伊吹・越美山地・湖北の山
(蕎麦粒山・三周ヶ岳・横山岳・金糞岳)
蕎麦粒山 ソムギサン 標 高 1297m 日本の山1000

山 域

越美山地

登 山 記 録
登山月日 2012年5月15日
登山経路

林道ゲート前6:30〜林道終点駐車場7:00〜稜線8:40〜1075m9:15〜蕎麦粒山10:20/10:40〜稜線12:05〜駐車場13:00/13:10〜林道ゲート前13:40

行動時間 登り 3時間50分 下り 3時間 合計 7時間10分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 工事中で通行規制されていたが林道終点まで舗装道路
トレイル 稜線までは急坂続き、その後は少し荒れているが道迷いの心配は無い
水場・トイレ 駐車場の先で沢水取れる トイレは無い
その他 この登山道は旧坂内村役場でも存在が伏せられているようだ

山行記


大谷川対岸の入山口からと1075mピークから見る蕎麦粒山

昨年秋蕎麦粒山登山口を探して3時間近くウロウロとした山である。帰宅後ネットで調べてみると旧来の登山道の他に大谷川を挟んだ対岸の尾根に登山道があることを知った。
前夜旧坂内村の道の駅で車中泊し、早朝勝手知ったる道を大谷川林道に向かうが工事中のため林道はバリケードで通行規制されていた。簡単な規制であるので突破しようかとも考えたが、ゲート前の広場に駐車して林道を歩く事にする。この林道昨年2度も走っているのでこちらも勝手知ったる林道であるからだ。20分ほどで林道終点の川原にある広い駐車場に到着すると2台の車が停まっていた。2台とも地元ナンバーで無いのですぐに登山者のものと分かり少し損した気分になる。

昨年は此処からさらに延びる車両が入れない荒れた林道の奥にある登山口を目指したが、今日は躊躇することなく対岸に渡る。大谷川の水量は登山靴を濡らすほどのことも無く徒渉できた。さらに大谷川に合流する小沢をつめたがすぐに大きな砂防堰堤に阻まれて引き返すと叢の中に人が歩いた道を発見した。約10分ほどのロスタイムである。そして登山道は山中に延びていた。ようやく蕎麦粒山への登山道を探し当てて気分も上々である。
登山道は緩く登って行き、やがて尾根上の急坂となる。よく見ると歩いたばかりの靴跡もあり、今朝先行した者があることを窺わせる。急坂は緩むことなく続き一時間半ほど汗を搾り取られて稜線に登りついた。ここに来ても何の標識も見当たらなかったが少し藪が被さる稜線を進むと右手にピダミダルな蕎麦粒山が特定できて一安心である。しばらくアップダウンを繰り返し1075mピークに着くと赤布が下がっていた。そして蕎麦粒山に一旦高度を下げて残雪の鞍部に下り、一気に頂上目指して急坂が続いていた。
頂上直下であえいでいると旧登山道を登って山頂踏んだ単独行と交差すし、しばし情報交換する。やはり旧登山道は藪漕ぎがあるようだ。最後まで緩まぬ登山道を一気に駆け上がって難関蕎麦粒山山頂に立った。同じ道を登ってきた滋賀県のグループ登山者が反対側の旧登山道を下ってゆくのが見えた。

山頂は霞みがちで展望は得られなかった。軽食を取りながら休憩し、往路を戻る。

 
蕎麦粒山山頂

 


三周ヶ岳 サンシュウガタケ 標 高 1292m 日本の山1000

山 域

越美山地

夜叉が池山   標 高 - - 山 域

登 山 記 録
登山月日 2012年11月1日
登山経路

旧坂内村・夜叉ヶ池登山口6:10〜夜叉ヶ池7:40〜三周ヶ岳9:00/9:10〜夜叉ヶ池・夜叉ヶ池山10:10/10:35〜登山口11:40

行動時間 登り 2時間50分  下り 2時間30分(夜叉ヶ池山経由) 合計 5時間30分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 坂内村から夜叉ヶ池登山口まで狭いながらも舗装道路
トレイル 夜叉が池までは整備された登山道もその先は笹が被さる煩い道が続く
水場・トイレ 山中水取れるが飲用は? トイレは登山口駐車場にある
その他 夜叉が池の岩場の紅葉は見事

山行記

 
夜叉が壁の幽玄の滝と昇竜の滝

 
夜叉が池と夜叉が池山

岐阜県側から夜叉が池・三周ヶ岳を目指す。

旧坂内村から夜叉が池への登山口まで延びる林道は、細いながらも舗装された快適な観光道路である。登山口にはトイレも完備し50台くらいとめられる大きな駐車場が有り、前日車をつけてここで車中泊した。

登山道は山腹を巻きながら緩く登って行き、小一時間で「幽玄の滝」に着き、更にその先が夜叉が池山の大岩壁となり、紅葉の岩場に「昇竜の滝」が流れ下っていた。この景色があるから夜叉が池がこの地方で有数の観光スポットであることが分かるというものだ。岩壁の景色を眺めながらロープも下がる岩場を登りきると夜叉が池であった。既に紅葉も終わりに近づいて晩秋から初冬の山上の池が佇んでいた。ここまでの登山道は良く整備されていたが、そこから先は藪が被さる煩い登山道となっていたので雨着を付けた。岩稜の縁を行き、幾つかの小ピークを越えて行く。小潅木帯を抜けると三周ヶ岳山頂に飛び出した。藪が切り開かれた空き地に山頂標識もなく一等三角点だけがポツンとあるさびしい山頂である。霧もかかりあまり展望も良くないので朝食をとった後往路を戻った。戻る途中から霧晴れて周囲の展望が開け、三国岳がすぐ近くに見えた。夜叉が池に戻り、反対側の夜叉が池山にも登って展望を楽しんだ。晴れ渡った大岩壁に映える紅葉をカメラに収めながら登山口に戻った。

 
一等三角点の三周ヶ岳と夜叉が池から見る三周ヶ岳

 
夜叉が池の紅葉と前衛のピークから見る三周ヶ岳


横山岳 ヨコヤマダケ 標 高 1132m 日本の山1000

山 域

越美山地

登 山 記 録
登山月日 2012年11月1日
登山経路

東峰登山口12:45〜東峰14:22〜横山岳14:45〜東峰15:05〜登山口16:05

行動時間 登り 2時間 下り 1時間20分 合計 3時間20分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 登山基地の白谷小屋まで舗装道路その先2キロの林道もダートも整備されている
トレイル 過ぎの植林地を尾根に登れば快適なブナ林のトレイルが続く 山頂稜線は展望が良い
水場・トイレ 白谷小屋で
その他 余呉湖や琵琶湖の好展望台

山行記

 
東登山口から見上げる横山岳東峰とブナ林の快適なトレイル

 
東峰から西峰に向かう山頂稜線と横山岳西峰の山頂

横山岳の登山基地とも言うべき白谷小屋に車を付け案内看板を覗いて最短コースの東峰を往復する事にして東登山口に回る。登山道に入ると杉の植林地の急坂を尾根に登り上げると最初は雑木林の中であるがやがてブナ林の中に快適なトレイルが緩く延びていた。ファミリー登山や学校登山にはうってつけな登山道である。一度休憩を挟み東峰には1時間半で登りつき、紅葉が美しい山頂稜線を急ぐと登山口からは2時間ジャストで到着した。山頂には避難小屋などが建っていたが、オーバーユースの趣が顕著で風情にかける趣である。山頂標識をカメラに収めた後、怪しい雲行きに往路を走るように下った。

 


金糞岳 カネクソダケ 標 高 1317m 日本の山1000

山 域

伊吹山地

登 山 記 録
登山月日 2012年10月31日
登山経路

鳥越峠登山口11:20〜金糞岳12:05/12:35〜鳥越峠13:15

行動時間 登り 45分 下り 40分 合計 1時間55分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 鳥越峠まで舗装道路の林道・観光道路
トレイル 緩い勾配で良く整備されている
水場・トイレ 登山口にもない
その他 ユニークな山名で知られる

山行記

 

坂内村から金糞岳登山口の鳥越峠に続き林道は舗装道路である。鳥越峠の1キロほど手前に登山口があり登山道は雑木林の中に緩く山頂に続いていた。疲れを覚えることもなく50分ほどで山頂に立った。山頂では先着の地元の高齢者が大声上げて昼食をとっていた。伊吹山地や越美山地の重畳たる山並みを眺めながらラーメンを作って昼食休憩の後往路を下った。

 

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