台高南部・曽爾高原の山


(高見山・三峰山・倶留尊山・古光山・国見山・屏風岩・兜岳・鎧岳)

日本三百名山 高見山 タカミヤマ 標 高 1249m

山 域

台高
登 山 記 録
登山月日 2003年12月15日
登山経路 高見峠13:40〜高見山山頂14:20/14:35〜高見峠15:05
行動時間 登り40分 下り30分 合計1時間25分(休憩時間含む)
天  候
メンバー 山友・ミッキーさんと二人

情  報

アクセス 高見トンネルから先の旧道は幅員狭い この時期日陰に雪が残る
トレイル 急坂であるがジグザグ切ってある
水場・トイレ 水場なし トイレは高見峠登山口にある
その他 冬は霧氷の花が見られる

 


麓から眺める高見山


山頂に咲く霧氷と祠

山行記

御杖村から東吉野村に入る。
ここで給油をして高見トンネルの入口から旧道に入る。旧道はぐんぐん高度を上げて高見峠に至る。
下山してきた中年夫婦が「ここまでくれば登り1時間、下り30分ですよ」とにっこり笑って話しかけてきた。いくら短い行動時間でも今日はこれで3座目で、こちらも納得の笑顔で応える。
木製の階段を上って登山道に入ると、最初から落葉樹の中のトレイルで、急坂が続くがジグザグが切ってあって歩くには少しも苦にならないのだ。連れのM氏は少し遅れ気味であるが黙々と歩き、40分で山頂に到着した。
山頂は絶好の展望台で今日登った倶留尊山や三峰山も指呼の間に見て取れる。大台ヶ原方面には雪雲が掛かっていて山座は見えない。北斜面には午後のこの時間になっても名物の霧氷の花が見られて感激である。小さな山ばかりでも1日3座をきわめてうれしい限りだ。
何とか明るい内に宿には入れる目処も立って気分は上々で下山する。

 


日本三百名山 三峰山 ミウネ 標 高 1235m

山 域

台高
登 山 記 録
登山月日 2003年12月15日
登山経路 不動滝9:30〜登り尾コース登山口〜山小屋10:30〜山頂10:50/11:10〜不動滝12:05
行動時間 登り1時間20分 下り55分 合計2時間35分(休憩時間含む)
天  候
メンバー 山友・ミッキーさんと二人

情  報

アクセス みつえ青少年村に入る前の登山口から不動滝までは林道を走る。狭いが舗装されている
トレイル 登り尾コースは緩い尾根歩きで気持ちが良い
水場・トイレ 不動滝の水は飲用は出来ないと思う上部に小屋があるため。 登り尾登山口休憩舎にトイレある。
その他  
 

 
一等三角点の山頂から倶留尊山を見る

山行記

みつえ青少年旅行村の案内に従って車を進めると旅行村に着く前の神末川に架かる橋のたもとに登山口がある。
橋を渡り、林道に車を進めると不動滝まで入れることが出来た。不動滝コースの登山口を行き過ぎ、車を止めて更に悪路の林道を10分ほど歩くと反対側からの舗装道路に出会う。そこにはきれいな休憩舎もあり、登り尾登山口案内板があった。
薄暗い杉の植林地の登山道を進み、やがて小灌木の尾根道を歩くと丸い一等三角点の山頂に到着した。
さっき登ったばかりの倶留尊山が目の前に見え、曽爾高原の山々が良く見渡せる。
ここも10分ほどの滞頂で後にすると後続の登山隊が続いて登ってきた。

 


日本三百名山 倶留尊山 クロソヤマ 標 高 1038m

山 域

曽爾高原
登 山 記 録
登山月日 2003年12月15日
登山経路 曽爾高原登山口6:35〜二本ボソ7:10〜倶留尊山7:40/7:50〜登山口8:40
行動時間 登り1時間05分 下り50分 合計1時間55分(休憩時間含む)
天  候
メンバー 山友・ミッキーさんと二人

情  報

アクセス 曽爾高原登山口までは舗装された道路
トレイル カヤトのなかを稜線に、後はアップダウンの稜線歩き
水場・トイレ 二本ボソに休憩舎あるが不明
その他 二本ボソの休憩舎に入山料徴収場がある
 


二本ボソから見る山頂・三峰山から倶留尊山を望む

山行記

日本三百名山で唯一入山料が取られるという悪名高き、倶留尊山である。初冬の月曜日に山登りする者などいないだろうと判断し、番人などいるはずがないだろうと思い山に入る。
枯れたススキの原っぱを二十分ほどで稜線に着く。更に二十分で二本ボソなどと名付けられたピークに立つ。ここが入山料徴収場所になっている。然し思った通り人がいるはずがない。入山料徴収ボックスが設けられているが入れるわけがない。
ここから目指す倶留尊山が見渡せる。一旦鞍部に下り登り返すとあっけなく倶留尊山山頂に到着した。山頂標識が朝日に輝いていた。廻りの山々も良く見えるのだが山座同定は出来ない。軽く食事をとって往路を急ぎ下った。山麓には登山道整備の工事関係者がいたが入山料について何も声かけられることがなかった。

 


古光山 コゴウヤマ 標 高 953m 日本の山1000

山 域

曽爾村
登 山 記 録
登山月日 2010年11月4日
登山経路 曽爾青少年自然の家付近登山口6:10〜長尾峠6:35〜分岐〜後古光山7:05〜古光山7:45/8:00〜後古光山8:30〜登山口8:55
行動時間 登り1時間35分 下り55分 合計2時間45分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 登山口の長尾峠まで舗装道路
トレイル 後古光山〜古光山は急坂が続く
水場・トイレ 水場はない 長尾峠に向かう車道途中にある 
その他 後古光山〜古光山は鎖場ロープが下がる

山行記


後古光山から見る古光山とその山頂

 
倶留尊山と尼ガ岳・大洞山

前日の曽爾高原は紅葉見物で大渋滞であった。鎧岳を下りた後曽爾青少年自然の家に車を走らせたが、山中に入り殆んど進行出来なくなり已む無く、山中を下り隣の御杖村の道の駅で風呂に入り食事を取った。日が落ちる頃再び曽爾高原に車を走らせてもまだ渋滞が続いていた。それでも車道途中に東海自然歩道古光山登山口の看板を見つけて登山口の空地に駐車し、車中泊する事が出来た。
翌朝は冷え込みもあって夜明けと同時に登山道に入る。杉林の中木製階段を登り詰め、カヤトの稜線に出ると後古光山と古光山が見えてきた。そのまま進むと登山道は下りになっていた。おかしいなと思いながらも10分も進むと先ほど入った登山口に続く舗装道路の長尾峠登山口であった。途中で分岐の看板を見落としてきたようだ。長尾峠からの登山口には駐車場も完備してあり、こちらがメイン登山道である。来た道を戻ると案の定分岐看板があった。そこからは少々傾斜の真下登山道を30分ほどで後古光山山頂で有った。眼前に古光山・右手には倶留尊山・後方には大洞山・尼ガ岳の山々が望まれる。古光山へは後古光山の急傾斜を一気に鞍部まで下る。最後はロープも垂れ下がられた木の根を慎重に下る。鞍部からはまたしても急坂の木の根・岩稜の道をよじ登る。しかし長い時間ではない。登りついたところが古光山山頂で有った。昨日登った住塚山・国見山、兜岳・鎧岳も伐採された木の間から見ることが出来た。山頂で朝食をとった後、往路を戻った。

 


兜岳 カブトダケ 標 高 920m 日本の山1000

山 域

曽爾村
鎧岳 ヨロイダケ 標 高 894m 日本の山1000

山 域

曽爾村
登 山 記 録
登山月日 2010年11月3日
登山経路 延命地蔵10:25〜兜岳11:30〜逢坂峠11:55〜鎧岳12:20/12:35〜逢坂峠〜部落内〜延命地蔵14:10
行動時間 合計3時間45分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 延命地蔵まで舗装道路
トレイル 登りも下りも急坂の連続で荒れている
水場・トイレ 山中水取れるが飲用は?登山口付近にトイレ完備のオートキャンプ場ある
その他 逢坂峠〜楽な道を選んだつもりが部落内に下った

山行記


山麓から見る兜岳と鎧岳


延命地蔵の登山口と兜岳山頂

延命地蔵の登山口から登山道に入る。曽爾村中心部から眺める兜岳・鎧岳は岩山の絶壁であるが、予想通り登山道は岩場を避けて樹林帯の裏側を回っていた。杉林を過ぎると雑木林となり一気の登りになっていて気が抜けない。ロープも下げられた急坂を登りきって兜岳山頂に立つ。先行者が一息ついていたが私はそのまま鎧岳への縦走路を急ぐ。兜岳からは再び急坂を下る・下りついた所が逢坂峠で登山道が合わさっていた。そして再び急坂を登りきると鎧岳であった。ここにも先行した女性パーテイが休憩していた。私も昼食をとりながら休憩する。山麓から眺めるほどの岩山の雰囲気も乏しい展望も無い山頂に少し失望する。登ってきた道を逢坂峠に下り、合わさった道を下る。少々判断が甘く村内に下るには思ったほど以上の時間が掛かり、更に登山口の延命地蔵に戻るには村内の舗装道路を30分も歩かなければならなかった。逢坂峠〜兜岳への登り返しを嫌ったせいだがそれ以上のアルバイトを余儀なくされて、頭をかきながら登山口に戻ったのである。


鎧岳山頂


鎧岳山頂から見る倶留尊山と古光山


国見山 クニミヤマ 標 高 1012m 日本の山1000

山 域

曽爾村
住塚山 スミツカヤマ 標 高

山 域

曽爾村
屏風岩 ビョウブイワ 標 高 936m 日本の山1000

山 域

曽爾村
登 山 記 録
登山月日 2010年11月3日
登山経路 屏風岩公苑7:10〜住塚山8:00〜国見山8:30/8:50〜住塚山9:15〜屏風岩山9:40〜屏風岩公苑10:00
行動時間 合計 2時間50分 (休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 屏風岩公苑まで舗装道路
トレイル よく踏まれている
水場・トイレ 登山口の屏風岩公園で
その他 駐車料金徴収される

山行記


屏風岩公苑から見上げる岩場


曽爾村内から見る屏風岩山と山頂から見下ろす公苑

屏風岩公苑に車をつける。駐車場の上が屏風岩で岩山が紅葉に映えて美しい。住塚山・国見山方面への登山口に入り、杉林を一登りで屏風岩山との鞍部につく。屏風岩山は帰りに回る事にして住塚山を目指す。ここは苦もなく山頂に達した。住塚山を僅かに下り国見山との鞍部に下る。そして登り返すと国見山であった。関西百名山に数えられる住塚山には三角点があったが国見山山頂には三角点は見当たらず石祠が立っていた。カヤトの山頂からは名前の通り山を隔てて大和盆地が観ることが出来た。山頂で朝食をとり休憩した後往路を住塚山から屏風岩分岐に戻り、屏風岩・一の峰に達した。屏風岩山の岩稜の縁を歩いて景観を楽しみながら、駐車場に下った。駐車場ではしっかりと駐車料金を請求された。屏風岩公苑を跡に仕手株とだけ登山口の延命地蔵へと車を走らせた。


国見山山頂・住塚山山頂


鎧岳から見る住塚山と国見山


カヤトの国見山山頂からの曽爾高原の山々←住塚山→倶留尊山・古光山

 

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