オプタテシケ山 オプタテシケヤマ 標 高 2013m 日本三百名山

山 域

十勝連峰
美瑛富士 ビエイフジ 標 高 1888m

山 域

十勝連峰
登 山 記 録
登山月日 2005年9月9日
登山経路 美瑛富士登山口5:50〜天然公園7:00/7:15〜美瑛富士避難小屋8:45/9:00〜ベベツ岳9:55〜オプタテシケ山頂11:00/11:45〜ベベツ岳12:35〜避難小屋分岐13:20〜美瑛富士14:00/14:10〜避難小屋15:00〜天然公園〜登山口17:20
行動時間 登り 5時間10分 下り 5時間35分(含む・美瑛富士廻り) 合計11時間30分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 山友・萱野氏と二人

情  報

アクセス 美瑛富士登山口から林道に入るが駐車場まで舗装道路
トレイル 避難小屋までは巨石の道・掘割の悪路が続く 
避難小屋から先はハイマツ帯の中のアルペンムードが漂うすばらしい縦走路
美瑛富士までの道もよく踏まれている
水場・トイレ 水場は避難小屋の前に湧水あるが枯れている可能性が強い。トイレはない。
その他 美瑛富士避難小屋に着けば後は別天地


避難小屋への中間点天然公園と美瑛富士避難小屋


岩礫の石垣山に登るとオプタテシケ山が望まれる


オプタテシケ山直下


山頂にて


十勝岳方面を振り返る


大雪山・トムラウシ方面


トムラウシ


もう一枚トムラウシ


ウラシマツツジが色付き 後方は美瑛岳


美瑛富士山頂と隣の美瑛岳


美瑛富士に咲く


美瑛富士から眺めるオプタテシケ山

山行記

十勝岳への登山口望岳台で車中泊し、白金温泉に下り、美瑛富士登山口へ。林道を2キロほど走り、登山道入り口に着いた。登山口の100m先に駐車して登山道に入る。
2キロほど林道跡をたどり樹林帯に入る。
美瑛富士避難小屋までは約6キロの道のりであって十勝連峰の裾野を緩く登ってゆく。
1時間ほどで「天然公園」と名付けられた巨石累々の登山道になり、ここで朝食をとる。
昨夜の雨で登山道に水が流れているが、足を取られる程のことはない。樹林帯を抜けると笹藪の中の道となり、それを過ぎると、石垣山と美瑛富士の鞍部に建つ美瑛富士避難小屋に到着した。
小屋前には湧水がわき出していたが、昨日の雨のせいかもしれない。ここでしばし休憩する。
石垣山に登り切ると縦走路の先に目指すオプタテシケ山が見えてきた。一つ手前のベベツ岳を隔てているために随分と先に見える。麓の富良野の町から眺めるその姿とは違って随分と貫禄があり、また優雅な山容で思わずカメラを向ける。
ハイマツの美しい稜線をベベツ岳を越える。
ベベツ岳からは100m程下ってオプタテシケへの登りに掛かる。下で見上げるとウンザリするのであるが、歩いてみるとそれほどのこともない。
最後は岩場を縫って付けられた登山道を登り切ると登山口からは5時間半・美瑛富士避難小屋から2時間以上掛かって山頂に立つことができた。
山頂から大きく下った縦走路の先に大雪連山から特徴ある山容のトムラウシがよく見える。更にその右側には石狩岳や二ペソツなどの東大雪の山々も一望できる。
来し方を振り返れば美瑛富士・美瑛岳の先に十勝岳が尖って見える。正に十勝連峰と大雪の絶好の展望台であり、「うーんここは北海道随一の山だ」と声を上げる。
昼食を取りながら飽くなき展望を楽しむ。
貸し切りの山と思っていたが30分ほどすると地元の単独行の若者が登ってきて暫し山談義を交わす。
長い縦走路を美瑛避難小屋まで戻り、更に美瑛富士分岐まで回って、美瑛富士山頂も踏む。
後は往路を登山口まで下るのであるが、思ったよりも時間が掛かり、登山口到着は17時を回ってしまい、朝6時前から歩き出して11時間半の長い行動時間の末のオプタテシケ山ではあった。

 


美瑛岳 ビエイダケ 標 高 2052m 日本の山1000

山 域

十勝連山

登 山 記 録
登山月日 2013年9月3日
登山経路

望岳台7:40〜ポンピ沢9:30〜美瑛富士分岐〜美瑛岳11:40/11:50〜ポンピ沢13:00〜望岳台14:50

行動時間 登り 4時間 下り 3時間 合計 7時間10分 (休憩時間を含む)
天  候 曇・霧雨
メンバー 単独

情  報

アクセス 望岳台まで舗装道路の観光道路
トレイル ポンピ沢までは快適トレイル 美瑛富士分岐までは巨石の中急坂 美瑛岳は火山礫
水場・トイレ 望岳台の売店は閉まっていた ポンピ沢で水取れるが飲用は・? トイレは望岳台にある
その他 十勝岳に回れれば最高だったが

山行記


望岳台〜見る(左)美瑛富士(中)美瑛岳


ポンピ沢までは十勝岳山麓のお花畑の中を行く


中間点のポンピ沢

望岳台に着くと霧が晴れた先に十勝岳や美瑛岳の展望が見られた。今日は何とか降られずに美瑛岳が登れそうだ。望岳台に車を着けると5〜6台の車が止まっていたが単独行者が登山道に入ってゆくところであった。百名山十勝岳もこのところの不安定な天候で静かな登山が楽しめるというものだ。
登山道に入り歩き難い火山礫を避難小屋下まで来ると美瑛岳と十勝岳の分岐になっていた。美瑛岳の道に入り登山道に腰を下ろして朝食を取りながら休憩する。僅かに登りあげると十勝岳の山腹を巻くようにトラバース道が続いていた。周囲はお花畑でリンドウやキリンソウ・イワギキョウが咲き誇っている。爆裂火口と思われるところにはまだ残雪が会って驚かされる。そして笹薮の中少し下ってゆくとポンピ沢であった。今日は濡れずに済むかと期待してここまで歩いてきたが笹の朝露でズボンはやはり濡れてしまう。ポンピ沢を飛び石伝いで渡るとこのコース一番の難所となり急坂の中巨石を縫うようになり、頭上には岩が被さるようだ。何とか凌いで登り上げると視界が開け、美瑛富士との分岐になっていた。ここらあたりから霧雨となって岩陰で雨着を装着した。美瑛岳には火山礫の道となって続いていたがもくもくと登って山頂には登山口から4時間ジャストで登りつくことが出来た。山頂は霧のため展望はなく望岳台での期待は今日もまた叶わなかった。

軽食を摂りながら休憩したが風も強くなり体温が下がり始めるのを感じると山頂を後にした。下山は登りに写せなかった花々をカメラに収めながらゆっくりと下った。


巨石の急坂を登って美瑛富士分岐からは火山礫の中美瑛岳山頂へ

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