北上山地中部の山
(十二神山・鯨山・片羽山・石上山・六角牛山・氷上山)
十二神山 | ジュウニシンザン | 標 高 | 731m | 標高1003 | 山 域 | 重茂半島 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2016年10月28日 |
登山経路 | 自衛隊十二神山基地〜十二神山往復8:50〜9:15 |
行動時間 | 合計 約30分の滞在 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 曇 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 十二神山基地は山麓から砂利道が続く |
トレイル | レーダー基地内を歩く |
水場・トイレ | − |
その他 | 基地の事前許可が必要で一等三角点まで隊員により案内される 基地施設の撮影禁止 |
山行記 十二神山の一等三角点・山田町鯨山方面を望む 航空自衛隊レーダー基地の山十二神山の入山には事前許可が必要である。一月ほど前に電話で申し込みをすると「入山許可申請書」が郵送されて、住所・氏名・年齢・入山目的などを記入して返送しておいた。申し込みの9時前に山麓のアクセス道路に車をつけると電話ボックスがあり申し込み内容を話すと遠隔操作された踏切式のゲートが明けられ、山中の自衛隊専用道路を2キロほど走ると中間ボックスがあり再び電話し専用道路を進と基地入り口のゲートに着いた。隊員の指示に従って駐車場に車をつけると案内の隊員が駐車場所を指示して一等三角点まで基地の内容などを話してくれながら案内してくれた。10分ほどの山頂であったが山頂付近は工事中で三角点はコンクリートブロックで保護されていた。三角点をカメラに収めた後は隊員とともに駐車場に戻った。 主に北方方面の警戒をしているそうである。施設をカメラに収めることは禁止されていたが、基地内から見る遠望の撮影は許されていた。基地内には休養場所もあって地元住民や地元小学生が許可を取って登ってきていることも教えてくれた。 案内の自衛隊員とゲートの係員にお礼を言って専用道路を下った。 |
鯨山 | クジラヤマ | 標 高 | 610m | 日本の山1000 | 山 域 | 北上山地 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2015年4月28日 |
登山経路 | 陸中海岸青少年の家6:05〜鯨山7:50/8:10〜登山口9:35 |
行動時間 | 登り 1時間45分 下り 1時間25分 合計 3時間30分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 青少年の家までは舗装道路 |
トレイル | 良く整備されているが稜線のアップダウンと山頂直下の急登は厳しい |
水場・トイレ | 自販機・トイレともに登山口の陸中海岸青少年の家にある |
その他 | 津波災害の山田町を見下ろす須山 |
山行記 津波災害の山田町を見た山 鯨山のふもと山田線波板駅に車を付けたが、駅舎の跡形もなく、津波災害の爪痕残り山田線の復旧は少しも進んでいない。復興工事の工事関係の仮設事務所や宿舎が林立していた。こちら方面から鯨山登山道はないことが分かり、鯨山登山口になる「陸中海岸青少年の家」に廻った。駐車をお願いすると、登山届を出すように指示され、事務所の登山届帳に記帳して登山道に入った。 緩い尾根を歩いて稜線に着いたが、稜線はアップダウンが連続し、目の前に見える鯨山山頂までは結構厳しい登山道が続いていた。最後は岩場も現れて一気の急登になり、ロープを頼りに鯨山神社の祠の後ろに登り付いた。岩場の急坂を登ったので、尖った山頂かと思いきや、山頂は東西に長く広く、避難小屋もある山頂公園の趣であった。眼下の船越湾を眺めながら朝食を摂った。静かな船越湾に津波を想像することはできなかった。20分ほど滞頂の後往路を下った。 |
片羽山 | カタハヤマ | 標 高 | 1313m | 日本の山1000 | 山 域 | 北上山地 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2015年4月28日 |
登山経路 | 青の木橋先登山口12:00〜五合目13:10〜片羽山14:10/14:20〜登山口15:55 |
行動時間 | 登り 2時間10分 下り 1時間35分 合計 3時間55分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 笛吹峠の大槌町側の青の木橋から砂利道を2キロほど入る |
トレイル | 四合目まで緩い快適トレイルが続き、七合目付近からは少し傾斜が増して山頂へ |
水場・トイレ | 山中にはトイレ水場ともにない |
その他 | 地元では片葉山と呼ばれているらしい |
山行記 山頂直下は急登を凌ぎ方は山山頂へ 「陸中海岸青少年の家」に下り、下山の報告をした後は、三陸海岸を南下、こちらも甚大な被害を受けた大槌町で、海岸から離れて遠野方面の笛吹峠を目指した。大槌町も海岸から離れると、被災者の仮設住宅や復興工事関係の仮設建物が林立していた。 笛吹峠まではまだ少しある手前の青の木橋の袂に「片葉山登山道入り口」の看板を見て地道に入り、砂利道を2キロほど走ると片羽山登山口であった。「片羽山」が地図上の山名であるが、入口の看板類は「片葉山」になっているが理由は分からない。 登山口でラーメンを作って昼食をとった後、登山道に入った。ブナやダケカンバの中、林道跡とも思える広い登山道が緩く続き、ここも快適トレイルである。四合目標識からは本格的登山道になっていたが、相変わらず緩い勾配が続き、六合目付近に来ると片羽山が見えてきたが、東面にはまだ雪が付いている。七合目付近からは所々残雪を踏みながら急登を登るようになった。 20分ほど急登を凌いで大汗かいて片羽山山頂に着いた。すぐ近くに遠野三山の六角牛山が見えていた。山頂直下には片葉山神社が祀られていて、やはりここも遠野物語の舞台であるのかなと思わせられた。連日休みない登山で少し疲れが出てきて、下りの時に腰・膝が痛むが、慌てずゆっくりと片葉山の快適トレイルを下った。 片葉山登山口と広く緩いトレイル |
石上山 | イシガミサン | 標 高 | 1038m | 日本の山1000 | 山 域 | 北上山地 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2015年4月29日 |
登山経路 | 石上山登山口5:40〜駒止6:20〜石上山北峰7:10〜石上山7:25/7:40〜駒止8:30〜登山口9:05 |
行動時間 | 登り 1時間45分 下り 1時間25分 合計 3時間25分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 登山口まで舗装道路 |
トレイル | 駒止から北峰までは急登が続き、中宮から上は鎖場・梯子が連続する岩場 |
水場・トイレ | 駒止までは沢水取れるが飲用は? トイレは登山口にもない |
その他 | 遠野三山の一等三角点峰 |
六角牛山 | ロッコウシサン | 標 高 | 1294m | 日本の山1000 | 山 域 | 北上山地 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2015年4月29日 |
登山経路 | 峠登山口10:05〜六角牛山11:30/11:55〜登山口13:00 |
行動時間 | 登り 1時間25分 下り 1時間5分 合計 2時間55分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 峠登山口までは県道入口から5キロほど砂利道の林道を走る |
トレイル | 四合目付近からは岩礫の荒れた急登は厳しいがその他は快適トレイルが続く |
水場・トイレ | 登山口・山中に水場トイレはない |
その他 | 早池峰・石上山と遠野三山 |
山行記 峠登山口から見る六角牛山・その山頂(後方は片羽山) 石上山を降りた後は遠野市街地に戻り、昨日片羽山から遠野市内に来る際に確認してあった六角牛山登山口に走った。県道わきに立つ案内看板に導かれ、砂利道を5〜6キロ走ると登山口に着き、こちらは先行したものと思われる5台ほどの車が停まっていた。遠野三山やはりネーミングの良い六角牛山の方が人気があるようだ。 私の車に続いて到着した後続の2台の3人と同じ時間の出発になった。一人は撮り鉄で六角牛山山頂から釜石線を走る列車を取りに来たといって速いスピードで先を行った。六角牛山、名前のように優しい登山道は初めのうちだけで、四合目付近からは岩礫の中の一気の急登になっていた。同時に出た若者がグングン登って行くが、私は自分のペースで休み休み登った。それでも傾斜が緩んだ八合目付近では写真を撮りながら登る中年先行者に追いつくことができた。 緩くなった山頂稜線を進んで、登山口から1時間30分ほどで六角牛山山頂に登り付いた。山頂からは遠野盆地などの展望が開けていましたが、春霞でよくは見えませんでした。昨日登った片羽山だけは眼前に見えていた。リンゴをかじりながら、後から続いた登山者と山談義しながら30分近くも滞頂だ。 下山は岩礫の下りで足を滑らせないように慎重に下り、13時には登山口に下りついた。 |
氷上山 | ヒガミサン | 標 高 | 875m | 日本の山1000 | 山 域 | 北上山地 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2015年4月29日 |
登山経路 | 玉山コース林道登山口14:55〜祈祷が原16:10〜氷上山16:25】/16:30〜登山口17:35 |
行動時間 | 登り 1時間30分 下り 1時間5分 合計 2時間40分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 玉山温泉先の林道から砂利道の支線を1キロ入る |
トレイル | 稜線歩きが長いが快適トレイルが続く |
水場・トイレ | 登山口付近で水取れるがトイレは山中にはない 祈祷が原に避難小屋あるが |
その他 | とにかく稜線に上がってからが長いコースだ |