於茂登岳 オモトダケ 標 高 526m 沖縄県最高峰

山 域

石垣島
登 山 記 録
登山月日 2008年1月26日
登山経路 於茂登登山口11:10〜於茂登岳山頂12:10/12:45〜登山口13:45
行動時間 登り1時間 下り1時間 合計2時間35分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 於茂登登山口手前1キロくらいは未舗装道路
トレイル コンクリートで固められているので泥濘も少ない
水場・トイレ 水場は沢水取れるが飲用は(?) トイレは登山口にもない
その他 ハブは生息しているらしい 亜熱帯の植生

山行記


サトウキビ畑の先の於茂登岳


登山口とすぐ先にある「大御岳ぬ清水」

 
シダ類が多く見られる亜熱帯の植生の山


登山道から石垣島の台地が見える


二等三角点の山頂は草むらの中

石垣島空港に着いたときは小雨が降っていた。レンタカーで於茂登岳の登山口於茂登に向かう。景色を楽しみながら回り道をして登山口に着くと運良く雨も止んだ。登山道の草でズボンが濡れることを心配して、パンツの上から雨合羽のズボンをはいて登山道に入る。汗をかいたり雨降りにはこのスタイルが一番効果的である。
やはり南国・亜熱帯に位置する石垣島である。この時期でも葉を落とした木々は見当たらない。シダ類の繁茂する鬱蒼としたジャングルを行くが如しである。この時期ハブの心配はないということではあるがハブは生息しているらしい。しばらく行くと地元の登山者が下山してきた。しばし情報を交換する。
「大御岳ぬ清水」の石祠を過ぎると登山道は少しは傾斜も増してくるがそれほど気にするほどではない。登山道は転石が現れるが殆どコンクリートで固められていて泥濘箇所も少ない。雨の多い島であるから登山道が侵食されるのを防ぐにはこれもありかなと思う。珍しい樹相を見ながら高度を上げて行く。どうやら登山道は於茂登岳をらせん状に登っているようだ。
登山道が笹薮に変わると大きな電波塔が目の前に現れる。自衛隊のレーダー基地のようだ。登山口からジャスト1時間で登りついた山頂はレーダーから直ぐであった。笹薮が切り開かれた山頂は草むらの中に二等三角点標識があるだけで山頂標識も立っていなかった。
ガスで展望の開けない中、山仲間に登頂メールを送る。これで全国47都道府県の最高峰43座全山完登である。それほどの感激はないが、これも10年間精力的に登山を続けてきた一つの成果であることは間違いないのである。素直に喜びが湧いてくるのであった。
下りは景色をカメラに収めながら滑りやすいコンクリートの登山道をゆっくりと下ると登りと同じく1時間かかった。

 

 
石垣島を彩る花と華

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