岩内岳 | イワナイダケ | 標 高 | 1085m | ー | 山 域 | ニセコ連峰 |
雷電山 | ライデンヤマ | 標 高 | 1211m | 北海道百名山 | 山 域 | 〃 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2018年7月14日 |
登山経路 | 岩内オートキャンプ場登山口6:30〜八合目8:30〜岩内岳9:20/9:35〜目国内岳分岐9:50〜水場10:05/10:15〜幌別岳分岐10:50〜五ツ沼11:10〜雷電山11:40/12:20〜水場13:30/13:40〜岩内岳14:30/14:45〜登山口16:30 |
行動時間 | 登り 5時間10分 下り 4時間10分 合計 10時間 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | ほろしり氏 |
情 報 | |
アクセス | 登山口の岩内オートキャンプ場まで舗装道路 |
トレイル | 岩内岳までは急登もあるが快適トレイル 岩内岳〜雷電山までは笹原が刈り払われた快適トレイルもアップダウンが連続する |
水場・トイレ | 水場は雷電山に向かう途中の幌別岳の下にある toiletは登山口のキャンプ場にある |
その他 | 縦走路の途中の五ツ沼と雷電山山頂付近のお花畑は圧巻 |
山行記 登山口の「いわないリゾートオートキャンプ場」・六合目付近から見る岩内港と泊原発 元気な単独女性・岩内岳山頂
岩内町の「いわないリゾート」のオートキャンプ場の登山口に車をつけた。周囲には立派な施設が立ち並んでいた。camp場のトイレを借りた後登山道に入る。登山道は少し急坂が続き朝から汗を絞られて、二合目でski場からのコースが合流していた。合流地点からは緩急を繰り返しながら高度を上げて行くが、概ね登山道はよく整備されている。六合目の標識が立つ地点には錆びたリフトの鉄骨の残骸が残っていた。六合目を過ぎると尾根に出て眼下に岩内の町や岩内港そして泊原発が見えた。急坂の尾根を登り八合目で一息入れていると山頂踏んだ単独女性が下って来た。暫し山談義や冗談を交わした。
九合目からは樹林帯を抜けて小灌木の中砂礫の道に代わった。右前方に幌別岳と更にその先に雷電山が見えたが、幌別岳が雷電山とばかり思った。ザレ場を登り、避難小屋跡を過ぎると岩内岳山頂であった。2時間半のコースタイムを3時間も掛かっていて、「連日登山の疲れがあるのだな」と思った。晴れた岩内岳からは12年前に登った目国内岳がすぐ先に見えて、これから目指す幌別岳・雷電山はずいぶん遠くに見えた。展望を楽しみながら山頂で15分ばかり休憩した。 。 目国内岳分岐・湧水の水場 水場付近から見る幌別岳・幌別岳分岐 雷電山目指して快適トレイルを行くと神秘の五ツ沼 五ツ沼 雷電山山頂と来し方を振り返る遠くに見えるのは目国内岳
岩内岳で休憩の後は雷電山目指す。山頂から15分ほど下ると目国内岳分岐であった。更に下って水芭蕉などの咲く湿地帯を抜け一つの丘を越えて下ると水場であった。湧水が勢いよく流れていてとても良い場所に有るものだと思った。冷たい水で喉を潤し一休みした。水場からは幌別岳へ緩く登って行く。雷電山踏んだ若者が下って来て「雷電山まではまだ1時間はかかる」という情報だ。目の前の幌別岳が雷電山とばっかり勝手に思っていた自分に腹が立つ思いである。消えたばかりの雪渓跡を越えて幌別岳分岐の標識が立つ幌別岳の肩に着いた。幌別岳への道は廃道状態で下山時少し進んでみたがすぐにハイマツに覆われていた。
雷電山のお花畑幌別岳分岐からは草原の中快適トレイルが続いていた。20分ほど歩くと五ツ沼である。小さな沼が五つ、手つかずで残っていて感動ものである。惜しむらくは遊歩道が無く登山者が沼の端を歩くので少し荒れている。迂回路か木道整備が望ましく思った。雷電山が間近に迫って来て、少し高度を上げると日本海側に面した斜面が黄色に染まっていた。エゾカンゾウの群生である。想定外のお花畑に心躍り、撮影タイムは山頂踏んでからとして、わずか先の草原の真ん中に立つ雷電山に着いた。山頂らしからぬ雷電山であるが一等三角点の山頂で、朽ちた山頂標識が哀れであった。山頂をカメラに収めた後はお花畑に戻って、開けた岩場に腰を下ろして、花々を見ながらの正に至福のランチタイムである。まだ残る小さな雪渓の先に目をやれば日本海が広がっている。昼食を摂った後は撮影タイムだ。斜面を黄色に染めているのはエゾカンゾウばかりではなく、チシマキンバイも混じっている。エゾアズマギクの紫や可憐な白い花のエゾシオガマが彩を添えていて何とも言えない雰囲気である。同行のほろしり氏と2人「良い時期に来たな〜」と大満足である。 花々をカメラに収めた後は往路を戻る。草原の先に目国内岳が見えるが随分と遠くに見える。五ツ沼をカメラに収め幌別岳分岐で一息入れて雪渓跡を下って水場では再び給水した。丘状態を一つ越えて目国内岳分岐に着き、岩内岳への登り返しも難なくクリアーして岩内岳には雷電山から2時間10分で戻って来た。山頂には午後から登山の若者二人がいた。若者と冗談を交わしながら15分ほど休憩の後言わq内岳を下った。ロングラン登山で疲労も大きかったが六合目で小休憩し朝から10時間後の16時半に岩内リゾートの登山口に下った。 |
昆布岳 | コンブダケ | 標 高 | 1046m | 北海道百名山 | 山 域 | ニセコ |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2018年7月16日 |
登山経路 | 昆布岳登山口5:45〜メガネ岩7:15〜昆布岳8:40/9:10〜メガネ岩10:10〜登山口11:00 |
行動時間 | 登り 2時間55分 下り 1時間50分 合計 5時間15分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 曇時々晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 豊浦町上泉の登山口まで舗装道路 |
トレイル | 緩く長い尾根をメガネ岩まで歩く 九合目までも少し傾斜は増すが緩く登って行く 概ね快適トレイルが続く |
水場・トイレ | 水場は山中にない toiletは登山口駐車場に有るがきれいとは言えない |
その他 | 長大尾根を歩いて最後は少し登るだけ 羊蹄山が見えた |
山行記 コース中間点のメガネ岩・九合目で昆布岳が現れる 昆布岳山頂
昆布岳登山口は豊浦町美和という事で前日下見に行ったが美和地区のコミニュテーセンターには登山口は無かった。豊浦の道の駅に戻ってほろしり氏に問い合わせると上泉方面に延びる道にあることを教えてもらった。
早朝早掛け登山を目指して登山口に向かったが登山口探しに小一時間も掛かってしまった。 今回の北海道山行の最後の山であるからしっかりした支度をして登山道に入った。滑りやすい粘土質の登山道は緩く登って行き、あまり高度を上げなくても合目標識が付いているのは先が読めて安心だ。五合目標識で一息入れすぐ先に特異なメガネ岩を見る。メガネ岩から少し下って傾斜が増し始める。少々疲労を覚える頃に九合目について、ようやく目の前に昆布岳が姿を現したが標高差100mもなく小さな丘のようであった。昆布岳直下の急登を凌いで山頂に立つと一等三角点の先に羊蹄山が聳えていた。今回の山行で初めて見る羊蹄山である。汗で濡れたTシャッツを脱いで裸で休憩しているとトレランスタイルの中年男性が登って来た。北海道各地のマラソンやトレランレースに参加しているランナーと写真を撮り合った後、昆布岳を後にした。登りに3時間を要したが下山は2時間を切って下ることができた。 |