箱根・丹沢の山

(大山・塔ノ岳・鍋割山・大野山・不老山)

日本三百名山 大山 オオヤマ 標 高 1254m

山 域

表丹沢
登 山 記 録
登山月日 2003年2月21日
登山経路 ヤビツ峠7:20〜大山山頂8:30/8:45〜ヤビツ峠9:40
行動時間 登り1時間10分 下り55分 合計2時間20分(休憩時間含む)
天  候 快晴
メンバー 単独

情  報

アクセス ヤビツ峠までは県道
トレイル きれいに整備されている
水場・トイレ ヤビツ峠にある
その他  

山行記


山頂付近から見る富士山と丹沢主脈

佐久のR141を抜けて山梨県に入り、中央道甲府南インターから河口湖・山中湖を経由し御殿場から東名高速道路にのって夜明けの6時に「秦野中井インター」に到着した。

「秦野中井インター」におりると丹沢山塊が大きく聳えている。目指す前衛の大山も目の前である。登山口のヤビツ峠へ延びる林道も秦野の市街からしっかり特定できるが、アプローチがよく分からなくて2,3回通行人に確認し20分くらいの時間をロスする。ヤビツ峠の標高は750mも有り、大山山頂までの標高差は500mくらいで有る。7時前には峠の駐車場に到着した。休日には登山者でにぎわうであろうが、今日は平日の早朝でがらんとしている。それでも3台の車が止まっていて既に先行しているものもあるようだ。これだけ街に近い山であるから毎日登山を続けている者もあって当然と思う。それに今日は雲一つない絶好の天気で丹沢や富士山の展望が期待できるのであるからなおさらである。登り口からきれいに整備され、適度な傾斜の尾根道を急ぐ。山頂近くになると昨夜の雪が残っていて足を汚すこともない。山頂近く迄くると丹沢や富士山の展望が開けていて絶好の撮影ポイントである。昨年から富士山周辺に何回も足を運んだが、こんなに晴れて見えるのは今日が最高である。更に3年も前になるがムスコと二人登った丹沢山から蛭ヶ岳も同定できて大感激だ。しっかりカメラに収めて山頂への急坂を10分ほどあえぐと阿夫利神社奥社の鳥居をくぐって山頂へ到着した。

それほど期待を持っていたわけではないが、神社の建物に占拠された山頂には興ざめで有る。朝日にきらきら光る相模湾を眺めて朝食をとりながらしばし休憩し、往路を急ぎ下った。

 


塔ノ岳 トウノダケ 標 高 1491m 関東百名山

山 域

表丹沢
登 山 記 録
登山月日 2007年4月6日
登山経路 秦野市・大倉山の家6:10〜大倉登山道入口6:15〜駒止小屋(朝食)7:50/8:10〜花立山荘9:20〜金冷しノ頭〜塔ノ岳9:55/10:10〜駒止小屋11:20〜大倉山の家12:10
行動時間 登り3時間45分 下り2時間 合計6時間(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 「大倉山の家」までは市道(登山口に路上駐車するもの多い)
トレイル 30分おきに休憩小屋ある
水場・トイレ 各小屋で(小屋明けは4月中旬)
その他 大倉尾根は急坂と木道が続く

山行記


標高差1200mはある大倉尾根の上部は木製階段が続く


花立から見る登ってきた尾根を振り返る    金冷しにつくと漸く塔ノ岳が見えてきた


塔ノ岳山頂から丹沢山塊の主峰丹沢山・蛭ヶ岳が見える

秦野市「大倉山の家」のすぐ上が塔ノ岳への登山口になっていた。私は駐車料金1000円を払って「大倉山の家」に車を停めたが、登山口周辺の路肩に停めるものが多いようだ。
夜明けも早くなって6時過ぎには登山口に入ることが出来た。しばらくコンクリートの舗装道路を歩き、窯ものの小屋を過ぎると杉林の中の掘割状態の道となる。昨日、三山に登っていささか疲れ気味の体では少しもペースが上がらない。平日というのに早朝登山するものも多く、何人にか追い越されるが気にすることはない。
休憩小屋が30分おきくらいに現れるが、この時期はまだ営業はしていない。3番目の「駒止小屋」で朝食休憩を取る。ここまでも結構な急坂を登ってきたので丁度良い休憩ポイントである。その後、しばらく緩やかな登山道を進み、次の「堀山の家」では短縮コースの二俣からの道を合わせる。ここら辺りが丁度中間点というところである。ここから先が再び急坂となり木製階段が続くのである。息を切らせながらゆっくりゆっくり登る。山頂付近かと思う花立につくと今まで登ってきた大倉尾根を振り返ることが出来る。低山とはいえ、登山口からの標高差はここまで1000mくらいはあるのだろうか。久しぶりの骨っぽい登山に息が弾むのであった。
すぐそこが山頂かと思いきや、一登りした「金冷しの頭」に着くと漸く目指す塔ノ岳山頂が見えてきた。そこから更に20分ほどあえいで丹沢山塊主脈の一峰塔ノ岳山頂に立つことが出来た。山頂付近は2日前に降った雪がそこはかに残り、丹沢主脈の丹沢山・蛭ヶ岳はうっすらと雪を被り白く輝いていた。山頂付近には人馴れした日本シカが登山者にえさをねだっていた。大倉山の家で3時間の所要時間と聞いてはいたが実際は3時間半以上も掛かってしまった。短縮コースもいくつか有るがここはやはり表登山道というべき大倉尾根を登ってよかったなと思うのであった。

 


鍋割山 ナベワリヤマ 標 高 1273m 日本の山1000

山 域

表丹沢
登 山 記 録
登山月日 2008年4月26日
登山経路 表丹沢県民の森林道ゲート5:20〜二俣5:45〜後沢乗越6:35〜鍋割山7:45/8:10〜小丸8:50〜二俣10:00〜林道ゲート10:20
行動時間 登り 2時間25分 下り 2時間10分 合計 5時間(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 県民の森から林道ゲートまで舗装道路 二俣まで西山林道経由で車は入れる
トレイル 人気のトレイルでよく整備されている
水場・トイレ 沢水取れるが飲用は? トイレは登山道にはない山頂小屋で
その他 オーバーユースの山頂

山行記


鍋割山頂小屋とその付近


霧の中に人馴れした鹿が遊ぶ

大倉から西山林道経由で二俣まで車で入ろうとしたが、「この先行き止まり」の看板が目立ち、今は通行規制されているものと勘違いして、三廻部から表丹沢県民の森へ廻る。こちらも途中に林道ゲートがあり車両進入が規制されていた。ゲートには「鍋割山近道」の看板もあり安心する。
ゲート前で車中泊し、翌朝夜明けを待って林道に入る。25分ほどで塔ノ岳・鍋割山登山口の二俣に到着した。川原には大きなテントが二張張られていて、車も乗りつけてあった。西山林道は通行できたようだ。鍋割山へは更に林道を終点まで進み杉林の中に入る。林道終点に着くと車が到着し小屋番が荷揚げの準備をしていた。
花粉症がひどい私はマスクをかけての登山で息が苦しい。杉林を登り、尾根道に出ると後沢乗越である。「今日は一番乗り」かと思っていたが先行した単独行の女性が朝食をとっていた。私も「後沢乗越に着いたら食事を」と思っていたが席を並べて座るわけにも行かないのでそのまま尾根道を登る。結局山頂まで休憩をとることもなく歩き続けた。鍋割山荘の立つ山頂は霧の中であった。山頂標識も三角点も確認できないままベンチで朝食をとった。早い時間にもかかわらず後続の登山者が次々と登ってきた。
連休に入って大賑わいの山頂になるのだろうなと思いながら、小丸に回り、結構急な坂道が続く訓練所尾根を二俣に下った。


大野山 オオノヤマ 標 高 723m 関東百名山

山 域

西丹沢
登 山 記 録
登山月日 2007年4月6日
登山経路 大野山・山頂駐車場〜山頂付近散策15:25/15:45
行動時間 合計20分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス R246山北町・樋口橋の次の信号右折し、案内看板に従うと山頂まで舗装道路が延びる
トレイル 散策用に整備されている
水場・トイレ 駐車場にトイレある
その他 大野山乳牛育成牧場として山頂まで開拓された山

山行記


大野山山頂と乳牛育成牧場として開拓された山頂付近の牧場

大野山への道路を探すのに随分と時間が掛かってしまった。山北駅付近から山北トンネルを抜け樋口橋の次の信号を右折し旧道を50mほど戻ると大野山への看板が出ていた。ここで左折し後は看板に導かれながらグングン進み牧場内でも気にすることなく進むと山頂まで300mの駐車場に着いた。山頂付近まで乳牛牧場として開拓された道をゆっくりと散策した。乳牛などとふれあいを楽しめる家族連れの憩いの公園になっているようだ。


不老山 フロウザン 標 高 928m 関東百山 山 域 西丹沢
登 山 記 録
登山月日 2015年12月12日
登山経路 小山町柳島不老橋林道ゲート5:25〜世附峠6:30/6:35〜不老山7:10/7:25〜世附峠7:45〜林道ゲート8:30
行動時間 登り 1時間45分 下り 1時間5分 合計 3時間5分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 柳島部落終点の山口橋まで舗装道路 未舗装の林道を2キロほどで不老橋の林道ゲート
トレイル 世附峠まで林道を歩き登山道は緩く広い快適トレイル
水場・トイレ 水は林道途中で取れるが飲用は? トイレは登山口にもない
その他 山市場、金時公園からも登山口ある 
山行記

世附峠・不老山山頂

小山町の柳島集落終点の山口橋に車をつけると世附峠から不老山登山の遊歩道案内看板があった。案内板を見て2キロ先の不老橋の林道ゲートを確認の後、近くの金時公園の駐車場で車中泊した。
次の目標もあり夜明け前の5時半にヘッドランプを点けて林道ゲートの先に入った。林道を世附き峠まで着くころには明るくなった。峠からは尾根に取り付き緩い遊歩道を登ってゆく。一旦高みに登りあげ、金時公園からの道を合わせて不老山山頂に続いていた。休憩ベンチの設けられた山頂は箱根山と思う方面が開けていた。


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