津軽半島の山
(増川岳・丸屋形岳・袴腰山・大倉岳・梵珠山・久渡寺山・東岳)

増川岳 マスカワダケ 標 高 714m 日本の山1000

山 域

津軽半島

登 山 記 録
登山月日 2013年8月20日
登山経路

増川林道登山口10:50〜稜線12;20〜増川岳13:00/13:20〜登山口15:00

行動時間 登り 2時間10分 下り 1時間40分 合計 4時間10分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 三厩村から増川林道を約4キロ入るが、林道は未舗装でも路面状況は良い
トレイル 少し荒れてはいるが道迷いの心配はない 尾根道に入ると藪が被さる
水場・トイレ なし
その他 津軽半島突端に近い山

山行記

 
増川岳山頂と津軽半島の突端方面

竜飛崎を見学して雨の晴れるのを待って三厩に戻った。増川林道に入って増川岳登山口を探すが見つからなかった。三厩に戻って森林管理署に電話すると、係員がわざわざ私のいるコンビニまで出かけてきて地図まで持ってきて登山口を教えてくれた。増川林道を4キロほど入って左側に分岐する林道を入ったところが登山口であった。
登山道はヒバ林の中に続いているが、倒木や笹が被さりやはり津軽の山の登山道だなと思わせられる。増川岳の裏側に回りこむように続いていた登山道も増川岳の山体に取り付くと大きくジグザグ切って稜線に達していた。稜線に登りついてからは笹が被さる煩い道となって二つのピークを越えて増川岳山頂に到着した。日当たりの良い稜線はッ植物の繁茂も良いことを知った。笹原が刈払われた山頂からは津軽半島の山々が見渡せたが山座同定は適わなかった。しばし休憩の後往路を下ったが稜線歩きもあってそれほど時間短縮は出来なかった。


丸屋形岳 マルヤガタダケ 標 高 718m 日本の山1000 山 域

津軽半島

袴腰岳 ハカマゴシダケ 標 高 707m 日本の山1000

山 域

津軽半島

登 山 記 録
登山月日 2013年8月21日
登山経路

安兵衛林道・東沢林道分岐6:00〜今別・平館峠7:00/7;20〜袴腰岳8:20/8:30〜袴腰岳平館登山口9:50〜丸屋形登山口10:00〜丸屋形岳10:55/11:00〜峠12:00〜東沢林道分岐12:55

行動時間 合計 6時間55分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 安兵衛林道は相当荒れている 東沢林道へは乗り入れ不可
トレイル 両山ともに登山道は荒れていて藪が被り煩わしい
水場・トイレ 沢水取れるが飲用は? トイレはないので今別駅で
その他 平館村からの丸山林道は入り口から洗掘されていて乗り入れ不可能

山行記

昨日増川岳登山口を教えてくれた三厩の森林管理署係員が「袴腰山・丸屋形岳の平館側からの入山口の丸山林道が通行不能だ」という事を話すと今別側からの入山ルートを教えてくれた。JR海峡線の今別駅裏から山中に入る安平衛林道に入り、6キロほど先の東沢林道の分岐まで車では入れたが、安平衛林道もこの夏の大雨により荒れ方が酷かった。森林管理署係員は「更に東沢林道2キロくらい入れる」という事であったが、私の車ではとてもその先には進めなかった。荒れた東沢林道を進むと途中からは落石崩落箇所が続いていたが、峠まで歩くと今別・平館の境界の標識が立っていて、東沢林道と丸山林道の接続点であった。注意深く付近を見ながら峠付近を歩くと「袴腰岳登山口」標識を見つけて安堵し、林道に腰を下ろして朝食を取りながら休憩した。


旧今別町と平館村境の袴腰岳登山口と袴腰岳山頂

袴腰岳への登山道を入ると笹薮や倒木でとても登山道とはいえない状態である。それでも掻き分けながら登り急坂を笹や草の根につかまりながら登りきると平館側からの登山道と合流し少しは歩かれ手いる尾根道を登りきって山頂稜線に達していた。山頂稜線を10分ほど進むと袴腰岳山頂であった。山頂標識は横倒しになっていた。振り返るとこれから向かう丸屋形岳がよく見えていたが随分と遠くに見えた。しばし休憩の後山頂を跡にし往路を戻り、分岐カラ平館登山口に道を選び下ったが、更にその下に分岐があり、道を間違え30分ほどロスしたが平館側からの丸山林道にくだった。丸山林道を10分ほど峠方面に進むと草叢の中に丸屋形岳の登山口が赤布で導かれていた。


袴腰岳から見る丸屋形岳・丸屋形岳から見る袴腰岳

赤布が下がる丸屋形岳の登山口を入ると最初は笹薮掻き分けるが樹林帯の中に入るとしっかりした登山道が付いていた。そして「山頂まで1000m」の標識があり、それが250mおきにあって良い目印である。登山道は緩急を繰り返していたが、稜線に達すると開けた中林道登山口からは1時間も掛からずに到着した。一等三角点の山頂からは午前中登った袴腰岳がよく見えた。


丸屋形岳登山口と丸屋形岳山頂

山頂で小休止の後往路を丸山林道まで下り、今別側の峠まで歩いて東沢林道を駐車場所の安平衛林道分岐まで下った。素足でゴム長靴を履いたために両足の小指が擦り剥けてしまい痛さをこらえての下山となった。そして荒れた安平衛林道を慎重に今別駅まで走った。

「丸屋形岳・袴腰岳を今別側から登ったものはそれほどいないだろう」と少しは誇らしく思った。

 


大倉岳 オオクラダケ 標 高 677m 日本の山1000 山 域 津軽半島
登 山 記 録
登山月日 2015年4月25日
登山経路 弥陀川林道徒渉地点6:25〜大倉岳登山口6:50〜前大倉避難小屋8:00〜大倉岳8:35/8:50〜登山口10:05〜徒渉地点10:25
行動時間 登り 2時間10分 下り 1時間35分 合計 4時間 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 弥陀川林道は整備されていたが徒渉地点から先には入れなかった
トレイル 夏道は快適トレイルが続き前大倉岳取りつき付近から残雪歩きになった
水場・トイレ 登山口で沢水取れる トイレは避難小屋にあるらしい
その他 2年前の雪辱成る
山行記

大倉岳登山口・前大倉避難小屋


前大倉から見る山頂・残雪の大倉岳

2年前は前大倉岳で時間切れで登頂をあきらめた大倉岳である。登山口に向かう弥陀川林道は北海道新幹線の工事も終わり、随分と整備が行き届いていて、伐採木の搬出も盛んになっているようであった。前回は弥陀川の徒渉点の先まで車が進入できたが、今年は徒渉地点に車を停めて林道を20分ほど歩いた。途中赤倉岳への分岐に案内看板があって、さらに荒れた林道を10分ほどで大倉岳登山口に着いた。その先は樹林帯に緩く登って行き、展望が開けた明るい尾根に出て腹ごしらえをした。前大倉への急登になると残雪が現れて夏道を隠していた。残雪上を直登して前大倉避難小屋に登り、再び現れた夏道を進んで前大倉山頂に立つと眼前に大倉岳山頂を見ることが出来た。前回はここまで来たのである。登山道はここから50mほど高度を落とし大倉山へはまた残雪を踏む。ブナ林に癒される中、急登だが長靴登山でも問題なく、鳥居が立つ大倉山頂に立った。社の後方の草叢に一等三角点があった。2年前の雪辱が果たせた喜びをかみしめながら、山頂でしばし休憩の後往路を下った。


社が立つ山頂は一等三角点


大倉岳 オオクラダケ 標 高 677m 日本の山1000

山 域

津軽半島

登 山 記 録
登山月日 2013年8月19日
登山経路

蓬田村阿弥陀川林道終点16:30〜前大倉岳17:30〜登山口18:20

行動時間 登り 1時間 下り 50分 合計 1時間50分 (休憩時間を含む)
天  候 曇/雨
メンバー 単独

情  報

アクセス 阿弥陀川林道は新幹線高架から下は荒れている
トレイル 前大倉岳付近まで来ると藪が被さる
水場・トイレ 水場は沢水取れるが飲用は? トイレは前大倉岳の小屋にある
その他 大倉岳山頂は踏めなかったので再アタックだ

山行記

大倉岳の登山口探しに時間を費やしてしまい、地元の農婦に阿弥陀川登山口への道を確認できたのは16時近くになってしまった。しかし山頂まで1時間ほどで登れるという情報を得ていたので、「なんとこ今日には登れそうだ」と北海道新幹線の高架橋を抜けて5キロほど先の登山口に走った。林道は酷く荒れていて草花が被さっていたが何とか登山口に付くと取るものもそそくさと登山道に入る。結構踏まれた登山道だが藪が被さるところも会って山頂かと思える前大倉岳の小屋に付く頃には着衣はびしょ濡れになっていた。前大倉避難小屋の先に足を伸ばすと、登山道は下り勾配になった。ここが大倉岳山頂ではないとは思ったが既に17:30を回っており山中は夕闇漂う時間である。大倉岳山頂は結局あきらめてココで引き返した。

来年青森の東岳登山の際に再登山をしようと決めている。

 


梵珠山 ボンジュサン 標 高 468m 日本の山1000

山 域

津軽半島

登 山 記 録
登山月日 2013年8月19日
登山経路

青森市・県民の森ふれあいセンター12:25〜梵珠山13:20/13:30〜登山口14:05

行動時間 登り 55分 下り 35分 合計 1時間40分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 県民の森まで舗装道路
トレイル 遊歩道が整備されている
水場・トイレ 県民の森のふれあいセンターは休憩施設で食事も出来る
その他 ココも小さな里山

山行記


山頂に立つ梵珠七観音の石塔

登山口の県民の森ふれあいセンターからマンガンコース〜サワグルミコースの遊歩道をを巡回した。八合目には寺屋敷広場があってトイレなどもあったが、トイレは締め切られていた。寺屋敷から10分ほどの山頂には大きな展望櫓が立っていて、梵珠七観音の石像が安置されていた。下山に利用したサワグルミコースには岩木山や八甲田山の展望所もあった。

 


久渡寺山 クドジサン 標 高 663m 日本の山1000

山 域

弘前市南方

登 山 記 録
登山月日 2013年8月19日
登山経路

久渡寺子どもの森・登山口8:50〜久渡寺山9:50/10:00〜登山口10:40

行動時間 登り 1時間 下り 40分 合計 1時間50分 (休憩時間を含む)
天  候 雨/曇
メンバー 単独

情  報

アクセス 久渡寺山までは舗装道路
トレイル 遊歩道が整備されている
水場・トイレ 登山口に自販機あり 駐車場にトイレある
その他 弘前市民の山

山行記


久渡寺山山頂

リンゴ畑が続く中久渡寺山の駐車場に車をつけた。朝のうち雨が降っていたので9時近くの登山になってしまい少し慌てる。久渡寺の山門をくぐり緩い登山道を登ってゆく。1時間ほどで登りついた山頂からはリンゴ畑の津軽平野が一望できた。

 


東岳 ヒガシダケ 標 高 684m 日本の山1000 山 域 青森市東方
登 山 記 録
登山月日 2015年4月25日
登山経路 東岳林道登山口12:20〜稜線展望地13:30〜三角点14:00/14:20〜稜線分岐14:40〜登山口15:35
行動時間 登り 1時間40分 下り 1時間15分 合計 3時間15分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 青い森アリーナ近くが入口の林道は砂利道もよく整備されている
トレイル 林道を600mほど歩き良く整備された快適トレイルが続き山頂稜線は残雪踏む(夏道あるらしい)
水場・トイレ 登山口にもトイレ水場は無い
その他 青森市郊外にあるブナ林がとても美しい一等三角点峰
山行記


ブナ林の急登を登って残雪の展望地

青森市のスポーツ施設「青い森アリーナ」付近に東岳登山口に向かう林道入り口があり、迷うことなく入ることができた。
青森市郊外の山で有るから、休日の今日は大勢の登山者でにぎわっているだろうかと思いながら登山口の駐車場に車を付けたが、昼過ぎの時間のせいか2台の車が停まっていただけで、拍子抜けであった。ここも長靴履いて軽いザックを担いでの登山だ。

登山道は林道歩きからはじまり、登山口を出ると「山頂まで2キロ」の案内看板があり、先が読めて午後から登山でも一安心である。この先200mおきに山頂までの距離表示の道標が立っていた。中間のあと1キロ地点に来ると広場になっていて休憩ポイントである。その先からは本格的に登山道と成っていて「山頂まで800m」地点からブナ林の急登が始まった。

そして登山道脇には春の草花が花開いていて帰りの楽しみだ。樹林はスクと立ったブナの高木のジャングルで見事なものである。駐車場所から1時間少々で稜線に登り付き、稜線上は残雪たっぷりである。西側に100mほど進むと展望地で、青森市内や青森湾の展望が開けていたが、残念ながら春霞で遠望が利かない。一等三角点の東岳山頂目指して残雪踏んで稜線を行くと、素晴らしい景色が広がっていた。こんな美しいブナ林はまさに癒されると言うものだ。展望地から30分ほど歩いて山頂稜線の東端まで来ると、私を待って頭を出してくれたような、東岳の一等三角点があった。

一等三角点をカメラに収めた後、残雪のブナ林を楽しみながら稜線分岐まで戻り、登山道脇の草花をカメラに収めながらゆっくりと下った。


残雪の稜線を歩いて一等三角点のの山頂へ

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