早池峰山 | ハヤチネサン | 標 高 | 1917m | 日本百名山 | 山 域 | 北上高地 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2024年7月18日 |
登山経路 | 河原坊5:15~小田越5;50/5:55~五合目7:45~稜線分岐8:30~早池峰山頂8:45/9:10~五合目10:05~小田越11:30~河原坊12:00 |
行動時間 | 登り 3時間30分 下り 2時間50分 合計 6時間45分 (休憩時間・ロスタイム含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 | |
アクセス | 河原坊まで一般道・小田越までも続くが小田越付近に駐車出来ない |
トレイル | 小田越までは車道 その先樹林帯は快適トレイル樹林帯を抜けると蛇紋岩の中の巨石ゴーロの登山道が続き稜線上は快適トレイル |
水場・トイレ | 河原坊に自販機とtoiletある 小田越と山頂の避難小屋にトイレある |
その他 | 念願のハヤチネウスユキソウを観た |
山行記 小田越の登山道入口・樹林帯を抜けると 蛇紋岩で輝く・急登の岩場 五合目の先は砂礫の登山道 再び岩場を超えて稜線分岐 門馬コースを合わせて一等三角点の山頂へ
河原坊から小田越しへの県道は土日休日は通行規制されているが平日は通行可能であるので小田越まで走ってみたが小田越周辺は路上駐車禁止であった。河原坊に戻って支度をして車道を約2キロ40分ほど歩いて小田越に着いた。登山道入り口には休憩用のテントが張られトイレもあった。バナナを口にして一息れて登山道に入った。
樹林帯の登山道は木道などもあってとてもよく整備されていた。30分ほど歩いて樹林帯を抜けると様相が一変し、ハイマツ帯の中巨石が積み重なる登山道に変わった。上方を見上げると蛇紋岩が金色に輝いている。ここからはアルペンムードの漂う中を登り上げて行く。登山道わきには早くもお目当てのハヤチネウスユキソウが咲き、タカネナデシコなども目を楽しませてくれる。しかし登山道はさらに厳しくなり、被さるような岩場や岩ゴーロの中を行くのである。ハヤチネウスユキソウが群生する場所には盗掘管理のためか監視カメラが設置されていた。「まぁ急ぐこともないか」と適度に休憩はさみながらマイペースで歩き、登山道入り口からは1時間50分ほどで五合目に登りついた。コースタイムより30分ほど余計にかかっていたが気になるほどの遅れではない。 五合目を過ぎると先行していた高齢夫婦登山者が休んでいた。「あと1時間ですね頑張りましょう」と声かけて先を行く。少し歩くと砂礫の道に代わり快適トレイルが続いていたが長い距離でなく再び岩稜帯の中の登山道に代わり、蛇紋岩の一枚岩に10mほどの鉄梯子が設置されていた。この付近の岩場には紫色のオダマキが目を惹いた。梯子場を乗り越えると稜線は間近で岩場に足場を確保しながら登って行く。稜線に登りつくと剣ヶ峰への分岐の標識が立っていた。 稜線上は木道なども設置された快適トレイルに代わり、登山道わきには数々の高山植物が花開いていた。花々をカメラに収めながら進み、門馬コースを合わせると山頂はすぐであった。最後の岩場を登り切って、避難小屋や社務所の立つ一等三角点の早池峰山頂に着いた。山頂の岩場には注連縄などで飾られていて信仰の山であることが実感された。20年以上も前にムスコト二人河原坊からの正面コースを登ってきたことが思い出されて河原坊からのコースを探したが今は閉鎖されているようであった。その時は河原坊からは2時間20分で登っていたが、今回はコースは違えど3時間半を要していた。一足先についた青年と山頂写真を取り合った。山頂からの展望が得られない中、岩場に腰を下ろして軽食取りながらしばし休憩した。休憩中も3人の若者が登りついたが、休憩も取らずに下って行った。 下山もまた花々をカメラに収めながら下った。樹林帯に入る前には15年も前に登った小田越の反対側にそびえる薬師岳をカメラに収めることができた。小田越直前には雷鳴なって雨がパラパラ舞ったが合羽を着ることもなく車道に出て重たい足を引きずりながら正午調度に河原坊の駐車場に下山した。 早池峰山に咲く花 |