有峰湖周辺の山
(東笠山・西笠山 鉢伏山)

東笠山 ヒガシカサヤマ 標 高 1687m 日本の山1000

山 域

北アルプス前衛
西笠山 ニシカサヤマ 標 高 1697m -

山 域

北アルプス前衛
登 山 記 録
登山月日 2010年9月25日
登山経路 祐延ダム7:20〜登山口の沢7:35〜東笠山8:50/8:55〜三の沢10:00〜西笠山11:15/12:00〜東笠山13:30〜沢入口14:35〜祐延ダム14:50
行動時間 登り 3時間55分 下り 2時間50分 合計7時間30分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 富山の藪山キング室谷さんと2人

情  報

アクセス 祐延ダムは有峰有料道路
トレイル 東笠山までは沢を詰めてヤブ漕ぎ 西笠山までも沢を詰め最後は藪山
水場・トイレ 水は沢水取れるがトイレは無い
その他 結構楽しめる沢登りと藪山

山行記


祐延ダム〜10分ほどの沢を登る


1時間半ほどで草原の東笠山山頂に登りつく

祐延ダムサイトにある駐車スペースに車を止める。祐延ダムはマス釣りの盛んなダム湖で遠来の釣りマニアが支度をしていた。
堰堤を対岸にわたり、下流側に延びる遊歩道を僅かに下ると小さな沢に出会う。この沢が登山道のない東笠山への登り口である。水量もそれほど無く登山靴でも充分登れる沢だ。今回の山を案内してくれる室谷さんに続いて沢に取り付く。砂防堰堤や小さな滝を巻きながら100も高度を上げると涸れ沢になり、ゴーロの沢を詰めてゆく。300mほど高度を上げると沢は消えて稜線間近となり薮をこぐようになる。藪山には赤テープも下がりしっかりとした踏み跡を追って草原の広がる東笠山に到着した。最高所と思える場所にも三角点は勿論山頂標識などは無かった。
最高所付近で休憩の後、草原から少し下った先にある西笠山がこの山域の盟主であると思い、西笠山を目指す。
草原の端は小潅木の蜜薮である。蜜薮に雨水の溝を探す。一度は溝を下り始めるがJPSで確認し間違えていることを知り草原に登り返す。草原の中に赤テープを発見、後に続くと雨水溝に導かれていた。溝をそのまま進むと(下ると)水も流れていてやがて西笠山方面から流れ下る沢と出会っていた。
西笠山から流れる沢を詰めて行き、終点に達すると薮の中に突入する。長い距離でなく難なく最高点と思しき刈り払いされた場所に到達する。周囲を徘徊するが結局戻ってみると刈り払いされた草叢に二等三角点を発見した。
30分ほど休憩し往路を忠実に下った。


西笠山までも沢を詰め薮をこぐ


草叢の中の西笠山の三角点にタッチ


鉢伏山 ハチフセヤマ 標 高 1782m 日本の山1000

山 域

北アルプス前衛
登 山 記 録
登山月日 2010年9月26日
登山経路 フロヤ谷登山口8:45〜亀谷分岐9:35〜鉱山跡10:05〜鉢伏山11:55/12:35〜鉱山跡13:30〜登山口14:25
行動時間 登り 3時間10分 下り 1時間50分 合計 5時間40分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 富山の藪山キング室谷さんと2人

情  報

アクセス 登山口まで有峰有料道路
トレイル 急坂と長い稜線歩きが続くが比較的良く整備されている
水場・トイレ 水場トイレともに無い
その他 立山・薬師岳の展望にはチョッと遠い

山行記


亀谷分岐


鉢伏山山頂

祐延ダムから10分ほど有峰有料道路を下ると、鉢伏山登山口の小さな看板が立つフロヤ谷に着く。事前に良く調べるか経験者で無いと見落としそうな登山口である。支度をしていると金沢の同年輩氏が単独で登山道に入って行った。登山道はいきなりの急坂でロープが垂らされていて稜線まで200m位はあるだろうか。滑落・落石などに注意し適当な間隔を置いて室谷さんの後を追う。傾斜の緩む稜線までは40分ほどの時間であった。
稜線に着き一息入れて、長い稜線歩きが始まる。最初のポイントは旧道のある亀谷分岐だ。亀谷分岐からは再び傾斜がましてきて20分ほどで鉱山跡の広場に着く。何を採鉱した鉱山かは知らないが、ここにも歴史があったことを知るのである。鉱山跡周辺の山は在来のブナなどとは異なったアカマツやキタゴヨウマツなどの樹相となっていた。溶鉱用に伐採された後に植栽されたものだろうかと思う。
鉱山跡からはゴーロ沢に入り、30分ほど続いていた。沢を詰めると一旦鞍部に下って急坂の登り返しとなる。途中からは展望も開けてきて立山・剱岳、薬師岳方面が輝いているが少々遠く感じるのである。富山湾も実りの富山平野の先にキラキラと輝いていた。山頂手前は刈り払われたような草原で、三角点のある山頂は低木に覆われてアルペンムードが漂っていた。

 

有峰湖畔のキャンプ場


有峰湖周辺で舞茸ゲット


キャンプ場で乾杯


楽しいキャンプでした

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