伊那山地の山

(守屋山・高鳥谷山・戸倉山・大西山・鬼面山)

信州百名山 守屋山 モリヤサン 標 高 1650m

山 域

伊那山地
登 山 記 録
登山月日 2002年5月10日
登山経路 杖突峠〜登山口12:35〜守屋山13:17/13:40〜登山口14:20
行動時間 登り50分 下り40分 合計1時間45分(休憩時間含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 杖突峠から
トレイル 緩やかなトレイル
水場・トイレ 杖突峠から先になし
その他  
山行記

杖突峠が守屋山の登山口になっているが、登山道は車で更に林道を10分ほど走る。
「高遠長谷部アジア公園」(創設者 長谷部平吉文学博士)成る怪しげな名前のつけられた一帯には、場違いなモンゴル風の包(パオ)も設けられている、更に人生訓風の標語板が立てられていて、この自然の中には馴染まない。しかしその中にひとつ見つけたる名言は「人生見かけほど悲しいものではない」(尾崎涙香)と言うものであった。

林道の途中から登山道に入る。緩やかな登山道の脇には「ヒトリシズカ」の花が群生していて賑やかである。
ポツリポツリと雨も降る中、一人占めの山かなと思うが、30分も歩く頃山頂手前で賑やかな学校登山の団体と遭遇でする。小学校中学年であろうか、皆元気に挨拶をして気持ちが良いものだ。私も負けないように挨拶して幼き頃を思い出すのである。
45分で登りついた頂上は展望が得られない。方位盤に書かれた山座をイメージして一休み。

山頂標識の脇に看板あり
山は命の母  森は動物の故郷 自然は地球の宝

諏訪湖を見下ろすこの高台は天気が良ければ素晴らしい展望が開けているのだろうと思うと少し残念に思うが、承知してきた空模様またの機会もあるというものか。
高遠町によって良く整備された森林の中のトレイルを急ぎ下った。

 


高鳥谷山 タカズヤサン 標 高 1331m - 山 域 伊那山地
鷹射ち場山 タカウチバサン 標 高 1407m - 山 域
登 山 記 録
登山月日 2015年9月19日
登山経路 高鳥谷山山頂車横付け14:30〜14:50 新山峠15:15〜鷹射ち場山稜線散策〜新山峠16:30
行動時間 登り 下り 合計 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 高鳥谷山までは高遠町・駒ケ根市方面からも新山峠経由で舗装道路が延びる
トレイル 高鳥谷山は山頂公園 新山峠から鷹射ち場山を経て三界山まで遊歩道がある
水場・トイレ 高鳥谷山山頂直下にトイレある
その他 高鳥谷山は中央アルプスの展望台
山行記

 
高鳥谷山山頂からの展望

伊那谷を天竜川の左岸沿いに下り箕輪町から伊那市付近に差し掛かると左側に高遠町方面から張り出した尾根が見える。その尾根の先端が高鳥谷山である。ナビを高鳥谷山山頂にセットすると麓の地道から高鳥谷鉱泉から山中の林道に導かれた。林道は途中から随分と荒れてはいたが、轍が残り走行に問題はなかった。山頂付近まで達すると左側から舗装道路が合わさり高鳥谷山の看板が付いていた。左折して舗装道路をわずかに進と、未舗装の道路が右に分岐していて分岐地点にも高鳥谷山の看板が掲げられてあった。未舗装道路を1キロほど進むと終点になり、5〜6台の車が止められる駐車スペースがありトイレ棟が立っていた。
既に高鳥谷神社奥社のある高鳥谷山山頂であった。
山頂からは伊那市側の展望が開けていて天竜川の先には中央アルプスの展望が開けていた。後方には仙丈ケ岳などの展望も見えるのだが今日は霧がかかっていた。山頂直下には東屋もあり地元の住民に親しまれて登られている山を感じた。
高鳥谷山から舗装道路に出て駒ケ根市方面に進むと新山峠であって、ここから三界山までの遊歩道が開けている看板があった。少し歩いてみると鷹射ち場山の三角点があった。さらに遊歩道を20分ほど歩いたが山塊山までは時間がかかりそうなので途中で引き返した。遊歩道にはたくさんのキノコが生えていたが毒キノコの判別が出来ないので採ることはできなかった。

 
高鳥谷神社奥社・鷹射ち場山山頂


信州百名山 戸倉山 トグラサン 標 高 1681m

山 域

伊那山地
登 山 記 録
登山月日 2002年5月22日
登山経路 戸倉山キャンプ場12;10〜山頂13:40/14:00〜登山口14:45
行動時間 登り1時間30分 下り45分 合計(2時間35分休憩時間含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス トグラヤマキャンプ場まで問題はない
トレイル 松林の緩いトレイル
水場・トイレ キャンプ場から先になし
その他  
山行記

 

分杭峠は工事のため通行止めであった。
小渋ダム下まで下って中川峠を越えて駒ヶ根に出た。
伊那富士と呼ばれる戸倉山も間近に来ると山容も見えずにどんな山なのだろうかと想像も楽しい。
きれいに整備されたキャンプ場から登り始めるが、山頂まではこれまた完全整備の緩やかなトレイルが続き、汗のかく間もない。途中ヤマドリの大きな羽根音が印象に残るだけの中、頂上にはノンストップで到着した.。4山連続の最後にして良かったなと思うものであった。
南アルプス・中央アルプス・北アルプスの案内看板が掲げられた山頂からは霞の彼方に山座同定が出きる。深く高い山が連なる伊那谷の中では里山の雰囲気が漂う素晴らしい山だと思った。市民登山・学校登山と親しまれているのが手に取るようだ。
平日のこの日2組の夫婦がすれ違いで下っていった。

 


大西山 オオニシヤマ 標 高 1742m 山 域 伊那山地
登 山 記 録
登山月日 2019年8月14日
登山経路 大鹿村大西山登山口8:40〜山頂3キロ地点9:50/10:00〜大西山11:50/12:00〜登山口14:40
行動時間 登り  3時間10分 下り 2時間40分 合計 6時間 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候 曇┃霧雨
メンバー 親子二人連れ
情   報
アクセス 大鹿村中央構造線博物館の先の登山口まで舗装道路
トレイル 急斜面にジグザグ切ってあるが一部不鮮明なところもある 赤布を見落とさないように歩けば問題なし
水場・トイレ 登山口・山中に水場・toiletはない
その他 昭和36年伊那谷豪雨で山体崩壊し42名の犠牲者を出した悲劇の山
山行記


小広く樹林の中の大西山頂

下青木の大西山登山口に車をつけた。簡易トイレもある数台停められる駐車場であるが、付近の民家は空き家で駐車料金300円の標識があり徴収箱の缶が標識の下に下げられていた。
駐車場からは工事中の沢の橋を渡ってすぐ先に「山頂まで5キロ」標識がある登山道入口であった。イチゴ栽培のハウスの脇を抜けて樹林帯に入ると本格的登山道である。中央構造線に面している東面は急斜面が続き樹林帯をジグザグ切って高度を上げて行く。0.5キロおきに山頂までの距離標識があるのは良い目安である。1キロを30分で歩く事が出来て、1キロおきに休憩を取りながら登って行く。トラバース気味の登山道は一部崩壊箇所もあり足を滑らせたら止まる事が出来ないほどの場所もあった。標高1500mを越える辺りから登山道に笹が被さる中を進み、山頂まで1キロ標識では松川コースが合流していたが、踏み跡は薄かった。台風からの暖かく湿った空気が入り着衣は汗でびしょ濡れになって登山口からは3時間少々かかって12時前に山頂に到着した。小広い山頂は展望は無く、ハエやアブがたかってきて、とても長居できることは出来なかった。おまけに天気怪しくなって雨の心配もあるのでわずかな滞頂で山頂を後にした。下山中には案の定霧雨が舞い始めたがそれほどのこともなく濡れることも雨着を付けることもなかった。私は大量発汗で脱水症状気味で足が攣る事もあったが持参した薬を飲んで事なきを得た。何回か踏み跡を外すムスコに変わって私が先に案内しながら下った。駐車料金を徴収缶に入れて駐車場を後にした。



急登をジグザグ切って登り・最後は笹の被さる登山道を行く


信州百名山 鬼面山 キメンザン 標 高 1889m

山 域

伊那山地
登 山 記 録
登山月日 2002年5月22日
登山経路 R152地蔵峠登山口6:35〜鬼面山8:30/8:40〜登山口9:50
行動時間 登り1時間55分 下り1時間10分 合計3時間15分(休憩時間含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 登山口はR152から上村に伸びるエコーラインの地蔵峠にある
トレイル 尾根道をアップダウン越えて
水場・トイレ 登山口にも無いので事前に準備のこと
その他  
山行記

R152は大鹿村と上村の間が未通区間であるが、南アルプスエコーラインなる林道・観光道路が開いて通行は出きる.。しかし地蔵峠の標高は1300mを越えているので冬季は閉鎖されるのであろうか。
この街道は秋葉街道と言い、遠州春野町の秋葉神社詣での道が諏訪から高遠を通ってこの山間部を貫いていたのである。古い時代の文化の移入路として開けたこの街道筋には平家伝説も残り、都で栄えた文化が今も伝承されている。大鹿歌舞伎・遠山郷の霜月祭りなどである。一時さびれたこの街道も秘境ブームとアウトドア-志向により静かな人気を集めているのである。
地蔵峠は遠山谷と大鹿村の青木川の小分水嶺となっていて、鬼面山まで続く尾根道は程よい傾斜の登山道である。
いきなりカモシカの出迎えにはびっくりするが、緑滴る早朝のこの山の森のシンフォニーには圧倒される。アカゲラ・コゲラの機械的に木を叩くリズム、済んだウグイスの鳴き声にバックグランドサウンドとしてのコガラやルリビタキ、そして物悲しくか細い鹿の鳴き声が響くともうなんとも言えない雰囲気である。良く観察しているとこの深山には不釣合いの山鳩が「ホーホェヨ」と太い小さな声でウグイスの擬鳴をしているようである。実際はコノハズクでウグイスの鳴き声は鳥の中でも垂涎の的であるのだろうか。
森の木々はブナに混じってコナラがありシナノキの巨木も見えて感激がいっぱいで、ここは正に一級品の自然が溢れているのである。
途中から傾斜をました登山道もあまり気になるほどのことも無く、2時間足らずで山頂に到着した。伊那谷南部の展望と中央アルプスが眼前に開けているが春霞でもやっている。後を振りかえると南アルプスが奥茶臼山に隠れて展望はいま一つである。こんな深い山の山頂に櫓が組まれて展望台となっていたが一寸不釣合いと言うものではないだろうか。
10分ほどの山頂スティの後、スキップを踏みながら地蔵峠に1時間で下った。もちろん誰にも会うことのない一人占めの鬼面山である。

 


山行の記録に戻る