富良野岳

富良野岳 フラノダケ 標 高 1912m 花の百名山 山 域 十勝連山
登 山 記 録
登山月日 2022年7月13日
登山経路 十勝岳温泉6:55〜安政火口7:15〜稜線分岐9:35〜富良野岳10:20/10:45〜稜線分岐11:15〜ランチ休憩12:15/12:30〜安政火口13:15/13:30〜十勝岳温泉13:55
行動時間 登り 3時間35分 下り 3時間10分  合計 7時間 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 水沼さん・雨宮さん・萱野さん・佐々木さん
情   報
アクセス 十勝岳温泉までは一般道
トレイル 山すそを巻く登山道は転石多い 稜線分岐からはざれた登山道と木製階段
水場・toilet 登山口にあると思うが未確認
その他 まさに花の名山
山行記


安政火口・稜線分岐


山肌を染めるお花畑を見ながら山頂へ






同じ時期の北海道山行中の水沼さん・雨宮さんと、萱野さん・佐々木さんとの同行登山である。富良野駅で雨宮さんと合流し十勝
岳温泉に走った。平日の6時半ではあったが広い駐車場は8割方埋まっていて、富良野岳の人気の高さが分かるというものである。お互い名乗りあって即席パーテイを編成し、7時前に登山道に入った。
しばらく広い登山道を歩いて安政火口を見て本格的登山道に入った。山裾をトラバース気味に進む登山道であるが、転石が多く歩き易いとは言えない登山道である。小さな沢には雪渓も残っていて高山植物も花開く中を行く。2時間半ほど歩いて上ホロ方面への道を分ける稜線分岐に着いたが、ここまでは前回の記憶はなかった。少しは記憶に残る稜線分岐で一息入れた。
稜線分岐から山頂への登山道の両側はチングルマやハクサンイチゲなどの花々が山肌を染めていた。まさに花の名山の開花に合わせてきたような感じで同行者から歓声が上がりシャッターチャンスの時間が続いた。前回は秋の登山であったので、「この時期に来てよかったな」と思いながら歩いて。稜線分岐からは1時間ほどで一等三角点峰の富良野岳山頂に立った。山頂は虫が多いので登山道を少し下った場所で休憩した。時々晴れ間ものぞいたが原始ヶ原や稜線の先に有る上ホロカメットク・十勝岳などの展望が得られなかったのは残念であった。
下山もまた登山道脇の花々をカメラに収めながら下り、分岐から上ホロ方面への稜線歩きもやめて往路を下った。途中開けた場所でランチ休憩をとって、安政火口を覗いて十勝岳温泉の登山口に戻った。
同時期北海道山行の水沼さん・雨宮さんと旅先での同行が出来たのはとても思い出に残ることであった。


富良野岳 フラノダケ 標 高 1912m 一等三角点百名山

山 域

十勝連峰
上ホロカメットク カミホロカメットク 標 高 1920m 日本の山1000

山 域

十勝連峰
三段山 サンダンヤマ 標 高 1748m 日本の山1000

山 域

十勝連峰
登 山 記 録
登山月日 2005年9月10日
登山経路 十勝岳温泉8:25〜稜線分岐10:15/10:20〜富良野岳10:45/10:55〜稜線分岐11:10〜三峰山12:00/12:25〜上富良野岳12:55〜上ホロカメットク13:10/13:25〜上富良野岳13:40〜三段山分岐15:00〜三段山15:50〜三段山分岐16:35〜十勝岳温泉16:55
行動時間 登り上ホロまで4時間45分 下り 三段山経由3時間30分 合計8時間(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 山友・萱野氏と二人

情  報

アクセス 十勝岳温泉登山口までは舗装道路
トレイル 全体によく整備されているが、かみふらの岳からの下山道は木製階段が続く
水場・トイレ 登山口から先にはない
その他 富良野岳は花の名山でもある


 登山道から見る富良野岳と稜線分岐から見る十勝岳


富良野岳の麓の原始が原




花の名山・富良野岳の山頂直下


一等三角点百名山の富良野岳


富良野岳山頂から十勝岳方面


下ホロカメットク方面


縦走路の真ん中三峰山への途中から富良野岳


上ホロカメットク山頂にて(後方は十勝岳)



上ホロカメットクからの眺め


かみふらの岳からの下山道から見上げる上ホロカメックと十勝岳



下山途中で登り返した三段山 (上ホロと十勝岳が目の前に)

山行記

十勝川温泉の先に舗装された立派な駐車場があり、そこから先が登山道になっていた。安政火口までは車が入れる道路を歩き、やがて山腹を巻く登山道になる。
傾斜も程良く切られた登山道を1時間半ほどで稜線分岐に到着した。富良野岳への登山道はは木製階段が付けられていた。花の百名山で人気の程がわかる。階段を登りきると富良野岳の東斜面は一面のお花畑になっていた。しかしこの時期すでに花は盛りを過ぎて秋の花が名残を惜しんで咲いていて、秋の気配が漂っている。お花畑の下が原始が原で原野がそのままの状態で残っていて圧倒される。少し傾斜の増した山頂直下を過ぎると一等三角点の山頂に到着した。少し風が出てきた山頂をカメラに収めて下山する。分岐に戻り、十勝岳に近い上ホロカメットクまで縦走する。ハイマツ帯に切られた明るく広い縦走路は気持ちのよいものだ。
縦走路の真ん中の三峰山で昼食をとる。かみふらの岳を越えて上ホロカメットクまではわずかな時間であった。十勝岳が目の前に聳えている。1時間半も有れば山頂に届くであろうか、しかし今日はここまでである。かみふらの岳に戻って、安政火口の縁を下る下山道に道をとる。山腹で富良野岳に登った往路に合流し、山腹を巻く登山道を30分も下ると三段山の分岐に着く。まだ時間もあるので1.5キロの急登を登り返して三段山に着く。先ほど登った上ホロカメットクと十勝岳が眼前にある。2回も富良野岳稜線に登った気分で感動を得る。急坂を転げ落ちるように駆け下って十勝岳温泉登山口に戻る。駐車場から5分の十勝岳温泉で汗を流す。
そして狩勝峠を越えて鹿追町へ。

 

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