奥多摩の山T
(御岳・大岳山・御前山・高尾山・三頭山)

御岳 ミタケ 標 高 929m 関東百名山

山 域

奥多摩
登 山 記 録
登山月日 2007年2月25日
登山経路 御岳ケーブルカー瀧本駅15:20〜山頂駅15:30〜御岳神社散策〜山頂駅16:40〜瀧本駅
行動時間 御岳神社周辺散策 1時間10分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 瀧本駅までは観光地
トレイル 観光地の為賑わう
水場・トイレ 土産物店各所にある
その他 都民の憩いの山

山行記


ケーブルカーに乗って御岳神社へ

瀧本からケーブルカーに乗って山頂駅へ。御岳神社の立つ御岳山頂までゆっくりと散策した。薄ら寒い陽気の日曜日の午後とあっては観光客の姿も少なく寂しい風情の御岳山ではあった。少し霞がかかってしまったので都心方面の展望が得られなかったのは残念であった。


日本二百名山 大岳山 オオタケサン 標 高 1266m

山 域

奥多摩
登 山 記 録
登山月日  2001年12月22日
登山経路 鋸山林道・大ダワ8:15〜大岳山9:25/9:45〜大ダワ10:40
行動時間 登り1時間10分 下り55分 合計2時間25分(休憩時間含む)
天  候  晴
メンバー 単独

情  報

アクセス 奥多摩の駅の先、弁天橋に大ダワ林道入り口の案内板がある そこから約5キロ先
トレイル 良く整備されている
水場・トイレ なし
その他  
山行記

21世紀初の師走、今年の登り納めに奥多摩の山を登ってきた。
川越を5時半出発、まだ夜の明けない国道16号、圏央道を通りシンシンと冷え込む青梅街道を一路奥多摩を目指す。朝早かったせいか、アルペンガイドも地図も忘れてきたが、どうせ大した山じゃないからとたかをくくって来たのが間違いの元であった。
大岳山に登るには、大ダワ林道からだけが頭に入っている情報である。
多摩川を奥多摩駅の一つ手前の橋を渡って山道に入るが、これは最初からの計算どうりで行き止まりである。奥多摩の駅に行って聞けば良いと急いで戻り、散歩の小父さんに大ダワへの道順聞けば、「いま来た道をアメリカキャンプ村に行けばいいんだ」ということで有る。
それでもと思い、登山指導所の看板のついた駅前交番で大ダワに行くにはと聞いてみるも「愛宕神社の周りには沢山の登山者がいるからそこから登れ」と言うつれない返事。
仕方なく先の小父さんの言う通り、もとの道に戻り、途中で犬つれた散歩の小父さんに聞くと突き当りを右に行けと逆のご託宣「エイままよ!」と行ってみればそんな道は何処にもない。愛宕トンネルを抜けて又引き返し、アメリカキャンプ゚村に行くが何処で道を間違ったか、気がつけば奥多摩霊園前。まだここにお世話になるには早すぎると言うものだ。急坂でハンドル切り替えまたまた逆戻り、ようやくアメリカキャンプ゚村の脇を通りすぎて、林道終点まで走るもどうも頭に有る大ダワとは違う様子である。案の定案内図を見れば海沢探勝路入り口と有る。「ここから登っても良いか」と考えるも、大ダワにこだわっているのでまたまた又、雪道でハンドルを切り引き返すことにした。途中一人の登山者を見るが聞くのも野暮なことと思い奥多摩まで戻る。海沢の交番にお巡りさんを見たので「大ダワに行くには」と聞けば「うーん」と一ひねり「分かった」と手をたたき、「青梅街道に出て消防署の前を左に入れ」と言うご託宣「イヤーありがとうございます。30分も迷っちゃって苦労しました有難うございます」お巡りさんにこっと笑って「気をつけていきなよ」。
消防署はすぐ分かり広い道が左に開けていて一安心。しかし安心したのもつかの間1分も入ればば行き止まりだ。「おかしいなーお巡りさんがガセ教えるわけないがなー」と、その辺ぐるぐる回り山の上のほうの道に進めば、またまた行き止まり。「小父さん何処へ行くの」と逆に聞かれる始末である。「大ダワから大岳山へ」と言えば「国道をもう少し登って弁天橋の手前を左には入れ、でも昨日の雪で無理かもしれないよ」と、今度こそ大ダワ林道に入る道を教えてもらうことが出来た。もう奥多摩の町に来てから、1時間近く行ったり来りを繰り返していて切れる寸前であった。.国道に戻り弁天橋について見れば、大ダワ林道入り口となんと立派な案内板が付いていた。数えてみればUターンを繰り返す事8回である。
大ダワ街道に入れば昨日の雪で道は真っ白である。いくらスタッドレスのタイヤに履き替えては来ても気持ちの良いものではない。慎重に運転をして大ダワ峠についたときはもう今日は山はやめようかなと思う気分であった.。

  
何回か道を間違えて、ようやく探した大ダワへの林道は昨日の雪がまだ溶けやらず、ひやひやものであった。峠からの奥多摩主脈縦走路は秋、奥多摩山岳耐久レースの道であり、良く整備されていて少しくらいの雪では道を間違える事もない。
新雪のトレイルには、さまざまな生き物の踏み跡がついていて想像するのも楽しいものである。ノウサギは私にも分かるが後はどんな生き物だろうか。道を横切るものはなく大概登山道をナビゲートするようについているのも楽しいものだ。
途中から富士山も見え始め気持ちの良い尾根を1時間少しも歩けば大岳山の山頂である。
この年末の忙しい時に、山に来る物好きもいるまいと思ってザックをおろせば、タッチの差で私に続く登山者がいた。その方は朝海沢探勝路の林道を歩いていた登山者で、地元の人で奥多摩山岳耐久レースにも五回も出たことが有ると言う、山の猛者である。しばし談笑の後、日出山目指して縦走していった.。
山頂で一人展望を楽しんでいると、「チチチ」と野鳥が私の目の前でダンスと鳴き声をサービスしてくれている。餌がほしいんだなとパン切れを右手に挟んだ手を上げると、木の枝からサット飛び移り餌を咥えてブッシュに掛け込んだ.。野生と溶けこんだかなと幸せを一瞬感じた。軽食を取って、きた道を戻った。
大ダワ林道の下りはそれこそ慎重に下った。

 


御前山 ゴゼンヤマ 標 高 1405m 関東百名山

山 域

奥多摩
登 山 記 録
登山月日 2007年2月26日
登山経路 奥多摩駅〜鋸山林道・大ダワ7:20〜蛸口山〜御前山8:45/9:00〜大ダワ10:00
行動時間 登り 1時間25分 下り 1時間 合計2時間40分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 青梅街道弁天橋から大ダワまでは少し荒れた鋸山林道も舗装道路
トレイル 尾根道でよく整備されている
水場・トイレ 水場はない 登山口にトイレある
その他 隣の大岳山に比べ登山者は少なそうだ

山行記


浅間嶺から見る御前山


御前山山頂(後方は雲取山方面)と山頂からの富士山

大岳山に登って以来5年ぶりに奥多摩町の弁天橋から鋸山林道を大ダワまで入る。少し記憶が薄れてはいたが間違いない大岳山短縮登山口である。登山口には立派なトイレも立っていた。大岳山に登ったのだろうか1台の車がとまっていた。御前山へは大岳山とは反対側に尾根道を行く。小さなアップダウンを繰り返しながら少しずつ高度を上げてゆく25分ほどで蛸口山につき更に御前山への中間点クロノ尾山を越えてゆく。ここら辺りまで高度を上げると稜線の左側に朝日を浴びた富士山が見えてくる。御前山避難小屋が見えると山頂まではほんの僅かな距離であった。山頂からは雲取山方面の展望が開けていた。山頂から50mほど先に木が刈払われた富士山展望台があった。


高尾山 タカオサン 標 高 599m 花の百名山

山 域

奥多摩
登 山 記 録
登山月日 2006年2月27日
登山経路 高尾山口駅6:30〜ケーブル駅6:40〜一号路登山道〜山上駅7:20〜山頂8:00/8:15〜高尾山口駅9:15
行動時間 登り1時間30分 下り1時間 合計2時間45分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 高尾山口駅の駐車場(1日・1回 1000円)
トレイル 滑り止めのついたコンクリート舗装路 山頂付近は土
水場・トイレ 各所に自動販売機にある
その他 山というよりは真言宗・高尾山薬王院の境内

山行記


雨上がりのしっとりとした高尾山薬王院の境内

高尾山口駅を夜明けの6時半に出る。
この時間ではまだ誰も行動しているものが居ない。昨日の雨でしっとりとした1号路(滑り止めのきいた舗装道路)をゆっくりゆっくりと進む。
これは登山ではない。薬王院の境内をお参りに登っているようなものである。
さすがに東京都の観光名所であって、すばらしく行き届いた手入れが随所に見られる。それが自然とマッチしていて全然違和感がないのである。感心しながら寺の階段を上り詰めてわずかの先に山頂があった。
ようやく回復し始めた東の空の下に大都会のビル郡が垣間見えるのであるが、山座同定のような興味はわかない。山頂で朝食をとり急いで往路を戻った。
雨上がりの月曜日思ったほどの人出はなかった。


日本三百名山 三頭山 ミトウサン 標 高 1531m

山 域

奥多摩
登 山 記 録
登山月日 2001年12月22日
登山経路 東京都民の森12:15〜三頭の滝〜三頭山13:40/14:00〜見晴らし小屋〜東京都民の森15:10
行動時間 登り1時間25分 下り1時間10分 合計(2時間50分休憩時間含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 都民の森まで舗装道路
トレイル 良く整備されている
水場・トイレ 都民の森にある
その他  

山行記

    
          三頭山から見る大岳山

大岳山から満水の小河内ダムを見ながら奥多摩周遊道路へ。さすがに東京都の都道で有りきれいに環境整備されていて感心する。都民の森につけば更にその思いは強く感じる、何と探勝歩経路はウッドチップ敷きであり、山を歩いている気がしない。歩経路から上の山頂に続く道もきれいに整備された、人工の道である。野鳥観察小屋とかテラスがいくつも設けられていてここは山の中ではなく、小屋の中の山と言う雰囲気である。
それも良しこんな山は日本中探したってここだけであろう。貴重な体験をさせてもらったと言うものである。
山頂につけばここも富士山がデンと控えて勇姿を見せていた。見渡せば雲取山鷹の巣山と東京都の水源の山が指呼の間である。午前中登った大岳山も目の前で、奥多摩の展望を満喫することが出来た。この山にはこの時期まだまだ沢山の登山者が来ていた.。

 

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