15年ぶりの武甲山であるが、以前の記憶は残っていない。15台くらいは止められる駐車場もある、一ノ鳥居の表登山道に車をつけた。登山道は沢沿いのコンクリート舗装道路を行く。丁目石がシッカリと有ってよい目安である。コンクリート道路は十四丁まで続いていた。スギ林の登山道に入り十八丁目には不動滝が流れ下っていて良い休憩ポイントである。この先登山道は杉の美林の中ジグザグ切って、とても歩きやすく快適トレイルが続いていた。日本二百名山、地元以外にも訪れる登山者も多いのだろうと思うのである。四十丁を過ぎるころには巨石が混じる悪路となるがそれほど歩きにくいこともなく、五十一丁石を見ると山頂の御嶽神社に到着した。御嶽神社に参拝した後、神社の裏手に回り岩場を超えると反対側にフェンスの立つ武甲山山頂であった。
静かなトレイルを歩いて登り付いた武甲山山頂であるが、8時半の山頂は削岩機やローダーのエンジン音が鳴り響いていた。巨石の腰を下ろして朝食を摂っていると、後続の単独行氏が登り付いたが、挨拶を交わした後休むことなく下って行った。毎日武甲山登山を楽しんでいる地元の方と推測するのであった。
下山中には平日にもかかわらず10組くらいの登山者と交差した。