武尊山と周辺の山
(武尊山・鹿俣山・迦葉山・鉱石山・戸神山)

武尊山 ホタカヤマ 標 高 2158m 日本百名山 山 域 武尊山地
剣ヶ峰山 ケンガミネヤマ 標 高 2020m 2000m超峰 山 域
登 山 記 録
登山月日 2019年10月31日
登山経路 武尊神社6:45〜須原尾根分岐7:40〜名倉コース分岐8:40〜武尊山9:40/9:50〜剣ヶ峰山11:10/11:25〜武尊沢徒渉点12:35〜須原尾根分岐13:30〜武尊神社14:10
行動時間 合計 7時間30分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 武尊神社駐車場まで舗装道路
トレイル 林道・林道跡を1時間歩き 須原尾根コースは一部鎖場もあるが概ね快適トレイル 剣ヶ峰までは笹原の快適トレイル 剣ヶ峰から武尊沢徒渉地点までは木の根絡まる激坂下り その他は快適トレイルが続く
水場・トイレ 水場は沢水とれる toiletは駐車場にある
その他 時計回りに歩くのが良い
山行記


武尊神社・周回コース分岐


行者ころがしの鎖場・須原尾根から見る武尊山


武尊山山頂と山頂から見る剣ヶ峰山


武尊山←縦走路から→剣ヶ峰山


剣ヶ峰山山頂・剣ヶ峰山から見る武尊山方面


みなかみ町の利根川上流、藤原郷の藤原ダム湖畔公園から宝台樹キャンプ場への道に入り、終点の「裏見の滝」駐車場には夜明け前に着いた。平日というのにすでに数台の車が停まっていて武尊山目指して先行した者がいることが分かり、登山の支度をしているパーティも見えた。駐車場は20台くらい収容できる大きな駐車場で水洗トイレも完備していた。
私も素早く支度をして懐中電灯を灯して5:45に出発した。駐車場のすぐ先に武尊神社があり、神社から先は未舗装の林道で「通行は自己責任で」の看板が立っていた。ゆっくり走れば乗用車でも走れそうな林道を30分ほど歩くと林道終点で、ここにも駐車スペースがあり、川崎ナンバーのミニバンが1台停まっていた。その先は川原状態の洗堀された林道跡が続いていて流れる水を避けながら歩いた。20分ほどで須原尾根への道と剣ヶ峰山への道の分岐に着くと「左:武尊山3.6キロ・右:剣ヶ峰山2.2キロ」の標識があった。剣ヶ峰山へは急登が続くことを知っていたので、迷わず武尊山への登山道に入った。登山道は樹林の中緩く登って行く。途中で単独行者に追い越されたところで登山道脇に腰を下ろして朝食をとった。
須原尾根までの急登をしのいでいる間に再び単独行者に追い越された。何回か武尊山を登っている地元の登山者で「剣ヶ峰直登コースよりこちらを登るのが一般的」と云うことであった。須原尾根に登りつくと「名倉コース」が合流していた。須原尾根は小さなアップダウンを繰り返しながら徐々に高度を上げて行く。途中には「手小屋沢避難小屋」への案内看板もあったが、登山道から小屋を見ることはできなかった。須原尾根はやがて傾斜を増して岩場が現れ鎖場が現れると「行者ころがし」である。2か所の鎖場を乗り越えると須原尾根の終点で高みに立つと目の前に武尊山山頂が見えた。少し下って小灌木と笹原の中の快適トレイルを歩いて武尊山山頂に着いた。登山口の武尊神社からは4時間の行程であった。先行していた登山者と歓談しながら写真を撮ってもらった。朝霧がすっきりと晴れていなくて付近の山々に纏わりついていたのは残念であった。
先行者が中ノ岳方面に向かうと後続の男女パーティが登りついたので山頂を譲って剣ヶ峰山への道に入った。武尊山からは小礫交じりのざれた急坂を下り笹原の中の縦走路を行く。縦走路を少し下ってゆくと反対周りで歩いてきた男女パーテイと行き交った。剣ヶ峰山への中間付近まで来るとすっきりと晴れて武尊山や剣ヶ峰山がくっきりと姿を見せていて癒されるトレイルである。最低鞍部まで下って剣ヶ峰山への登り返しになるが、それほどの急坂もなく武尊神社への下り道に着き、剣ヶ峰山への分岐であった。岩ゴロの道を10分ほどで剣ヶ峰山山頂に登りつくと2名の先行者がいた。剣ヶ峰山は断崖絶壁の山頂で休憩場所もないほどである。来し方を振り返りながら写真を撮った後早々sの山頂を辞した。武尊神社への下山道の日当たりの良い場所でランチ休憩を取り、木の根絡まる悪路の急坂を下って行く。急坂悪路は1時間ほどかかって武尊沢徒渉地点に下った。徒渉点から先は樹林の中よく整備された登山道が続き、前後して歩いていた登山者と山談義を楽しみながら、周回コース分岐から林道終点と下った。林道終点に車を停めた登山者と別れ、今度は長野市から来た63歳の単独行者と冗談交じりの山談義を楽しみながら林道を武尊神社まで下った。コースタイムと大差なく歩けたことがうれしかった。


鹿俣山 カノマタヤマ 標 高 1636m ぐんま百名山 山 域 沼田市
登 山 記 録
登山月日 2019年3月21日
登山経路 たんばらスキーパーク12:10〜ゲレンデトップ12;45〜鹿俣山13:15/13:55〜駐車場14:10
行動時間 合計2時間 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 玉原高原には快適観光道路が延びる
トレイル スキー場ゲレンデトップからシール登行 
水場・トイレ スキー場売店で
その他 鹿俣山は武尊山から派生する尾根にある
山行記


ゲレンデトップから20分ほどシール登行で鹿俣山山頂



お彼岸の中日「たんばらスキーパーク」は家族連れのスキーヤーでにぎわっていた。とてもゆるい傾斜のスキー場でまさに初心者用スキー場である。リフト2本乗り継ぎゲレンデトップに着き、リフト看視員に鹿俣山頂に登ることを告げシールを付けて樹林帯に入った。緩い勾配の山頂稜線にはスノーシューやスキーのトレースが残っていた。シール登行を楽しみ程の事もなく20分ほどで山頂直下に着いた。夫婦登山隊が下りてくるところであった。ツボ足で10mほどの高みに登りきると鹿俣山山頂で、樹幹に山頂プレートが下がっていた。眼下にはスキー場と玉原湖などの玉原高原が広がっていた。左後方には武尊山が白く輝いていて、右側奥には谷川連峰が頭をク雲隠しながらも聳えていた。
山頂をカメラに収めた後シールを外し樹林の中をゲレンデに下って、緩いゲレンデをゆっくりと滑降した。


迦葉山 カショウサ 標 高 ぐんま百名山 山 域 沼田市
登 山 記 録
登山月日 2019年10月30日
登山経路 迦葉山弥勒寺9:00〜胎内くぐり9:25〜迦葉山10:10/10:20〜弥勒寺11:10
行動時間 登り 1時間10分 下り 50分 合計 2時間10分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 迦葉山弥勒寺駐車場まで舗装道路
トレイル 急坂続きもよく整備されている
水場・トイレ 弥勒寺境内に自販機ある toiletは弥勒寺駐車場にある
その他 弥勒寺は曹洞宗の古刹 講信者の参拝者が多い 途中の胎内くぐりも知られる
山行記


迦葉山弥勒寺と「胎内くぐり」の大岩


迦葉山山頂

迦葉山弥勒寺の駐車場は広くtoiletも完備していた。弥勒寺に参拝した後受付胸の後方にある登山口に入った。登山口には「山頂1.4キロ1時間」の標識が立っていた。樹林帯を行き尾根にとりつくと急坂が続き「胎内くぐり」の大岩の前に着いた。胎内くぐりは「鎖場あり滑落注意」の表識があったので遠慮して巻き道を通って大岩の上部に進む。大岩から先には急登が山頂稜線まで続いていたがそれほどの距離ではなく「御嶽神社」の石碑の立つ稜線に登りついた。平坦な稜線上を10分ほど歩いて三角点のある迦葉山山頂に着いた。山頂標識がなければ通過するほどの特徴のない迦葉山山頂であった。これにて群馬百名山完登である。軽食を摂りながらしばし休憩の後往路を下った。
弥勒寺は講信者が多くバスで乗り付けた信者が境内に登ってくるところであった。



鉱石山 コウセキヤマ 標 高 1205m ぐんま百名山 山 域 川場村
登 山 記 録
登山月日 2018年10月14日
登山経路 「樹利亜」林道入口11:25〜登山道入口11:50〜鉱石山12:40(朝倉山往復40分)/13:40〜登山道入口14:20〜林道入口14:45
行動時間 登り 1時間15分 下り 1時間5分 合計 3時間20分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス R263川場村「世田谷区健康村ふじやまビレジ」の先、喫茶店樹里亜まで舗装道路
トレイル 30分ほど林道を歩き一部泥濘もあるが概ね快適トレイル
水場・トイレ 自販機toiletは日帰り入浴施設の「ふじやまビレジ」で
その他 鉱石山は地図には無い 最高点・三角点は20分藪漕ぎして朝倉山
山行記


最高点の朝倉山・平坦な鉱石山山頂

世田谷区健康村の日帰り入浴施設で鉱石山の登山口を教えてもらった。施設から少し登った先の休業した喫茶店「樹里亜」の前の広い場所が林道入口で駐車可能である。りんどうを30分ほど歩くと仮設トイレのある登山道入口であった。沢沿いに進みやがて山中に入って行くと軌道敷跡に出た。森林鉄道が敷かれていたのだろうかと思う、軌道跡を過ぎると稜線に登り着き休憩地という看板が立っていて先行組の数名が休憩していた。休憩地からわずかな時間で平坦な鉱石山山頂に着いたここにも仮設トイレがあった。まさかここが山頂とは思えず、後方に最高点らしき山頂が見え藪の中に赤布が導いていた。迷うことなく赤布を追うと20分ほどで三角点ピークに立ったが山頂標識も無く怪訝な思いで下山にかかると同年配の男性2名が登って来て「鉱石山の最高点で朝倉山またの名を木賊山」と教えてくれた。往復40分のロスタイムであったが「最高点を踏んだのだからそれも良し」の思いで鉱石山山頂に戻った。山頂で暫し休憩の後往路を下った。


戸神山 トガミヤマ 標 高 772m ぐんま百名山 山 域 沼田市
登 山 記 録
登山月日 2018年10月14日
登山経路 観音寺駐車場8:35〜戸神山9:15/9:35〜駐車場9:55
行動時間 登り 40分 下り 20分 合計 1時間20分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 沼田市下発知の観音寺境内駐車場まで舗装道路
トレイル ハイキングコースとして良く整備されている
水場・トイレ 観音寺に水道・toiletある
その他 三角錐の好展望台
山行記


戸神山山頂

登山口の観音寺に車をつけた。登山支度中に一組の夫婦登山隊が下山してきた。境内を歩いて観音寺にお参りの後後ろに延びる遊歩道に入った。よく整備された遊歩道は山頂まで40分で苦も無くの登れた。眼下には沼田市街地が一望できた。写真を撮っていると反対側から2名の登山者が登り着き暫し山談義した。毎日登山を楽しむものも多い戸神山であることを知った。

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