飛騨山地の山U
(輝山・十二ガ岳・大雨見山)

輝山 テラシヤマ 標 高 2063m 日本の山1000

山 域

奥飛騨
登 山 記 録
登山月日 2012年4月16日
登山経路 乗鞍スカイラインゲート前8:50〜送電鉄塔9:20〜稜線10:20〜輝山11:15/12:00〜小ピーク〜平湯峠14:35/14:45〜スカイラインゲート15:15
行動時間 登り 2時間25分 下り 3時間15分 合計 6時間25分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス スカイライン入口まで舗装道路
トレイル 残雪を踏み
水場・トイレ なし
その他 藪山で残雪期に登る山

山行記


稜線上からの輝山と輝山山頂

乗鞍スカイラインのゲート前に車を停めて、ゲートからスカイラインを100mほど歩き、送電鉄塔NO21の巡視路は夏道がジグザグ切って現れていた。この山は藪山で残雪期に山スキーで登るというのが定番であり、私もそのつもりでスキー道具をそろえてきたのだが、取り付き付近の雪が消えていたので登山靴で登ることにした。鉄塔下まで登ると残雪の斜面が稜線に続いていて、山スキーによる登高のトレースが延びていた。鉄塔下でワカンを着けて緩んだ雪の斜面を登る。途中から林道跡などに出て高度を稼ぐが最後は急斜面を駆け上がって稜線に出た。山頂付近まで皆伐された殺風景な景色が広がっていて痛々しいばかりである。
稜線で一息入れた後伐採地の縁を緩く登って行くが、ここなら私のスキー技術でもなんなく滑る事ができそうだ。稜線上にはツボ足登山者のトレースが残っていたので、残雪期に登る登山者も多いのかと思われる。スカイラインの入山場所からは2時間半ほどで山頂に到着した。伐採地から5分ほどの原生林の山頂もまた少し切り開かれていて、穂高連峰方面の展望が見られたが、穂高連峰は頭を雲の中に隠していた。

暫し休憩の後下山は平湯峠方面に下る。こちらにもツボ足登山者のトレースがあった。輝山から30分ほどの小ピークは展望が利くピークであって眼前のアカンダナ山・安房山そして眼科の平湯温泉が良く見えた。天気が良ければ十石山や穂高連峰の展望も楽しめそうだ。トレースと尾根道を外してダケカンバの樹林帯を下ってしまい、30分ほどロスして平湯峠に下った。平湯峠からはスカイラインを30分ほど歩いてゲート前の駐車場所に下った。


朴の木平スキー場・平湯温泉は眼下に


十二ガ岳 ジュウニガタケ 標 高 1327m 日本の山1000

山 域

飛騨山地
登 山 記 録
登山月日 2010年11月18日
登山経路 林道登山口9:10〜十二ガ岳山頂9:25/9:35〜登山口9:50
行動時間 登り 15分 下り 15分 合計 40分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 登山口までの林道は荒れたダート
トレイル 落葉の道
水場・トイレ 無し
その他 山頂から十二の峰が見えるという山名

山行記


山頂の方位版と展望櫓

安房峠を抜けて旧丹生川村の最初の集落瓜田から大規模林道に入り、更に八本原林道を進むと十二ガ岳登山口があった。しかし登山口からは更に細い林道が延びていたので車を進める。2キロ程ダートの荒れた道を走ると十二ガ岳登山口であった。
落ち葉で隠されがちの登山道を15分ほど進むと展望櫓と方位版の立つ十二ガ岳山頂であった。方位版にはここから見える十二の峰が書かれていたが何れの峰も雲の中で有った。三角点は焚き火で角は崩れ無残な姿である。ビールの空き缶も散らばり登山者のモラルを疑わざるを得ない十二ガ岳山頂であった。

 


大雨見山 オオアマミヤマ 標 高 1336m 日本の山1000

山 域

飛騨山地
登 山 記 録
登山月日 2010年11月18日
登山経路 京都大学飛騨天文台駐車場11:30〜大雨見山山頂11:45〜駐車場12:00
行動時間 登り 15分 下り 15分 合計 30分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 天文台専用道路は一般車進入禁止もゲートは無い
トレイル 笹が被さる煩い遊歩道
水場・トイレ 駐車場で
その他 天文台の山として知られる

山行記


一等三角点の大雨見山山頂

ナビに導かれて京都大学飛騨天文台に向う。天文台近くになると一般車両進入禁止の看板が立つがゲートが無いのでそのまま進むと天文台の駐車場まで入ることが出来た。山頂への案内はないが遊歩道を高見を目指して進むとカヤトの中の煩い道となり、やがてヒノキの造林地の中に一等三角点の大雨見山に立った。

 

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