南佐久の山
(横尾山・飯盛山・五郎山・男山・天狗山・高登谷山)

横尾山 ヨコオサン 標 高 1818m 標高1003山 山 域 甲信
登 山 記 録
登山月日 2016年9月26日
登山経路 信州峠11:45〜横尾山13:00/13:35〜信州峠14:40
行動時間 登り 1時間15分 下り 1時間5分 合計 2時間55分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 信州峠まで舗装道路
トレイル 緩く快適トレイルが続く
水場・トイレ 水場toiletともに登山口にもない
その他 山梨百名山に数えられている
山行記

横尾山山頂


川上村から北杜市境が信州峠で、峠の北杜市側に駐車場があり車を停めた。登山口には甲信林道開通記念の碑が立っていた。カラマツ林の中緩く登って行くが、この時期クモの巣が張り巡らされて顔や体にくっ付いて気持ちが悪い。カラマツ林を抜けるとカヤトの先に横尾山方面が見えてきたが霧の中である。右側には川上村の野菜畑、左後方には茅ヶ岳がよく見えた。少し高みに上がって県境の尾根を行くと「山梨百名山・横尾山」の山頂標識が立つ横尾山山頂であった。山頂は赤岳の展望台であることが分かるが残念ながら霧で展望は得られなかった。


飯盛山 メシモリヤマ 標 高 1643m 日本の山1000

山 域

南佐久
登 山 記 録
登山月日 2006年11月30日
登山経路 野辺山スキー場6:55〜ゲレンデ〜稜線〜飯盛山7:55/8:05〜野辺山スキー場8:35
行動時間 登り1時間 下り30分 合計1時間40分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス JR野辺山駅からスキー場ゲートまでは2キロ スキー場入口が登山口
トレイル 緩やかな遊歩道が続く
水場・トイレ 登山口を入るとない
その他 振り返ると八ヶ岳が

山行記

 
稜線から見る飯盛山とその山頂(後方は茅ヶ岳)

夜明けを待って野辺山スキー場に車を乗りつける。登山口はスキー場入口のゲート脇から延びているのであるがゲートが開放されていたのでスキー場の休憩棟まで入ることが出来た。人口雪を降らせるために降雪マシンがうなりを上げていた。
ゲレンデを歩くには少し気が引けたが、降雪マシンのないゲレンデのリフト下を通って稜線目指す。リフト山上駅から先は藪山となっていて、稜線に延びる道を探すが道はなかった。僅かな距離、藪をかき分けて稜線に出ると登山道にでる。スキー場下部から見ると山頂かと思っていたところはシシ岩であって、飯盛山は笹山を越えて少し先であった。鹿の進入防止の有刺鉄線が張られた脇道を15分も歩くと飯盛山山頂に着く。
八ヶ岳や甲斐駒ケ岳そして富士山の絶好の展望台であることが分かるが、今日は生憎の天気でそれらの峰をしっかりと見ることが出来ない。一月前に日本300名山達成を飾った茅ヶ岳もすぐそこに見えるがこれも逆光の中で黒いシルエットを映すだけであった。


五郎山 ゴロウヤマ 標 高 2132m 日本の山1000

山 域

南佐久
登 山 記 録
登山月日 2006年11月29日
登山経路 町田市自然休暇村〜林道途中12:20〜登山口12:35〜山頂13:55/14:05〜林道途中15:00
行動時間 登り1時間35分 下り55分 合計2時間40分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 川上村梓山から町田市休暇村までは舗装道路 その先の林道も整備されている
トレイル カラマツの植林地を過ぎると岩稜の尾根を30分ほど伝う
水場・トイレ 休暇村の先にキャンプ場あるがこの時期は閉鎖されている 水は沢水あるが飲用は?
その他 奥秩父山塊の前衛の山

山行記


山頂付近は岩稜が続き山頂からの見晴らしは素晴らしい


五郎山から見る奥秩父の山と甲武信ヶ岳から見る岩山の五郎山(後方は御座山)

川上村梓山で五郎山への登山口を確認し、町田市自然休暇村を目指す。立派な施設も冬季閉鎖されていた。更に先に進むとキャンプ場となっている。ここもこの時期利用する者はいない。
キャンプ場から先は未舗装の林道となるが、車の進入に少しも支障がないほど良く整備されていて、今も利用されているのか轍の跡も続いていた。どんどん進むと林業関係者が昼食休憩を取っていた。カラマツ林の間伐をしているようだ。この道が五郎山の登山道であることを確認し、林道脇に車を停めて歩き始める。15分ほどで登山口案内が現れて真っ直ぐに稜線目指していた。
カラマツの葉を落とした登山道はクッションが利いていて歩きやすい。そして陽の光が林の中に差し込んで、冬枯れの山は実は明るい山なのである。カラマツの植林帯を過ぎると雑木林となり、更に登ると山頂付近は岩稜となる。岩稜を二つ乗り越えて少しスリルを楽しんで五郎山山頂に立つことが出来た。
奥秩父の甲武信ヶ岳や三宝山が手に届くところに見える。その先には金峰山も少し頭を白くしている。小川山もここでは大きき見える。全て峰を踏んだ山なので感慨深い。
しばし展望を楽しんで下りは岩場を避けて雑木林をトラバースしながら一気に登山口に駆け下った。


男山 オトコヤマ 標 高 1851m 日本の山1000

山 域

南佐久
登 山 記 録
登山月日 2006年11月29日
登山経路 川上村御所平登山口8:00〜林道跡終点9:15〜男山9:50/10:15〜御所平11:15
行動時間 登り1時間50分 下り1時間 合計3時間15分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 御所平登山口までは舗装道路 林道に車進入できるが進入の跡ない
トレイル 広い林道跡を1時間15分急坂の樹林帯は踏み跡薄いが迷うことはない
水場・トイレ 登山口にもなし
その他 野辺山高原を隔てて八ヶ岳が目の前に

山行記


八ヶ岳が目の前の山頂と山頂直下に見える岩場

R141を佐久方面から野辺山高原に登る市場坂の途中に広瀬への案内が出ていた。男山の短縮口があるものと思い広瀬に向かう。広瀬から更に川上村に入る旧道と思しき山道を越えると御所平の入口に着く。ここら当たりは山の陰になって男山は姿を見せていない。村道脇の看板に目をやると、予期せぬ「男山登山口・約2時間」となっていた。
村道脇の駐車スペースに車を停めて登山道に入る。登山口は狭く荒れていたがその先は随分広い登山道になっていて、どうやら林道跡のようである。しかし今は林道として利用されていないようで車の進入した跡も見当たらない。林道を30分ほど登ると男山を望むようになるが、まだまだ随分と先に見える。林道跡は山腹を巻きながら男山に近づいてゆく。「随分歩かされるなー」と思うころ漸く林道跡終点につく。
ここからは雑木林の急坂の登山道となっていた。あえぎあえぎ高度を上げて稜線に登りつくと、そこは天狗山〜男山の縦走路であった。稜線分岐には「天狗山まで2時間半」「御所平まで1時間15分」の看板がかかっていた。馬越峠から天狗山を経由して男山に登るのは1日登山だなと思うと、御所平から登った今日のコースは正解であったことを知るのであった。男山山頂は分岐からほんの僅かな距離であった。
晴れてはいるが野辺山高原を隔てた八ヶ岳には雲がかかりその頭を隠していて残念である。
朝食をとりながら広大な野辺山高原の展望を楽しんだ。


信州百名山 天狗山 テングヤマ 標 高 1882m

山 域

佐久
登 山 記 録
登山月日 2002年5月26日
登山経路 馬越峠7:15〜天狗山山頂8:00:/8:30〜馬越峠9:10
行動時間 登り45分 下り40分 合計1時間55分(休憩時間含む)
天  候  晴
メンバー 単独

情  報

アクセス 佐久の川上郷と南相木村の間馬越峠から
トレイル 明るい尾根道
水場・トイレ なし
その他  
山行記


登山道にに咲くミツバツツジ

登山月日  

天狗と言う名前の付いた山は信州には多い。佐久の川上郷と南相木村の間に聳える山である。
「天狗山は堆積岩の一種のチャートからなる岩峰で、フォッサマグナ地帯特有の植物の自生が見られる貴重な自然を残している」と言う案内看板が登山口の馬越峠を10分ほど登った稜線に立っている。尾根から見下ろす両側はシートが被った野菜畑である。

馬越峠は標高1600mにあり、天狗山まではわずか200mの標高差である。
稜線上は三つ葉ツツジの紫の花が満開で花のトンネルを歩いているようだと先行の群馬の夫婦が歓声を上げながら歩いている。花には疎い私も本当に圧倒されるようである。頂上直下の岩稜に来ればさらにシャクナゲヶ見事な分布を見せている。何の苦もなく45分で天狗山の頂上に飛び出した。男山の先には八ヶ岳が開けていたが南アルプスや北アルプスは春霞の彼方であった。早朝にもかかわらず2組の夫婦隊が男山目指して縦走して行った。往路を写真を撮りながらゆっくり戻った。

 


高登谷山 タカトヤサン 標 高 1846m 山 域 川上村
登 山 記 録
登山月日 2019年9月18日
登山経路 高登谷尾根登山口8:30〜高登谷山9:50/10:05〜南峰10:35〜わらび山荘11:25〜高登谷登山口11:40
行動時間 登り 1時間10分 下り 1時間35分 合計 3時間10分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 高東亜高原別荘地まで舗装道路
トレイル 登り下りともによく整備された快適トレイル
水場・トイレ 登山口・山中に水場toiletともにない
その他 高登谷高原別荘地は高級感がいっぱい
山行記


高登谷山本峰と南峰


高登谷尾根登山口とわらび荘登山口

川上村と山梨県境の信州峠に近い高登谷高原は標高1300mを越える野菜畑と別荘地である。登山口は別荘地の中にあった。登山道に入ると雑木林の尾根に一直線に山頂目指していた。別荘の住人の遊歩道然と整備された登山道で急傾斜もそれほど苦にならなかった。途中一息入れて1時間少々で高登谷山本峰に着いた。残念ながら曇り空で展望は開けていなかったが、天気が良ければ眼下に高登谷高原の野菜畑がそして眼前に瑞牆山を見る事が出来る好展望台のようである。
山頂で軽食を取りながら休憩の後、「南峰30分」の標識に導かれて稜線をいったん下って登り返して南峰に着いた。本峰よりは標高の高い南峰で位置的に瑞牆山はさらに近い。下山は「わらび荘」への道を下った。途中に天狗岩という開けた場所があり眼下に野菜畑を見る事が出来た。こちらの道もよく整備されていて歩きやすいトレイルが続いていた。わらび荘付近に下ると高級別荘が立ち並んでいて、野外ステージなども有った。車道に出て10分ほど歩いて駐車場所に戻った。


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