黒岩山・尾瀬沼

黒岩山 クロイワヤマ 標 高 2163m 日本標高1003山 山 域 尾瀬周辺
赤安山 アカヤスヤマ 標 高 2061m 2000m超峰 山 域
登 山 記 録
登山月日 2016年7月20日〜21日
登山経路 7月20日
御池4:30=バス=沼山峠4:50/5:00〜大江湿原5:40〜小渕沢田代6:30/6:45〜赤安清水8:25/8:45〜黒岩山分岐10:40〜黒岩山11:10/11:40〜分岐12:10〜赤安山13:50〜赤安清水14:20
7月21日
赤安清水5:25〜大清水分岐6:30/6:50〜小渕沢田代7:05〜尾瀬沼B・C8:00/8:30〜大江湿原8:50〜沼山峠9:35/10:00=バス=御池10:20
行動時間 第一日目 9時間50分 第二日目 4時間55分 合計 14時間45分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候 第一日目 晴・霧 第二日目霧・曇
メンバー  
情   報
アクセス 御池までは銀山平から入ったが長距離山岳道路
トレイル 黒岩山分岐までロングコースだが泥濘もなく緩く快適トレイルが続く 分岐からは切り開かれたばかりの藪と小灌木被さる煩い道 尾瀬沼は木道が続く遊歩道
水場・トイレ 赤安清水に水場ある toilet売店等は沼山峠と尾瀬沼ビジターセンター
その他 鬼怒沼湿原に一日で抜けられる
山行記

沼山峠・大江湿原


小渕沢田代・縦走路から黒岩山


黒岩山山頂


赤安山・赤安清水

第一日目

御池から沼山峠に向かう真夏の始発バスは平日でも夜明けの4時半である。大きな御池の駐車場薄明るくなるとアチコチで車のドアの開閉音が響く。トイレを済ませ、テント泊のザックのパッキングを確認して始発バスに乗り込んだ。乗客は10人ほどである。
20分ほどで沼山峠に着いてビジターセンターで再度パッキングを確認の後尾瀬沼への登山道に入った。しばらく木道の道を緩く登って尾瀬沼に下って行く。やがて大江湿原に出た。200mほど木道を進むと尾瀬沼への道と小渕沢田代への道が分岐していて、小渕沢田代への道に入るとすぐに樹林帯に入った。緩い登山道をゆっくりと登って行く、尾瀬沼からの道が合わさると小渕沢田代の湿原である。この時間はまだガスが上がってこないのですっきりとした湿原の景色が広がっていた。木道は湿原の中間付近から草が被さりズボンの裾を濡らす。湿原で朝食休憩をと思ったが座る場所がないので湿原の先の樹林帯に入って休憩した。
朝食を摂って少し荒れた沢状を進むと大清水への道が分岐していた。そこから先はしばらくは緩く快適なトレイルが続いていたが袴腰山を巻くころになると少々荒れた登山道である。袴腰山を巻き終わり鞍部に下って少し登りかえすと赤安清水の水場で、今日はここにテントを張って黒岩山往復の行程である。水場に下って飲料水を補給した後、テントの入ったザックをデポしてアタックザックに必需品を入れて黒岩山を目指す。
合赤安山へは急登が続いていたがそれほど長い距離ではなく、山頂付近まで登り上げたが赤安山山頂は踏んでいない。稜線直下を歩いて下って行くと初めて前方に黒岩山らしきが見えてきた。快適トレイルが続いているがまだまだ黒岩山までは遠い。小さなアップダウンを繰り返しながら黒岩山山体付近に来たが、トラバース道が続き、分岐を見落とさないように歩いた。もう分岐を通り過ぎたのではと思うほど巻道を歩き、下り勾配にかかると黒岩山分岐であった。分岐からは藪の被さる煩い道になっていたが切り開かれて間もない道が続いていた。10分ほど進むと山頂を踏んで戻ってきたと云う地元のベテランが登山道に被さる倒木処理をしていた。先行者がいることに私も驚いたが、後続がいたことにベテランも驚きのようであった。「休日でもせいぜい1人か2人しか入山しない山頂まではあと15分ほどだ」とアドバイスしてくれた。ベテラン、沼山峠最終バスの17時には十分時間があるので余裕があった。さらに酷くなった藪道を赤布を追いながら進んで赤安清水からは2時間50分ほどの行程であった。尾瀬方面の展望が開けていたが燧ケ岳は山頂に雲がかかっていて、栃木県や群馬県側の鬼怒沼方面はガスで展望が得られなかった。ベテラン氏のように軽荷であれば沼山峠から日帰りも可能な黒岩山である。昼食を摂りながら30分ほどの滞頂の後往路を戻った。さすがに疲労の色が濃く、何度か腰を下ろして休憩した。赤安清水までのテント場まで、また急ぐほどのこともないからである。赤安山山頂付近では2度ほど藪漕ぎして山頂探索した。群馬大学W・Fの古びた赤安山標識を樹木に発見した後は急坂を赤安清水に下った。テントを張って誰も来ないであろうと思った場所でビールを飲んでいると外人キャンパーが現れて驚きである。外人さん10mほど離れた場所にテントを張ったが声をかけることもなかった。ビールと焼酎を飲んで一眠りした後は私の定番のキャンプ料理カレーライスでお腹を満たして白河夜船に付いたのである。樹林の中の赤安清水の夜は風もなく雨にも合わず静かな一夜で有った。



尾瀬沼ビジターセンター・燧ケ岳は雲の中


尾瀬沼


大江湿原

第二日目

二日目の朝は霧の中で有った。テントを撤収しパッキングを済ませると5時半には赤安清水を後にすることができた。隣の外人さんまだまだ高鼾をかいていた。袴腰山の巻道さえ超えれば後は快適トレイルを下って行くだけで気は楽である。思い通り1時間ほどの巻道を歩いて大清水の分岐まで下って朝食休憩をとった。晴れるものと思った霧は霧雨模様になってきた。小渕沢田代を越えて大江湿原との分岐は尾瀬沼への道に入る。しばらく木道が続いていたが赤土のすべりやすい道に変わって登って行く。やがて下り勾配に変わると樹間に尾瀬沼が望めるようになり、分岐からは1時間ほどで尾瀬沼ビジターセンターに着いた。我慢してきたtoiletを済ませ、御池を早朝便で来た観光客が休憩するベンチに腰を下ろした。ザックを下ろして尾瀬沼湖畔に向かい写真を撮るが、燧ケ岳は雲に隠れていてよい写真が撮れない。ベンチの戻って暫し休憩の後尾瀬沼ビジターセンターを後にした。
時期で有ればニッコウキスゲで黄色に染まるという大江湿原だが半月ほど遅かったようで名残のニッコウキスゲが少々哀れに見えた。昨日早朝歩いた小渕沢田代の分岐で高齢者夫婦と写真を撮り合った後は木道を歩いて尾瀬沼を後にした。木製階段と木道を歩いて沼山峠に戻る途中では大勢の尾瀬散策を楽しむ登山者と交差した。沼山峠に戻り休憩施設のベンチで身支度を整え、10時発の御池行きエコバスで御池に戻った。


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