九重連山と周辺の山
(九重中岳・涌蓋山・由布岳・鶴見岳・万年山)

久住山
九重中岳
星生山
クジュウサン
クジュウナカタケ
ホッショウサン
標 高 1787m
1791m
1762m
日本百名山
大分県最高峰
日本の山1000

山 域

九重連峰


九重中岳・久住山・星生山〜見る中岳


久住山で会った長野からのKさんと霧が纏わりついた久住山

登 山 記 録
登山月日 2006年5月11日
登山経路 牧ノ戸峠登山口6:10〜久住分かれ7:40〜中岳8:10/8:25〜久住山9:55/10:25〜星生山11:15〜牧ノ戸峠12:20
行動時間 登り3時間45分(中岳経由久住山まで) 下り1時間55分(久住山から星生山経由) 合計6時間10分(休憩時間を含む)
天  候 霧雨/曇/晴
メンバー 単独

情  報

アクセス 牧ノ戸峠は九重の一大登山基地
トレイル 緩やかな高原の中のトレイルを歩く
水場・トイレ トイレは登山口に水場はない登山口にドリンク類の自販機ある
その他 晴れた九重を初めて歩く

山行記

牧ノ戸峠に車をつけても霧雨がやまない。しかし昨日雨のため1日停滞したので、今日は少しくらいの雨ならば強行しなければと思う。幸い昨夜の強い雨も上がり天候回復は目に見えている。
雨合羽を着けて今日もゴム長靴履いて出発する。ここも6年前にムスコと歩いた道で懐かしい。木道を過ぎて緩やかな尾根歩きになると天気が回復してきたので雨合羽を脱ぐ。アセビの白い花が満開で美しい。今日は私が最初の登山者であって、先を行くものはいない。雨上がりではあるが、大した泥濘もなく、これでは登山靴のほうが良かったかなと思うのであった。
久住分かれにきても霧が晴れない。一度山頂を踏んでいる久住山は後にして、最初に中岳を目指す。御池が霧の中に神秘的に佇んでいる。カメラに収めるがうまくは入らない。霧の中道を間違えないように慎重に進んで最後は岩場の中岳山頂を踏む。大分県最高峰である。
しばし休憩の後、御池まで戻り、一等三角点で日本百名山の久住山を目指す。ここで後続の登山者と会う。
久住山頂で一休みしていると先ほどの登山者が登りつき談笑する。同じ長野県からの夫婦登山隊で百名山巡りを楽しんでいるKさんで、これからのお付き合いを約束する。Kさんには中岳への登頂を薦め、私は星生山を回ると言って先に下る。
ようやく霧も晴れて久住の峰峰が見渡せるようになる中、星生山につく。中岳や久住山の山頂が姿を見せていた。4回目の正直と言うものではじめて九重の全容を雲の彼方とは言え、眺めることができたのである。由布岳の特徴ある山頂も雲の上に頭を出している。ゆっくりと楽しみたいものだがそうもしていられない。登山道に戻って牧ノ戸峠まで急ぐと、中岳登山を諦めたKさんに再度会う。木道を親しく話を交わしながら登山口に帰り着いた。

天気が完全に回復しないので次に予定していた阿蘇・根子岳は諦めて臼杵港に向かい、フェリーで四国へ向かったのである。


日本三百名山 涌蓋山 ワイタサン 標 高 1500m

山 域

九重連山
登 山 記 録
登山月日 2003年11月9日
登山経路 地蔵原登山口6:10〜林道横断〜涌蓋山山頂7:45/7:50〜登山口8:50
行動時間 登り1時間35分 下り1時間 合計2時間40分(休憩時間含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 地蔵原登山口までは舗装道路
トレイル 雑木林の中の急坂
水場・トイレ 無し
その他 霧の中で印象薄い
山行記


ガスの中の涌蓋山山頂

深夜の九重町の山中を走り回り、ようやく涌蓋山登山口を探し当て、安心して車中で休む。
今日も懐中電灯をかざしての登山となる。落ち葉の登山道は道を外しそうになるが慎重に木に結ばれたテープを拾いながら進む。途中で林道を横断する。後は濡れて滑りやすくなった急坂の登山道を樹木に掴まりながらよじ登る。「1時間も有れば登れるだろう」と高をくくっていたが2時間近くを要して、最後は葦野に変わった登山道をようやくガスの中山頂に立つことが出来た。
何も見えない山頂に長居は無用、この先の予定もあるので、急いで往路を下った。

 


日本二百名山 由布岳 ユフダケ 標 高 1584m

山 域

九重連山
登 山 記 録
登山月日 2003年11月9日
登山経路 別府市由布岳登山口11:20〜合野越11:50〜マタエ12:55〜山頂13:10/13:20〜合野越14:15〜登山口14:40
行動時間 登り1時間50分 下り1時間20分 合計3時間20分(休憩時間含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス やまなみハイウエィを由布岳登山口へ
トレイル 合野越までは緩いトレイルもジグザグ切った先に鎖場の岩場あり
水場・トイレ 登山口から0.5キロにトイレある 水場は無し
その他 ここもガス深く展望なし 一等三角点峰
山行記


由布岳(西峰)山頂

湯布院町に入り、由布岳には岳本から登ろうか、表登山道からにしようかと思案しながらガイドブックを開く。別府市に入った峠からが一番ポピュラーな由布岳登山口と知り、車を走らせると、小雨の中30人以上の団体さんが出発するところであった。
私も雨着をつけて登山道に入る。広い草原の中の道を500mほど歩くと本格的な登山道に入る。ここで先行した団体さんを追い越して岳本や表登山口の道を合わせる合野越には30分で到着した。ここら当たりで一息入れたいところであるが雨が本降りになる前に登頂を済ませようと、気が焦ってくる。
しばらくは樹林の中のジグザグを登るが、後は樹林帯を抜けて急登の火山礫の道となる。然しここもジグザグが切ってあって快適に登ることが出来る。天気が良ければ素晴らしい展望が開けていることが容易に分かる。東峰と西峰の分岐マタエに着くと強風が吹いていた。
ここからは火山ドームの岩場となる。3箇所ほど鎖が下げられた岩場は恐怖感が募る。慎重に登って一等三角点の山頂を踏んだ。残念無念すぐ前に有るであろう東峰さえ見えない。ここも山頂写真を収めるだけであった。

 


日本三百名山 鶴見岳 ツルミダケ 標 高 1375m

山 域

九重連山
登 山 記 録
登山月日 2003年11月9日
登山経路 鶴見岳ロープウェイ山麓駅15:20〜山上駅15:30〜山頂周遊〜山上駅16:20〜山麓駅16:30
行動時間 ロープウェイ山上駅から登り10分 下り10分 合計1時間周遊(休憩時間含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 湯布院から別府に向う
トレイル 山上駅から上は散策コース
水場・トイレ  
その他 いくつもの登山コースがあるらしい 一等三角点峰
山行記


鶴見岳の山頂標識

鶴見岳ロープウェイ乗り場に午後3時に着いた。九州に入って3日目、もう7座の300名山を踏んでいる。少々お疲れモードである。
鶴見岳は山頂までロープウェイが通じていることが分かっていた。迷うことなくロープウェイ利用のお手軽登山と決め込む。20分おきに出ているというロープウェイであるが日曜日であってもこの時間は私一人だけであった。
山頂駅からは周遊コースがつけられていて「鶴見七福神」廻りなる名前が付けられていた。山頂に立つと大きな電波塔が建っていて、とても登山の趣など感じない。「まーこれも数の内」と言う気分で30分ほど散策して、下りもロープウェイ利用して下ったのである。

 


万年山  ハネヤマ 標 高 日本の山1000

山 域

 九重周辺

登 山 記 録
登山月日  2014年5月14日
登山経路

 万年山牧場ゲート15:05〜万年山15:55〜ゲート16:40

行動時間  登り 50分 下り 45分 合計 1時間45分 (休憩時間を含む)
天  候  雨
メンバー  単独

情  報

アクセス  万年山牧場まで舗装道路が続く
トレイル  万年山牧場の管理道路を歩いて最後は階段の続く登山道
水場・トイレ  管理道路の終点にトイレのある避難小屋とキャンプ場がある
その他  牧場として開発された山と思う 一等三角点峰

山行記


万年山山頂

万年山にナビをセットすると玖珠町から数キロ走って万年山牧場まで到着した。管理道路にはゲートがあり、この先は車両進入禁止である。ゲート脇の管理棟の横が大きな駐車場になっている。本降りの雨になってここでしばらく様子見である。雨がやまなければここで一晩とも思ったのであるが、ゲート脇には万年山「山頂まで1900m」の看板もあれば、往復1時間半とみて長靴履いて雨傘さしてして管理道路を歩き始める。
舗装道路の管理道路は稜線に出ると風雨が横殴りになり、見る見る間にびしょ濡れだ。委細構わず歩くとやがて避難小屋が立つキャンプ場になっていた。キャンプ場からはわずかな時間と思ったが最後は階段の続く登山道を登り切って万年山山頂に着いた。万年山コースを替えればミヤマキリシマなどの群生も見られるファミリーハイキングにはもってこいの山ではあるが、避難小屋を除いた後管理道路を急いでゲートに戻った。


牧草地の万年山はミヤマキリシマが咲き誇る

 

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