カムイエクウチカウシ山(写真集)
八ノ沢出合キャンプ場まで
車道終点から七ノ沢出合までは折りたたみの自転車です。これで30分くらいは時間短縮出来ました。下りは1時間は短縮できそうです。結構自転車で乗り入れる登山者がいました。 | |
七ノ沢出合では必殺渓流シューズに履き替えます。 相棒のほろしり氏です。
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最初は涸れた札内川の川原を行きます。 | |
たまにある徒渉もこの通りです。 | |
七ノ沢出合から30分少し歩くと札内川の本流を徒渉しますが、ことしは水量が少ないようです。 | |
この通り楽チン徒渉です。 | |
さらに川原のケルンを拾って札内川を登ります。 河畔林の中には薄い踏み跡もありますが天気がよければ川原歩きの方が快適でしょう。 |
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七ノ沢から2時間弱で今日の野営場所八ノ沢出合に到着しました。 | |
テント場には10張位のテントが張られました。 やぶ蚊が煩いキャンプサイトです。 |
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ほろしり氏とテントを張ってゆっくりと寛ぐことが出来ました。 風もなく雨にあうこともない静かな一夜でした。 |
八ノ沢出合キャンプ場〜八ノ沢カールまで
朝5時前にはキャンプ場を出発し、暗い八ノ沢川畔を歩きます。 しばらくすると目指すカムイエクウチカウシ山が望まれるようになります。 |
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胸躍らせながら八ノ沢の川原を遡上します。 カムエクがどんどんと近づいてきます。 |
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間断なく続く徒渉も水量少なく問題はありません。 | |
ほろしり氏もこの辺りでは余裕のポーズです。 | |
1時間半くらい歩くと最初の氷結した巨大デブリが現れます。 | |
二つ目のデブリが三方から沢が集まる三股です。 |
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三股に流れ落ちる滝。 | |
こちらは八ノ沢の本流滑滝です。 | |
低木の林や枯れた沢ガレたルンゼや岩登り続け、八ノ沢をどんどん詰めてゆきます。 | |
八ノ沢は傾斜を増して滝になります。 ここら辺りは草付の脇道を慎重に登ります。 |
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最後は涸れてゴーロ沢となります。 この辺の湧水なら飲用可能でしょう。 |
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八ノ沢出合のキャンプ場から3時間半、ようやく八ノ沢カールにつきました。 | |
ここで渓流地下足袋を登山靴に履き替えです。 地下足袋だと岩に指先をぶつけて飛び上がることもありました。 |
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カールには昭和45年の福岡大学ワンゲル部のヒグマに斃れ遭難死した三人の若者の慰霊碑が立っていました。 | |
青山に眠れる御霊 |
八ノ沢カールからカムイエクウチカウシ山へ
カールから見上げるカムエク山頂です。 | |
稜線間近です。 | |
ここら辺りは花が百花繚乱です。 そしてヒグマの掘り返し跡が随所に見えます。 もちろん真新しい?落し物も。 |
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カムエクの反対側には見事な円錐形のピラミッド峰が屹立しています。 | |
稜線に登りつきました。 カムエクから派生する尾根です。 |
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目指すカムエクは近くに見えるがまだまだ遠いです。 | |
こちらはヤオロマップ岳方面。 | |
稜線上はハイマツと岩場を越えてゆく。 北海道の高山は大概このようなハイマツと岩場です。 最後はやせ尾根となって緊張を強いられます。 |
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山頂直下から登ってきた八ノ沢を望む。 カムイエクウチカウシとはクマも転げ落ちるような山という意味があるそうです。カール側はスパッと切れ落ちています。 |
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あえぎあえぎ山頂に飛び出すと・・・・。 山座同定は出来ませんでしたが、一応北方の幌尻岳方面です。 |
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思わず万歳三唱です。 | |
ほろしり氏とがっちり握手。計画を立てて3年ぶりに山頂を踏みました。 | |
こちらにはガスが忍び寄ってきました。 | |
一等三角点百名山99座目です。 山頂標識もなく三角点だけの山頂は、これまた山深き日高連峰の趣があってよいですね。 |
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ピラミッド峰も下方に見えます。 日高の山々をしっかりと目に焼き付けている間に、どんどんとガスが上昇してきました。 40分ほどの山頂スティの後,往路を慎重に下りました。 |
カムエク山頂・八ノ沢カールで見た草花