小城頭 | コジロカシラ | 標 高 | 1040m | 信州ふるさと120山 | 山 域 | 泰阜村 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2014年11月10日 |
登山経路 | 泰阜村栃城一本杉登山口8:45〜分岐9:20〜小城頭9:45/10:00〜西峰10:20〜登山口11:00 |
行動時間 | 登り 1時間 下り 1時間 合計 2時間15分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 曇 |
メンバー | 吉川さん・熊谷さん |
情 報 | |
アクセス | 栃城までは栃中川の渓谷美を見ながら舗装道路が続いている |
トレイル | 奥深い山とは思えないほどよく踏まれた快適トレイル |
水場・トイレ | 水場はないが登山口に簡易トイレある |
その他 | 廃村に近い栃城はアマゴ養殖の2軒だけ |
山行記 rommyさん思い入れの泰阜村小城頭で 栃城の「一本杉登山口」・漆平野からの合流点
JR飯田線温田駅8時に集合した。
泰阜村村内の細い村道を山中に進み、万古隧道を抜け、万古川渓谷分岐から栃中川沿いに狭いながらも舗装された林道を走った。泰阜村では万古川渓谷が素晴らしい渓谷美だそうだが、栃中川の渓谷もまた見事な紅葉である。温田駅から12キロほど走って、アマゴ養殖の民家が2軒しかないという栃城に着いた。昨年から栃城マラソンが開かれているということを知ってはいたが。「よくもまあこんな山奥でマラソン大会が開かれるものだな〜」と感心した。 「小城頭一本杉登山口」はアマゴ養殖民家のすぐ下にあった。登山道はとても良く整備されていて、美しく紅葉した雑木林の中緩く登って行く。40分ほど歩いて、泰阜村漆平野(シッペノ)からの登山道と合わさっていた。合流地点からショートカット気味に痩せた尾根に付けられた登山道を直登した。双耳峰の東峰を巻いて稜線に出ると小城頭山頂はすぐであった。あまりにもあっけない小城頭で拍子抜けだが、山頂に腰を下ろしてティタイムである。20分ほど山談義を楽しみながら滞頂のあと、山頂を後にした。 登る時には巻いた東峰も踏み、登り1時間の小城頭、下りも1時間かけて登山口に下った。 長野市の著名登山家丸山晴弘氏が「ヒマラヤのカンテガ峰と良く似た双耳峰の小城頭」と紹介されているが、カンテガがどんな山かは知らないが、「日本のカンテガと言うにはちょっと無理があるかな」と思わせられる小城頭ではあった。 登山口から栃城を少し上流に車を走らせたが、栃城に人影はなかった。 渓谷美を見ながら栃中川沿いの道をゆっくりと走って、長閑な泰阜村中心部まで下った。北信からは遠い南信州の小さな泰阜村の小さな山だが、熊谷さんの思いが遂げられて、とても思い出深い山になった。「来年走れるようでしたら万古川渓谷散策を兼ねて栃城マラソンに参加してみようかな」と思いながら、天竜川にかかる斜張橋を渡って泰阜村を後にした。 小城頭は東峰・東峰の双耳峰 アマゴ養殖池が2軒の栃城 |
亀沢山 | カメザワヤマ | 標 高 | 1358m | 信州ふるさと120山 | 山 域 | 下條村 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2014年11月9日 |
登山経路 | 極楽林道新極楽峠8:10〜林道(ロス約20分)〜前亀沢山10:00/10:25〜亀沢山10:35/10:40〜極楽峠11:40 |
行動時間 | 登り 2時間(ロスタイム約20分) 下り 1時間 合計 3時間30分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 曇・小雨 |
メンバー | 吉川さん |
情 報 | |
アクセス | 下條村から阿智村に通じる舗装された極楽林道最高点(村境)が新」極楽峠 |
トレイル | 稜線直下の林道跡を歩き笹薮煩い尾根を前亀沢山〜亀沢山に続く |
水場・トイレ | 山中には水場・トイレともにない |
その他 | 入登山神社から登れるが、地元の方に「道迷い」するといわれ極楽峠から登った |
山行記 前亀沢山と亀沢山山頂標識
下條村の「登山者の神社」とも云えるようなネーミングの「入登山神社」に車を付けた。
神社境内の清掃作業をする地元の方に、「亀沢山に登る」と声かけたところ、なんと登山道を教えてくれるのかと思いきや、「ここから亀沢山へ登る道はない、藪が被さり山中で道迷いする」とすげない返事である。「ネットで入登山神社からの登山記録もあるから」と云っても良い返事が返ってはこなかった。「それなら極楽峠から登る」と話すと「極楽峠から登っても一日がかりだ」とつれない返事が返ってきて、極楽峠への道を教えてくれた。道すがら二度ほど地元の方に極楽峠への道を尋ね、盲老人施設の「光の園」附近からなんとか極楽林道に入り、林道最高点の下條村と阿智村の村境になる、新極楽峠に着いた。 (極楽林道は下條村か阿智村旧浪合村に抜ける林道で全線舗装道路) しかし峠には亀沢登山道などの標識は無い。地図もガイド本も無く、スマホで登山記録を確認し尾根に登り上げる道に入った。尾根にはしっかりした道が続いていて、10分ほどで旧道の極楽峠に着き、ここで初めて亀沢山への案内看板を見た。その先は広い林道跡を歩くようになるが、途中で藪に突っ込んで20分ほどロスしたが、稜線直下に付けられた林道跡を終点まで歩いて、前亀沢山に続くと思われる尾根に取りつくことができた。尾根道は木製階段もあり、登山道であることは分かるが、笹が被さる煩い道で、朝露とポツリポツリと落ちてきた霧雨で着衣が濡れた。 ロスタイム20分を含めても極楽峠から1時間50分ほどで前亀沢山に到着した。山頂標識は小さなプレートが樹に打ちつけられていたが、三角点はなかった。ここで雨合羽を着た。 「信州ふるさと120山」下條村の山は前亀沢山であるが、やはり三角点のある亀沢山は踏みたいもので、前亀沢山から後方に進めば10分の亀沢山だがが、道探しにウロウロしてしまい15分ほどロスしてしまった。 (前亀沢山一角には入登山神社からと思えるしっかりとした登山道が登りついていた。) ようやく笹薮かき分けて三角点のある亀沢山山頂に立ったが、樹木は切り開かれてはいたが、展望のない三等三角点の亀沢山であった。山頂標識はここも小さなプレートが伐採木に付いていた。小雨降る中、山頂で長居は出来ず、急いで往路を引き返した。 なんだかんだ20分近いロスタイムがあったが、お昼前には林道極楽峠に戻ることが出来た。 極楽峠から往復3時間の亀沢山だが、表登山口でもある入登山神社で会った地元の方の話は何であったのかと首を傾げざるを得ない亀沢山ではあった。 極楽峠にある看板を見て、極楽林道を阿智村に下り、R151に出て冶部坂峠から平谷村に入ることができたの救いであった。 登山口の極楽林道極楽峠・亀沢山山頂 |