愛媛県の山−1
(筒上山・石墨山・笠取山・大野ヶ原・源氏が駄馬)
筒上山 | ツツジョウサン | 標 高 | 1859m | 日本の山1000 |
山 域 |
石鎚山脈 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2012年5月27日 |
登山経路 |
土小屋11:35〜巻き道〜筒上山13:35/14:00〜尾根〜土小屋15:30 |
行動時間 | 登り 2時間 下り 1時間30分 合計 3時間55分 (休憩時間を含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 |
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アクセス | 土小屋は石鎚山登山基地で観光道路が延びる今は無料開放された |
トレイル | 結構踏まれてはいるが危険なところもあり、巻き道の最後は鎖場もある |
水場・トイレ | 巻き道の岩場の下の神社にある |
その他 | シロヤシオなど花も見れる |
山行記 石鎚山の登山口土小屋が筒上山への登山口でもある。石鎚山とは反対側に延びる岩黒山・筒上山への登山道に入り、岩黒山を巻くように進む。やがて岩黒山〜筒上山に続く尾根道に出て、少々岩稜もあり、岩場に取り付けられた鉄桟橋を歩いたりと、怪しい登山道をグングンと筒上山に近づいて行く。筒上山に直登する尾根コース分岐には道標も無く見落としてしまい、筒上山を巻く道を進む。完全に土小屋からの筒上山の反対側まで歩くと、大きく石積みされた先には大きな修行道場が立っていた。ココに来る車道が無いのにどのようにしてこんな巨大な石積みと、道場を建てたのか不思議に思えた。下山してきたグループ登山隊が休憩していた。ここでは水もトイレもあるらしい。 山頂には先行していた大学生グループが休んでいた。私も腰を下ろして軽食を取ながら石鎚山などの展望を楽しんだ。山頂の三角点は山頂標識のある広場から50mほど離れた大山袛神社の祠が立つ場所にあった。 下山は大学生の後を追って尾根コースを下り、ちょうど見頃のシロヤシオを見ることが出来た。岩黒山登頂は諦めて土小屋に直行して戻った。
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石墨山 | イシズミサン | 標 高 | 1456m | 日本の山1000 |
山 域 |
皿が嶺連峰 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2012年5月28日 |
登山経路 |
唐岬の滝登山口7:00〜割石峠〜稜線〜石墨山8:50/9:00〜割石峠〜登山口10:05 |
行動時間 | 登り 1時間50分 下り 1時間05分 合計 3時間05分 (休憩時間を含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 |
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アクセス | 唐岬の滝登山口までは細い県道 |
トレイル | 稜線直下はロープも下がる急坂も後は優しいトレイルが続く |
水場・トイレ | 唐岬の滝登山口にトイレある 水も飲める |
その他 | 登山口を見落として2時間ロスした |
山行記 石墨山登山口のある「唐岬の滝」(カラサキノタキ)入口にはトイレもあり、安心して一晩休む事が出来た。 早朝、早掛け速攻で石墨山を踏んでこようと5時には出発したが、目の前の「石墨山登山口」の道標を見落としてしまい、「唐岬の滝」方面に進んでしまった。道は下ってゆくが、石墨山に続く事を疑うことなく「唐岬の滝」に着くと、ソコから先に続く登山道はなかった。一旦滝入口付近まで戻って「白猪峠」への看板を追って林道に入るが、これもまた途中で何回か行きつ戻りつをくりかえすばかりで、一向に石墨山登山道へは入れなかった。 車のドアに手をかけて辺りを見渡すと、滝入口への道からから10mほど上方の県道脇に、小さな白い板に「石墨山登山口」と書かれている看板を発見した。2時間ほどのロスタイムで気分も落ち込んでいたが、ようやく石墨山への登山口が分かって胸をなでおろした。 登山道に入ると林道紛いの広い道が延びていて割石峠まで続いていて、割石峠からは本格的な登山道になり樹林帯の中緩く登ってゆく。ヒノキの植林地を過ぎるとわずかな距離ではあるが一気に傾斜を増してロープも下がる急坂が稜線に続いていた。稜線に登り着くと白猪峠からの道が合わされていたから、朝何処か道迷いしたことも分かった。稜線からは結構長く感じられる山頂稜線を歩いて石墨山山頂に着いた。石鎚山や昨日登った筒上山が墨絵のように聳えていた。久万高原が見えるが私には良く分からない景色が広がっている。 石墨山を下りた後黒森峠に向かうと、ここからも石墨山登山道があることを知った。
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笠取山 | カサトリヤマ | 標 高 | 1562m | 日本の山1000 |
山 域 |
四国山地南部 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2012年5月28日 |
登山経路 |
笠取山山頂駐車場〜山頂往復12:20〜12:40 |
行動時間 | 合計 20分 (休憩時間を含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 |
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アクセス | 山頂付近は狭い舗装道路 |
トレイル | 遊歩道が整備されている |
水場・トイレ | トイレは駐車場にあるが水はなし |
その他 | 大川嶺はツツジ見物で大賑わい |
山行記 2時間も余計なアルバイトを強いられた石墨山を下りて車を面河方面に進めると、山中の集落に食堂の看板を見て朝食兼昼食をとることにした。定食を頼むとご飯に味噌汁そして山菜の盛り合わせにアマゴの甘露煮が付いて1100円取られてビックリする。まあ山の中のオバチャンのアルバイトと思い、納得する。ちょうどこれから向かう笠取山を登ってツツジ見物をしてきたという地元の女性が情報を聞かせてくれる。何の下調べも無く笠取山を目指したが、大川嶺連山が四国でも有数のツツジの名所である事を聞かされた。 ナビに導かれながら大川連嶺に入り草原・笹原の高原に入る。狭い山中の道には平日にもかかわらず結構車が繰り出していて、すれ違いに難儀するほどである。明るい高原を走って笠取山の山頂直下の駐車場に車をつけ、わずかな距離を歩いて笠取山の山頂を踏んだ。山頂から眺める連山の山肌にはピンクのツツジが咲き誇って全山を染めていた。正に「ディスカバー四国アイランド」であった。
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大野ヶ原・ 源氏が駄馬 |
オオノガハラ ゲンジガダバ |
標 高 | 1403m | 日本の山1000 |
山 域 |
四国山地南部 |
登 山 記 録 | |
登山月日 | 2012年5月28日 |
登山経路 |
源氏ヶ駄馬山頂付近散策14:00〜14:30 |
行動時間 | 合計 30分 (休憩時間を含む) |
天 候 | 晴 |
メンバー | 単独 |
情 報 |
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アクセス | 大野原には舗装された観光道路が延びている |
トレイル | 散策路が整備されている |
水場・トイレ | ミルク園など休憩施設もある |
その他 | 石灰岩が点在する四国カルスト台地の草原の山 |
山行記 笠取山のある大川連嶺から大野ヶ原の四国カルストは直線距離で見れば僅かな距離であるが、その移動は大変であった。狭く長い道を一旦笠取山を下って四国カルスト台地に登り返すと1時間半くらいの時間が掛かった。 石灰岩が点在するカルスト台地も明るい草原の山である。最高点の三角点がある源氏が駄馬までは車が入れて遊歩道を少し歩いて三角点を踏む事が出来た。牧柵の中は黄色の花が咲き乱れていて放牧の乳牛が長閑に草を食んでいた。草原を見ながら休憩施設のミルク園に下り、牛乳を飲みながら暫らく休憩した。四国カルストの天狗山には一昨年来ているが、カルスト台地は結構ばらけていることも知った。 四国カルストもまた四国の宝である
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