下野の山
(三毳山・石裂山)

三毳山 ミカモヤマ 標 高 229m 花の百名山

山 域

栃木県佐野
登 山 記 録
登山月日 2006年6月16日
登山経路 栃木県岩船町みかも公園東駐車場13:45〜三毳山中岳14:10〜駐車場14:30
行動時間 登り25分 下り20分 合計45分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス R50から500mほど入ったところがみかも公園
トレイル 公園内の木製階段を歩く
水場・トイレ 駐車場にある
その他 代表花はカタクリ

山行記


三毳山中岳山頂 木の間越しに関東平野が見える

雨上がりの中のしっとりとした公園を散策する。山頂からは関東平野が一望できる。
代表花のカタクリは群生しているがこの時期見ることはできなかった。

 


石裂山 オザクサン 標 高 879m 花の百名山

山 域

足尾山塊・前日光
登 山 記 録
登山月日 2006年6月16日
登山経路 鹿沼市賀蘇山神社駐車場16:05〜林道登山口16:30〜西剣ヶ峰17:25〜石裂山17:40/17:45〜西剣ヶ峰18:00〜林道18:40〜駐車場19:00
行動時間 登り1時間35分 下り1時間15分 合計2時間55分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 賀蘇山神社までは舗装道路
トレイル スギの造林地を過ぎると西剣ヶ峰まで厳しい岩場が続く 山頂までの登りも急登
水場・トイレ 沢水取れる トイレはなし
その他 代表花ハルトラノオ

山行記


西剣ヶ峰から望む石裂山山頂

登山口の賀蘇山神社に着いたのは16時近くになっていて、いくら日が長い時期とは言え、これからの登山は少し躊躇する。しかし往復2時間半あれば大丈夫と言うことで意を決して登山道に入る。まさに時計と睨めっこの登山となる。林道は入り口閉鎖されていたが車が十分通れるほど整備が行き届いた道である。砂防堰堤工事などのために閉鎖されているようだ。林道を30分近く歩いて杉林への登山口に着く。杉林の中のジグザグ道をを少し登ると急坂になる。やがて厳しい岩場となって少し緊張する。途中でカモシカに遭遇し気分が和らぐ。ところどころ鎖の下げられた岩場を乗り切ると西剣ヶ峰であった。岩場にはチョウゲンボウの鳴き声が響き深山の趣が漂う。展望台に回ってみるが、日光方面の山には雲がかかっていて山座同定は難しい。西剣ヶ峰からは一旦50mほどアルミの梯子をくだり、更に100mほど登り返して石裂山山頂には18時近い到着となった。山頂は樹林の中で展望は利かない。カメラに収めた後慎重に下った。

 

カモシカとの遭遇
石裂山(代表花ハルトラノオ)に登りました。午前中の雨を避けたために16時近くになってからの登山でした。スギの造林地を過ぎ、山頂直下は厳しい岩場になり、岩や木の根につかまり大汗かいて登っているとスギの大木の先にカモシカ君が出迎えてくれました。毛並みのきれいな澄んだ瞳で私を見つめています。私はすばやくカメラを取り出してシャッターを押しました。そして5mほど歩を進めるともう一頭のカモシカ君が又私を出迎えてくれました。どうやら夫婦カモシカのようです。最初のがオトコで後のほうがオンナのようです。こちらも私がカメラを向けるとしっかりポーズをとってくれました。オトコのほうは少し登山道を離れて休んでいましたが、オンナの方はジーと私を見つめていました。私は木の根に腰を下ろし、しばらく浮世の泣き言をカモシカ夫婦に聞いてもらいました。カモシカ夫婦は何も言いませんでしたが黙って聞いてくれました。そして「この岩場は厳しいから気をつけて登ってね」と声をかけて(そんな気がしました)静かに姿を消しました。夕方6時近くになってチョウゲンボウの鳴き声響く岩峰の山頂を踏みました。ハルトラノオは見ませんでしたがカモシカ君と遭えてとてもハッピーな気分でした。


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