西上州の山

(諏訪山・帳付山・天丸山・笠丸山・桧沢岳・小沢岳)

日本三百名山 諏訪山 スワヤマ 標 高 1549m

山 域

西上州
登 山 記 録
登山月日 2003年3月31日
登山経路 浜平7:45〜湯ノ沢の頭9:35〜三笠山(ヤツウチグラ)11:30〜諏訪山12:10/12:40〜湯ノ沢の頭14:30〜浜平15:40
行動時間 登り4時間25分 下り3時間 合計7時間55分(休憩時間含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス 浜平登山口までは問題ない
トレイル この時期は凍結していた、三笠山直下は岩場がある
水場・トイレ 湯ノ沢の頭までは沢水ある トイレはない
その他  
山行記


雪の諏訪山山頂と帳付山・両神山方面

日航機墜落事故で一躍悲劇の村となった群馬県上野村であるが、今はここに東京電力の地下発電所が建設されていて、山の中の小さな村に建設車両がうなりをあげて大土木基地となっている。工事用に開けた道路を三岐から古い道に入って浜平に向かう。諏訪山への登山口がある。さびれた部落はこの工事の保証金をもらって村の中心部に下ったのであろうか人気が感じられない。 

浜平の登山口から川を渡ると湯ノ沢沿いの登山道に入る。諏訪山まで5653M(?)の標識があり、どうしてこんなに詳しく距離を調べたのだろうかと不思議に思う。5分も進むとあれた廃屋が立っていた。登山用の小屋であったのだろうか、崩れ落ちそうな佇まいは哀れを誘う。小屋を過ぎると登山道は川原に下り、その後は何回か徒渉を繰り返しながら高度を上げてゆく。徒渉と言ってもこの時期水量が少なく、苦もなく渡れる。小さな滝を高巻くところも有るが、登山道は良く整備されている。このごろ続いているマラソントレーニングの疲れがピークの状態でなかなかペースがあがらなくて息ばかりが激しくなる。「今日はこの山だけだからゆっくり登ろう」と焦ることは一つもないのである。最近は低山のハシゴ登山が多く先を急ぐ登山が続いていたのだ。湯ノ沢の頭に着く直前は登山道に雪が現れて、尚更ペースがあがらない。1時間40分のコースタイムを2時間近く掛かって湯ノ沢の頭に到着した。樹間越しに目指す諏訪山が見えてきた。鋭い岩峰が3つ連なっている。ここで小休止をはさみ、諏訪山にのびる尾根道を1時間ほど歩くと前衛の三笠山への岩登りが始まる。アルミのはしごを2段登って鎖場も越えると、オーバーハングの岩に肝を冷やしながら右に回り込んで一登りすると三笠山の山頂に到着した。
ヤツウチグラと呼ばれる山頂には祠が建っていて眼前には帳付山や両神山などの奥秩父の山々が開けていた。西上州の山などと呼ばれているが、ここはれっきとした関東山地の最奥部である。どの山頂も特徴的な姿を見せていて眺めていても飽きないのである。
湯ノ沢の頭からここまでも随分と時間が掛かり、諏訪山山頂への登頂をあきらめようかと思うほど疲れてしまった。「泣き言を言うくらいなら山登りなど止めてしまえ」と叱咤し、三笠山を一旦鞍部に下り、またまた雪と凍結した急坂を上って、諏訪山山頂には浜平から4時間半もかかって12時過ぎに到着した。

山頂は樹間の中で展望は得られなかったが、木の間越しに甲武信岳や三国山方面が望まれるが山座を同定することは出来ない。雪に覆われた山頂には野鳥のさえずりも響き、柔らかな春の日差しが差し込んでいた。大きな木の根に座り込んで昼食をとりながら30分ほど休憩した。
ヤツウチクラの急坂を下るにはアイゼンをつけなければとアイゼンを装着する。山頂を辞して下り掛けると、なんと後続の同年輩氏が登ってきてびっくりする。「この方も登山に生き甲斐を持っておられる方だろう」と思いながら挨拶を交わす。三笠山に登り返し、岩場の急坂を慎重に下って尾根道までくるとほっと一息ついた。湯ノ沢の頭から沢筋に下り、沢水で喉を潤すと生きた心地がするのであった。疲労困憊の中、朝から8時間後の16時近くに浜平の登山口に帰還した。里山程度と高をくくって登った諏訪山には新しい発見が有ったものである。

 


帳付山 チョウヅケヤマ 標 高 1619m 関東百名山

山 域

西上州
天丸山 テンマルヤマ 標 高 1505m 日本の山1000

山 域

西上州
登 山 記 録
登山月日 2006年10月20日
登山経路 群馬県上野村名郷林道終点8:20〜馬道コース〜上武国境9:35〜帳付山10:55/11:05〜上武国境11:55〜天丸山12:25/12:35〜林道終点13:40
行動時間 登り2時間35分 下り2時間35分 合計5時間20分(休憩時間を含む)
天  候
メンバー 単独

情  報

アクセス ダートであるが林道終点まで整備されている
トレイル 上武国境から先は薄い踏み跡を追う 一部ガレバもある
水場・トイレ トイレなし 水場は途中沢水一箇所ある
その他 訪れる人も少ない静かな山である



天丸山から見る帳付山とその山頂


林道から見上げる天丸山とその山頂

群馬県・上野村を走っていると帳付山・天丸山登山口の案内看板が眼に入る。特にここを目指して来たのではないが、関東百名山の難山として帳付山は知っていたので登る気になり、林道に車を走らせる。
天丸山登山口に着くと馬道コース〜帳付山は更にその奥に案内されていた。上武国境コルまでは林道かと思うほどの広い登山道であった。どうして、ここが難しいと言われる帳付け山のトレイルかと思うのであったが、そこから先が踏み跡薄いトレイルと岩場も連続する難路となっていた。慎重に踏み跡を拾いながら、誰もいるはずのない静かなトレイルを歩いて樹木の幹に山頂標識が取り付けられた帳付山山頂につくことが出来た。
上武国境コルに戻り、天丸山にも登る。こちらは山頂直下が鎖場の連続する岩峰で、10年ほど前に山火事があり、焼け焦げた木々が痛ましい姿をさらしていた。天丸山からは藪をこいで真っ直ぐ広い登山道にくだり林道終点の駐車場所に戻った。
思ったよりは時間がかかったが静かな登山に少し得した思いのする「帳付山・天丸山」ではあった。


笠丸山 カサマルヤマ 標 高 ぐんま百名山 山 域 西上州
登 山 記 録
登山月日 2018年11月30日
登山経路 上野村住居附登山口6:10〜地蔵峠6:50〜笠丸山7:20/7:50〜登山口8:45
行動時間 登り 1時間10分 下り 55分 合計 2時間35分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 住居附の登山口まで舗装道路
トレイル 落ち葉に隠されがちながらも迷うことはない快適トレイル
水場・トイレ 沢水とれるが飲用は? toiletは登山口にもない
その他 最後は鎖場の岩峰
山行記


地蔵峠・岩稜の山頂稜線


三角点峰・笠丸山山頂

前日下見してあった住居附の登山口には早朝着いた。沢筋の林道を数分歩いて本格的登山道になっていた。落ち葉に隠されがちの登山道は緩く登って行き、40分ほどで稜線の地蔵峠に着いた。反対側に行けば御荷鉾スーパー林道に続く尾根を笠丸山方面に進んだ。前衛峰を踏んで岩場にとりつきロープ場を登りきると笠丸山の岩稜の山頂稜線であった。岩稜を右側に進むと三角点があったが笠丸山山頂標識は無かった。引き返して反対側に数分で祠の立つ笠丸山山頂であった。山頂からは昨日登った桧沢岳や鹿岳が見えたが朝日で逆光気味でカメラに収めることはできなかった。山頂で朝食休憩をとった後往路を下った。途中で単独行の若者と交差した。


小沢岳 オザワダケ 標 高 1089m ぐんま百名山 山 域 西上州
登 山 記 録
登山月日 2018年11月29日
登山経路 下仁田町七久保〜車〜椚峠7:30〜小沢岳8:20/8:30〜椚峠9:05
行動時間 登り 50分 下り 35分 合計 1時間35分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 七久保登山口まで舗装道路椚峠までは砂利道の林道もそれほど荒れていない
トレイル よく整備された快適トレイル
水場・トイレ 水場・toiletともに登山口にはない
その他 七久保から歩いても30分ほどで椚峠に着く
山行記


椚峠・小沢岳山頂

下仁田町の七久保の登山口に車をつけたが、その先に延びる林道に入れそうであったので、4キロの砂利道を慎重に走って椚峠までは入れた。ここまでくれば山頂までは1時間もあれば充分である。山頂から延びる小尾根を2回ほどアップダウンを繰り返しヒノキ林の急登を凌ぐと前衛峰であった。前衛峰から少し下って雑木林を登り返すとあっけなく小沢岳山頂に着いた。西上州のマターホルンと呼ばれていて、山麓から見ると尖った山容の小沢岳とは思えないほど簡単に登る事が出来た。下山は小尾根の少し下に付けられた林道を歩いて椚峠に戻った。


桧沢岳 ヒザワダケ 標 高 1133m ぐんま百名山 山 域 西上州
登 山 記 録
登山月日 2018年11月29日
登山経路 南牧村大倉〜車〜登山口10:15〜コル11:05〜西峰11:15〜コル〜桧沢岳11:30/12:05〜林道12:50〜登山口13:00
行動時間 登り 1時間15分 下り 55分 合計 2時間45分 (休憩時間・ロスタイム含む) 
天 候
メンバー 単独
情   報
アクセス 大森橋の先の登山口まで舗装道路
トレイル 登りは雑木林の中急登が続く 下りは岩稜地を下り杉林の急坂 いずれも踏み跡薄く赤布を追う
水場・トイレ 登山口付近には水場toiletは無い
その他 登り下りともに急登が連続する
山行記


山頂直下の岩場と西峰山頂


西峰から見る小沢岳と桧沢岳山頂

桧沢岳の登山口大森橋近くで、通りがかりの車に登山口を尋ねると、「自分の家が登山口」という方で、大森橋の先の登山口まで案内してくれ駐車場を提供してくれた。登山道は民家の脇を抜け廃屋の前を通り過ぎヒノキ林の中に続いていて、道迷いしそうな薄い踏み跡と赤布を追った。幸い2人組の先行者がすぐ前を歩いているのが救いであった。ヒノキ林を過ぎると雑木林の中の急登が続いていて樹木に掴まりながら高度を上げて行く。やがて岩場が現れ西峰のコルに着いた。コルの反対側はスパッと切れ落ちていた。ロープを頼りに20mほどの西峰に登り着くと朝登ったばかりの小沢岳がよく見えた。小休憩の後コルに下って本峰を目指す。こちらも岩場をロープ頼りに登って小灌木の中山頂に着いた。祠の立つ山頂で先行者と山談義など楽しみながら昼食休憩をとった。
下山は山頂の反対側の登山道を下る。こちらは岩場の連続する険しい道であったが慎重にヒノキ林に下り、こちらも急坂が連しヒノキ林から雑木林に続いていた。最後は林道跡に下り着いた。林道跡を10分ほど歩いて駐車した民家に着いた。思ったよりは険しい桧沢岳ではあった。

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