涅槃岳 | ネハンダケ | 標 高 | 1376m | 山岳標高1003山 | 山 域 | 大峰山脈 |
証誠無漏岳 | ショウセイムロウダケ | 標 高 | 1301m | − | 山 域 | 大峰山脈 |
阿須加利岳 | アスカリダケ | 標 高 | 1251m | − | 山 域 | 大峰山脈 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2016年5月17日 |
登山経路 | 下北山村白谷池郷林道ゲート6:40〜持経ノ宿8:10/8:30〜阿須加利岳9:40〜涅槃岳10:15/10:30〜持経ノ宿12:10/12:25〜林道ゲート13:35 |
行動時間 | 登り 3時間5分 下り 3時間5分 合計 6時間55分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 曇/晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 白谷池郷林道は狭いながらもゲートまで舗装道路 「白ヤ塔」への道に入る |
トレイル | 持経の宿までは林道 奥駈道は阿須加利岳まで急坂もシロヤシオ咲く癒しの道が続く |
水場・トイレ | 持経ノ宿付近に水場ある トイレは持経の小屋 |
その他 | 十津川村の笹の滝方面からは登山口に「ほんみち教団」施設があり入山許可を求められた |
山行記 持経の宿小屋・阿須加利岳山頂 奥駈道を彩るシロヤシオ・アカヤシオ 雨上がりの涅槃岳山頂 下北山村からは「白ヤ塔」の看板が立つ池郷林道に入り、6キロほど走ると林道ゲートがあり3台ほどの駐車スペースがある。雨上がりの中さらに砂利道の林道を4.5キロほど歩くと十津川村境の峠に着き、すぐ先に持経の宿の小屋があった。小屋で朝食を摂り、雨着や傘などをデポして縦走路の南奥駈道を北上である。阿須加利岳までは少々急坂が続いていたが、その先は緩く明るいアカヤシオ・シロヤシオ・シャクナゲなどの咲く癒しのトレイルであった。証誠無漏岳を越えて持経の宿からは1時間45分で涅槃岳山頂に着いた。 何の変哲もない涅槃岳山頂ではあるが、先日は十津川村の三条の滝からの稜線の滝川辻に登っての涅槃岳登山を考え、登山道に入ろうとしたが、宗教団体「ほんみち教団」から入山許可を求められたうえ、「踏み跡薄く道迷いの心配がある」と云われて、已む無く下北山からの登山にしたのであるが、奥駈道を歩く距離も長く、こちらを歩いたことが正解であることを実感した。 十津川村の登山口にある笹の滝 |
行仙岳 | ギョウセンダケ | 標 高 | 1227m | − | 山 域 | 大峰 |
笠捨山 | カサステヤマ | 標 高 | 1353m | 日本の山1000 | 山 域 | 大峰 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2016年5月14日 |
登山経路 | 白谷トンネル東口5:40〜行仙岳6:50〜佐田辻7:20/7:35〜笠捨山9:15/9:30〜佐田辻11:10〜補給路林道11:45〜トンネル東口12:15 |
行動時間 | 登り 3時間35分 下り 2時間45分 合計 6時間35分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 登山口の白谷トンネルはR425十津川村と下北山村の村境 |
トレイル | 行仙岳まで鋼製階段が続く 稜線縦走路の奥駈道は里山風情が濃くなる |
水場・トイレ | 稜線には水場無い トイレは行仙小屋にある |
その他 | 笠捨山付近にはシロヤシオが美しい |
山行記 笠捨山山頂 山頂直下のアカヤシオ 行仙岳山頂・佐田辻に立つ行仙小屋 前日は十津川村から山中のR425をうんざりするほど走って、下北山村との境の白谷トンネルを抜け行仙岳登山口を確認した後、トンネル東口の大きな広場で休んだ。 翌朝登山口に入ると急坂の中に鋼製の階段が続いていた。地道と半分くらいは階段を歩いて1時間ほどで奥駈道に合わさり、5分ほど登ると電波塔の立つ行仙岳山頂であった。奥駈道に戻り、緩く下って行くと行仙小屋の立つ佐田辻で、小屋に入って朝食を摂った。小屋の中は清潔で飲料水の入ったポリ缶も沢山あった。15分ほど休憩し奥駈道を南下してゆく。一旦大きく下ってその後は小さく登りかえして行くがこの辺りになると里山風情が濃くなるのである。目の前に笠捨山が望まれても中々届かず、2度ほどアップダウンの末にシロヤシオ・アカヤシオが直下に咲く笠捨山山頂に着いた。山頂の一角に石碑が立っていたが何が書かれていたのか分からなかった。ここから玉置山へは白谷トンネルの登山口に戻るよりは早そうであるが、残念車の回収で戻らなければならない。山頂直下のヤシオをカメラに収めて往路を佐田辻まで戻った。 佐田辻からは「林道まで25分」の小さな木札に導かれて補給路を下ったが林道が見えてからも結構時間がかかり、補給路の荷揚げ基地のある林道登山口には35分かかった。さらにトンネル登山口までは砂利道の林道を30分ほど歩いた。結局往路を忠実に戻っても変らぬ時間だっただろうかと頭をかいたのである。 |
玉置山 | タマキヤマ | 標 高 | 1077m | 日本の山1000 | 山 域 | 大峰 |
大森山 | オオモリヤマ | 標 高 | 1078m | − | 山 域 | 大峰 |
五大尊岳 | ゴダイソンダケ | 標 高 | 825m | 日本の山1000 | 山 域 | 大峰 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2016年5月14日 5月15日 |
登山経路 |
5月14日 玉置神社駐車場〜玉置山散策14:35〜15:30 5月15日 玉置神社駐車場5:10〜玉置神社5:40〜玉置辻6:05〜大森山7:15/7:20〜篠尾峠〜五大尊岳8:40〜五大尊岳南峰8:50/9:00〜大森山10:40〜玉置辻11:40〜玉置神社12:20〜駐車場12:40 |
行動時間 | 往路 3時間40分 復路 3時間40分 合計 7時間30分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 玉置神社まで山岳観光道路が延びる |
トレイル | 大森山までは緩い登山道も大森山から篠尾峠までは急坂が続く 五大尊岳には少し急登になる |
水場・トイレ | 縦走路に水場・トイレはなかった 玉置神社駐車場にトイレ・自販機ある 玉置神社で水補給できる |
その他 | 大峰奥駈道もここまで南下すると低山の里山トレイルが続く |
山行記 一等三角点シャクナゲが咲く玉置山頂 笠捨山を下りた後、白谷トンネルから十津川村方面に戻る途中に「瀞峡」方面に向かう道路が分岐していて、少し進むと玉置山方面への道が分岐していた。車道は一部奥駈道が合わさっていて玉置神社の大きな駐車場に着いた。案内看板など見ると午後からの五大尊岳往復は無理なようである。まずは玉置神社から神社裏山になる玉置山を目指した。玉置神社の「体の不自由な方・車の御祓いの方はこちらから」の看板が立つ参道に入り、神大杉の巨木を見ながら境内に入り三柱神社に着いた。神社裏に延びる遊歩道(奥駈道)を歩いて、わずかな時間で玉置山山頂に着いた。一等三角点の玉置山山頂はシャクナゲの花が咲く公園であった。山頂をカメラに収めた後は、案内看板に導かれて駐車場へ直接下った。 数十台は駐車可能な大きな玉置神社駐車場には出店もあり、食料もあったのでサンマ寿司を買ってここで車中泊した。 玉置神社本社殿・大森山三角点 翌朝は夜明け前に出発しようと思ったが、周囲が明るくなった5時前の出発となった。玉置神社参道に入る前にデジカメ紛失に気づき、急いで駐車場に戻ると車の脇にデジカメを発見して事なきを得た。結局20分ほどのロスで5時過ぎの出発になった。 玉置神社本殿までの参道は長く、30分近くかかってしまった。夜明けの玉置神社本殿を後に大峰奥駈道の最終ステージともいえる道に入る。杉木立の奥駈道をぐんぐん下って、玉置辻(地元の方は本宮辻と云っていた)に着いた。玉置神社から熊野本宮に続く山中の車道が合わさっていて、ここまで車で来られるのである。少し残念な気がしたが気を取り直して少し車道を歩いて大森山への道に入る。しばらくは水平道を行き、水吞金剛分岐付近からは杉林の大森山への登りにかかる。そして稜線に登り着くと、奥駈道は緩く大森山に続いていた。大森山は10分ほど先の南峰に三角点があり、三角点峰で朝食休憩をとった。 大森山からは大きく下って行き、二回目の急坂を下り切ると篠尾峠である。「登りかえしが大変だな〜」と思いながら、下ってきた道を振り返る。篠尾峠には本宮付近の切畑からの登山道が合わさっていた。 大峰奥駈道最後のピーク五大尊岳と南峰 篠尾峠からはわずかな距離にあるものと思っていた五大尊岳は結構な時間がかかった。縦走路の途中にある高みで心配になり、スマホで位置確認と山行記録を確認するほどであった。そして少し岩稜帯の尾根を登りきって大峰奥駈道の最後のピーク五大尊岳に着いた。ピークハンターの私には五大尊岳の南岳も踏まなければならない。岩稜の道を一旦30mほど高度を下げて、登りかえして五大尊岳南峰の着いた。「ここから熊野本宮まではそれほど時間が掛からないだろうな〜」と思いながら五大尊岳に戻り、篠尾峠〜大森山への厳しい登りかえしを凌ぎながら往路を戻った。玉置辻〜玉置神社への登り返しも厳しいもので、玉置神社本殿前では腰を下ろして休憩した。玉置神社駐車場に戻るころにはバテバテであった。 玉置神社駐車場から十津川村の笹の滝からの涅槃岳登頂を試みたが「ほんみち教団」施設から道が不鮮明なので自重を求められR168を熊野本宮に走った。 熊野大社本宮 途切れ途切れながらも大峰奥駈道を歩けたので熊野大社本宮に参拝した。 熊野本宮社殿と鳥居 |