北Alps前衛の山ー2

(金比良山・本神山・室山・城山(北条氏)・穴沢山・白山)

金比羅山 コンピラサン 標 高 1157m 中信の里山 山 域 松本市梓川
登 山 記 録
登山月日 2020年12月10日
登山経路 梓川ふるさと公園奥の林道8:25〜送電鉄塔8:55〜金比良山最高点9:35/9:45〜別の尾根を下る〜林道10:35〜駐車地点10:45
行動時間 登り 1時間10分 下り 1時間 合計 1時間20分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 水谷さんと
情   報
アクセス 梓川ふるさと公園の奥から未舗装の林道を約2キロ
トレイル 登山道は無いが尾根上には掘割状の溝がある 下山時下った尾根にも堀割の溝がある
水場・トイレ 梓川ふるさと公園に水道toiletが有ると思う
その他 三角点は最高点より随分下にあり踏み忘れた
山行記


金比良山最高点


松本市梓川の「梓川ふるさと公園」で水谷さんと合流、公園奥にある上水道給水設備の奥の獣除けゲートを開けて林道に入った。林道は未舗装ながら良く整備されていて普通車でも問題なく走れた。金比良山から派生する尾根を間違えないようにゆっくりと尾根末端まで走った。コンクリート擁壁に鉄製階段が設けられた地点が入山場所である。
林道の脇に車を停めて鉄製階段を登って尾根に取りついた。尾根上には顕著な掘割の溝が続いていて快適に高度を上げて行くことが出来た。アカマツ林のキノコ山の脇歩き30分ほどで送電鉄塔に着いた。送電鉄塔からは勾配も緩み落ち葉踏みながらの快適山道となって山頂に登りついた。登りついた場所は金比良山の尾根の最高点で金比良山三角点よりは150mほど標高の高い場所である。金比良山の山頂である三角点を踏み忘れたので下山はGPS 頼りに三角点を探しながら下ったが、気が付いたら別の尾根を下っていた。登り返すのも面倒と思い、そのまま尾根を林道迄下った。林道を0.5キロほど歩いて入山場所の駐車地点に戻った。
三角点を踏めなかったのは残念であったが最高点まで登って別の尾根を下るという周回コースを歩いたことで良しとする思いの金比良山ではあった。


本神山 ホンガミサン 標 高 1283m 中信の里山 山 域 松本市梓川
登 山 記 録
登山月日 2020年12月10日
登山経路 梓川ふるさと公園11:10〜本神山12:10/12:40〜道迷いロスタイム約25分〜ふるさと公園14:00
行動時間 登り  1時間 下り 1時間20分 合計 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 水谷さんと
情   報
アクセス 梓川ふるさと公園までは一般道
トレイル 登山道は無いが尾根上に顕著な掘割状の溝が有る
水場・トイレ 梓川ふるさと公園内に水道toiletあるが未確認
その他 ここも下山時別の尾根を下りかけてしまった
山行記


本神山山頂


落ち葉で埋め尽くされた溝地形を登り傾斜の緩んだ道を快適に山頂へ



金比良山から梓川ふるさと公園に戻って公園の南端に移動して車を停めた。ここも獣除けゲートを開けて山中に入った。林道を50mほど歩いて杉林に入るとここにも給水タンクが有った。膝丈の笹が被さる中適当に高度を上げて行くと掘割状の溝の有る尾根に取りつくことが出来た。尾根は一気に急坂となり溝には落ち葉で埋め尽くされていて足場が覚束なくなるほどである。落ち葉の溝の中を嫌って脇の樹林帯の地道を行くがこちらも急登が続いていて汗を絞られる。標高差約300mほどの急坂は健脚の水谷さんを追うのに必死であった。やがてマツタケ山の止山のテープが張られた場所に来ると傾斜も緩んだ。傾斜の緩んだ先には雑木林の中快適に歩くことが出来た。本神山には三角点も無く尾根の最高点の雑木に「本神山」と書かれた見慣れた手製の山名プレートが付けられていた。山頂でランチ休憩をとった後下山したがここでも尾根を間違えて15分ほど下ってしまい、そのまま下っても入山地点に近い場所に下れるのが分かったが同じ間違いを繰り返したので「迷ったらもとに引き返す」と云う金言を守って山頂まで登り返して往路の尾根を下った。急坂の溝地形では何度か落ち葉で足を取られて尻もち付きながらの下山となった。


室山 ムロヤマ 標 高 695m 中信の里山 山 域 安曇野市三郷
登 山 記 録
登山月日 2020年9月8日
登山経路 山頂付近散策
行動時間 登り 下り 合計 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 水谷さんと
情   報
アクセス 室山アグリパークのレジャー施設の有る山頂まで舗装道路
トレイル 遊歩道・東屋が立つ
水場・トイレ アグリパークの施設にある
その他 安曇野の好展望台
山行記


公園の中にある室山三角点


蓮の花咲く室山池に車を付け、日帰り入浴施設などの有る室山アグリパークの駐車場に着いた。駐車場から遊歩道を安曇野を望む展望台などを経て数分で三等三角点の立つ室山山頂に着いた。付近は休憩舎も立ち市民憩いの室山を実感できた。


穴沢山 アナザワヤマ 標 高 1290m 中信の里山 山 域 松本市梓川
登 山 記 録
登山月日 2020年12月27日
登山経路 真光寺9:00〜林道入山地点9:10〜三角点10:40〜送電鉄塔・穴沢山10:55/11:30〜真光寺12:40
行動時間 登り 1時間55分 下り 1時間10分 合計 3時間40分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 真光寺霊園駐車場まで一般道
トレイル 林道入山地点からは数分作業道を進み尾根上の掘割の中・掘割脇の樹林帯を直登 三角点から先は送電鉄塔巡視路を行く
水場・トイレ 入山口の真光寺にtoilet水道ある 入山地点で沢水とれるが飲用は?
その他 尾根上に掘割ある
山行記


穴沢山山頂・山頂直下の送電鉄塔


掘割の尾根を登って三角点へ


入山口の真光寺と給水施設




梓川上野の真光寺が穴沢山への入山口である。寺の霊園の前の駐車場に車を停めて寺の奥に延びる林道の獣除けゲートを開けて林道に入った。林道に入るとすぐに給水施設が有り、その先には朽ちた神社も立っていた。林道を10分ほど進むと穴沢山山頂から派生した尾根に着き登山道らしき道が山中に延びていた。登山道を数分進むと張り出した尾根の末端で道は消えていた。樹林の中適当に尾根を登ると掘割状の溝が現れてキノコ山との境界にはロープが張られていた。ロープ沿いにはしっかり道が有り高度を上げて行き、やがて掘割状の溝の中を歩いたが薄っすら積もった雪と落ち葉で滑り易いので溝の脇の雑木林に入った。雑木林も急坂が続き樹木に掴まりながら高度を上げて行く。標高差200mほどの急坂を凌ぐと左側から別の尾根が合わさっていたが、この尾根にも溝が有った。尾根の合流点の先に穴沢山三角点が有った。三角点から先には送電鉄塔巡視路が有って、キノコ山の境界には金網が設けられていたが、金網はひどく損傷していた。三角点から一旦少し下って登り返すと送電鉄塔が立っていた。「高瀬川幹線#90」の送電鉄塔は殆ど穴沢山の山頂であって、鉄塔からキノコ山境界に張られたロープ伝いにわずかに登ると穴沢山山頂であった。山頂標識もなく雑木林の中の静かな穴沢山であるが樹間に金松寺山方面が望まれた。持参したホワイトボードに山名を書いてカメラに収め、送電鉄塔まで下ってランチ休憩をとった。下山は往路のトレースを追ったが急坂では何度も尻もち付きながらの下山となった。真光寺に下った後は古く歴史を語る曹洞宗の寺に参拝した。


城山(北条城址) ジョウヤマ 標 高 946m 中信の里山 山 域 旧梓川村
登 山 記 録
登山月日 2020年9月8日
登山経路 金松寺・金松寺林道入口12:40〜城山13:10/13:15〜金松寺13:40
行動時間 登り 30分 下り 25分 合計 1時間 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 金松寺まで市道
トレイル 林道を10分歩いて薄い踏み跡を追う
水場・トイレ 金松寺前の運動場にtoiletある
その他 北条城址(西牧城)の山
山行記


城山山頂の石碑



金松寺山に登る時に来たことのある金松寺の先の農道に車を停めた。寺の脇から金松寺林道から分岐する林道の獣除けゲートを開けて林道に入った。fence沿いを少し歩いてスギの植林地の中に林道は続いていたがやがて入口から10分ほどで終点になっていた。林道終点から先にも草や藪に隠されがちながらも踏み跡が続き、少し汗ばむころに右側から山腹を巻く作業道に合わさった。アカマツ林で「立入り禁止」の標識が巻かれた中少し進むと城山山頂から派生する小さな尾根の末端に着いた。尾根には道は無かったが、アカマツと雑木の境目を進むとあっけなく城址の山頂に着いた。顕著な堀切を二つ越えて本廓跡と思しき場所に手製の「城山」の山頂標識がアカマツに括り付けられてあった。山頂から堀切を一つ越えて下った場所に三角点を探したが発見できなかった。石碑が立つ場所をカメラに収めて往路を戻った。
スマホが電池切れで山頂標識や堀切などをカメラに収めることが出来なかったのは残念であった。


白山 ハクサン 標 高 1387m 中信の里山 山 域 鉢盛山山塊
登 山 記 録
登山月日 2021年3月22日
登山経路 若澤寺入口8:35〜若澤寺〜送電鉄塔9:10〜白山山頂10:15/10:25〜若澤寺11:25
行動時間 登り 1時間40分 下り 1時間 合計 2時間50分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 波田町上波田田村堂奥から若澤寺まで狭いながらも舗装道路 最後0.5キロは砂利道
トレイル 若澤寺から上部は送電鉄塔巡視路を追い鉄塔から上部には薄い踏み跡追う
水場・トイレ 若澤寺付近で沢水取れるが飲用は? toiletは若澤寺入口にあるが使用は?波田神社にある
その他 信濃日光と謳われた若澤寺跡は一見の価値あり
山行記


赤ペンキの樹木を追って白山山頂へ


信濃日光と謳われた若澤寺跡




松本市波田町上波田は国道156号線が開かれる前は飛騨への野麦街道の宿場町として栄えたそうである。波田神社の脇にある田村堂に車をつけると史跡「若澤寺跡」への案内看板が立っていた。看板に導かれ狭い道路を進んで若澤寺遊歩道に入ると「若澤寺1.6キロ」の看板が立っていた。舗装道路の遊歩道も途中から砂利道に変わったが普通車でも問題ない路面状態である。この遊歩道は「水沢山林道」であって若澤寺入口の先でゲートが有り進入規制されていた。若澤寺入口付近は駐車も可能な道幅であるので車を停めて若澤寺跡に入った。明治時代の廃仏毀釈で廃寺となるまでは「信濃日光」と謳われて隆盛を極めたという案内看板も立っていたが石垣と小さな石祠だけが残る寺跡である。
廃寺になった後は敷地に植林されたものと思われる巨木の伐採された根本が敷地いっぱいに残っていた、護摩堂跡・本殿跡などを見て最上段にある田村堂跡・宝篋印塔跡から白山への道に入った。
入山場所には案内看板もなくヒノキの植林地の先で消えていた。上方に送電鉄塔が見えるのでヒノキ林を適当に登り上げて「高瀬幹線」の巨大鉄塔に着いた。(下山時は送電鉄塔巡視路を下った)送電鉄塔からは尾根上にしっかりした踏み跡が有り山頂まで赤ペンキが塗られた樹木を追った。途中尾根の屈曲点で一息入れた後緩く登って行き送電鉄塔からは1時間ほどで白山山頂に着いた。信濃日光から登った白山権現の白山山頂であるが山頂には小さな石祠が立つ地味な山頂であった。樹林の中の山頂で展望もなく山頂をカメラに収めた後は往路を下り、若澤寺跡の案内看板を見ながらゆっくり散策した。廃寺の際に田村堂は地元の上波田地区に宝篋印塔は山形村に移されたという記録もあった。上波田の田村堂に寄ってみたが田村堂がどこにあるのかわからなかったので、隣の波田神社に参拝した。

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