愛媛県の山ー2

(高月山・出石山・神南山・高縄山・楢原山・鷲ヶ頭山)

高月山 タカツキサン 標 高 1229m 日本の山1000

山 域

南予山地

登 山 記 録
登山月日 2012年5月29日
登山経路

黒尊林道登山口5:20〜梅が成峠〜高月山6:40/6:45〜登山口7:40

行動時間 登り 1時間20分 下り 55分 合計 2時間20分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 黒尊林道は登山口まで舗装道路
トレイル 緩い稜線をアップダウンを繰り返し、最後は少々急坂
水場・トイレ なし
その他 鬼が城山地の最高峰

山行記

夜が近づいた頃高月温泉に着き、温泉公衆浴場の番台に高月山登山口を訪ねると、黒尊林道からの登山を勧められ林道へ入る道を教えてくれた。温泉で久しぶりに汗を流し、携帯電話の充電などに1時間程過ごし、教えられた通り宇和島側に戻って、黒尊林道に入る。登山口を見落とさないようにゆっくりと林道を走ったので、登山口までは1時間近くかかってしまった。登山口から少し離れた駐車場所でシカの鳴き声を枕に酒盛りの後ゆっくりと休む事が出来た。

高月山への登山道は登山口を入ると尾根のアップダウンを越えてゆくようになり、僅かな時間で梅ヶ成峠に着いて、高月温泉や反対側の滑床渓谷からの道を合わせていた。滑床渓谷は2004年三本杭登山の際に訪れていて、四国も西南端近くに来ていることが分かり、感慨は一入である。梅ヶ成峠からは一度前衛の山を越えるがそれほどの高度さは無い。登山道はシャクナゲ林の中であったが最後はコバイケイソウの群生地の中を進み少し、傾斜の増した登山道を登りきると高月山であった。やはり其処此処に南国ムードが漂う高月山ではあった。

 


出石山 イズシサン 標 高 812m 日本の山1000

山 域

大洲盆地

登 山 記 録
登山月日 2012年5月29日
登山経路

出石寺参拝

行動時間 合計40分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 四国霊場4?番札所出石寺(シュッセキジ)まで参拝道路
トレイル
水場・トイレ 境内にある
その他 山頂には三角点も標識もない

山行記


山麓から見ると高く聳える出石山も山頂は出石寺のお堂が立つ

宇和島から大洲に出る途中に出石寺への看板があり、看板を追うと長く細い山道を通って、出石寺の駐車場に着いた。
長く大きな石段を登って出石寺の山門を潜ると出石山は出石寺(シュッセキジ)の山で山頂まで伽藍が立てられていた。参拝客に混じって山頂付近に三角点を探したが、山頂標識も三角点も探し当てる事は出来なかった。

 


神南山 カンナンサン 標 高 710m 日本の山1000

山 域

大洲盆地

登 山 記 録
登山月日 2012年5月28日
登山経路

山頂車横付け

行動時間 登り 下り 合計 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 山頂に延びるダートの道路は細く荒れている
トレイル
水場・トイレ
その他 ハンググライダーの基地も今は廃れているようだ

山行記

電波塔の立つ大洲盆地の山神南山はハンググライダーの飛ぶ基地の山であったが今は飛ぶ者も少ないようだ。山頂まで延びる荒れた道路を進み三角点にタッチして神南山は登頂したのである。

 


高縄山 タカナワサン 標 高 986m 日本の山1000

山 域

高縄半島

登 山 記 録
登山月日 2012年5月29日
登山経路

山頂駐車場〜高縄山往復13:30〜14:00

行動時間 合計 30分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 山頂直下の駐車場まで舗装道路が延びる
トレイル 遊歩道が整備されている
水場・トイレ なし
その他 手軽に展望を楽しめる山

山行記

松山市の市街地を抜けて、道後温泉方面から北条市に入り、今治に抜ける水ヶ峠トンネルの近くに高縄山へ続く道路が別れていた。そのまま進むと山頂付近に大きな駐車場があり、3台ほどの車が停まっていた。駐車場から広い遊歩道を15分ほど歩くと寂れた高縄神社に到着した。神社の境内を散策すると、神社の一角に一等三角点を発見した。高縄半島の付け根で展望が良い山であろうと思ったが、霞んでいて展望は開けていなかった。

 


楢原山 ナラハラヤマ 標 高 1041m 日本の山1000

山 域

高縄半島

登 山 記 録
登山月日 2012年5月29日
登山経路

木地登山口15:20〜楢原山16:35/16:40〜登山口17:30

行動時間 登り 1時間15分 下り 50分 合計 2時間10分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 水ヶ峠トンネル分岐からは舗装道路の細い道に入る
トレイル 四国自然歩道をを登るが急坂もある
水場・トイレ なし
その他 山頂から平安時代の経塚が発見され経文は国宝に指定されている

山行記

高縄山を下りて水ヶ峠トンネルを抜けると、坑口に楢原山への四国自然遊歩道の看板があり、旧道と思われる細い道に案内していた。細いながらも舗装道路の道を進むが楢原山登山口の標識を見落としてしまい、工事による通行止めのゲート前まで入り込んでしまう。500mほど歩いて、工事関係者に「道が違う事」を指摘され2キロほど戻り、楢原山への登山道に入る。沢を木橋で渡り、木製の階段なども設置されて広い遊歩道であるが、急坂も続いていて息を切らせながら一気に稜線に登りつくと、反対側から舗装道路の林道が延びていてがっくりと来る。しかし林道には落葉が堆積し車が走った後は見られない。キット林道途中で崩壊し此処までは車が入れないのだろうと推測する。林道を少し歩くと奈良原神社の鳥居を潜り山道を少し登ると奈良原神社の立つ楢原山山頂であった。山頂からは昭和9年に平安時代の経塚が発掘され、出土した経文は国宝に指定され保存されているという看板があった。

山頂付近には子持杉の巨木があった。

鳥居に下ると地元の若者がマウンティンバイクで林道を上がってきていて休憩していた。そして林道は思った通り、途中で通行できない事を知った。

 


鷲ヶ頭山 ワシガトウザン 標 高 日本の山1000

山 域

大三島

登 山 記 録
登山月日 2013年10月30日
登山経路

鷲ヶ頭山山頂公園散策

行動時間 合計30分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 大三島・・・寺横から延びる舗装道路が山頂公園に続く
トレイル 散策路がある
水場・トイレ 山頂公園駐車場にトイレある
その他 山頂は島民憩いの場として開発されたようだが今はあまり登られていないようだ

山行記


山頂に延びるスカイライン入口と鷲ヶ頭山三角点

尾道から「しまなみ海道」を走って大三島まではそれほどの時間を要しなかった。大三島の道の駅で昼食をとっていると、ロードバイクでツーリングを楽しむ若者集団や、夫婦ツーリングを楽しむものなどが休んでいた。

鷲ヶ頭山への登山道は大山祗神社から安神山経由で登る道が一般的であるが、山頂までスカイラインが延びている。自動車道が延びている山頂に歩いて登るのは私の登山スタイルでは無いのでスカイラインを利用することにする。
大山祗神社の先・・寺まで進むと山頂に延びるスカイラインの入り口があった。案内看板で確認した後スカイラインに入り、ゆっくり登ってゆくとスカイラインを横断する登山道などがあり、山頂付近の駐車場まで入れることが出来た。駐車場に車を止めて更に山頂に続く車道を歩くと、電波塔工事中の鷲ヶ頭山に到着した。山頂は小公園になっていてベンチも設置されていた。少し前までは娯楽の少ない大三島島民憩いの場所であったのだろうかと思う。今は「しまなみ海道」が開通し、「若者や島民は休日には島外に買い物や娯楽を求めて出かけているのだろう」と推測されるのである。三角点をカメラに収めた後は駐車場に戻り、スカイラインをゆっくりと下った。

    
しまなみ海道を走って大三島へ・大三島の海岸線から見る鷲ヶ頭山

山行の記録に戻る