塩尻市・朝日村の里山

(烏帽子岳・武居城山・長興寺山
・比叡ノ山・鳴雷山・尖剣山)

烏帽子岳 エボシダケ 標 高 1952m 中信の里山 山 域 鉢盛山山塊
登 山 記 録
登山月日 2021年3月23日
登山経路 野俣沢キャンプ場(7:10)〜標高1500m地点(10:00)〜1700m地点(11:00)〜烏帽子岳山頂(12:10/12:35)〜キャンプ場16:10
行動時間 登り 5時間 下り 3時間35分 合計 9時間 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 朝日村の最奥御馬越の奥野俣沢キャンプ場まで一般道路
トレイル 小藪笹薮の下に薄い踏み跡追う標高1500m以上は残雪歩き 山頂直下は急斜面の雪渓
水場・トイレ 登山口のキャンプ場にあると思われるがこの時期冬季閉鎖中
その他 マニアしか登らない山であるが山容美しく登り甲斐のある烏帽子岳
山行記


烏帽子岳山頂


山頂からの展望・山頂直下のシラビソ林


最後は急斜面の雪渓を登る


残雪の薄い道・1500mから上は残雪の樹林帯を行く


入山口と義仲公祠




朝日村の最奥御馬越(オンマゴ)のさらに奥の野俣沢と中俣沢の合流地点の野俣川キャンプ場・義仲公園が烏帽子岳の入山場所である。
前日下見をしてあったので素早く支度をして階段を登って義仲公園の遊歩道に入った。数分歩くと遊歩道は周回コースになっていて中俣沢方面に下っていた。ヒノキの植林地に入って尾根に取りつく道を探したが見つからない。遊歩道に戻って寂れた東屋の先に赤布が下がっていたので後を追うと尾根末端に取りつくことが出来た。この間約10分のロスタイムであった。
尾根上には登山道とは言えないが小藪の中にしっかりした踏み跡が有り、所どころに赤布も下がっていて烏帽子岳に続く道に間違いないことが確信された。入山当初は標高差1000m超、コースタイム5時間はかかると思われる烏帽子岳の登頂成否は5分5分と云うところであった。地形図に表示された尾根上の標高点は1077m・1320m・1506m・1622m・1706mと有り良い目標であった。一つの標高点に達すると一段上の標高点に目標を変えて登り続けた。尾根上は笹薮地帯も現れたが、それなりに踏み跡・赤布が有り、「もしかしたら夏道が有るのでは」と思うほどで迷うことなく歩けた。標高1500mを超える辺りからは残雪が現れて雑木林の中の快適残雪歩きである。尾根の傾斜が緩く時間がかかるが体力的な消網が少なく烏帽子岳が目の前に聳える標高1707m地点までは4時間近くかかっていたがそれほど疲れもなく歩け、「ここまで来たら何としても山頂踏もう」と、俄然登頂意欲が湧いた。
いよいよ山頂への急斜面の雪渓に取り付くことになった。ピッケルを持ってきたが軽アイゼンを忘れたことに一抹の不安が有ったが、雪が緩んでいてキックステップで登れそうである。滑落の危険を感じながらも慎重に高度を上げて行き50mほど登り上げると右側にシラビソの幼木帯が現れた。トラバース気味にシラビソ林に入って滑落・雪崩の危険地帯を脱して胸をなでおろした。その後は標高差200mほどを30歩進んで一息入れながら登った。急斜面の雪渓も途中で斜度を緩めるところもあった。最後は幼木帯に夏道が有るのではと思うほどの中を歩いて入山地点からはジャスト5時間で正午過ぎに烏帽子岳山頂に登りついた。
山頂は雪解けが進んでいて笹薮の中に三角点が顔を出していた。眼下には来し方の長い尾根が一望できて、塩尻市方面が広がっていた。後方に鉢盛山が見えるが樹林に阻まれがちであった。昼食を摂りながら30分ほど滞頂して下山にかかる。登山靴の踵をしっかり踏み込みながら下り、急斜面とりつきの最大難所は岩場の中の樹木に掴まりながら慎重に下った。標高差250mを下り切れば後は快適残雪を1500m地点まで歩けた。尾根の屈曲点が3回ほどありその都度GPSで登りのトラックを確認して迷うことなく尾根末端に下ることが出来た。
登りに5時間・下りに3時間半を要したが難関烏帽子岳登頂を果たして少し自慢げに義仲公園を後にした。


城山(武居) ジョウヤマ(タケイ) 標 高 871m 中信の里山 山 域 朝日村
登 山 記 録
登山月日 2021年3月22日
登山経路 武居城址公園から城山散策12:20〜13:10
行動時間 合計 50分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 朝日村西洗馬の武居城跡公園まで一般道
トレイル 駐車場から山頂の城址公園まで遊歩道有る
水場・トイレ 公園にも城址にもtoilet・自販機はない
その他 三村氏築城の武居城址は一見の価値ある
山行記


遊歩道入口に立つ案内看板・主廓の案内看板


主廓から開けた展望・しっかり残る横堀切


j
城山を登った後訪ねる予定の恩師宅の前が武居城山公園入口であった。恩師宅前から100mほど走って公園の駐車場に車を停めた。山側には獣除けのフェンスが張巡られていて、眼の前に入場ゲートが見えたので迷うことなくゲートを開けて山中に入った。小藪の中薄い踏み跡追うと神社側からの道が合わさっていた。尾根上を行くとわずかな時間で堀切を越えて帯廓を歩いて主廓跡の城山山頂に着いた。
主廓跡は平坦であるが植林された杉の木が林立していた。一角が切り開かれて眼下に塩尻市方面が見えた。朝日村の城山は三角点の無い山頂である。武居城址はよく保存されていて主廓の下段5mほどには帯廓がありその下段には横堀切、そして横堀切には8本の立て堀切が設けられていた。小さな武居城であるが珍しい城跡に感動ものである。
下山も松林を適当に下ったが駐車場で周囲を見渡すと駐車場奥から山上の城跡まで遊歩道が通じていることが分かった。遊歩道入口まで歩いて武居城跡の謂れなどの看板を見た。


長興寺山 チョウコウジサン 標 高 954m 中信の里山 山 域 塩尻市・洗馬
登 山 記 録
登山月日 2021年3月22日
登山経路 長興寺駐車場15:45〜長興寺山16:30/16:35〜駐車場17:05
行動時間 登り 45分 下り 30分 合計 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 塩尻市洗馬の長興寺迄一般道
トレイル 長興寺駐車場〜送電鉄塔巡視路あるが裏山の雑木林を適当に登った 下山時は巡視路
水場・トイレ 長興寺境内にある
その他 長興寺は三村氏建立の曹洞宗の名刹
山行記


長興寺山山頂


山頂付近からの展望・曹洞宗長の名刹興寺




塩尻市洗馬に在る長興寺は三村氏が建立した曹洞宗の名刹である。
寺の駐車場に車を付け、山中への歩道を少し歩いて適当に裏山に取りついた。登山道はないが上方の尾根を目がけて雑木林の中強引に登り上げると尾根のすぐ下で送電鉄塔巡視路と合わさった。巡視路を少し歩いて山頂への道が分岐していて倒木などの被さる煩い道を数分歩いて長興寺山山頂に着いた。下山は送電鉄塔巡視路を歩いて駐車場に下った。
長興寺は立派な庭園と鐘楼を持つ名刹であることが分かった。


比叡ノ山 ヒエイノヤマ 標 高 809m 中信の里山 山 域 塩尻市
登 山 記 録
登山月日 2021年5月12日
登山経路 平出遺跡駐車場15:10〜比叡ノ山15:20/15:25〜駐車場15:35
行動時間 登り 10分 下り 10分 合計 25分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 平出遺跡まで一般道
トレイル 遊歩道が整備されている
水場・トイレ 平出遺跡公園にtoilet自販機ある
その他
山行記


比叡ノ山山頂



登山口を探して山麓を車で徘徊していると山頂直下の民家の古老が平出遺跡の駐車場の先の登山道入口が有ることを教えてくれた。平出遺跡とは道路を隔てた反対側に遊歩道入口が有ったが標識は無かった。良く整備さt¥れ他遊歩道を緩く登って行き10分ほどで比叡ノ山山頂に着いた。山頂標識はないが三角点と枯れ木で作られたような鳥居の中に石祠が有った。比叡ノ山は平出遺跡の一つなのかと思わせられた。


鳴雷山 ナルカミヤマ 標 高 1092m 中信の里山 山 域 塩尻市
登 山 記 録
登山月日 2021年10月8日
登山経路 床尾神社11:30〜鳴雷山12:25/12:50〜床尾神社13:30
行動時間 登り 55分 下り 40分 合計 2時間 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 床尾神社まで一般道
トレイル よく整備された快適トレイル
水場・トイレ 登山口・山中に水場toiletは無い
その他 山頂は床尾神社の奥宮
山行記






床尾神社の境内に車を止めさせてもらった。神社の奥の地道に「鳴雷山登山道」の標識があった。登山道は草が被さっていたので荒れた登山道が続くのかと思ったが、すぐにスギ林に入ると軽トラックでも走れるのではと思うほど広く緩い登山道になった。その後もヒノキ林の中ジグザグ切って快適登山道が続いていた。「大横手」の看板を見ると山頂は間近で山頂直下を通り稜線に登り5分ほど稜線を戻ると鳴雷山山頂であった。山頂には床尾神社の奥宮かと思われる小さな祠が立っていた。鳴雷山雨乞いの山のようである。


尖剣山 センケンザン 標 高 1181m 中信の里山 山 域 塩尻市
登 山 記 録
登山月日 2022年4月22日
登山経路 林道駐車地点12:50〜尖剣山14:00/14:10〜駐車地点14:50
行動時間 登り 1時間10分 下り 40分 合計 2時間 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 塩尻市本山宿迄一般道 奈良井川を渡って林道も砂利道ながらよく整備されている
トレイル 林道から薄い踏み跡追って送電鉄塔からは巡視路
水場・トイレ
その他 名前のような尖った山ではない
山行記


尖剣山山頂




中山道本山宿の奈良井川対岸の山が尖剣山である。名前通りなら鋭い山容を連想するのであるが、麓から見てもどこにそんな山頂が有るのだろうかと思うほど目立たない山である。付近には尖剣山より高い標高の山もあってまさに名前負けした山ではある。
本山宿から奈良井川の左岸に渡ると林道入口である。林道は砂利道ながらよく整備されていて普通車でも安心して走ることが出来た。地形図を睨みながら林道を進み入山口付近に駐車スペースが有ったので車を止めた。林道を北側に少し進むと送電鉄塔巡視路案内板があったがそ、れは一つ手前の送電鉄塔への巡視路入口である。更に数十メートル林道を行き、小沢の脇に入山跡が有ったのでヒノキ林に踏み跡を追った。薄い踏み跡で赤布も下がっていないが適当に高度を上げて、一部小枝が被さる煩い踏み跡を追うとやがて送電鉄塔直下で巡視路に合流した。送電鉄塔からは尾根伝いに巡視路が延びていたが途中から巻き道となり山頂稜線に続いていた。稜線にはキノコ山の立入禁止の看板が下げられていてロープも張り巡らされている中を歩くと尖剣山山頂であった。松の木に見慣れた山名プレートが括り付けられていたが消えかけていたので持参したマジックインクでなぞって写真を撮った。山頂からはさらに奥に道が延びていたが後方には尖剣山より瓢湖の高い山頂がいくつか見えた。下山は巻き道を戻らずに尾根を直に巡視路に下った。


大芝山   標 高 1210m 中信の里山 山 域 塩尻市
登 山 記 録
登山月日  
登山経路  
行動時間 登り 下り 合計 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候  
メンバー  
情   報
アクセス  
トレイル  
水場・トイレ  
その他  
山行記



山行の記録に戻る