霞沢岳・六百山・奥又白池
日本二百名山 | 霞沢岳 | カスミサワダケ | 標 高 | 2646m |
山 域 |
北アルプス |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2001年10月21日 |
登山経路 | 10.20上高地12:00〜明神12:50/13:40〜徳本峠小屋15:20 10.21徳本峠小屋6:15〜ジャンクションピーク〜k19:00〜霞沢岳9:40/10:30〜徳本峠13:20〜明神14:40 〜上高地16:00 |
行動時間 | 徳本峠から登り3時間25分 下り2時間50分 合計7時間05分(休憩時間含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 |
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アクセス | 上高地から |
トレイル | ジャンクションピークへの登りはきつい急坂、そこから先もアップダウンが続く |
水場・トイレ | 徳本峠小屋から先にはない |
その他 | 穂高連峰の展望随一 |
山行記
この秋も週末は天候に恵まれて山登りも楽しみです。 |
六百山 | ロッピャクサン | 標 高 | 1450m | - |
山 域 |
北アルプス |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2015年9月29日 |
登山経路 |
上高地バスターミナル7:05〜河童橋7:20〜標高2100m付近樹林帯9:35/9:45〜六百山10:50/11:40〜稜線直下樹林帯12:30〜河童橋14:10 |
行動時間 | 登り 3時間30分 下り 2時間30分 合計 6時間50分 (河童橋からの行動時間・休憩時間を含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 |
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アクセス | 沢渡駐車場から上高地までシャトルバス |
トレイル | 登山道はないが中畠沢に入ると踏跡あり、稜線付近からはしっかりとした登山道がある |
水場・トイレ | 河童橋にトイレ自販機などある |
その他 | 上高地を囲む山々の絶好の展望台 中畠沢に入るまで少々難あり |
山行記 ビジターセンターから見る六百山方面・落石監視装置を越えて中畠沢に入る ガレ場の中畠沢を上り詰め右の樹林帯に入る 焼岳← 2200m付近の稜線から →六百山 昨年踏み跡のある中畠沢に入りそびれて岩場に突き当たり敗退した六百山の再アタックである。 河童橋の公衆トイレの脇のコンクリート擁壁の天端が入山口であるが、看板などは一切立っていない。笹の被さる踏み跡を追うとすぐに巨大な落石防護堰堤に突き当たる。堰堤の下を左に巻いて樹林帯に入るとかすかに登山道らしき道が付いているが、落石監視施設の監視路のようである。堰堤を二つほどやり過ごし落石監視施設のある堰堤を乗り越えて沢に入ると、薄いながらも踏み跡があった。六百山に続く間違いない道に入って一息入れた。ダケカンバやトウヒなどの鬱蒼とした樹林帯を歩き、やがて明るく開けた川原状の中畠沢に出る。中畠沢は足場がおぼつかないガレが続くが、左岸側(向かって右側)の小灌木帯の境目を登り上げて行く。下りに迷いやすい所には確りとケルンが積まれ赤布が下がっているが、登りには適当に歩いても踏み跡を外すことはない。ガラガラと音を立てながら沢を1時間ほど登りあげると、沢が二俣になる場所が見えてきて、標高2000m付近である。ここも右側の灌木帯の境目を歩くと赤布とケルンがあって樹林帯に導いてくれる。(私は登りに見落としてしまい、さらに上流から強引に灌木帯に入り藪を漕いでトラバースして樹林帯の踏み跡に出ることが出来た)ダケカンバの大木が茂る樹林帯の踏み跡は薄いながらも顕著であって、稜線に近付くころには確りした登山道になっていた。 稜線に登り付くと反対側に焼岳が姿を現していた。少し進んで小灌木やハイマツ帯をかき分けると、左上方には六百山が被さるように聳えていて標高差250mの一気の直登が始まるのであった。 急登は最初は木の根の張る足場もあるが、やがて樹林帯を抜けて草付きとなり、そして岩稜交じりになる。最初に現れた岩場は狭いバンドを左に回り込むと六百山の北面の岩壁が見えてきて。この辺りが六百山の核心部であって岩稜が続き気が抜けない。岩場に足場を確保しながら登り、一枚岩の岩盤を登りきり再び左に回り込むとロープが下がっていた。ロープには手をかけず、足場を確保して登りあげると山頂に続くハイマツ帯であった。滑落の危険地帯を突破して一安心しだ。山頂直下はハイマツ帯になっていたが、枝をかき分けると足元には登山道があって、わずかな時間で六百山三角点峰に登り着いた。 梓川を挟んで穂高岳が聳えているが山頂には雲がかかってしまった。同じ高さの焼岳はスッキリと姿を見せていて、河童橋から帝国ホテルなどが眼下に見える。後方には霞沢岳が大きく羽を広げている。六百山、まさに上高地を囲む山々の大展望台である。三角点から六百山最高点まではわずかな距離であるが、藪が酷いので三角点から先に足を延ばすのは諦めた。 穂高の雲が取れるのを待って、軽食をとりながら50分ほど滞頂したが、雲が厚くなるばかりなので正午前に山頂を後にした。下りの岩場は登りより緊張させられるが、一歩一歩と確実に足場を確保して下り、草付きの急坂は尻もちつきながら慎重に下った。ガレ場の中畠沢も石車に乗らないように慎重に下り、迷うことなく落石防護堰堤に下り着いた。河童橋の喧騒が聞こえる中でズボンをはきかえて人混みの河童橋に下り立った。 急登を登り岩場は左に回り込む 山頂直下の岩場 ハイマツをかき分け三角点へ 穂高岳・焼岳 後方の霞沢岳・眼下の上高地 |
奥又白池 | オクマタシロイケ | 標 高 | 約2500m | − |
山 域 |
穂高連峰 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2013年8月2日〜8月3日 |
登山経路 |
8月2日 |
行動時間 | 第一日目(上高地から)2時間10分 第二日目(上高地まで)10時間20分 合計 12時間30分 (休憩時間を含む) |
天 候 | 第一日目晴 第二日目晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 |
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アクセス | 沢渡のバスターミナルは新設された |
トレイル | パノラマ新道分岐からは急坂の奥又尾根を行くが、奥又白池までしっかりしたトレイルが続いている |
水場・トイレ | パノラマ新道分岐が最終水場 奥又白池の水は飲用不適(要煮沸) トイレは徳沢が最後 |
その他 | 奥又白池はクライマーの領域だが一般登山者も問題なく入れる |
山行記
久しぶりの沢渡からの上高地入りである。沢渡には大きなバスターミナツが新設されていてびっくりする。国際山岳観光基地上高地の玄関には相応しい施設が出来たという事で納得である。 キャンプ場の朝はいつも先発するものの支度で騒々しいものであるが、徳沢は芝生(草付き)のテン場のためか足音がしないので静かである。4時半頃から朝食の支度をするものが居たが私は5時に起きてコーヒーを沸かし昨日勝ってきたおにぎり等をを口に入れて朝食を取った。 テントの脇で昼食を取り、テントを撤収し昨日とは打って変わった喧騒の登山道を上高地に下った。上高地ではバスを待つこともなく沢渡行きに乗り込むことが出来た。
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