中国山地東部の山
(三室山・日名倉山・東山・マッコウ・三国ヶ山)

三室山 ミムロサン 標 高 1358m 日本の山1000 山 域 中国山地東部
登 山 記 録
登山月日 2014年10月19日
登山経路 三室青少年活動センター〜林道登山口6:30〜三室山8:10/8:40〜登山口9:40
行動時間 登り 1時間40分 下り 1時間 合計 3時間10分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 活動センターの先にある駐車場までは舗装道路 林道は砂利道
トレイル 林道跡を歩いて、本格的登山道になるが植林地の中ジグザグ切って歩きやすい
水場・トイレ トイレは林道入り口の駐車場にある 山中沢水取れるが飲用は?
その他 兵庫県最西端の山
山行記



宍粟市千種町の三室高原に車をつけ、青少年活動センターを過ぎてすぐ上に大きな駐車場があった。さらに奥に登り林道に車を進め500mほど先が登山口になっていた。林道跡の登山道を1キロほど進み本格的登山道になっていた。沢コース樹林コースト二手に分かれていたが、樹林コースを歩くとやがて沢コースが合流していて樹林帯に入ってゆく。スギ林の中落ち葉で消され気味の登山道を行くと急坂の山中にジグザグ切って歩きやすい。1時間半ほどで登りついた山頂は切り開かれていて展望もよく、方位盤を見ると次に登る予定の東山や後山などが特定できた。


日名倉山 ヒナクラヤマ 標 高 1047m 日本の山1000 山 域 中国山地東部
登 山 記 録
登山月日 2014年10月19日
登山経路 ベルピール公園登山口10:20〜日名倉山10:50/11:00〜登山口11:20
行動時間 登り 30分 下り 20分 合計 1時間 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス ベルピール公園まで舗装道路
トレイル 遊歩道が整備されている
水場・トイレ 駐車場のレストハウスに自販機・トイレある
その他 ベルピール公園には巨大モニュメントが立つ 山頂は一等三角点
山行記

一等三角点の日名倉山山頂と眼前の後山

兵庫県宍粟市千種町から岡山県美作市に抜ける道を走って県境の峠を過ぎ、200mほど下るとベルピール公園への案内看板があり、左側に道路が分岐していた。1キロほど先には大きな駐車場がありレストハウスからは曲が流れていて、石段の上には金をつるした巨大な塔が立っていた。
巨大モニュメントの先に日名倉山への遊歩道が延びていて、レストハウスから流れる曲を聴きながらゆっくりと歩いて日名倉山山頂に着いた。一等三角点の山頂からは眼前に後山そして朝登った三室山と後方に東山などの展望が開けていた。


登山口にあるベルピール公園レストハウスと巨大モニュメン


東 山 トウセン 標 高 1388m 日本の山1000 山 域 中国山地東部
登 山 記 録
登山月日 2014年10月19日
登山経路 沖の山林道町境登山口14:05〜東山14:50/15:00〜登山口15:30
行動時間 登り 45分 下り 30分 合計 1時間25分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 智頭町芦津から芦津渓谷三滝ダムなどを走る沖の山林道は舗装された快適林道
トレイル 登山口を見落としがちながら、その先はしっかりした登山道が続く
水場・トイレ 登山口にもトイレ水はない
その他 沖の山林道開通までは奥深い山であった
山行記


東山山頂と三室山方面

智頭町芦津地区に車をつけ、芦津渓谷への道に入ると沖の山林道につながっていた。それほどの渓谷美とは思えない芦津渓を見ながら、三滝ダムを越えて少し狭いながらも舗装された林道を高度を上げてゆく。峠と思しき最高点に着くと芳川町との町境の標識があり、左側に砂利道が分岐していた。じゃりみちを50mほど進むと駐車スペースがあり、地元の車が1台止まっていた。先行者かと思ったが途中でスライドすることはなかった。

駐車場所でラーメンを作って昼食休憩した。すぐ目の前の登山口を見落として東山の山腹を巻くようにつけられた林道跡を15分も進んでしまい、登山口が見つからない。駐車場所に戻って周囲を見渡すとケルン状の石の先に赤布が下がり、東山登山口であった。午後1時半を過ぎてから、30分近くもロスしてしまい少々慌てる。登山道に入ると一気の急坂が待っていたが長い距離ではなかった。急登を登りきると尾根上に広い登山道が延びていた。沖の山林道が開通売る前は奥深い山であった東山も登山口からは45分で登れる山であった。山頂からは今朝登った三室山が良く見えた。しばし休憩の後往路を下った。



沖の山林道町境の標識を左に入って東山登山口はすぐだ



芦津渓谷





マッコウ(三原山) (ミハラヤマ) 標 高 1115m 日本の山1000 山 域 中国山地中部
登 山 記 録
登山月日 2015年10月27日
登山経路 三原台登山口5:30〜三原台6:30〜ミズナラ大木7:30〜道迷い(7:30/8:50)〜八本越9:10〜マッコウ9:30/9:50〜三原台10:40〜登山口11:20
行動時間 登り 4時間(ロスタイム約1時間20分)  下り 1時間30分 合計 5時間50分 (ロスタイム1時間20分・休憩時間含む)  
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 鳥取市佐治町余戸から登山口まで狭いながらも舗装道路の国道(?)
トレイル 三原台から先は踏み跡薄いが登山道はある 赤布を追えば問題なし
水場・トイレ 沢水取れるが飲用は? トイレは登山口にもない
その他 2年がかりで登頂成功
山行記


カヤトの三原台・作業小屋


ミズナラの巨木・八本歯


マッコウ山頂もカヤトの中・三原台から見るマッコウ

昨年三原台のカヤトの中で道を失い登り損ねたマッコウ再アタックである。
余戸の登山口には夜明け前に着いた。昨年も歩いた道で記憶も残るので、ヘッドライトを点けて登山道に入る。掘割上の登山道を登って三原台に着くころにはすっかり明るくなっていた。カヤトの三原台からは昨年と同じくマッコウの山頂は霧の中であった。マッコウへ続く道は作業小屋の前からススキと雑木の間にあって最初は分かりずらかったが中に入ると、赤布も下がりそれらしき踏み跡が続いていた。登山道はマッコウを左側から巻くようにつけられていてやがて小沢に出る。小沢沿いの赤布を追って進むと大きなミズナラの木が現れる。ここで赤布を見失い右手の杉林の先に見える尾根を目指したのは間違いであった。それなりの踏み跡を追い尾根を登ると笹薮が現れて道を阻まれる。直登しても山頂に届くだろうと藪と雑木の中に突っ込んだがとても突破できそうもなく、それなりに小沢沿いに戻ると赤布が下がる正規ルートに復帰できた。その間1時間以上のロスタイムである。赤布を追うと「マッコウ」・「八本歯」の標識も現れ、最後は少し急登の笹を切り開いた道を登り切ってマッコウ山頂に着いた。山頂の三角点の近くの笹に「マッコウ」の看板が付けられてあった。

マッコウ(三原山) (ミハラヤマ) 標 高 1115m 日本の山1000 山 域 中国山地中部
登 山 記 録
登山月日 2014年10月20日
登山経路 余戸集落〜舗装道路終点登山口6:35〜三原台7:45〜(登山道探し)/8:35〜登山口9:15
行動時間 合計 2時間40分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 旧佐治村余戸から細い舗装道路が山中に延びている
トレイル 三原台までは快適トレイル
水場・トイレ 水場はない 余戸集落にも公衆トイレはない 
その他 マッコウ(三原山)山頂は未登頂に付き再アタックする予定
山行記


三原台のススキが原

登山口の入り口旧佐治村余戸は廃村に近い集落であった。前夜集落の古老に三原台登山口を確認していたので、夜明け前に余戸から細い道を終点まで走って、登山口に車をつけた。霧雨状態の中夜明けを待って雨着にゴム長靴で登山道に入る。少し藪も被さるところもあったがそれほどの急坂もなく1時間少々で草原の三原台に着いた。避難小屋か作業小屋で一息いれた後、一部刈払われたススキが原に足を踏み入れたが、ススキが原の先に登山道を見つけることが出来ない。何度か行きつ戻りつしたがススキが原の先に見える霧の頭を隠したマッコウ(三原山)へ続く道を探し当てることはできなかった。
結局マッコウ登山はあきらめて往路を下った。次の機会にはには良く下調べをして山頂を踏みたいものだ。


三国ヶ山 ミクニガセン 標 高 1252m 日本の山1000 山 域 中国山地中部
登 山 記 録
登山月日 2014年10月20日
登山経路 山王谷林道・三国山荘登山口11:00〜山頂まで1.6キロ地点11:25〜三国ヶ山12:20/12:35〜登山口13:30
行動時間 登り 1時間20分 下り 55分 合計 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 山王谷林道はR482から7キロ整備された砂利道
トレイル 中間のトラバース道は少し荒れているが、取りつきと山頂付近は快適トレイル
水場・トイレ 登山口の避難小屋(三国山荘)は確認できなかったが山中にトイレ水場はない
その他 一等三角点の山頂付近のブナ林は見事
山行記


登山口の避難小屋三国山荘と展望櫓のある一等三角点の山頂

山王谷林道に入る前に山王谷キャンプ場に入ってしまい、キャンプ場の案内看板を見て山王谷林道に入ることが出来た。
山王谷林道入り口には「三国ヶ山・三国山荘7.5キロ」の案内看板もあり、林道は砂利道ながらよく整備されていて普通車でも十分通行できる。慎重に走って避難小屋の三国山荘の立つ登山口に着いた。林道はさらにその先に延びていたが、ゲートで進入規制されていた。
登山道に入ると急坂に木製階段が続き、とてもよく整備された快適トレイルである。一旦急坂の木製階段を登りきると「山頂まで1.6キロ」の道標が立っていて少し下る。そして山腹を巻くトラバース道になると少し荒れていた。2度ほど小沢を越えて再び尾根道になると、黄葉のブナ林の中またよく整備された快適トレイルは山頂に続いていた。小灌木が刈払われた山頂には展望台が設けられていたが霧のために展望は得られなかった。一等三角点の山頂で一息いれた後往路を下った。

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