西上州の山ー2

(鹿岳・四ッ又山・黒滝山・立岩・烏帽子岳)

鹿岳 カナダケ 標 高 1015m 関東百名山

山 域

西上州
登 山 記 録
登山月日 2006年10月21日
登山経路 群馬県南牧村下高原登山口10:35〜鹿岳11:55/12:05〜登山口13:00
行動時間 登り1時間20分 下り55分 合計2時間25分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 登山口まで舗装道路 駐車場に難あり
トレイル 急坂であるがジグザグ切ってある
水場・トイレ なし 
その他 鹿ノ岳(カノダケ)が訛り、カナダケになる

山行記


鹿岳山頂は特異な岩峰の上にある(後方は妙義山)

下仁田町から上野村や信州・佐久に通じる道を南牧村に入ると右側に三本の岩を立てた特異な岩山が見える。西上州は自然の造形の芸術的な岩山が多く見られるが鹿岳もその代表的な山である。
登山口は岩山の後ろの下高原にあり、急坂の杉林を一ノ岳と二ノ岳の鞍部に登る。鞍部から高い方の二の岳には鎖場とロープが下げられた岩場を越えて山頂に着いた。山頂からは妙義山が目の前に見えていた。


四ッ又山 ヨツマタヤマ 標 高 900m ぐんま百名山 山 域 西上州
登 山 記 録
登山月日 2018年11月15日
登山経路 南牧村大久保登山口8:35〜天狗峠〜四ッ又山10:05/10:15〜登山口11:05
行動時間 登り 1時間30分 下り 50分 合計 2時間30分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 南牧村大久保集落の「鹿岳・四ッ又山登山口」まで舗装道路
トレイル 一部急登もあるが概ね快適トレイルが続く
水場・トイレ 登山口山中に水場・toiletは無い
その他 奇岩の鹿岳の高展望台
山行記


四ッ又山山頂と鹿岳

大久保集落に入るとすぐに「鹿岳・四ッ又山登山口」の看板が目についた。鹿岳に直とする登山口はさらにこの奥である。地元の古老に駐車場所を教えてもらい登山道に入った。沢筋を少し上って杉林に入るとマメガタ峠から鹿岳への道が分かれていた。杉・ヒノキ林を登り、雑木林の急坂を上って尾根に着くと小沢からの道が合わさっていた。さらに雑木林を登ると天狗峠であった。天狗峠からの尾根道を緩く登ってゆくと鹿岳が樹間に姿を現した。最後は切り立った急坂の尾根道を登りあげて四ッ又山山頂に着いた。「下仁田富士」と呼ばれる四ッ又山、さすがに展望がよく眼前の鹿岳の威容や浅間山方面山麓の南牧村・下仁田市街地の展望が開けていた。軽食を取りながら休憩し往路を下った。下山中には数名のグループと夫婦登山隊とスライドし、鹿岳を眺める四ッ又山が人気の山であることを知った。


黒滝山 クロタキヤマ 標 高 870m ぐんま百名山 山 域 西上州
登 山 記 録
登山月日 2018年11月15日
登山経路 南牧村不動寺6:35〜黒滝山7:15/7:25〜不動寺8:00
行動時間 登り 40分 下り 35分 合計 1時間25分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 不動寺まで舗装道路
トレイル 不動寺から遊歩道を登り「小沢・黒滝線」の林道終点まで その先杉林の赤布追う
水場・トイレ 不動寺駐車場にtoiletある
その他 黒滝山というピークはない  馬の背黒・九十九谷など黒滝山不動寺後背の山の総称
山行記


黒滝山山頂を示すJPS


不動寺の鐘楼と・岩窟にある本堂

「ぐんま百名山黒滝山」は黒滝山・不動寺の後背にある馬の背や九十九谷などの岩場や小ピークを総称している山であるが、スマホのJpsを開くと黒滝山というピークもあるようだ。
早朝不動寺の駐車場に車をつけ、鐘楼のある不動寺まで延びる車道を歩いた。終点の不動寺では住職夫人と思われる方から「お早うございます」というあいさつを受けた。情報を聞こうと思ったが機会を逃してしまい住職の住居の裏手に延びる自然探勝路に入り、数分で「小沢・黒滝探勝路」に出た。車の轍もあるので林道かと思われる道でJPSを確認して黒滝山方面に進んだ。15分ほどで探勝路は終点になっていてその先には登山道もなかった。怪訝に思いながら杉林に目をやると赤布が下がっていたのでそれに従い杉林を尾根まで登りあげるとJPSが示す黒滝山山頂であった。標識も三角点もないピークであるがJPSが指し示す黒滝山であることを確認して朝食をとり写真撮影の後下山した。不動寺の鐘楼付近から見上げる岩峰などに修験の黒滝山であることをを知った。


立岩 タツイワ 標 高 1265m 関東百名山

山 域

西上州
登 山 記 録
登山月日 2006年10月21日
登山経路 南牧村大上登山口14:20〜西立岩山15:20/15:25〜登山口16:00
行動時間 登り1時間 下り35分 合計1時間40分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 登山口まで舗装道路が延びる
トレイル 杉林を歩いて最後は岩登りになる
水場・トイレ なし
その他 西上州のドロミテと呼ばれる特異な岩峰

山行記


南牧村大上部落から見上げる立岩


西立岩山頂と山頂からの眺め


紅葉の岩峰と山頂への鎖場

段々畑の上に衝立を二つ並べたような岩がそそり立ち、その牧歌的な風景は西上州のドロミテと謳われている。南牧村の星尾へ入ると周囲の特異な岩峰が随所に見られ思わず目を瞠る。その中でも立岩は荒船山の前衛を務め素晴らしい眺めである。
登山口は線が滝の先にあり、ここも杉林の中に延びている。西立岩の岩峰に取り付くと岩の割れ目に鎖が取り付けてあり安全に東立岩との鞍部まで登ることが出来る。鞍部からは岩峰の裏側の潅木の中を登り、岩登りのスリルも感じることなく西立岩山頂にたつことができた。隣の東立岩に映える紅葉や近くの岩山の景色を楽しんだ。


烏帽子岳 エボシダケ 標 高 1183m 日本の山1000

山 域

西上州
登 山 記 録
登山月日 2006年11月30日
登山経路 南牧村大仁田ダムの先登山口10:40〜郡界尾根〜烏帽子岳12:00/12:10〜登山口12:50
行動時間 登り1時間20分 下り40分 合計2時間10分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 登山口まで舗装道路
トレイル 踏み跡薄い郡界尾根に廻らなくても短縮コース有るが厳しい急登が続く
水場・トイレ トイレは登山口手前のダム休憩場所にある 水は沢水取れる
その他 山麓から見るとまさに烏帽子の山容を見せる

山行記


祠の立つ烏帽子岳から西上州の奇岩の峰を見る


大仁田ダム湖への道から

南牧村役場付近から大仁田ダムを目指す。最近竣工したばかりの大仁田ダムの下流には休憩舎やトイレの設置された憩いの場所になっていた。
烏帽子岳への登山口は休憩舎からすぐ先にあった。
小さな沢に添った登山道に入り、やがて稜線までの急坂になる。この辺りでは踏み跡も薄くなり登山者が余り入らない山を実感する。稜線に登り山頂かと思う山に登りつくと少し離れた下方に烏帽子岳が見える。高度50mほど下ると鞍部になって登ってきた沢筋からもう一本の登山道が延びていた。どうやら易しい回り道をしてきたらしい。そこからは岩場を一気に登って烏帽子岳山頂に着いた。
西上州の特異な岩峰が見えるがなんだかみんな同じような奇峰である。少し休んだ後鞍部に下り、短縮コースの急坂を転げ落ちるように沢筋に下り、登山口に戻った。

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