傘山 | カラカサヤマ | 標 高 | 1542m | 信州の里山 | 山 域 | 中央Alps前衛 |
大持山 | ダイモチヤマ | 標 高 | 1710m | 〃 | 山 域 | 〃 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2023年5月10日 |
登山経路 | 町民の森5:15〜第一展望台6:00/6:10〜傘山7:10〜1550m屈曲点8:10〜最低鞍部8:30/8:40〜大持山9:55/10:10〜1740m撤退地点10:25/11:15〜最低鞍部12:10〜傘山14:00/14:20〜町民の森15:50 |
行動時間 | 登り 5時間10分 下り 4時間35分 合計 10時間35分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 町民の森まで舗装された林道 |
トレイル | 第一展望台までは林道 傘山までは快適トレイル その先は笹の被さるバリエーションルート |
水場・toilet | 水場は第一展望台まで沢水取れるが飲用は?町民の森と第一展望台に簡易toiletある |
その他 | 目標は黒覆い山であったが笹薮に阻まれる |
山行記 傘山山頂から越百山・仙漉艨E南駒・空木岳 南Alpsの全貌 1550ピークの尾根屈曲点・尾根を下って最低鞍部 大持山稜線・大持山山頂 標高1740m地点の撤退地点 左奥に黒覆山・樹間に空木岳
最終目的は黒覆山である。
飯島町の道の駅で車中泊し夜明けを待って傘山登山口になる町民の森に車を走らせて、5時過ぎには林道に入ることが出来た。45分ほどで仙漉艨E南駒・空木岳の展望が開ける第一展望台に着いた。展望を楽しみながら朝食休憩し目指す大持山から黒覆山への尾根を目で追うことが出来た。随分遠くに見えるが「なんとしても黒覆山を踏もう」という気持ちが昂るのであった。展望台の先に登山道入口があって「傘山60分」の表示があった。登山道はよく踏まれていて急坂にはロープも下がる快適トレイルが続いていた。山頂付近にはミツバツツジが咲いていて目を楽しませてくれた。登山道入口からは表示通りの1時間で傘山に着いた。伊那谷を隔てて南Alpsが北の鋸岳から南は光岳から池口岳方面までの全容が開けていて、後方には越百山から空木岳の中央Alps南部の主峰が朝日を浴びて輝いていた。今回は2度目の傘山では展望を楽しむことなく先に進んだ。 傘山から先は笹が被さる道になったが尾根上にはそれなりの道が有った。少しケモノ道が乱れるところも有って時間がかかったが尾根の屈曲点の1550m標高点には1時間近くもかかってしまった。屈曲点からは急坂の尾根を150mほど下った。下りついた鞍部は両側が切れ落ちていた。鞍部から大持山への稜線までは300mの標高差である。見上げると被さるような急登の尾根であって気合を入れて尾根に取りつく。急登の上、木の根絡まる痩せた場所もあり滑落にも気を付けなければならず、両手両足使ってまさに山猿のごとしである。勾配が緩むと煩い笹薮を掻き分けなければならない。それでも標高差300mを1時間少々で登り切ることが出来た。今の自分で1時間に300m高度を上げることが出来るとは思っていなかったので少しうれしかった。登り着いた尾根上にも膝丈の笹の下にしっかりした道が有った。ほとんど勾配のない尾根を10分ほど歩いて標高1710mの大持山山頂に着いた。地理院地図では山名表示が無いが、歩いて来た第一展望台の案内看板には大持山(ダイモチヤマ)と記載されていた。山頂の樹木の根に腰を下ろして軽食摂りながら15分ほどの休憩をとった。 大持山からは少し高度を落として笹原の中を10数分進むと黒追い山の前衛ともいえる1761m標高点へ屈曲点になっていた。ここまではそれなりの踏み跡があり赤布の下がるところも有ったが、ここで踏み跡も赤布も見えなくなった。笹薮に踏み跡や赤布を探したが見つからないので意を決して2m程の溝を越えて深い笹薮に突っ込んで1761m標高点を目指した。背丈を超える笹薮で数分ほど格闘したが前進は無理と判断して引き返した。ため息をつきながら樹間を眺めると南駒方面には黒覆山と思われる山容も見える。あと1時間も有れば届きそうであるが、既にここまで5時間を超える時間がかかっていて戦意喪失気味である。行こうか行くまいか何度か逡巡して、結局ここで前進を諦めた。 来た道を少し戻って笹原の開けた場所に腰を路して傷心のランチ休憩をとった。あとは往路を戻るだけである。大持山はスルーして急坂の尾根を慎重に下った。最低鞍部からは力を振り絞って1550m標高点に登り返した。傘山には14時に戻って伊那谷や南Alpsを眺めながら大休憩をとった。快適トレイルを下る頃には足も動きも鈍くなり第一展望台でも休憩取って最後の林道歩きでは足がもつれ始めていた。 帰宅後ヤマレコの山行記をみると1761m標高点からの尾根は、藪は濃いがそれほど時間のかからずに黒覆山を踏んでいることが分かった。Chanceがあれば再アタックという思いである。 |
傘山 | カラカサヤマ | 標 高 | 1542m | 南信の里山 | 山 域 | 中央Alps前衛 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2020年11月15日 |
登山経路 | 飯島町町民の森8:25〜登山道入口9:15/9:20〜傘山10:10/11:00〜登山道入口11:40〜町民の森12:20 |
行動時間 | 登り 1時間45分 下り 1時間20分 合計 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | rommyさんと |
情 報 | |
アクセス | 飯島町町民の森までの林道は舗装された快適山岳道路 |
トレイル | 林道を歩いて登山道入口からもよく整備された快適トレイル |
水場・トイレ | 町民の森と登山道入口に簡易toiletある 水場は無い |
その他 | 中央Alps南部が眼前に開け天竜川に反対側には南アルプスの北部の展望が開ける |
山行記 この秋rommyさんとの初めての同行登山である。道の駅「花の里いいじま」で合流し私の車で登山口の飯島町町民の森公園に向かった。林道は舗装された快適山岳道路で約6キロほど走って町民の森に着いた。広い駐車場には簡易toilet棟もあり、先行したと思われる3台の車が停まっていた。軽荷のザックを背負って町民の森から先は進入規制された林道に入った。落ち葉の被さる林道を山談義しながら40分ほど歩くと眼前に中央Alps南部の空木岳〜南駒ケ岳・仙漉艪ネどの岩峰が飛び込んできた。しばし見とれながらカメラに収めた。 絶好の展望地からすぐ先に傘山への登山道入口が有った。登山道に入ると雑木林の中こちらも快適トレイルが続いていたが,一部岩場にロープが下がり急坂にもロープが下がるところもあった。途中下山してくる3組の登山者とスライドし、登山道入口からは40分ほどで傘山山頂に着いた。誰もいないと思って登りついた山頂には、反対側から登ってきた3人の若者グループが休んでいた。 樹間からは林道展望地から見た空木岳などがさらに近づき大きく聳えていて、反対側には伊那谷を隔てた先に霞みがちながら南アルプス北部の山々が並んでいた。10数分も景色を写真を摂りながら展望を楽しんでいると先着していたグループが山頂を譲って下って行った。山頂のベンチに腰を下ろしcoffeeを淹れて軽食を摂りながら山談義に興じていると再び反対側から中年夫婦が登ってきて山頂をカメラに収めた後急いで下って行った。さらに数分後には町民の森公園からは10名を超える地元の団体が登りついてにぎやかな傘山山頂になった。 ゆっくりしてはいられない雰囲気になったので1時間ほどの滞頂で団体さんに山頂を譲って傘山を後にした。下山途中にも数組の登山者が登ってきて、それほど時間のかからなく展望の良い傘山は「地元の人に親しまれている山だな」と思いながら登山道入口に下った。登山道入口の展望地では豚汁などの支度をしている夫婦がいて「今日は自治会の集団登山で私たちは食担」という事であった。小春日和の傘山、親睦登山にはもってこいの山ではある。 |
簫ノ笛山 | ショウノフエヤマ | 標 高 | 1760.9m | 南信の里山 | 山 域 | 中央Alps前衛 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2021年9月13日 |
登山経路 | 磐田の森登山口7:30〜標高1450m地点8:40〜簫ノ笛山10:15/11:00〜登山口12:40 |
行動時間 | 登り 2時間45分 下り 1時間40分 合計 5時間10分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 山梨の雨宮さん・藤田さん |
情 報 | |
アクセス | 家族旅行村の奥「空木岳池山登山口」への道の途中の「磐田の森」まで舗装道路 |
トレイル | 最近整備されて迷うことのないトレイルが続く 山頂直下はロープが下がる急登 |
水場・トイレ | 沢水取れるが飲用は 家族旅行村のtoilet自販機などある |
その他 | 池山尾根に廻る周回k-スが良く歩かれている |
山行記 簫ノ笛山山頂 1425m標高点から先は笹原の快適トレイルが続く 簫ノ笛山と云うユニークで雅な山名の山には単独行よりは女性と一緒に登りたいものと思っていた。山梨県の山友雨宮さんをお誘いすると快諾を得た。 駒ヶ岳ロープウェイのバス乗り場で合流し、家族旅行村から空木岳池山登山道入口への道を走って、途中にある「磐田の森」の看板が立つ駐車場に車を止めた。簫ノ笛山登山道の看板が無いので、付近を清掃作業する地元の方に確認して簫ノ笛山登山道入口を確認できた。「←東屋」の看板に従って登山道を行き、東屋を右に見てすぐ先に「簫ノ笛山登山道」の標識が樹木に付けられていた。この先要所要所に同様の標識があって迷うことはなかった。 登山道を行くとすぐに小沢を徒渉する。この時期水量が少ないので問題がないが水量の多い季節では少々難儀する小沢である。小沢の先に張り出した尾根に登山道が延びていて最初はヒノキの植林地にジグザグ切っていたが、やがて千路に乱れる道で、この辺りが一番迷い易い所であったが、尾根をまっすぐ登り上げて行くとしっかりした登山道が付いていた。この先は急坂には丸太で組んだ階段なども設置されていて、地元の方が整備されていることが分かった。勾配が緩む1425m標高点が中間ともいえる地点で腰を下ろして休憩をとった。1425m標高点から先は笹原が切り開かれた中緩く快適トレイルが続いていて、まさに簫の音が聞こえるかと思われるトレイルである。山頂直下に来ると一気に傾斜が増していてロープが下がる急登であった。しかしそれほど長い距離でなく、何とか凌いで登り切ると簫ノ笛山山頂間間近であった。 山頂は樹林の中であまり展望は良くなかったが葉っぱを落とした樹間に南alps北部の主峰を見ることが出来た。また山頂から先に池山尾根に延びる道には薄い雪が残っていた。山頂で雨宮さん・藤田さんが持参してくれたものを頂きながらゆっくりと休憩した。 小一時間も休憩の後は池山尾根に廻りには日が短いこの時期は無理と判断し、往路を下った。急坂のロープ場を慎重に下り1425m地点で一息入れて駐車場には13時前に着いた。 当初はうるさい藪漕ぎなどもあるバリエーションの登山道と思っていた簫ノ笛山であったが整備が行き届いた登山道を歩くことが出来て少々拍子抜けの簫ノ笛山ではあった。 |
大嶺山 | オオミネヤマ | 標 高 | 1020.8m | 信州の里山 | 山 域 | 中川村 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2021年11月13日 |
登山経路 | 林道入口14:00〜大嶺山登山道入口14:30〜大嶺山15:00/15:10〜林道入口15:50 |
行動時間 | 登り 1時間 下り 40分 合計 1時間50分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 雨宮さん・藤田さん |
情 報 | |
アクセス | 中川村大草 陣馬形山に通じる林道入口まで一般道 林道も舗装されている |
トレイル | 広く快適トレイルが続き最後は送電鉄塔巡視路 |
水場・toilet | ー |
その他 | 大嶺山登山道入口まで車が入れる |
山行記
中川村大草の最終民家の裏から陣馬形山に続く林道が大嶺山登山口への道である。最終民家の手前が道路工事中で林道に入れそうもなかったので休工中の工事現場の脇に車を止めた。
最終民家の裏に林道入口が有ったが入口には「この先陣馬形山には通り抜け不可」の看板が立てられていた。舗装された林道を30分ほど歩いて峠状態に着いたがここまでは車進入可能であった。この先に未舗装の道路が延びていたが陣馬形山山頂に続く道路につながっているのだろうと思った。 峠状態に大嶺山から張り出した尾根に取りつくとすぐに正規登山道の合わさっていて落葉の被さる快適登山道であった。雨宮さんと山談義を楽しみながら登山道を行くと最後は送電鉄塔巡視路が分かれていて巡視路に入って鉄塔のすぐ先に大嶺山山頂三角点が有った。山頂の反対側はキノコ山の止山で当たテープが張り巡らされていた。また西側には中央Alpsの全容が開けていた。 峠状態に戻ってここで休んでいた藤田さんが入れてくれたcoffeeを頂いて林道入口に下った。 |