して・・・・」と言う看板板があったが先行者の後も見られるのでラジオのボリュームを少し上げて出発する。
しばらくは鬱蒼とした樹林の中を進み、本当に熊が出てきたらどうしようかと、ステッキで熊の喉をつくイメージしながら進む。
大きなシナノキ?の茂る尾根道に出ると明るいトレイルとなり、巨石・岩稜を越えるようになるが、ここも汗をかく間もないほどの1時間15分で山頂に到着した。浩宮殿下が昭和58年に登頂したと言う記念碑が建つ頂上は里山そのものであるが、八ヶ岳・浅間山・荒船山が眼前で見晴らしは360度すばらしいものがある。
軽食を取った後、怪しい雲行きの中急いで往路を下ったが、案の定登山口に着くころには雷雨が降り始め、後続の静岡からの20名くらいの団体さんの不運を嘆くのであった。

 


榊山 サカキヤマ 標 高 1258m 信州ふるさと120

山 域

佐久市田口

登 山 記 録
登山月日 2012年10月16日  再登山 2016年11月17日
登山経路

林道登山口10:35〜「日本で一番海から遠い地点」11:25〜榊山11:45〜登山口12:35

行動時間 登り 1時間10分 下り 50分 合計 2時間 (休憩時間を含む)
天  候 晴     (再登)晴
メンバー 単独   (再登)吉川さん

情  報

アクセス 田口峠まで3キロ地点まで舗装道路の県道
トレイル 「・・・遠い地点」まではしっかりした登山道も榊山へは踏み跡と赤布を追う
水場・トイレ 沢水取れるがトイレは無い
その他 「日本で一番海から遠い地点」探訪するもの多い

山行記

 
「左の耳」三角点と「榊山」山頂


日本で一番海から遠い地点」の標識と到達認定証

佐久市臼田の田口から群馬県に抜ける県道を田口峠方面に進み、雨川砂防ダムを過ぎると県道脇に「日本で一番海から遠い地点」の看板が現れる。そして県道分岐には大きな看板があるので道を間違えることは無い。林道ゲートは閉鎖されているが、看板には「林道を1.3キロ・登山道を1キロ」の案内看板がある。

林道に入り20分で登山口につき、せせらぎを聞きながら沢筋の登山道を行くと林道入口から50分ほどで「日本で一番海から遠い地点」に着いた。特に感慨などは無い。榊山へはここから踏み跡と赤布を追って行く。途中で手作りの木札が「左の耳」と言う三角点経由で榊山山頂まで案内していた。「・・・遠い地点」からはわずかな時間で旧臼田町のふるさとの山・榊山に到着した。

下山後佐久市役所臼田支所に寄って、「日本で一番海岸線から遠い地点」到達認定書の交付を受けた。

再登山
2016年11月17日
「行動時間」
林道ゲート12:50〜「・・・遠い地点」13:45〜榊山14:10〜林道ゲート15:10
メンバー 吉川さん

 


霊仙峰 レイセンミネ 標 高 1269m 信州の里山 山 域 佐久市田口
登 山 記 録
登山月日 2022年10月28日
登山経路 田口峠tunnel11:50〜霊仙峰12:50/13:00〜前衛ピーク鞍部〜道路13:40〜田口峠tunnel13:50
行動時間 登り 1時間 下り 50分 合計 2時間 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 田口峠tunnel迄一般道
トレイル 尾根上には落葉に隠されがちながらも登山道ある 下山は山頂一つ手前のピーク鞍部から沢筋を下った
水場・toilet 沢水取れるが飲用は? toiletは付近には無い
その他 榊山に縦走する者も多い
山行記


霊仙峰山頂


田口峠tunnel・下山した地点


田口峠のトンネル手前に車を停めた。トンネル上部からは左に兜岩山方面の道を分け、雑木林の尾根に薄い踏み跡を追った。登山道らしきが有るが落葉に隠されがちで小さなポコを踏むたびにGPSで位置と方向確認しながら進んだ。二ッの小さなピークを踏んで、三ツ目のピークには巻道が有った。三ツ目のピークの先の鞍部からは霊仙峰への急登になり、最後はさらに傾斜きつい急坂を手足使ってよじ登り霊仙峰山頂に着いた。
山頂は樹林の中で展望はなかったが三角点の近くの樹木には古びた山名プレートが付けられていた。ここから榊山を経て「日本で海から一番遠い地点」に歩く登山者もあるようだ。山頂で一息入れた後は前衛のピークに戻って鞍部からは沢筋を下った。こちらにも薄い踏み跡が有ったので、沢筋登る登山者もあるようだ。沢を下り切ると田口峠まで数百メートルの道路に出た。


板石山 イタイシヤマ 標 高 1218m 東信の里山 山 域 佐久穂町
登 山 記 録
登山月日 2020年12月21日
登山経路 採石場手前1.2キロ地点11:50〜採石場12:08〜山頂12:20〜駐車地点12:40
行動時間 登り 30分 下り2 0分 合計 50分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス R299平川原から山中に入り板石山工事用道路に出た 山中は未舗装の林道と工事用道路
トレイル 工事用道路と採石場内を最高点に歩く
水場・トイレ
その他 操業中であれば入山不可能
山行記


鉄平石採掘の奥にある板石山山頂




R299平川原集落から山中への道に入り、途中から右に分岐する未舗装の林道を3キロほど走ると板石山からの砕石運搬用の工事用道路に合流した。板石山山頂まで続いている工事用道路を50mほど進むと大型ダンプが下ってきて慌てて合流地点までバックした。「工事の邪魔をしてはいけない」と思い、合流地点の駐車スペースに車を停めて約1.2キロ先の山頂まで歩いた。山頂付近は鉄平石の採石場で昼休みの休憩中であった。採石場の奥にある板石山山頂まで歩いて山頂をカメラに収めて道路を下ったが、最初に会ったダンプトラック以外は誰とも顔を合わせることのない板石山であった。


鍋鎗山 ナベヤリヤマ 標 高 1207m 東信の里山 山 域 佐久穂町
登 山 記 録
登山月日 2020年12月21日
登山経路 影集落の最終民家9:15〜林道終点9:35〜送電鉄塔〜鍋鎗山10:10/10:25〜林道10:50〜民家11:05
行動時間 登り 55分 下り 40分 合計 1時間50分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候 快晴
メンバー 単独
情   報
アクセス 最終民家まで舗装道路その先巳約1キロ舗装された林道
トレイル 林道終点から雑木場y氏に送電鉄塔巡視路を追う
水場・トイレ
その他
山行記


鍋鎗山山頂


送電鉄塔巡視路を行く


「佐久リゾートGC」の先に延びる道を除雪終了地点まで走ると1軒の民家が有った。その先除雪されていないので民家の敷地内に車を止めさせてもらった。民家の古老が「林道を1キロ・鍋鎗山まではさらに1キロ」とその先の情報を教えてくれた。林道終点まで轍が有ったが登山者のものではなく、その途中にある送電鉄塔の巡視員のものと思われた。林道終点から山中に入ると樹木に赤ペンキが塗られた巡視路案内の下に薄い踏み跡が続いていた。やがて雪道になると前日に歩いたと思われる足跡が有り送電鉄塔まで続いていた。送電鉄塔からは親切に小動物の足跡を追って数分で鍋鎗山山頂に着いた。山頂標識は無かったが頭が赤く塗られた三角点が有り、三角点をカメラに収めしばし休憩の後往路のトレースを戻った。

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