愛媛県の山ー3
(二ツ岳・赤星山・塩塚峰)
二ツ岳 | フタツダケ | 標 高 | 1647m | 日本の山1000 |
山 域 |
赤石山系 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2012年5月30日 |
登山経路 |
別子山二ツ岳登山口5:35〜峨蔵越7:15〜二ツ岳8:15/8:30〜峨蔵越9:20〜登山口10:20 |
行動時間 | 登り 2時間40分 下り 1時間50分 合計 4時間45分 (休憩時間を含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 |
|
アクセス | 別子山集落から登山口まで舗装道路の林道 |
トレイル | 峨蔵越までは樹林帯の快適なトレイルも、峨蔵越から上は急坂の岩尾根が続く |
水場・トイレ | 峨蔵越の手前で沢水取れる トイレは登山口にもない |
その他 | 東赤石山が眼前の岩峰 |
山行記
前夜は別子山村まで入ったが、新居浜市内から大永山トンネルなどを抜ける道は少々心細くなる道であった。別子山村に入っても殆んど通る車は無く、街灯も乏しく中心部に来て二ツ岳登山口方面を確認した後、県道の路端の広い場所に車を停めて休んだ。 早朝登山口に向かうが前夜の心細さを打ち消すように舗装された林道が登山口まで延びていた。四国山行も今日の山が実質的に最後となりそうだが、二ツ岳の岩山が残っていて少し緊張し、そして気合を入れて登山道に入った。こういう心理状態のときはしっかり休憩を取りながら歩く事にしているの。時計を見ながら30〜40分に一度は休憩を挟みながら樹林帯を進む。とてもよく整備された登山道であるがやはり林業の盛んな四国であるから、作業道としても整備がされているのだろうと思う。2箇所ほど水の流れる沢では顔を洗い水を補給できる休憩ポイントでもある。1時間40分ほど歩くと明るく開けた峨蔵越に着いた。漸く此処で二ツ岳が上方に見えてきた。峨蔵越には道標が立ち、赤星山への看板もあった。 峨蔵越カらは岩尾根となって二ツ岳に続いていた。今回の四国山行では随一の岩尾根でありロープも下がるところもあったが、それほど緊張するほどでもなくグングンと高度を上げてゆき、峨蔵越から丁度1時間で二ツ岳山頂に立った。山頂からは東赤石山などの赤石山系の岩峰がここ二ツ岳〜続いているのが良く見える。特に2004年息子と登ったべ別子山〜一気に高度を上げている東赤石山の稜線が懐かしい。振り返ると此処を下りた後登る赤星山の緩やかな山頂も見えて絶好の展望台である。軽食を取りながら15分ほど滞頂の後、二ツ岳を後にした。
|
赤星山 | アカボシヤマ | 標 高 | 1453m | 日本の山1000 |
山 域 |
法皇山脈 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2912年5月30日 |
登山経路 |
四国中央市旧土居町中尾林道登山口12:10〜赤星山13:25/13:35〜登山口14;25 |
行動時間 | 登り 1時間15分 下り 50分 合計 2時間15分 (休憩時間を含む) |
天 候 | 曇 |
メンバー | 単独 |
情 報 |
|
アクセス | 中尾集落手前から林道へ入るが約4キロは荒れたダートを行く |
トレイル | 樹林帯の中歩きやすいトレイルだ |
水場・トイレ | 水場トイレともに山中にはない |
その他 | 山名が素晴らしい人気の山か |
山行記
二ツ岳を下りて別子山から富郷ダムに下り、赤星山の登山口のある中尾を目指す。案内看板の通りに山道に入ると此処も狭いながらも舗装道路が延びていた。「こんな山の中に集落があるのだろうか」と思いながら慎重に車を進めると、集落に入る手前に「赤星山登山口へ4.7キロ」の看板が林道と思しき分岐に立っていた。疑うことなく分岐を林道に入ると荒れた砂利道の林道が延びていた。車の底を擦らぬように道を選びながらゆっくり進むと、4キロほど地点に駐車場があって登山口まで0.6キロの道標が立っていた。しかし其処から先はさらに細い道で車の進入は難しそうであったので此処から歩く事にする。 駐車場所には「峨蔵越経由二ツ岳へ」の看板も立っていたので、「峨蔵越から赤星山までは稜線歩きではなく随分と長い山中を歩いて、ここから赤星山を登るのか」と思うと、「二ツ岳を下って、ここまで車で来た方が時間短縮できた」と思い、ホッとした。何しろ究極のピークハンターであるから余計な時間とエネルギー消費はなるべく避けているのである。 500mほど林道を歩くと本格的な登山道となり、登山道は送電鉄塔の巡視路もかねているので良く整備されていて樹林帯の中快適に続いていた。20分ほどで中尾集落から上がってくる登山道と合流し尾根に続いていた。尾根に登りきると結構な距離を歩かされるが、満開のホンシャクナゲや赤星大権現の石碑などカメラに収めながらあること退屈する事も無い。最後は樹林が切開かれて草地の赤星山に立った。運悪く霧が上がってきて展望の開けない山頂には地元の老夫婦が犬を連れて赤星山を楽しんでいた。「中尾集会所から山頂まで3時間かかった」と云っていた。 先に下った老夫婦を追い越して跳ぶように赤星山を登山口まで下った。
|
塩塚峰 | シオヅカミネ | 標 高 | 1043m | 日本の山1000 |
山 域 |
四国山地中部 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2012年5月30日 |
登山経路 |
塩塚峰山頂付近散策16:45〜17:30 |
行動時間 | 合計 45分 (休憩時間を含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 |
|
アクセス | 山頂展望台まで舗装道路 |
トレイル | 展望台からは草原の中に遊歩道 |
水場・トイレ | 山頂台地に休憩施設ある |
その他 | 山頂は切り拓かれてできた草原(牧場) |
山行記 赤星山〜塩塚峰への道路は柳瀬ダムの金砂湖畔を走る国道であったが、酷く狭い道で落石の危険も感じる国道であった。そして殆んど対向車も無いという事は地元でもここを走るものが少ない事を実感させられながら慎重に運転した。新宮村に入ると道は広くなり、「しおづか高原」への案内看板も随所に見られ、カーナビが導く道よりも随分と短縮して塩塚高原の草原台地に案内してくれていた。山頂台地の草原に出て草原を巻くように展望台に出る。トイレもある展望台だが随分と荒れていて利用する気になれなかった。展望台から少し離れた山頂へも舗装道路は続いていたが最後は300mほど歩いて塩塚山の標識が立つ塩塚峰を踏んだ。 この草原は立木を伐採して放牧地に開発されたものではないかと思った。春先には野焼きが行われるという塩塚峰である。
|