百松沢山 ヒャクマツサワヤマ 標 高 1038m 日本の山1000 山 域 札幌市近郊
登 山 記 録
登山月日 2017年4月8日
登山経路 平和霊園7:00〜宮城の沢二俣8:40〜百松沢山北峰11:00/11:15〜南峰11:40/12:20〜北峰12:40〜二俣〜平和霊園15:20
行動時間 登り 4時間40分 下り 3時間  合計 8時間20分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 平和霊園まで舗装道路
トレイル 100%残雪を踏むがぜんたいの40%くらいは宮城沢川沿いの林道跡
水場・トイレ 沢水とれるが飲用は? toiletは入山口にあるがこの時期閉鎖中
その他 山頂付近まで樹林帯
山行記


平和霊園から宮城沢を行


崩壊寸前のスノーブリッジを越えて・北峰まで1キロ地点


百松沢山北峰・南峰

初めての北海道雪山山行の皮切りは札幌市郊外の平和霊園から百松沢山である。平和霊園から宮城沢沿いに林道跡を行くが、3カ所のスノーブリッジは崩壊寸前であった。支沢が合流する二俣で一息入れ樹林帯に延びるトレースを追うと百松沢山北峰まで1キロの標識があった。ここまで標識はないもなかったので安堵する瞬間である。登山口から4時間も掛かって北峰に登り着いたが、山頂は強風が吹き荒れていた。強風の中南峰に回ると4年前登った神威岳が目の前で懐かしかった。
南峰を下って樹林帯でランチ休憩を取った後北峰に登りかえして往路を下った。北峰直下ではスキーをはいた2名、スノーシュー履いた1名の女性とスライドしたが、土曜日にもかかわらず他の登山者とは会うことが無かった。札幌市民の雪山登山の人気の山であることを聞いていたので何だか拍子抜けの百松沢山ではあった。

 
北峰から見る南峰・南峰から定山渓神威岳


定山渓天狗岳 ジョウザンケイ
テングダケ
標 高 1145m 白旗史朗日本百一名山

山 域

定山渓
登 山 記 録
登山月日 2006年8月8日
登山経路 白井二股7:15〜林道登山道入口7:45〜山頂9:40/10:00〜林道11:15〜二股11:50
行動時間 登り2時間25分 下り1時間50分 合計4時間35分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 二股の入山口までは舗装道路
トレイル 熊の沢を詰めるので、山頂に近くになるにつれて急登になり相当荒れている
水場・トイレ なし
その他 ヒグマに遭遇する

山行記


山麓から見る定天山頂

2006年北海道山行はここがスタートである。
小樽から朝里川を通って定山渓に入ろうと車を進めると、朝里川ダムから先が道路工事のため夜間通行規制されていた。6時からの開通ということで、その間に買い物やらいろいろと用事を済ませることが出来た。
登山口に向かって走っていると、突然林の中からヒグマが飛び出して私の車が通り過ぎるのを待って道路を横断した。そして反対側の林に消えて行った。北海道の手洗い出迎えに一瞬ギョッとするのであった。
登山口の白井二股には天狗小屋という小さな避難小屋があり、ここから林道を30分ほど歩かなければならない。ヒグマの出迎えに少々ナーバスになるがここでやめる訳には行かない。クマ除けの鈴とラジオのボリュームをいっぱいにして更にホイッスルを絶え間なく吹き鳴らしながら林道を進む。林道登山口には大きな看板がかけられていて間違うことはない。たまに高巻くこともあるが常に熊の沢の脇道をを上り詰めて行き、どんどん傾斜がきつくなり大汗を搾り取られる。
最後は涸れたゴーロ沢となり、山頂岩場にたどり着く。北海道には珍しい大きな岩塊の山頂であるがしっかりと鎖やロープが下げられていて安心して山頂を踏むことが出来た。
眼下にはダム湖のさっぽろ湖が光り輝いていた。


神威岳 カムイダケ 標 高 日本の山1000

山 域

定山渓

登 山 記 録
登山月日 2013年9月7日
登山経路

百松橋登山口6:40〜林道終点8:00〜厳望台〜神威岳10:45/11:20〜登山口14:35

行動時間 登り 4時間5分 下り 3時間15分 合計 6時間55分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 酒井さん夫婦と3人で

情  報

アクセス 百末橋まで国道を走って200mほど砂利道を進む
トレイル 林道終点からの登山道も良く整備されていて快適トレイルであった
水場・トイレ 沢水取れるが飲用は? 登山口に簡易トイレあったが使用は出来そうもない
その他 子どもでも登れる神威岳とガイドブックにあったが登り4時間・下り3時間を要した

山行記


巌望台から神威岳が見える 神威岳山頂で酒井さん夫婦と

三泊四日お世話になった酒井さんご夫妻との2度目の登山である。長沼を6時前には出て百松橋にはは6時半前に着いた。百松橋をわたって200mほどすると大きな駐車場があり神威岳の登山口であった。
登山支度をしてその先の林道ゲートをくぐる。林道を進むと神威岳の山頂を見ることが出来た。登山道はやがて林道をショートカットして樹林田に入って行く。そして再び林道に出た。通行許可を取ったと思われる般車両が一台下ってきた。その先が林道終点で登山口標識も立っていた。本格的登山道に入ると椴松などの林の中緩く登って行き、急坂を登りきると尾根に出た。ここで大きく休憩していると2人組の山ガールが追い越して行った。緩い勾配の尾根道を進むと少し下り勾配になり神威岳の山体に取り付くと神威岳が目の前に迫ってきて巌望台であった。ここからは一気に傾斜がまして神威岳の岩稜を巻きながら登りきるとダケカンバの下の神威岳山頂に着いた。
追い越していった山ガールが寛いでいた。岩稜の山頂かと思ったが、ダケカンバが茂る山頂は以外であった。一昨日の疲れが取れないまま登った酒井さんは疲労気味であった。私はこれからもチャンスがあれば北海道の登山を楽しむつもりだが、酒井さんご夫婦との山頂はここ神威岳が最後かなと思うのであった。
山頂で昼食を取りながら休憩し下山したが、酒井さんの足は更に遅れがちであった。登山口に戻った後は今回の山行で頂いたご厚情に御礼を言ってお別れした。


林道ショートカット入り口・下山後酒井さんと登山口でお別れした

 


無意根山 ムイネヤマ 標 高 1481m 日本の山1000

山 域

定山渓

登 山 記 録
登山月日 2013年8月5日
登山経路

林道駐車場8:20〜宝来小屋8:55〜無意根小屋9:50/10:00〜稜線11:50〜無意根山12:30/12:40〜無意根小屋14:50〜宝来小屋15:40〜駐車場16:10

行動時間 登り 4時間10分 下り 3時間30分 合計 7時間50分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 酒井さんご夫婦と3人

情  報

アクセス 登山口に入る林道は相当荒れている
トレイル 無意根小屋から先は泥濘水溜りあるが概ね良く歩かれている
水場・トイレ 無意根小屋にトイレ水場ある
その他 尾根に着いても山頂までは1キロ以上歩く

山行記


林道を35分歩いて宝来小屋の登山口につき・登山道を1時間分歩いて無意根小屋に着いた


笹と小潅木のトンネルをくぐって無意根山山頂に着いた

4年ぶりの酒井さんご夫妻との同行登山である。
定山渓の先の無意根山登山口の林道に入ったが、酷い荒れ方で車の底を擦りながら林道を進む。酒井さんの車であって申し訳なく思うのであった。車は林道を2キロほど入った地点で通行止めになっていた。ゲートの横の駐車場に車を止めると後続の車も一台続いていた。

林道を30分ほど歩くと登山口の宝来小屋で、以前はここまで車が入れたのであるが、今は林道路肩決壊で入ることは出来ない。小屋で登山届けに記帳し登山道に入る。札幌近郊の山でとてもよく歩かれた登山道が続いていて無意根小屋までは1時間の行程であった。少し傷みも目立つ無意根小屋前で軽食を取り暫し休憩した。
無意根小屋を過ぎると登山道は一変し、ロープ場・水溜り・泥濘道となっていた。補助ロープも下がる二度目の長い木製階段を登りきると笹原の中に切り開かれた登山道となり無意根山山頂稜線が目に飛び込んで来たが、まだまだ遠くに見える。笹原の中を進んで山頂稜線に届いたかと思う頃豊羽元山からの道を合わせる。そして山頂まで「1.2キロ」の看板が立っていて、ちょうど元山からの登山者が登ってくるところであった。まだ30分近く掛かることを覚悟して笹原と小潅木のトンネルの稜線を黙々と歩く。途中所々に潅木が切り開かれて展望地となっていたが、残念ながら山頂稜線を歩く頃になると霧が上がってきて展望は得られなかった。そして歩き始めて4時間後正午過ぎに無意根山山頂に着いた。追い越していった元山からの登山者が一人休んでいる。日本海側からの風が強く風下にいても体が冷えてきては昼食をとった後は下山に掛かるしかなかった。下りも足元悪くそれほど時間短縮は出来なかったが16時過ぎには駐車場所に下り、荒れた林道を走って豊平峡の温泉に浸かって疲れを落とした。

 

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